'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

【ご相談】ブサイクな上に、ほかに取り柄もない私の婚活は・・・

【ご相談】ブサイクな上に、ほかに取り柄もない私の婚活は・・・

 

 

 

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

久しぶりの晴れ間で湿度もなく、梅雨入りは嘘だったのではという気さえする大阪です。

こんな外で遊びたくなってしまう(子どもか)日に限って、書きたいことがたくさん出てきて、明るいお部屋でパソコンに向かっています。

 

さて、婚活をしているけれど、言い寄ってくれる人は、いまいちピンと来ない人ばかり、、ということ。

あると思います。

そんなこと思う事自体、失礼だし身の程知らずだと思いながらも、だからと言って、来てくれる人なら誰でもいいとも思えない。

あると思います。

自分は美人でもないしな、これといったとりえもないし。

そんな風に私も思っていましたが、どうやらそういう問題でもないみたいと気づき始めた今日この頃。(遅いよ)

 

 

ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

元のご相談文はこちら

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、根本裕幸お弟子さん制度を終了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

 

【ご相談】ブサイクな上に、ほかに取り柄もない私の婚活は・・・

アラサーで婚活している女です。

私は顔がブサイクなのだから贅沢言ってはいけないと思っています。

相手のことをとやかく言えるような人間ではないのです。

もちろんブサイクである以上、身なりをきちんとする努力はしています。

 

綺麗な人「風」に見せる努力は功を奏しているのか、寄ってきてくれる男性はいます。 しかし、正直ちょっと、、という感じの方ばかり。

やはり自分がいいなと思うようなレベルの男性には選ばれず、雰囲気では誤魔化し切れないのだと思います。

 

自分は選べる立場じゃないのに何を言ってるんだろうと思います。

でも試しにデートをしてみても、どうしても好きになれないのです。

 

何をするにしても動機は「ブスを誤魔化すため」もしくは 「ブスだからこれくらいしなくちゃ」と思ってしまいます。

ブスだから料理くらいできなきゃいけない。 ブスだから手に職とかスキルとかつけなきゃいけない。

でも結局そういう動機で動いても、 本来自分のやりたいことではないので、すぐに嫌になってしまいます。

 

でもブサイクな上に、ほかに取り柄もない私と結婚するメリットって何なんだろうと思います。

こんな私にアドバイス頂けると幸いです。 質問がまとまらず、ざっくりで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

ののじさん

 

 

 

【いなこからの回答】

ののじさん、はじめまして。

いなこと申します。

 

このたびは、ココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。

 

 

さて、婚活に励んでおられるとのこと、お疲れさまでございます。

 

だけど、

>寄ってきてくれる男性はいます。 しかし、正直ちょっと、、という感じの方ばかり。

という現象。

わかります。

 

男性からすれば、「わかります」って何様だよ!って言いぐさですが、「ピンと来ない」ということですよね。

 

 

さて、ののじさんは、

>私は顔がブサイクなのだから贅沢言ってはいけないと思っています。

とおっしゃっています。

 

「自分はブサイクだから……」と、いろいろあきらめて、おしゃれもお化粧もしないという方もときにはいらっしゃいますが、

>綺麗な人「風」に見せる努力は功を奏している

ということなので、外見的に自分を美しく磨く努力はされているんだろうと思いました。

 

あとは、その美しく磨いた外見に、心も見合うようにすればいいのではないかと。

 

 

「いやいや、外見で困ってるんですけど?(怒)」と思われるかもしれませんが、やっぱりここはカウンセラーらしく、心推しで(笑)。

 

 

>綺麗な人「風」に見せる努力

とおっしゃっています。

 

ということは、どこまで行っても

「綺麗な人『風』」

なんですね。

 

「風」ということは、やっぱりマインドは、

「私はブサイク」

のまま、置き去りになっていると思うのです。

 

 

ののじさん、婚活は、アプリかパーティーか街コンか相談所かわかりませんが、心底「いいな」と思う男性を見つけたことはありますか?

 

本当にいいなと思った男性に、正面からアプローチしたことはありますか?

 

 

これを、されていないのではないかと思ったんです。

 

なぜなら私が、そういうタイプだから(笑)。

本丸は攻められないタイプ。(爆)

 

ということで、思いっきり私情の入った私見の思いこみの決めつけですが、今日はこの線で最後まで行かせてもらいますね。

的外れだった場合は、他のカウンセラーの回答を、首を長くしてお待ちください。

おい

 

 

ののじさん、ののじさんが自分を、

「ブサイクな上に、ほかに取り柄もない私」

と思っていたら、心底「素敵(*▽*)」と思うような男性と対峙したとき、

自分をすごく下に置いてしまいませんか?

