【ご相談】人に意見されるのがすごく怖いです―人の意見と自分の価値が直結していませんか?それらには何の関係もありません―
暖房器具を掃除したりエアコンを掃除したりして、夏支度を終えました。
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
朝晩の寒暖差はありますが、さすがに昼間は夏っぽくなってきました大阪です。
気になっていた夏支度を終えてスッキリ(^^)
さて、人に否定的な意見を言われるのは、誰だって気持ちのいいものではありません。
だけど、人に意見されるのが過度に怖い場合は、人の意見と自分の価値がくっついてしまっているのかもしれません。
自分の価値、そんな大事なものを人に預けていると、それはそれは生きづらいです。
ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。
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※オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。
どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)
【ご相談】人に意見されるのがすごく怖いです
私は昔から気の強い同性が怖くて仕方ありませんでした。
どうしても嫌なことを言われたりされても意見できません。
それが歯がゆいのですが、その場に立つと頭が真っ白になります。
今は2児の母親になり、ママ友や昔の友達とは誰とも連絡取ってません。
かわりに旦那(自営業で一緒にお店をしてます)から同じようにきつく言われたりするので、また何か言われるかもって怖くなります。(根本さんのワークをやっておりますので少しずつ回数は減ってきました)
今日は思いっきって旦那にもっと休みたいなぁと言ったらすごい苛つかれました
自分の思いを伝えたのに認められるどころか1日イライラされてしまいました
本当の自分になりたいのですが、攻撃されるのが怖いです
母親は小さい頃から常に忙しくてイライラしてよく怒られてました。
父親は婿養子で肩身が狭く放任でした。
曾祖父が、とても権力強くてみんなが我慢して生活してるのでイライラをよくぶつけられてた感じがします。
3人兄弟の真ん中で上が兄下が歳の離れた妹がいます。
一応家族のお恨み帳的なものはやりましたが、そんなに進みません
同性の人たちのことは結構汚い言葉で発散しました。変わりたくて、根元さんのブログも毎日寝不足になるまで見てやめられません。なんだかおかしいです。
本当はねもとさんのセッションもすぐにでも受けたいのですが、そんなに沢山のお金をなかなか用意できず、うだうだしています
どうしたらいいのでしょうか?
とら吉さん
【いなこからの回答】
とら吉さん、このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。
さて
>昔から気の強い同性が怖くて仕方ありませんでした。どうしても嫌なことを言われたりされても意見できません。
とのこと。
だけど、同性だけじゃなく、
>かわりに旦那(自営業で一緒にお店をしてます)から同じようにきつく言われたりするので、また何か言われるかもって怖くなります。
とのことですので、
相手の性別いかんを問わず、
とにかくつけてくださったタイトルの通り、
「人に意見されるのが怖い」
ということなんですね。
とら吉さんは、人の意見と自分の価値がごっちゃになっているのはないでしょうか?
