'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

【ご相談】三姉妹長女の私が今、浮いている。昔のように仲のよかった姉妹に戻りたい。

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

今日は、いただいたご相談にお答えさせていただきます。

※カウンセラー根本裕幸お弟子さん講座の課題の一環です。現在実施しているカウンセリング・モニター企画とは関係ございません。

 

 

 

【ご相談内容の要約】

相談者さん・・・三姉妹の長女

2人の妹は既婚。

以前は、長女である私のことを尊重してくれていた気がするが、妹2人が結婚した今は、関係性が変わったと感じている。

いろいろな話をするが、妹同士は同意・共感しているのに、私の話にだけ、同意や共感をしてくれない、私にはそっけないように感じる。

昔は一緒に出かけたり、恋バナをしたりして姉妹仲がよかった。

私自身は、ズバズバ言う強い姉だったが、慕ってくれていたように思う。

ただし、姉妹の中で、競っている部分はあり、私が勝つことが多かった。

それに対する仕返しかもしれないという気はする。

現在の私はまるで、女子3人グループで1人のけ者にされているかのよう。

それもただの友達だったら切れるのだが、姉妹だとそうもいかない。

昔のように寄り添いあって支えあえる姉妹になりたい。

 

 

 

【回答】

ご相談ありがとうございます。

お名前がわからないので、「シスターXさん」とお呼びさせてくださいね。

 

シスターXさん、私は二人姉妹の長女なのですが、同じ姉妹でも、2人と3人では、ずいぶん違うのでしょうねえ。

2人は、一対一の関係、相手と自分しかいないですが、「3」以上の数字になると、その中でさらにグループを作ることができてしまいます。

3人だと、自分以外に対象が2人いるので、こっちは合う、そっちはこっちに比べると合わない、そんな比較も出てくるでしょう。

そして、より気の合う2人がグループを組むと、残された1人は、「1人グループ」になってしまいます。

なかなかややこしい数字ですね。

 

 

シスターXさんは、強い姉だったんですね。

わかります。

私も妹を、「気の置けない家来」として従える殿でした。

殿かい!姫ちゃうんかい!

 

 

発達途上にある子どもの1歳の差って大きいので、先を行く姉は、どうしても強くなり、見上げられる存在になりやすいのだと思います。

さらに、妹たちからも親からも頼りにされるうちに、リーダー然とするマインドも育ちやすいですしね。

三姉妹だと、いちばん下の妹さんとの年の差が開くため、より尊敬の対象になりやすいのでしょうね。

 

 

大人になった今、1歳やそこらの差は、大差なくなりました。

そこで、長姉であるシスターXさんを見上げ続けてきた妹さんたちの視線が、フラットになったわけですね。

もうお姉ちゃんを見上げるしかできなかった、かつての私たちではないのよ、と。

 

 

シスターXさんの推測どおり、妹さんたちには、ずっとお姉さんを見上げ続けてきた、何をしてもかなわない姉に負け続けてきたという悔しさがあるのかもしれません。

勝ち続けていたのなら、知らぬ間に反感を買っていたこともあるでしょう。

 

 

だから、妹さんたち2人で徒党を組んで今、お姉ちゃんに対抗している。

 

 

ですけどね。

もしそうだとしたら、シスターXさんの存在は、2人の妹さんにとって、そんなにも偉大だということです。

2人して束にならないとかなわないくらい、シスターXさんの存在は大きいということなんです。

 

けっして、ちっぽけな存在、どうでもいい存在ではない。

すごく、存在感のあるお姉さんなんです。

もちろん今でも。

 

人は、どうでもいい存在には、そんな「特別扱い」はしませんから。

「なんだか冷たい」というのも、立派な特別扱いなんですよ。

そのことは、知っておいてくださいね。

 

 

 

そして、以前のように仲のいい三姉妹に戻るには?ですよね。

 

今、妹さんたちは、ご結婚もされて、環境が似ているから、その点でも話が合うのかもしれません。

環境が似ていると共感しやすいのは、自然で仕方のないことですよね。

環境が異なるから共感しにくくても、それは自然なことで、シスターXさんの価値とは関係のないことです。

シスターXさんはご結婚されているのかどうか、文面からはっきりわからなかったので、されているのなら話がちぐはぐでごめんなさい。

 

共感できることが少ないなら、また違う関わりもあります。

妹さんたちはご結婚されて、シスターXさんの知らない世界を知っている。

それを教えてもらう。

シスターXさんは、今も独身で生活するという経験をしている。

それを教えるというスタンス。

違うなら補い合う、与え合うという関わり方。

 

3人が3人ともまったく同じ関わり方をしなくてはいけないわけではないのです。

ずっと同じ関係性でいなくてはいけないわけでもないのです。

それぞれの今の立場から、関係性、関わり方、つながり方をその都度変えていったっていいのです。

 

 

そして、今の関係性に違和感がある、自分だけがのけ者にされているように感じるのなら、「『私は』そう感じて淋しい」、「以前のように仲よくしたい」という気持ちを、伝えてみるのもいいかもしれません。

 

怖いでしょうか?

恥ずかしいでしょうか?

情けないでしょうか?

