'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

苦手を克服するためには、出来レースの勝利を重ねていく。

 

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

日が着実に短くなっていますね。

日々通勤で車に乗っていると、よくわかります。

日差しの差し込む角度とか、この時間に通るこの道は、この間までは明るかったのにとか。

季節は着々と進んでいます。

 

 

さて昨日は、ネガティブにも意味がある、人は危険から身を守るため、ネガティブに偏りやすいものだから、ネガティブな自分をそんなに情けなく思わなくてもいいというお話を書きました。

どうしようもなくネガティブな自分が情けないとな?そなたは、生き延びるための英知を受け継ぎし賢者じゃの。

 

でも、ネガティブすぎるのはしんどいし、挑戦してみたいときはどうすればいいのか、今日はそれについて書いてみたいと思います。

 

 

人はネガティブに傾きやすい。

身の安全を守るために、危険なことにはとっさに反応して、避けるようにするから。

そのネガティブな経験を消去して再挑戦するにはどうしたらいいか。

 

ポジティブな経験をしたらいいんです。

 

1日引っぱった答えがそれかい!当たり前じゃねーか!!!と激怒しているあなた!

当たり前の中にいつも真実はあるんですよ!!!  ←逆ギレ

 

いや当たり前ですよね(^^;;

当たり前ですが、お詫びにもうちょっと細かくご説明いたします。

 

 

イヤな経験をすると、「これはムリ!」と一発アウトで嫌いになりやすい、避けるようになると言いました。

 

だから少しずつ、そのイヤな思い出を塗り替えていく必要があります。

 

イヤな経験は強く焼き付いているので、いきなり塗り替えるのは難しいでしょう。

だからスモールステップでちょっとずつ。

大丈夫だよ、怖くないよ、ということを少しずつ体感させていきます。

 

 

たとえば、「仔羊のなんとか」を食べて、羊むりー!と思ったI子さんであれば、

いきなり「仔羊のなんとか」1人前を1人で平らげるのは難易度高すぎです。

なので、とりあえず、I子さんは自分が好きなものを頼んで、誰かが注文した羊肉料理を一口だけかじらせてもらう、というところから始めます。

 

ここで大事なポイントがあるのですが、I子さんは、「羊むりー!」となった人です。

だから、ここの「1口」はもう失敗は許されません。

絶―っ対においしい「1口」でないといけないのです。

もしもその1口もI子さんが「むりー!」な味であれば、もう2度とI子さんは羊肉に挑戦しようと思わなくなるでしょう。

嫌悪条件付けが強化されてしまった状態です。

 

だから、その1口は、北海道の5つ星・超有名ジンギスカン料理店のもので、I子さんと味の好みが似ている人の保証付きのおいしい「1口」にしておく必要があります。

 

 

その吟味に吟味を重ねたI子さんがおいしがるであろう羊肉を、I子さんがかじって、「あれ、いけるかも・・・」と思わせるところから始めます。

 

そうしてだんだんと難易度を上げていき、自分から「食べたい!」となるまで持っていくのです。

 

 

とまあ、普通のことをえらい大層にもったいぶって、という話なんですが、みなさん、

苦手なことに挑戦するとき、ちゃんとこれだけスモール・ステップを踏んでいますか?

ということを、私は問いたい!!!

 

苦手とか嫌いなことって、たいてい、成功体験がなかったり、手痛い思い出と結びついていたりすると思います。

 

もともとイヤな経験と強く結びついているんだから、それを消すには失敗は許されない。

つまり、羊肉が苦手なI子さんに、最初は絶―っ対おいしいと言わせられるような羊肉を前歯でちょびーっとかじらせることから始めるように、

「絶対成功する」ということから始めることが大事なんです。

 

絶対成功するとわかりきっていることからやるべきなんです。

 

 

だけどみなさんどうでしょう。

自分のこととなると、苦手なことを克服するのに、いきなり壮大な目標をかかげていませんか?

 

ハードな日課を毎日欠かさず続けるというルールを作ったり。

いきなり誰の目から見てもすごい!と思われるような成果を出さなきゃ意味ないと思ったり。

その分野ですごいとされる人と比べて落ちこんだり。

 

苦手なことほど、焦ってすごい成果を出さなきゃとか思っちゃうんですよね。

こんなんで満足してはいけない、もっと向上しなければ、とか思って。

 

 

バカ―ッ! ペチペチ ←愛の往復ビンタ

これ以上失敗体験を積ませてどうするのッ!!!

 

苦手なことなのに、いきなり難易度高めの目標を掲げても、失敗体験を重ねるだけ。

よけいに、ダメだ、やっぱり苦手、つらい、嫌い・・・とネガティブを強化させてしまうんです。

 

 

成功を体験させてあげなきゃ。

小さなこと、しょーーーもなっ!ていうことから始めていいんです。

むしろその方がいいんです。

 

こんなことで自分をほめるなんてあほらしい?

こんなことできたくらいで喜んでちゃダメ?

いやいや、そんなことで自分をほめて大いに結構。

そんなことできたら盛大にお祝いしてください!

 

確実に成功できる小さな体験を、自分に与えてやってください。

出来レースくらいでいいんです。

ちょっとでもできたことを喜んでください。おもしろがってください。

そういうのを積み重ねて、

「 ○○ = 楽しい、おもしろい、できるかも、やりたい 」

という感覚を自分の中に作っていくんです。

 

 

ネガティブな条件付けは、身を守るために成立しているので、強固です。

それをポジティブで塗り替えるには、そこそこの量のいい経験がいるかもしれません。

だからうっかりまたネガティブに傾きそうになるのも当たり前。

あなたの意思が弱いわけでもなんでもありません。

そういうものと思って、一進一退、ちょっとずつやっていけばいいです。

 

 

てことで、苦手なことに挑戦するには、出来レースの勝利を重ねていくくらいでちょうどいいというお話でした。

 

 

 

あなたに必要な出来レースをカウンセリングで企画しましょう!(笑)

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