 

「こんな素敵な人に、私が見合うはずがない。

私がこの人に選ばれるはずがない。」

と。

 

そして、

「ブサイクだな。」

「こいつはないわ〜」

とか思われているんじゃないかと思ったりして。

 

それは、その相手が思っているというよりは、実は自分が自分に思っていることなのですが、リアルにそう思われているように見えてきます。

だって実際、「正直ちょっと、、という感じの方ばかり」しか寄ってこないしね。

 

 

そんな風に、いいなと思う人を自分よりすごく上に置いて、「きっと私のことなんて選ばない」と思っていると、どうなるかというと、

「どうせ私のことなんか好きじゃないでしょ」的態度をとっちゃうんです。

 

「どうせ私のことなんか好きじゃないでしょ」的態度とは、

いいなと思っている人に対して、たとえば、

 

たいして気のないそぶりをしてしまう(ほんとは気アリアリなのだが)

相手に興味のないふりをする(ほんとは興味津々なのだが)

恋愛関連の話は避ける(ほんとはあれこれ聞きたいのだが)

できるだけいい雰囲気にならないようにする(ほんとはクラッときてるのだが)

友達風に接する(ほんとは友達どまりなんてぜったい嫌なのだが)

誘いにもホイホイとは乗らない(ほんとは食い気味で行きたいのだが)

あまり一緒にいようとしない(ほんとはもっと一緒にいたいのだが)

自分から連絡しようとしない、気を遣う(ほんとはいろいろやりとりしたいのだが)

一緒にいてすごくうれしくて楽しくても、その気持ちを隠そうとする(ほんとは大好きなのだが)

などなど。

 

 

何でこんなことをするかというと、

 

こんな私が、こんな素敵な人を好きだなんて、

身の程知らずだから。

分不相応だから。

迷惑だから。

キモイから。

モテないやつが、ガツガツしてると思われるから。

笑われるから。

恥ずかしいから。

 

です。

 

 

でもでも、相手の気持ちになってみてください。

こんな態度を取られた相手はどう思うでしょう?

 

ああ、この人は、自分と一緒にいても楽しくないんだな。

オレは男としては見られていないんだな。

自分には興味がないんだな。

 

そう思うと思いませんか?

 

むしろ、「どうせ私のことなんか好きじゃないでしょ」的態度とは、

「あなたのことは男性として興味ありません」という態度と同じです。

恐怖!恐怖!

 

 

その、自分が素敵だと思っている人もですね、すっごく自分に自信があるでしょうか?

 

自分を下に置いているののじさん(というかもはや私w私の分身w)からしたら、自信満々に見えるかもしれませんが、そうそう自分に揺るがぬ自信がある人って少ないです。

この辺は、男性に聞いてみたらいいかもしれません。

 

 

あじゃあ仮に、彼が自信満々だったとしましょうや。

だとしても、

「どうせ私のことなんか好きじゃないでしょ」的態度

すなわち

「あなたのことは男性として興味ありません」的態度を取る女性を、

 

かわいいなあ

もっと一緒にいたいなあ

好きだなあ

この子、いけるかも

 

と思うでしょうか?

 

 

何かあまり好かれていないみたい、と思う人に、

「それでもこの子が好きだぜ!萌えるぜ燃えるぜ!絶対にこの子を落とすぜ!」

と、いつまでもいつまでも追ってきてくれる男性は、稀有だと思います。

少女漫画の中ならいるかも。道明寺みたいに。(←古い?w)

 

心折れるし、めんどうだし、そもそも興味も引かれない。

一緒にいて楽しくないからです。

男としての自信も、ガシガシへつられるでしょう。

※注1:【へつる】大阪弁で「削る」の意。

 

美人かかわいいか以前に、態度がかわいくないんです。

 

 

逆の立場だったら好きにならないですよね、

自分に自信がないならなおさらそんな態度の人のことを。

 

そう思うと、まあまあな感じでひどいことしてたんだなあと思いませんか?

ええ、反省しておりますとも。

 

 

そしてこの、「どうせ私のことなんか好きじゃないでしょ」的態度とは、

厳しく言えば、

「自分から言い寄って恥をかくことはなく、ノーリスクで、素敵な人に私のことを好きになってもらいたい」

という、傲慢かつ夢みがちな態度とも言えます。

ええ、反省しておりますとも。

 

 

ということで、ののじさんが本当にいいと思った人が寄って来ないのは、そういうところに一因があるのではと思いました。

ええ、投影ですとも。

※注2:【投影】心の中を外の世界に映し出すこと。自分がそう思っているから相手もそう思っているように思える。この場合、いなこが思っていることをののじさんも思っているのではないかと、いなこが思うこと。

 

 

逆に、「正直ちょっと、、という感じの方」のことは、対等、あるいはそれ以下に見ているから、自然な態度で接せられているのではないでしょうか。

しかも複数いたんですよね?