 

でも、ここは、今度は、シスターXさんが、負けてあげるところかもしれません。

「いつも勝ち続けてきたお姉ちゃんだけど、淋しいです、負けました」と。

シスターXさんが淋しくて、今の関係を変えたいと思っているのなら、まず自分から、負けてあげるところかもしれません。

 

チャンピオンの座から下りる。

上下関係を解消する。

新しい関係性を作りたいという気持ちを、自分から示すのです。

 

 

いつも強かったお姉ちゃん、かなわなかったお姉ちゃん、見上げてきたお姉ちゃんが、弱音を吐いたら、頭を下げたら、妹さんたちはどう感じるでしょうか。

 

なんといっても、妹さんたちにとって、存在感の大きな長姉のシスターXさんです。

感じるものがあるのではないかなあ。

 

 

とはいえね、妹さんたちがどう感じるかは、どうしようもできないので、その結果はおまけくらいに置いといて。

それより、自分のちょっと情けない、みじめな気持ちを正直に伝えたというところで、シスターXさん自身の気持ちに変化が生まれるんじゃないかと思うんです。

それがいちばん大事なこと。

 

それができれば、そんなちょっと淋しい状況も自分のことも、受け入れられるかもしれません。

そしたら、また、何かが変わるんじゃないかな。

 

知らんけど(おい・笑)。

その先は、やってみてのお楽しみだから。

 

 

負けてやる、自分から頭を下げてやるって、最高に器の大きなチャンピオンのすることだと思うんですよね。

そんなことでは、これまでがんばって守ってきた、シスターXさんのチャンピオンベルトに傷はつきませんよ。

それどころか、真の尊敬に値する長姉です。

「私、絶対譲らないので。」

結局チャンピオン譲らんのかい!

 

 

 

「3」という数字は少し複雑ですが、2本だと椅子の足も立たないのが、3本だとバランスよく配置すれば立つこともできます。

三姉妹いろとりどり個性いろいろで助けあって、強固な関係を築けます。

 

 

強くやさしいお姉ちゃん、長女・二人姉妹支部からも、エールを送っていますね(^▽^)

 

 

ご相談ありがとうございました!

 

 

 

 

 

【ご感想】腑に落ち、雷に打たれたような衝撃を受け、分かってくれたと言葉で言い表せない気持ちになりました

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

カウンセリング・モニターにご協力いただいた方から、ご感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます!

 

 

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【ご感想】Sさま



Q1.いなこのカウンセリングを選んでいただいたきっかけや理由を教えてください。

ブログを拝見し、
・絵が最高にかわいくて好き。(後にいなこさん作画だと知り、たまげて、惚れる。)
・表現の仕方が好き。(分かりやすい。ストレートだけど優しく染み込む。)
・読んでいて楽しい、面白い。(思わず声が出てしまうので、読む場所注意。)
・いなこさんの紡ぐ言葉たちが好き。
という完全に直感(フィーリング)な部分と、
いなこさんの掲げられているテーマが今の自分にドンピシャだったため。

 


Q2.カウンセリングを受けられて、気づきや変化、よかったことはありましたか。

→ものすごく、ありました。
私は、正反対の自分を同時に目指していました。
『完璧な自分』と『宇宙人な自分』
だから何をしてもどっちかから怒られ否定され常にすさまじい自己嫌悪のループから抜け出せない毎日でした。
いなこさんに気付いてもらい、そりゃ苦しいし今までよく頑張ってきたよく耐えてきた
と言ってもらった瞬間…
腑に落ち、雷に打たれたような衝撃を受け、分かってくれた
と言葉で言い表せない気持ちになりました。
やっぱり自分のことってどうしても主観の域を出ず、思い込みが蓋をし、わからないもんだなぁと改めて思うと同時に、カウンセリングの醍醐味を感じました。
そして、いなこさんとの相性の良さも確信しました(笑)
人に悩みを話すことや、自己開示が超絶苦手な私にとって、話すことができる場所がある、
というだけで心が救われます。
いなこさんの雰囲気はとても話しやすく、包む込む優しさ穏やかを感じました。
私が話すことに、へぇそうなんや~!とか、それはなんでだろうねぇ、とか
おもしろい!と笑ってくださりそのすべてが自然体で心地よくて嬉しかったです
自分に効果的なワークも発見でき、しかもワークを初めて楽しそう!おもしろい!
と思えたのですごい…
今まではワークは『やらねばならないもの』『苦しいもの』『頑張るもの』と思っていた自分にも気づきました。

 


Q3.いなこの改善点があれば教えてください。

→特にありませんでした。
(何か無理やりにでもあげた方がいいのかな?!その方がやっぱりいなこさん(カウンセラー)的にはありがたいのかな?!
など持ち前の思考がやんや言いましたが…ないものはないのです^^!キッパリ)



Q.4その他、ご質問等あれば何でもお願いします。

とにかく楽しかったです。ものすごく楽しかったです。
久しぶりにこんなに笑った…って思いました。
(カウンセリングをお願いするくらいですので、最初はこの世の終わりだ…と思うくらいに重たい気持ちでした。)
本当にありがとうございました。
今後とも伴走をお願い致します。

 

 

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Sさま、熱いご感想をありがとうございました!