たとえば、旦那さんとのエピソードとして、
>今日は思いっきって旦那にもっと休みたいなぁと言ったらすごい苛つかれました
と書いてくださっています。
きっとこのとき、とら吉さんは、
自分が「もっと休みたい」と言ったことで、
お前はまちがっているとか、さぼっている、やる気がないとか、ダメだとか、責められているように感じられたのではないでしょうか。
だから、怖かったり、落ち込んだり、落ち着かなかったのではないかと思うんですね。
それはなぜか。
「旦那が私に苛ついている」=「私が悪い」
という図式が、とら吉さんの中でできあがっているからです。
「私が悪い」は、「私は嫌われている」、「私はダメだ」などに言い換えていただいてもOKです。
旦那さんの態度 = とら吉さんの価値・評価
になっているんですね。
だけど実際には、このとき起こっている事実は、
「私は思いっきって旦那にもっと休みたいなぁと言った」
「旦那はそれを聞いて苛ついていた」
というだけなんです。
=「私が悪い」ではないんです。
だから、「ああ、旦那が苛ついてるな。」で終わってもいいことなんですね。
これは、他人軸であるとも言えます。
旦那さんの言動という軸に、とら吉さんは振り回されているんですね。
おそらく旦那さんに限らず、他の人にも、
自分に対して肯定的な言動をしてくれたら私の価値はある、
否定的であれば私の価値がない、
といったような図式ができあがっているんです。
だから人に意見されるのが怖くなるんですね。
人が何と言うかに、自分の存在意義がかかっているから。
自分の価値というすごく大事なハンドルを、他人に預けているということです。
出会う人で会う人が何と言うかで、自分の価値があっちに行ったりこっちに行ったり。
それはもう、しんどいですよね。
怖いです。
もし、人の意見と自分の価値はなんら関係ないと思えていれば、
たとえ自分のことをダメという人がいても、
嫌いだという人がいても、
「私のことをダメと言う人がいる」以上。
「私のことを嫌いだと言う人がいる」以上。
で終わる話なんです。
私の価値とは無関係。
ただそれだけのことなんです。
だから、人に意見されても怖くありません。
なのでまず、
人の言動と自分の価値は何ら関係がないのだ
ということを頭に置いておいてださい。
そのことを自覚するだけで、少しは気が楽になっていただけるのではないでしょうか。
そうは言っても、自分への否定的な言動を見聞きするのは気持ちのいいものではありませんよね。
ほめてくれる、認めてくれる方が、安心して過ごせるし、やる気も出るってもんです。
わかるわかる、そりゃそうだ。
それは普通です。
みんなそんなものだと思います。
だから、否定的な意見をされることで、怖くなったり、落ち込んだりすることも、自分に禁止しなくていいです。
また気にしてしまった、なんて責める必要もありません。
そこでそれを責めると、また悩みが増えてしまいますからネ。
怖いなー。
こいつ、イヤなものの言い方するな。
あー嫌いだわ。
見る目ねーな。
とか思ったっていいです。
進まなかったお恨み帳をそこでやってみてもいいです。
実際に口に出して抗議してもいいです。
なるべく距離をとるのもいいですね。
表向きは、「なるほど〜。さすが〜。勉強になります。私はまだまだだなあ。」と平和的に対処して気分よくさせてあげて、うまく転がしてあげるのもいいですね。笑
人の言動は、自分の価値と関係ないということを知った上で、
とはいえ否定的な意見は気持ちのいいものではないから、具体的にどういう対策を取るか。
そうすることが、自分を大事にすることだと私は思います。
そう言われても、もしかしたらすぐにはそうは思えないかもしれませんね。
それは、
>母親は小さい頃から常に忙しくてイライラしてよく怒られてました。父親は婿養子で肩身が狭く放任でした。曾祖父が、とても権力強くてみんなが我慢して生活してるのでイライラをよくぶつけられてた感じがします。
といったところが関係しているのかなあと思います。
子どもの頃から、身近な家族の顔色をうかがわざるを得なくて、
人の言動と自分の価値を結びつけるクセがついているのかもしれません。
その思い込みを紐解いて、癒していくのにカウンセリングを利用するというのは良いと思います。
でもたしかに、費用の問題もありますよね。
わかります。笑
それは、とら吉さんが「やってみよう」と思ったときが受け時です。
焦らなくても、自分がこうなりたいなあと思う未来の自分の姿に投資しようと心から思えた時で十分だと私は思います(^^)
ということで私からは、まず手軽できることの提案です。
①人の言動は、自分の価値と関係ないということを知る。
⇒誰かに否定的な意見を言われたとき、
その意見はこの世の絶対的な100%の真実であるか検討する。
そしてイコール私の価値に影響するものかを検討する。
「・・・と言う人がいる。以上。」と口に出して言う。
②とはいえ否定的な意見は気持ちのいいものではないから、具体的にどういう対策を取るかを考えて実行する。
否定的なことを言われたら、
即座に自動的に、「私が悪い」という図式が
とら吉さんの中でできあがってしまっていると思うので、
自動的にそう思いこんで落ち込む前に、
いったん立ち止まって、
上の2点を検証してみてくださいね。
ずっと応援しています(^▽^)
ご相談ありがとうございました!
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