'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

そうでした、これが私の生きる世界でした。

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つかれたな。。。

 


はあ。。。

 

昨日までにアップしたブログは、新しい職場の出勤が始まる前に書きためたもの。

 

今新しい職場の勤務が始まって2日を終えて、初めて書いている。

 

はあ。。。

 

ただひたすらに、ため息。

 

 

新しい仕事が始まるまでは、有給消化中で、外出自粛中で、ほとんど人に会っていなかった。

 

そんな中でカウンセラーとしてブログを書き始めて、すっかりカウンセラーとして生きていくかのような感覚になっていた。

自分の中の世界だった。

ビギナーズ・ハイだった。

 

でも今、テンション暴落(笑)。

 

新しい職場の勤務が始まって、一気に現実に引き戻されてしまった。

 

 

そうでした。これが私の生きる世界でした。

 

 

そもそも、転職と言っても同じ職種。

その仕事に、熱中できていない、他の要素に魅力を感じて、そっちに挑戦してみたいと思っていた。

でも、食べていくには仕事が必要。

私にできて、とりあえず生活の質を著しく落とさずに食べていける仕事はこれしかない。

この職種で、副業を許してくれるところに移って、できる限りのことをやってみよう。

そういうわけで転職した。

 

だから転職と言っても、たとえば、「事務職からやってみたかったアパレル業界に転職しました!」というものではない。

とりあえず同じ仕事である。

 

もし結局、したいことも見つからず、成し遂げられず、この仕事を食べるためにずっとしていくなら。

前のとこの方がよかった、ってなるだろうな。

勝手知ったる、なじみのある、安定した職場。

それもあって辞めるのが怖かった。

 

 

新しい職場に2日。

会社の理念とか、就業規則とか、まだずっと本部で研修だけ。

思っていたよりきちんとした盤石そうな印象で、それはよかった。

 

よかったけれど、それが逆に苦しくもある。私は圧倒されている。

「常に研鑽して」、「顧客のためによりよいサービスを」

それは会社として当然のことだ。

自分がサービスの受け手だったら、そういうところからサービスを受けたいし。

 

 

だけど私は、この仕事にコミットできていない。

 

 

「常に研鑽して」「よりよいサービス」を提供できない自分に、罪悪感と劣等感と、不完全燃焼感があった。

 

 

だからある意味、こうなるのは当たり前。

 

 

研修というのは、ある意味1番の理想を語る場だから、すごく立派な会社に見えやすい瞬間だろう。

それに応えなければとなんでも真に受けてしまう、圧倒されてしまう、私の癖もあるだろう。全職員が常に会社理念を頭において、全力で365日立派に頑張れている訳ではないだろう。

だから、そこまで怖がることもない。

 

 

そう思いながらも、

あー、前のやんわりしたあったかい雰囲気が懐かしいなあ、

帰りたいなあ、

戻りたいなあ、

やっぱり間違いだったかなあ、

半端な気持ちで挑戦して、とり返しのつかない間違いしちゃったなあ、

さみしいなあ。

さみしいなあ。

戻りたい、

前の職場のみんなに会いたい、

友達に会いたい、

お母さんに会いたい(何歳・笑)。

 

 

師匠・根本さんのDVDを見て、星乃せいさんのカウンセリングも受けて、「やっぱり人って大丈夫なんだ」という思いになってワクワクしていた。

そしたら、自粛生活中は人に会っていなくても、寂しくなかったのに、これから先を明るく見ていたのに、今、また心もとなくなっている。

寂しさは、物理的な状況じゃなくて、本人の心の状態から来るって、こういうことやなあ。

 

 

ちょろっと心のことを勉強し始めて、「大丈夫な愛の世界」に住み始めた気がしても、何かつまづくと、その愛の世界と、私の住む世界は、分断されてしまう。

 

やっぱりああいうのは理想論で、私の生きる世界には当てはまらないのかな。

 

私はああいう世界には住めないのかな。

 

人生そんなに甘くない、リスクを踏まえて、夢を見ずに、危ない挑戦せずに、無難なことだけをして堅実に生きる……

 

私はやっぱりそっちの世界の住人なのかな。

 

それに自分が心から納得していたら何の問題もない。

 

でも私は……

 

私だってむやみに冒険がしたいわけじゃない、ただ、心の望むままに生きたいだけ。

 

ただ、現実問題、「生活していく」ということになると、いつもそこに壁が立ちはだかる。

 

いつもそうだ。

心からいきいきして生きる世界と、私が生きていかなくてはならない世界は、分断される。

 

 

逃げの転職。

 

ネガティブなワードが浮かぶ。

 

今の仕事が嫌だから、目先を変えて、逃げ出しただけだったのかも。

 

そりゃうまくいくはずないよな……

 

私の居場所はどこなのだろう。

前の職場はなくなってしまった、新しい職場に愛着を持てるかわからない、カウンセラーとして生きていけるかもわからない、友達も家族もいるけど生計を共にする家族ではない、自分が築いた家庭もない……

 

寂しい。

 

私のホームはどこなのだろう。

 

 

 

いやまだ、何も始まっていないわけだけれども(笑)。

新しい職場も、カウンセラー人生も。

 

仕事も、研修が終わって配属先に移って実際に仕事が始まれば、また気分も変わるだろう。

本部は緊急事態宣言で、時差出勤の交代勤務で、今普段以上に寂しい雰囲気ではあったしよけいに、だな。

最初は疲れて当たり前よな、環境変わったんだから当たり前。

14年勤めた会社と2日だけの会社では、比べるのに無理があるよな。

 

まだまだこれからこれから。

新しい会社も、カウンセラーも。

 

むしろこのテンションなら、落ち着いて細々とブログも続けていけるかもしれない(笑)。

 

こういう気分の時に、こんな風に考え直せるようになっただけでも、進歩したよな。

 

そうそう、そっちを見る。

 

この道は、自分をあきらめない試練かもしれない。

 

 

大丈夫大丈夫、これからこれから、がんばれがんばれ。