このご感想をおかずに、ごはん3杯はいけそうです!(笑)

 

ブログも読んでいただけて、大変うれしいです。

 

また、カウンセリング自体が楽しかったとのこと。

こちらも、大変うれしいです。

カウンセリング後に少しでも楽になっていただくことを目指していますが、そのカウンセリング自体も、楽しい空間と時間にしたいというのを目指していましたので、それが少しでも実現できていたら、すごくうれしいです。

私もすごく楽しんでいます。

 

 

Sさまのおっしゃる「宇宙人」とは、

「周りのことを気にせず、変わった人と言われることもものともせず、自由に自分のしたいように生きる人」

のたとえとして使っておられました。

 

自由に生きることに憧れてそれを目指そうとしながら、その一方で、誰にも迷惑をかけず、非の打ちどころのない人間として生きなければと思うという、なんとも正反対の人物になることを同時に目指しておられました。

だから、少し自由にふるまうと、「もっと人のことを思いやらねば!」と自分を責め、

人に合わせてしまうと、「また自分の思いを優先できなかった」と自分を責め、

いずれにせよ責められるしかないというなかなかの地獄ループ(笑)。

 

非の打ちどころのない完璧な自分を目指すことに疲れて、Sさまの中に、

「宇宙人になりたい」

という発想が生まれたのだと思います。

 

だけど、新しく目指し出した宇宙人は、今まで目指していた、非の打ちどころのない完璧な人物像とは正反対です。

だから今、その過渡期で、右往左往されている状態なのかもしれません。

 

いきなり宇宙人になれないのは当然。

 

そして、Sさまの目指す「宇宙人」なら、いきなり完璧な宇宙人になれない自分をも、「まあしゃーないよなー」と笑って許すはずです。

 

完璧な宇宙人になれない自分をも許すのが、完璧な宇宙人。

この絶妙なパラドックス、わかります?(笑)

 

要は何でもアリなんです(笑)。

 

何でもアリになったら、さらにSさまのどんな魅力があふれ出てくるんだか。

楽しみですねぇ♪

ゆるゆるして完璧な宇宙人であってください。

 

ずっと応援しています(^▽^)

 

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

テクニックを身につけてどうするか、それが問題だ。

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

 

世の中には、いろんなテクニックがありますよね。

恋愛テクニックとか。

 

 

片思いしているときなんかは特に、その恋をうまくいかせたくて、自分を好きになってほしくて、でも正面きってアプローチするのは怖くて、テクニックが書いてある読み物を必死で読み漁っちゃったり。

それもたいへんかわいらしいことではあります(笑)。

 

 

 

でも以前、我ら根本一門のスター、ジュンコ先輩

20年間で2万人以上の男性を骨抜きにした、男性心理と性のスペシャリストが送る大人の性教育講座〜彼のナンバーワンになる秘密〜

が、こんなことをおっしゃっていたんです。

 

「私は、テクニックを教えることはできるけど、それを身につけてあなたはどうしたいんですか?ということは最初にクライアントさんに聞く。

テクニックは依存やと思ってるから。

テクニックをどんどん売ったら、たしかにお金にはなるけど、それはしたくない。」

 

 

かっけえ!!!

 

 

ジュンコさんが売るテクニックとは、性技(←何ともふるめかしい言い方・笑)です。

性のスペシャリストだから、ジュンコさんのサービスの1つに、そういう講座があります。

 

 

でも、単にテクニックを身につけるだけじゃなくて、それを活かしてどうしたいのか?

 

テクニックを身につけたいと思った動機や、それを使ってその方がどういうビジョンを描いておられるのかを確認するとおっしゃっていたんです。

 

 

テクニックを勉強すること自体はいいけれど、その動機が、

「自分には価値がないから、テクニックをあれこれ身につけて彼を虜にしたい」

「何もない自分には価値がない」

と、テクニックにすがるようなものなら、幸せにはなれない。

 

そういうことだと思います。

私なりの解釈ですが。

 

 

 

そう、自己肯定感の低さを、テクニックで補おうとしているのなら、やっぱりそれなりの結果が返ってくるんですよね。

 

上すべりしちゃうというか。

狙いすぎてスベる、みたいな。

 

 

そういう状態で、テクニックにすがるというのは、テクニックで相手をコントロールしようとしているということ。

 

なんでコントロールしようとするかというと、そのままの自分では自信がないからなんですよね、やっぱり。

 

自分を信頼して流れにゆだねるのが怖いから、良さげなものをなんでもかんでも身につけて、持てるものはなんでも持っておこう、みたいな。

 

 

自分の価値を認めた上で、

より楽しみたい

楽しませたい

向上したい

自分が満たされた状態で、相手に愛を与えたい

という動機から、テクニックを身につけるのとはぜんぜん違うんですよね。

 

 

テクニックで相手をコントロールしようとしたら、それがなんとなく相手にも伝わります。

 

相手から見たら、「一緒に楽しもう!」というより、自分の思い通りに持っていきたくて必死だな、こっちを見てくれてないな、って映ります。

※性技の話じゃなく、テクニックというもの全般について話しています。その他の人間関係でもビジネスでもなんでもです。私は性技について語れるような人間ではございませんので。

 

 

さらに。

たとえば、恋愛テクニックにしも、それを駆使して彼を虜にしたとして、自分のテクニックにきれいに引っかかって、すべてを思い通りに操れる彼だったら、その時点で恋心がちょっと冷めてしまいませんか?

