こんにちは、カウンセラーいなこです。
カウンセリングで、婚活中の方から、
だいたい男の人は、好きなタイプは
「やさしい人」
と言う。
それを聞くと、
「私やさしくないしなー。やっぱり私みたいな人間は合わないですよねー。」
と思って閉じてしまう。
といったお話をお聞きしました。
わかります。
私は、「やさしい」には特に反応しないけど、
「おっぱいが大きい子がいい」とか言う人がいたら、
「あ私はないってことねサヨナラ。」
と即切りますよね。
めっちゃ怒ってるやん(笑)。
まあ、おっぱい云々は置いといて、
「やさしい人がいい」とかいうのは、あまり気にしなくていいと思います。
理由はいくつかあるのだけれど、
とりあえず、
何をもって「やさしい」と感じるかは、人それぞれだからです。
だいたい、「やさしい」と聞けば、
いつもニコニコしていて、
人を傷つけず、
いつも人を助けているような人を浮かべると思います。
ただ、一方で、
いつもしかめっ面で、
人に悪態をついて、
いつも人に反抗しているような人が、
人知れず、雨に濡れそぼる捨て猫に傘をさしてやって、「お前もオレと同じだな」とか言いながら牛乳をあげているのを目撃して、
「はうっ、あの人やさしい……!!!」
って胸を打たれる人もいるわけでしょう?
1日の大半は悪いやつなのに(笑)。
そして、
いつもニコニコしていて、いいことしか言わない人を、
「八方美人だな」
「不誠実だな」
と感じる人もいます。
どこをどう切り取ってどう感じるかは、ほんと人それぞれなんですよね。
そして、自分が思うように過ごしていたら、その自分のよさを見出してくれる人が残る。
それが、「波長が合う」ということだと思います。
だから、
「やさしい人がいい」
ということばだけを聞いて、
「あ、私は除外されたな」と自ら降りる必要はないということです。
「やさしい」以外のワードについても同じね。
そこで「除外された」と感じるのは、
自分が思う「やさしい」基準(しかもかなり厳しめ)を、
自分は満たしていないと、自分が、思っているだけ
ということです。
それってつまりは、「やさしくありたい」と願っているということ。
そんなこと気にする時点で、十分やさしいと思うなあ。