 

自然な態度で接せられている人には寄って来られるということは、

自然なののじさんを好きになる男性は、十分いるということです。

 

 

ということで、

「ブサイクな上に、ほかに取り柄もない私」

という意識を変えないと、なかなか状況は好転しないと思うのですが、

これがまた、なかなかどうして難しいんですよね。

ええ、投影ですとも。

 

 

ということで、意識を変えるのはひとまず置いといて、

すぐにできそうなことを1つご提案。

 

ののじさんが本当にいいなと思った人に、心からのおもてなしをしてください。

 

ご家族とかお友達とか、大事な人にプレゼントするときって、どうやったらよろこんでくれるかな?って一生懸命考えて準備すると思うんです。

 

そんな感じで、今度、素敵な人に出会ったら、ののじさんを、その素敵な人にプレゼントするようなつもりで、接してみてもらいたいんです。

※注3:人身売買ではありません。

※注4:下ネタでもありません。

 

 

どうしたらこの人をよろこばせられるか?と。

あの手この手でよろこばせてやろうと。

こびるのとは違いますよ?

何か高いものを貢ぐとか、とにかく身体を差し出すとかじゃなく。

ブサイクだからこのくらいできないと、という埋め合わせをするのとも異なります。

このニュアンスの違いをつかんでもらいたいのですが。

 

 

大事な人にプレゼントするときのことを思い出してみてください。

ボッロボロのぐっちゃぐちゃで丸めてポイっと投げつけるように渡すなんてしないですよね?

 

あの人は何がほしいかな、何が好きかなと観察して会話を思い出して品を選び、

綺麗にラッピングして、

汚れないように大事にしまっておいて、

渡す当日も大事に持っていって、

最上の状態で、

よろこんでほしい、どんな顔するかなと想像しながら、

ワクワクして渡すと思います。

 

 

そんな風に、ののじさんをプレゼントする、

ののじさんと過ごす時間をプレゼントするつもりで、接してみてください。

 

とびきりの笑顔であいさつするとか。

一緒にいて楽しい気持ちを素直に伝えるとか。

してもらってうれしいことには、わかりやすくよろこぶとか。

素敵な男性だと思った瞬間に、それを伝えるとか。

 

会うときに、自分に手をかけておしゃれするとかもそうです。

自分に会うために、気合入れてこんなにがんばってくれたんだと思うと、うれしいでしょ?

それも立派なプレゼントです。

だから、ののじさんがすでにされている、「身なりをきちんとする努力」というのは、とてもいいことなんですよ。

ビンゴです!

 

f:id:inainaco:20210315083721j:plain

 

 

自分はブサイクだという思いを払拭できるまでは、

好きな気持ちを表すとかアプローチするとか考えすぎるとハードルが高いと思うので、このおもてなし作戦でやってみるのが、一番しやすいのではと思います。

ええ、投影ですとも。

 

自分から視点を外して、相手を見つめるんです。

自分の恥ずかしさや自己嫌悪は置いといて、いや、置いておくためにも、相手をおもてなしすることに集中するんです。

 

 

それができたら、

「あ、私はこの素敵な男性をよろこばせることができるのかも」

と思える瞬間がやってくると思います。

それによって、冷静に自分のことを見ることができ(本当に自分はブサイクなのか?本当に何のとりえもないのか?自分が人に与えられるものは本当に何もないのか?)、

自信も少しずつついてくるのではないでしょうか。

 

 

根本的な対策としては、

自分をブサイクだと思いこむようになったきっかけがあると思うのですが、それを掘り下げていく、自己肯定感を取り戻していくというのがいいと思いますが、その回答は、他のカウンセラーに期待して、あるいは、なかなかしぶとかったりするので、カウンセリングなどで扱ってもらったり、価値を客観的に浴びるほど教えてもらったりするのもおすすめです。

 

 

何をもってブサイクかっていうのも難しいですけどね。

もちろん、お顔にも黄金比とかありますし、造形的に美人かそうでないかというのはあると思います。

ですが、好みもあるし、10人中10人が美人と言うような人でも、恋愛で苦労している人はいますよ。ええ、それはもうたくさん。

 

だから、顔がすべてではないと思います。

ただ、相手への敬意として、できるだけ自分の外見をいい状態にするのはすごく大事だと思います。

「ブサイク」を隠すためではなく、

相手へのおもてなしとして、きれいに最高の状態で相手に会うんです。

 

 

きっとののじさんは、美意識が高いんでしょうね。

審美眼があるんだと思います。

そして、相手にしてあげたい人なんでしょうね。

すごく価値ある自分になって、与えたい、よろこばせたい、愛情豊かな人なんだと思います。

審美眼があるということは、美しいものを見抜く目があるということで、自分の美しさも本当は知っているということで、

与えたいということは、本当はののじさんに価値があって、与えることができる人だから、その思いが湧いてくるんですよ。

 

 

 

てなわけで、これ以上、男性陣の自信をへつらないでくださいね。

ええ、反省しておりますとも。

 

 

ののじさんがしあわせな恋愛・結婚をかなえられますよう、ずっと応援しています(^▽^)

私も、今度こそ、この人!という人をみつけたら、かわいい女でいるつもり。(爆)

その前に出会いの場にくりださなきゃな・・・

 

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