 

世の女子が好きなドS男子だって、思わぬところで急に強引だったり、かと思えばかわいかったり、自分の想定外のことをしてくるときに、

キュン♡

とくるものではないですか?

 

全部が全部、自分のコントロール下に入ってしまうと、さすがにつまらなくなってしまうように思うんです。

 

自分のコントロール外にある人が、自由意志で、自分のもとへ来てくれるからこそ、この上なく幸せを感じるのであって。

 

 

 

自分の価値を認めたら、テクニックを必死でかき集めなくても、勝手に小悪魔になってると思う(笑)。

勝手に魅力が表に出てくるっていうか。

目の前のことを純粋に楽しみだしたら、お互いに自由意志で、相乗効果で、楽しい掛け合いを自然としているはずだから。

※もう一度言いますが、性技のことを語っているのではありません。私はそんなことを語れる身分ではございませんので(笑)。

 

 

 

テクニックが、上手さが、いつもいつでも1番大事ということなら、話は早いんです。

 

そういうことなら、

歌が一番上手い歌手が一番売れるはず。

文章力のある作家が一番売れるはず。

 

でも、どうやらそれだけではないらしいと思わせる現象が、世の中にはあります。

 

下手だけど、泣ける歌とか。

拙いけど、胸に迫る文章とか。

そういうものが、確かにある。

 

テクニックの他にも、どうやら大事な要素があるらしい。

 

  

テクニックをただ寄せ集めても、核になるものがないと、響かない。

今風のナウいことばで言うと、「エモさ」がないんだと思います。

 

 

 

ということで、あれこれ勉強してテクニックを身につけるのもいいけど、

それして何したい?

私はどうなりたい?

そこを見つめると、テクニックを最大限生かせるんじゃないかなというお話でした。

 

 

 

そして、ただ商品を売ったら終わり、というのではなく、「その商品でその人の幸せを叶えてほしい」という思いでビジネスをされているジュンコさんのお客さんは、幸せだなあと思いました。

 

私もそうありたいです。 

 

 

 

実家暮らしの方、オンラインセッションってどうですか?

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

 

今日はただのアンケートというか、つぶやきなんですけど。

 

Zoomを利用させていただいてカウンセリングをしていますが、どうですかー?

どうって聞かれても、ねぇ?(笑)

 

オンラインって本当に便利でありがたいです。

そのおかげで、遠方の方とも簡単にお話しできますし、費用もかからない。

なんてありがたいんだ!!!

 

すでにカウンセリングさせていただいた方のほとんどが、関東圏の方な気がします。

みなさんに居住地を聞いたわけではありませんが、イントネーションが関東っぽい方が多かったです。

私は大阪在住なので、オンラインでなければ、なかなかカウンセリングさせていただけなかった方たちです。

 

 

だけどふと、実家暮らしの方とか、家族と住んでおられる方は、オンラインってどうなのかなあと思ったんです。

 

1つの家に家族と住んでいると、いくら自分の部屋があっても、声がもれたりするし、部屋に家族が乱入(笑)してくるかもしれないし、家族に聞かれたくない悩みもあるだろうし。

落ち着いて泣けもしない。

 

 

私は今は一人暮らしですが、実家にいた頃は、泣くのにも気を遣いました(笑)。

布団の中で静かに泣くことはできても、思いっきり声を上げて泣きたい時とか(何があってん・笑)。

まれにあるんですよね、大きな声で泣きたいときが。仕事でミスしたとかそういうとき。

 

声を殺して泣くことはできても、目が赤かったり声が変だったりしたら、どうしたの?ってなるし。

心配かけるし恥ずかしいし、家族の前では泣きにくかった。

 

だから泣きたいときは、お風呂の中とか、車を買ってからは車の中で泣いてから帰ってました。

かわいそう(笑)。

そういう点でも、ほんと「愛車」です。ココアちゃんはいつも私を助けてくれる。

 

 

今は一人暮らしなので、自由に泣いたり笑ったり歌ったり踊ったりしています。(大丈夫?)

電話もzoomも大声でし放題。

 

でも私が実家だったら、zoomのカウンセリングは諦めていた気がして。

対面のセッションがあれば絶対そっちを選んでいたと思います。

 

 

もともと私は、対面のカウンセリングをしたかったんです。

息遣い、空気感、間合いなんかを感じやすい気がして。

息遣いは今は感じちゃダメか。キープディスタンス!

 

 

ただ、対面だと、交通費や場所代も発生してくるので、無料モニター期間中は、ちょっと難しくて(テヘペロ)。

 

コロナ対策をしつつも活動する生活に世間が慣れてきたし、有料でカウンセリングをすることになったら、対面セッションもしたいなあと考えています。

 

 

だから?という記事ですが(笑)、実家暮らしの方は、zoomセッションがしにくいということはないのかなあとふと思ったので、ただただつぶやいてみました。

 

対面セッションも、ご興味ある方はよろしくお願いいたします!

年明けには開始したいと思ってます!

 

 

 

 

 

 

お人好しのやさしいあなた、カウンセラーに本当の気持ち言えてますか?

