おはようございます、カウンセラーいなこです。
先日は、カウンセラー根本裕幸師匠の、自己肯定感のセミナーに参加していました。
突然ですが、みなさんは、ドラえもんの道具を1つだけもらえるとしたら、何にします?
どこでもドア?
タケコプター?
そんな現実逃避の議論(笑)を友達たちとしたことがありますが、1番賢い選択は、「もしもボックス」だというのを聞いたことがあります。
「もしも○○だったら……」という世界を作れる道具なので、こまごました他の道具を使わなくとも、すべての願いが叶っちゃうという。
「自己肯定感」は、人間の心理における「もしもボックス」だと思います。
もしも心理の中で、1つだけ身につけられるとしたら、「自己肯定感」を私は選びます!
これさえあれば、何をやってもやらなくても、とにかく幸せに、楽しく、楽に生きられるんですよ。
というわけで、基本のきの自己肯定感セミナーを受けました。
オンラインでしたが、やっぱり心理界の「もしもボックス」を手に入れようという賢明な同士は多く(笑)、たくさん方が受講されていましたね。
セミナーは、自己肯定感について学んだのですが、それに付随する質疑応答の中で、自己肯定感とは直接関係はないのですが、気づきがあったことをシェアしたいと思います。
それは、「決める」って、大事だということ。
自分で決めると、それは実現するという話になりました。
決めないと実現しないんですよね。
よく聞くたとえですが、カーナビに目的地を入力しないとナビはできない。
食べたいものを明確に注文しないと料理は出てこない。
人間の願望も、それと一緒ということなのです。
そういう理論は知っているのに、私はどうも、決めることが苦手です。
どうして決められないかというと、「こうする」と決めても、それが叶わなくてがっかりするのが嫌だから。
また、決めてもそんなこと実現するとは到底思えないので決められないからです。
そのことを質問したのですが、「決めると叶うもんだよ」という答えが返ってきました。
たしかに、決めたのに実現しないとがっかりするし悲しいけれど、「叶う」、「実現する」というのを、どのスパンで見るのかということ。
1回失敗した、叶わなかったとしても、またやればいいし、まだまだ次の展開、その次の展開もあるんだよということを根本師匠は言っていました。
そっかー、人生の中で見れば、何が成功で何が失敗かなんて、そんな1か月や1年では見極められないよな、と素直に納得。
私はどうも、「がっかり」、「ぬか喜び」という感情を大変嫌っているようです。
それを避けるために、常に最悪の場合のシミュレーションをしておきたくて、でも、それを考えすぎると、こんなことしても実現しないかもしれないのに、意味あるのかなと動けなくなっちゃうんですよね。
でも、人間万事塞翁が馬。
短いスパンで、ダメだったと落ち込みすぎることはないんだなと、心が少し軽くなりました。
ほんと小さなことでもなかなか決められなかったりするんですよね。
たとえば何の予定もないフリーの日、ちょっと電車に乗って家から離れたところのカフェに行こうかな、行きたいなという気持ちはあるのに、でも今から家を片づけて行ってもすぐ夕方になっちゃうなとか、いろいろ考えていると、結局考える時間が長くなって、本当に時間がなくなって1番意味のないことになるんです(笑)。
そしてあの時さっさと行っておけば普通に行けたやんってなるんです(笑)。
いろいろ考えて、結局ただただ時間を浪費する、これが何より避けたい失敗ですよね(笑)。
ということで、
実現する/しないを心配せずに、とりあえず決めてしまう、
決めれば実現するし、短いスパンで実現した/しないと結論を出して一喜一憂しなくてもいい、
ということを学んで楽になりました。
そしてもう1つ、自己肯定に大事なことは、そういう望ましい行動や思考ができなくても、そんな自分を責めないこと、そこで「ああ、また私決められない!」と自分を責めると、また自分を否定して二次災害が起こっちゃいます。
だからすぐに思考のパタンを変えられなくても、まあしかたないなー、そんなにすぐ変われたら苦労しないよねー、これが私だもんねーと許すことが大事だそうです。
そうやっているうちに、だんだんと自己肯定できるようになってくるらしいよ。
なんか要は、何でもいいんだなーと楽になりました。
やっぱり、根本師匠の話を聞くと、具体的な提案はあるけれど、それに圧倒されないというか、提案されても「そんなの無理、できない、しんどい」っていう気分にならなくて、楽に前向きになるんですよね。
そういう提案ができるカウンセラーになりたいな。
追伸:今気づいたけど、♪まいっか言っとけまいっかー、こまった時はまいっかー、深く考えないでまいっかー、開き直ってまいっかーって、よく考えたら自己肯定的神曲じゃないですか!?
潜在意識の底から、この曲が自然に出てきました(世代・笑)。
脳内エンドレスリピートしとこ。