【ご相談】すぐに態度に出てしまうのをやめたい―態度に出るのは我慢しすぎているから―
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。
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【ご相談】態度に出すのをやめたい
いつも同じような以下パターンを繰り返しています。
コミュニティに入る→合わない人とぶつかる(態度に出る)→コミュニティと距離を置く
合わない人というのは、嫌味を言われたような気がするとか、なんとなく嫌とか、些細なことなんです。
しかし、廊下で突然会ったときとか、前から相手が来てすれ違うときに、固まってしまったり目を合わせられず、大人の対応ができません。そして相手にも私の気持ちが伝わってしまい、もう関わらないようにしなきゃ、とコミュニティから逃げるというのを繰り返しています。
きっかけがあったわけではないのですが、中1くらいから「友だちはいらないけど、そばにいてくれる人は欲しいな。グループに属さないとダメな感じがあるし」などと考える自己中人間でした。
当然のごとく友だちはいませんし、異動後も仲良くなる同期やかわいがってくれる上司もいません。
就活でも、練習だと思って受けに行った会社のグループ面接で、明らかに他の受験生と違う対応(1人だけまともに話を聞いてもらえない)だったりしたこともあります。
人からものをもらうのもあげるのも苦手です。もらったらお返ししなきゃいけないと焦るし、昔からお菓子のシェアも言い出すのが恥ずかしくて気軽に食べる?とか言えない子供でした。
私のすぐ態度に出てしまう部分に気づかない、私よりもさらに変わった人と結婚し、全くの孤独ではないのですが、今後世界をひろげるためにも、態度に出さないコツを教えていただけるとありがたいです。
ひよこさん
【いなこからの回答】
ひよこさん、このたびは、ココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。
さて、
>コミュニティに入る→合わない人とぶつかる(態度に出る)→コミュニティと距離を置く
とのこのですが、
>合わない人とぶつかる
といっても、
>(態度に出る)
程度のことなので、はっきり苦手なところを伝えて言い争いになったりけんかになったりするということではないんですよね、きっと。
>廊下で突然会ったときとか、前から相手が来てすれ違うときに、固まってしまったり目を合わせられず、大人の対応ができません。
という程度のことなんですよね。
"という程度"って、なんだか感じの悪い言い方ですが、バカにしているわけではないんです。
というのも私が気になったのはそこで、
態度に出てしまうと言いながら、ひよこさんは、はっきりと自分の気持ちを伝えられてはいないのではないかなと感じたんですね。
相手が来たときに、固まってしまったり、目を合わせられない、というのは、防御の態度の1つだと思います。
これ以上侵入しないで。
これ以上私を傷つけないで。
そんな気持ちの表れではないでしょうか。
ひよこさんが、言いたいことをはっきり言えていれば、そんなふうに身を硬くして閉ざす必要はないと思うんですね。
口でわかりやすくはっきり伝えれば、態度で遠回しに拒否する必要はないですから。
だけど、それが言えない。
でも、怖いし、不快だから、これ以上入ってこられないように、態度が閉じてしまう。
そしてついには、関係丸ごと投げ出してしまう。
逃げるしかない。
そんなパターンになってはいないでしょうか。
では、なぜ言いたいことを言えないか。
ひよこさんの中に、
言ってもきっと、聞いてもらえない
という思いはないでしょうか。
子どもの頃の親子関係など、過去の人間関係で、
言いたいことを言わせてもらえなかった
思ったことを言ったら、相手の機嫌が悪くなったり怒られたり否定された
言っても結局親の思い通りにするしかなく、自分の意見は聞き入れてもらえなかった
あれこれ口出しされて、自分の好きなことをできなかった
親の性格や、家庭環境や、経済的な事情などによる我慢が多かった
ということはなかったでしょうか。
もしかしたらそういう経験が積み重なって、
自分の意見を言うと相手に怒られる
自分の意見は受け入れてもらえない
自分の意見を受け入れてもらうのは大変なことだ、申し訳ないことだ、迷惑なことだ
といった思い込みを持つようになったのではないかなと感じます。
だから気軽なやりとりも、しにくいのではないでしょうか。
ご相談文の中に、「自己中人間」ということばがありますが、
自己中というより、
自分の言いたいことを言ったり、したいことをできない中、
必死に自分にできるやり方で、
なんとか自分を守って生きてきた人なのではないかと思うんです。
なかなか安心して暮らせていないのではないかなあ。
だとしたら、大変でしたよね。
よくがんばってこられました。
もしかしたら、そうやって必死でしていた防御が、不自然に映ってグループ面接で対応が何か違ったのかもしれません。
もっともこれは、詳しくお話をうかがってみないとわかりませんが。
いずれにせよご自分を責めないでくださいね。
ということで、態度に出るのをやめるには、口に出すこと。
ひよこさん、たくさん我慢されてこられたんだと思うんです。
そうなったのは、過去の経験があるからなのですが。
だけど、思いきって伝えてみれば、耳を傾けてくれる人は必ずいます。
嫌だなと思っていることを伝えてみれば、「え、そんなつもりなかった。ごめんごめん。」っていう誤解だったということもたくさんあるでしょう。
お願いしてみたら、「なんだ、それくらいのこと?」って受けてくれることもたくさんあります。
ひよこさんの力になりたいと思っている人も、たくさんいます。
我慢しすぎて、言いたいことを言えないうちに、誤解とすれ違いだらけになってしまったのかもしれません。
言えないものが心の中に、溜まりに溜まって、世界がとても悪いものに見えているのかもしれません。
でも一歩出てみれば、ひとこと口に出してみれば、スルスルと誤解が解けていくことってとてもたくさんあります。
もしかしたらすべては誤解で、世界は本当はやさしいのかもしれないという気持ちで、無くしたくない関係の人には、思っていることを伝えてみてください。
きっとこの人は耳を傾けてくれるやさしい人だという気持ちで、伝えてみるのがコツです。
傾けてくれなかったとしても、その人のその時のコンディションがたまたま悪かっただけで、ひよこさんの存在が否定されるものではない!
そして、
>私よりもさらに変わった人と結婚し、
という書き方がなんだか微笑ましかったですが(笑)、ひよこさんを孤独ではなくしてくれたその旦那さんの力もぜひ借りてくださいね。
ずっと応援しています(^^)
ご相談ありがとうございました!!!
バタバタとしてなかなか更新できなかったけど、私はおかげさまで元気にしています(^^)
この間、職場の人が買ってきてくれていたバニラの棒のアイスを食べました。
うーん、やっぱりこういうベーシックなのが1番おいしい。
そしてこういう棒のアイスって、木の棒の味も込みでおいしい、みたいなとこありません?
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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。
「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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