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

カウンセリング・モニターさんにセッションを少しずつさせていただいていますが、来られる方は、とにかくやさしいいい人が多い。

 

相談文で、「ありきたりな恋愛相談ですみません。」と謝って来られる方。

いやいや、カウンセラーを喜ばせる相談を考えてこなくていいんですよ!?

 

カウンセラーの前でも、いい人を演じようとしてしまうという方。

ここでさらけ出さんかったら、あとさらけ出すとこないですよ〜(酒井くにお・とおる風に)。

 

 

たくさんのクライアントさんとお会いしてきた師匠も言っていたから、本当にそうだと思うんですが、クライアントさんがカウンセラーに気を遣ってくださることって結構多いみたいです。

 

気を遣って、カウンセリングが終わったときには、

ラクになりました」

「ちょっとスッキリしました」

と、「あなたのカウンセリングのおかげで解決しました風」を装ってくださる、みたいなことが(笑)。

 

私もカウンセリングを受けたことがあるのですが、この気持ちはわかります。

何かしてもらったら、「よかったですー」的なことを言わなきゃっていうのが、染みついちゃってるんですよね。

たとえお客という立場でも。

そういうやさしい人だから、カウンセリングに来たくなるほど悩まれたんだとも言えます。

 

 

 

でもカウンセリングをする側になった今、せっかくカウンセリングに来ていただくんだから、カウンセラーの前だけでは、そんなのとっぱらって、自由に本音を話してもらいたいなあと思うんです。

 

 

カウンセリングのいいところの1つは、「クライアントさんにとって、カウンセラーが完全なる第三者である」ということだと思います。

 

三者だから、利害関係がない。

 

 

たとえば、会社の先輩や上司にも相談したり、面談してもらったりはできるけど、それぞれの立場があります。

上司は会社を立ち行かせる方向に、部下を導かなくてはいけない。

仕事を辞めようか相談しても、あなたがいてほしい人材なら、止める方向に持っていきたい。

そういう思惑を、立場上なかなかとっぱらえないということがあります。

 

友達の相談も、とても親身になってくれていいものだけど、距離が近すぎるあまり、見方が偏ってしまうこともあります。

一緒にうーんとなってしまったり。

やさしさから、核心をつけないこともある。

とはいえ親身になってくれる身近な人への相談は、それはそれで概していいものであることが多いですけどね。

 

そして、知っている人だからこそ言いにくい、恥ずかしい話とかもあると思うんです。


 

そこで、あなたのコミュニティの外にいる完全な第三者、かつ表向きの行動の奥にある心理について勉強してきたカウンセラーに相談すると、フラットに聞いてもらえて、自分の気持ちが整理される。

自分でも気付いていなかった自分の本音に気づくことができる。

 

そういうメリットがあるから、私は本当に悩んでどうしようもなくなったとき、カウンセラーに相談したいと思ったんです。

 

 

だから、カウンセリングに来たときくらいは、いろんなものをとっぱらって、ありのままを話してもらえたらなあと思うんです。

 

 

 

どこか具合が悪くて病院に行ったら、どこが痛いかを言って、患部を見せますよね。

 

それを、

「下痢してるなんて恥ずかしすぎるから黙っておこう。」

「胸を見られらるのは嫌なので、胸の痛みはないことにしよう。」

 

そんな風に、本当に痛んでいるところをみせなかったら、医師も誤診します。

そしたらちぐはぐな治療をされ、ちぐはぐな治療なので症状は引かず、医師はヤブ医者のレッテルを貼られることに……

 

なんてことと同じで、

心のことも、あなたが絶対に見せたくない、ドロドロやぐちゃぐちゃを見せてみないと、本当のところは解決していきにくいのです。

それでも、「この方、何か隠してる」という違和感はバレていることはあります(笑)。

 

 

無意識に隠しちゃうということもあるとは思うんですけどね。

自分でもそれに気づかず、話しているうちに、自分の本当の思いに気づくこともあります。

 

心のことだし、いくらカウンセラーと言ってもしょせんただの人なので、初めて会った人にすべてをいきなり見せるのは、勇気がいるという人も多いとは思います。

 

 

だけど、せっかく勇気を出してカウンセリングに来ていただいたのなら、もひとつ勇気を出して観念して、思いを吐き出してみられることをお勧めします。

 

そして、カウンセラーの言うことが何か違うなら、まだスッキリしないなら、それも言ってください。

その違和感から可能性を絞って、何に引っかかっておられるのかまた探っていきますから。

 

 

そのカウンセラーをヤブカウンセラーにしないために、協力してやると思って(笑)。

 

話してみれば、たいていのことでは驚かないと思います、カウンセラーは(笑)。

 

 

とにかく、せっかくなので、気軽〜に話していただきたいなあと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

好きを仕事にしたら、ワクワクキラキラばっかりなのか。

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

第3弾、無料カウンセリング・モニター、おかげさまで満枠となりました!

ありがとうございます!!!

お話しできるのを楽しみにしております(^▽^)

次回募集は、11月中旬に予定しておりますので、気になる方はまたぜひぜひのぞきにいらしてください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

「好きを仕事に」

 

ここ数年、よく聞かれるフレーズです。

 

私もそんなことばに踊らされ、うっかり長年勤めた職場を手放してしまいました(笑)。

 

 

「好きを仕事に」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

 

何か好きなことがあって、それを夢中になってやっていたら、徐々に声がかかるようになって、いつのまにか仕事になっていた。

 

ワクワクにしたがってやっていたら、いつのまにかその業界で有名になっていた。

 

好きなことだから、アイデアが次々浮かんでくる。

寝ても覚めてもそのことを考えている。

仕事だけど仕事という感覚がないほど、とにかく楽しい。

 

 

「好きを仕事に」

というフレーズからは、とにかく楽しくてワクワクして夢中になる、やりがいがあって必要とされる、熱中できる、そんなイメージを浮かべる人が多いんじゃないでしょうか。

 

 

私も、カウンセラーを目指そうと思ったのは、そういう世界で生きてみたいと思ったからです。

 

自分が本当に好きなこと、熱中できることを、生活の中心に置きたいと思ったから。

生活の糧のためだけに働くのみで、挑戦せず、そこそこに収まって働くのは、人生がもったいない気がしたから。

 

好きなことを思いっきりやってみよう。

そう思って飛びこんだのでした。

 

 

 

それがどうしたことでしょう。

 

まーあしんどいことが多い(笑)。

 

 

熱中?

いや、他のこともしたい。遊びにも行きたいし、ぼーっともしたいし、ブログも何もない日がほしい。

 

ワクワク?

怖いことが多いわ!

 

好き?

ほんとに好きなんかな……

 

 

したい!と思って始めたはずのカウンセラー修行ですが、一時期、しんどいことも多かったんです。

 

 

ブログを毎日書かなきゃ、自分の知名度を上げなきゃ、いくらカウンセリングしたくても、クライアントさんに来てもらえない。

でもなかなかアクセス数も伸びない。

こんなことしてて、本当に仕事につながるんだろうか。

単にあくせくして、結局何者にもなれずに、時間もお金も損するだけに終わるんじゃないか。

 

 

人とも比較します。

 

あー、あの人のブログはおもしろいなあ。

よくほめられてるなあ。

それに比べて私のは……

 

 

そして、カウンセラーとしての認知度を上げるためのビジネス活動。

 

カウンセリングはしたいけど、営業とか苦手。自分を売りこむとか考えるとめんどくさい。というかできる気がしない。

 

 

「好きを仕事に」って思ったけど、やっぱり違うのかな、、、

 

 

そんな感じで、しんどかった時期がありました。

 

 

 

でも今は、楽しくなっています。

 

 

何が変わったかと言うと、1つは、すぐに稼げなくてもいいやと思えたこと。

好きを仕事に、と思って転職したところでしたから、長年の職場を手放したからには、何が何でもカウンセラーとして成功しなくてはと思っていました。

 

だけど、新しい職場にも慣れて、今の仕事がカウンセラーとしての自分にも役立つと思えてきたことから、すぐにカウンセラー1本でできなくてもいいやと思えてきたんです。

 

それでかなり楽になりました。

 

 

そして、すぐにカウンセラーとして食べていけなくてもいいと思えたら、今度は、人の評価はもういいやと思えてきました。

 

ブログにしても、アクセス数がそんなになくても、ほめてもらえなくても、自分が納得するものを届けよう。

私の発信が好き、役立ったって言ってくれる人も、どこかにはいるはず。

すべての人にほめてもらえなくても、どこかに合う人がいる、私のような人がいると信じて、自分が納得いく発信をしていこうと思えるようになりました。

 

今は、「更新を止めるとアクセス数が減っちゃうかも」という恐れではなく、

「あ、今度はあれを書きたい!」というワクワクで、ブログを書いています。

 

 

そして何より、モニターセッションを始めたことが大きかったです。

 

それまでは、カウンセラーとしてブログを書いているものの、これが本当にクライアントさんにつながるのだろうか?

私はカウンセラーとして必要とされているのだろうか?

その手応えがよくわかりませんでした。

 

モニター募集を始める前も、ありがたいことに、ブログにコメントをくださる方もいらっしゃって、本当に励みになっていたのですが、はたしてカウンセラーとして認知されているのか。

それがとても不確かでした。

 

だけど、モニターセッションを始めて、自分が悩んできたことと同じことで悩んでいらっしゃる方に出会ったり、何か気づきを持って帰られたりするのを見て、

「ああ、やっぱりカウンセリングをしたい。」

そう思えました。

 

そして、モニターさんとのお話の中で、またブログに書きたいことや、今後してみたい企画が浮かんだりと、自分の中で、いい相乗効果が生まれています。

 

 

 

「好きを仕事に」って、やっぱり楽しいし、いっぱいやりたいことが出てきて、明日が楽しみ、先の人生が楽しみになってくるものだと感じています。

 

でもいくら好きなことでも、最初から常に一定してずーっと楽しくてワクワクして熱中できるかというと、そうではないんじゃないかというのが、今の私の経験からの感想です。

 

 

好きなことを仕事にするにも、それに付随するたくさんの作業、工程がある。

 

私の例で言えば、カウンセリングがしたいこと、それがメイン。

 

でもそのために、営業活動をしたり、ブログやzoomなどネット関係をいじったり、その他もろもろの仕事もしないといけない。

 

メインの仕事にたどり着くまでに、いろいろあるわけです。

 

 

カウンセラー以外のお仕事でもそうですよね。

 

「料理人になっておいしい料理で人を喜ばせたい!」と思って料亭で働き始めても、最初はしばらく、皿洗いをしてなきゃならない。

 

「この手で巨額のお金を動かしてやるんだ!」と思って銀行員になっても(銀行員になりたいと思ったことがないので、銀行員になる方がどんな動機を持ってなられるのか想像がつかなくて、妙な動機でごめんなさい・笑)、最初は店舗の前の掃き掃除からとか。

 

そんな時期を経て、ようやくメインのやりたいことにたどり着くわけです。

 

いきなりお客さんにしたいことをできるわけではないから、その期間がしんどかったりモチベーションを保ちにくかったりするんですよね。

 

 

 

でも、そこを越えてしまったら、「やっぱり私にはこれだった!」となる可能性は大いにあります。

 

だけど、そこを越える前に、「向いてないんじゃないか」、「そんなに好きじゃないかも」と思って辞めてしまう人が多いんじゃないでしょうか。

 

実際、一般企業でも、入社3年以内の社員の離職率が1番高いというデータがあったと思います。

 

 

 

「好きを仕事に」っていうフレーズのイメージが、ワクワクキラキラしすぎってのも罪ですよね(笑)。

 

「好きを仕事に」が、あまりにワクワクキラキライメージだから、ちょっとでもしんどいと、「これは違うのかもしれない、私には向いていないのかもしれない」と思わせてしまっているところもあると思うんですよね。

 

好きを仕事にしても、ワクワクキラキラじゃない側面とか時期だって絶対あるよー。

っていうか、私はそうでした(笑)。

 

 

ただ、自分がもともとしたかった、メインの仕事を経験できたら、そこで、自分の認識が変わると思います。

 

ああ、やっぱりこの仕事したい。

 

そう思えたら、それに付随するめんどくさいと思ってたこと、苦手なことも、やりたい仕事をやるために何とかしようという気力が湧いてくるんです。

そこから「攻め」の姿勢に変わるんです。

実際お客さんに直接会って、お客さんの生の声を聞いて初めて、もっとこんなことをしたい!というアイデアも浮かんできたりする。

 

目指していても、メインの仕事にまだ着手できていないときは、おもしろみも手ごたえもなくても仕方ない。

その時点では、何をしたいか、どんな「それ」になりたいのか、ピンと来なくても、アイデアが浮かばなくても当然です。

心配することはないです。

 

その段階で、「これは私には向いていない」と判断するのは、早計です。

もったいない気がするんです。

 

 

 

だから、やりたい仕事を目指しだしたのなら、とりあえず、初めてのお客さんに出会えるまでは、続けてみたらどうかと思うんです。

 

たとえたった1人であっても、あなたの元へ来てくださった初めてのそのお客さんが、あなたのその仕事をしたい気持ち、初心、その仕事の真の喜び、そんなものを教えてくれるんじゃないかなあ。

 

それまでは、細々とでも続けてみる。

 

実際のお客さんに巡り会ってから、本当に向いているか向いていないか考えても遅くはないと思います。

 

それまでは、しんどいのは当然。

そう思っておけば、逆に少し気が楽です。

あとは、師や仲間がいると細々とでも続けられやすい。

本当に助けてもらいました。

 

 

かくいう私も、師匠の胸を借りて、無料のカウンセリング・セッションを始めただけですので、正直まだカウンセラーを仕事とは呼べない状態です。

おい、その身分でよう言うたな。(笑)

 

だけど私も、有料のカウンセリングに、初めてクライアントさんが来ていただけるその日までは、とりあえず細々とでも続けて行こうと思っているんです。

また一段上のしんどさがやってくることもあると思いますが、仲間と助けあって。

 

 

 

一生もののライフワークに巡り会いたいんでしょう?

だったら数か月や1年そこらで完成しなくても、当然じゃない?

時間かかってるのは、「箔」をつけているんだと思っておけばいい。

 

 

 

ということで、いなこの初クライアントになるキミ、待ってろヨ♡

謎に強気か!(笑)

 

 

 

 

 

したいなら「したい」と言わなきゃ。看板を揚げないとお客はやって来られない。

 

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

ただ今、無料カウンセリング・モニターにご協力いただける方を募集中です。

気になる方は、ぜひぜひお気軽〜にご利用ください(^^)

よろしくお願いします!!!

www.aikoingk.com

 

 

 

 このブログに載せているイラストは、私が描いています。

イラストを習い始めて、8年ほどになるかもしれません。

カウンセラー修行が始まってからすることが多くて、まったくと言っていいほど描けていませんが(^^;;

 

私が通っているイラストの学校は、プロのイラストレーターを目指す人やすでに仕事をしている人がやってくるところです。

私はもともとはプロになる気はなく(自分がそんなものになれると思っていなかった)、ただ学校の先生の絵に魅せられて迷わず入学したのですが。

 

 

学校の進級試験には、自分のポートフォリオ(作品集)と、イラストレーター としての名刺を作るという課題があります。

 

私は最初は、イラストの仕事をするつもりはなかったのですが、先生に、「それでもどんなチャンスがあるかわからないから、どんな絵を描いてるの?と聞かれたときにぱっと見せられる作品集と名刺を作っておくといいよ」と言われました。

 

自分はまだまだ仕事できるレベルじゃないと思うかもしれないけれど、描けない人から見たら、立派な描ける人。

完璧に描けるまで仕事はしないと思っていたら、いつまでもできない。

いつになっても自分の絵は変わっていく。成長するものだから。

イラストの仕事をしたいと思っていても、「イラストレーターです」と名乗らないと、仕事は来ない。

イラストレーター」という看板を揚げないと、仕事は来ない。

 

そんなようなことを先生から聞きました。

 

 

だけど、先生たちの絵はもちろんすばらしいし、学校にはもっとうまい人もたくさんいるし、自分が「イラストレーター 」と名乗るのは、すごく抵抗があったんですよね。

 

だけど先生は、何か資格が必要なものでもないし、イラストを描く人だからイラストレーター なんだと、促してくれていました。

 

 

月日が経って、イラストの仕事をしてみたいなという思いが募ってきたときに、「イラストレーター」と名乗ってインスタグラムを開設しました。

 

リアルの知り合いにも見つかって、恥ずかしいです。

「なんやあいつ、イラストレーターってなんやねん。」

ってつっこまれているんじゃないかと思って(笑)。

 

 

でもその、イラストレーターと名乗ったインスタグラムで、「ウェルカムボード などご注文受け付けております」と募集したら、注文が来たんです!!!

 

フォロワー40名程度で、ですよ?

 

フォロワーが40名でも、

イラストレーターと名乗ること」と、

#ウェルカムボード」で、

注文が来たんです。

 

すごくうれしかった。

 

ホームページも開設しておらず、インスタの投稿数は20足らず、代金は事前振り込みなのに、信じて注文してくださって。

フォロワー40名でも、看板を揚げたら、私の絵を買いたいほど好きだと言ってくれる人に届いたんです。

さらにその後、その方のウェルカムボードを掲載させていただいたら、それを見て、また別の方が注文してくださったんです。

 

 

そのイラストレーターとしてのアカウントを開設する前から、イラストを載せるために別のアカウントでインスタはしていました。

 

そちらでは、イラストレーターとは名乗らず、ただ自分の成長記録として、日々描いたイラストを載せていました。

頻繁に更新していたので、フォロワーは150人くらいになっていましたが、そちらでは注文が来たことは1度もありませんでした。

 

まあ、当たり前っちゃあ当たり前なんですよね。

私のイラストが好きだと言ってコメントをくれる方も結構いたので、「もしよかったら描いてもらえませんか?」とか注文が入るのではという淡い期待もなくはなかったですが、やっぱりありませんでした。

 

 

私はこういう仕事をしています。

私はこういう者です。

 

明確に名乗ること、看板を揚げることって、本当に大事なんだと実感したできごとでした。

 

私はこれをする、これがしたい、そう意思表示して初めて、他者にそう認識されるんですよね。

 

そこで初めて、「じゃあ、これお願いしようかな」って依頼が来るんです。

 

 

これって、仕事以外のことにも言えることで。

 

彼氏ほしいなら、周りに「彼氏ほしい」って言え、結婚したいなら「結婚したい」って言えというのを、聞いたことのある人は多いと思います。

 

そうしたら、周りが紹介してくれたりするから。

自分も本気になるから。

そんな理由で。

 

 

これも、一種の「看板揚げ」といえるでしょう。

 

看板揚げなきゃ、お客は来ない、来られないんですよね。

 

そして、看板揚げるからには、自分も、いつお客が来てもいいように準備する。

自分が覚悟するきっかけにもなります。

 

 

 

ただ自分で、看板を揚げればいいだけなんです。

 

 

だけど、その看板揚げが、なかなかできないんだなあ。

誰かにとがめられたからできないんじゃないんです。

自分が、止めているんです。

 

 

この程度で、「イラストレーター」と名乗るなんて恥ずかしい。

おこがましい。

 

こんな自分が、彼氏ほしいなんて、図々しい。

そのツラでそのスタイルで?って笑われるんじゃないか。

 

こんな自分が、結婚したいだなんて言えない。

その年でまだ諦めてないの?ってあきれられるんじゃないか。

言えない言えない言えない(><)(笑)

 

 

そうやって、看板をただ揚げればいいだけのことなのに、それができないんです。

1人ドキドキしてる。

 

抵抗が出てくるんですよね。

 

 

だけど、看板を揚げなきゃ、お客は来られないんです。

来たくても、来られない。

あなたを必要としている人でさえ、あなたを見つけられないんです。

 

そして看板さえ揚げたら、人は、「そうなんだ、ここはそういうお店なんだ」って案外素直に思ってくれます。


 

あなたにやってみたいことがあるなら、看板を揚げてみてください。

 

最初は恥ずかしいけど、怖いけれど、抵抗あるけれど、そこはがんばりどころ。

そこは勇気出すとこです。

本当にあなたが望むことが、その先にあるのなら。

 

 

 

看板を揚げる。

ただ自分で、看板を揚げる。

それだけで、1歩も2歩も進めることもあるのです。

 

さあ、勇気だそ。

 

 

 

※免許の必要な職業の看板を無免許で揚げると、逮捕されるおそれがあります。ご注意ください。