'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」  そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

感情は堂々と十二分に感じきる。湧き出た感情に、良いも悪いもないのだから。

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こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

今日も長くなりそうなので、前説なしに話し始めます。

 

 

 

感情をありのままに認めて感じきりましょう。

感情は、十分に感じきったら引いていきます。

感じたことにいいも悪いもありません。

 

なんてことを、心理系の話ではよく聞きます。

 

 

でも健気なみなさんはどうしても、「こんなこと思っちゃいけないかな」とか遠慮して、感情豊かなくせに感じきらずにモヤモヤしてしまうみたいです。

 

 

カウンセラー根本師匠は、

「感情は、『うピーこ』と一緒。全部出さないと便秘になっていつまでもスッキリしない。」

などという例え話をよくされますが、わたくしにはそのようなおシモな例えはちょっと……。

ですので、感情をありのまま認めてそのまま感じるということ、特に、「こんなこと思ってはいけない、こんなこと思うのは悪い」と思ってしまうという場合にフォーカスして、わたくしなりの異なる例えでお話ししてみたいと思います。

ああ、たとえピー入りでもあのようなことばを書いてしまっただなんて……ああ眩暈。

 

 

 

たとえば、カレーの味(あのワードの後にカレー話かよ・笑)が苦手で嫌いな人がいたとして、それを聞いた友達が、

 

「え?

カレー嫌いなん?

嘘やろ??

あんなにおいしいのに???

いやそれは、それはさすがにおかしいわ。

ないわー、ほんまないわー。

だってカレーって言ったら普通は万人が好きな食べ物やで?

それはダメ、ちょっと普通じゃないわ、ちょっとおかしい。

っていうかハウス食品の人が、今のバーモントカレーの味にたどり着くのにどんだけ苦労したかわかってる?

どんだけの人が汗と涙流したと思ってる??

てか、そもそもインドの人に悪いとか思えへんの?

冷たいよなあ、ほんま冷たい。

そういうとこやで?

人の気持ちも知らんといけしゃあしゃあと嫌いとか。

ほんまよう言うわ。

信じられへん。

カレーおいしいと思いーや!!!」

 

って言ったらどうですか?

 

 

 と、言われましても、って話ですよね。

 

 

 

そういうことです。

 

 

 

たしかに、カレーは万人受けする食べ物かもしれない。

好きという人が多いと思います。

でも好きじゃない人にとっては好きじゃない、

それはどうしようもないことですよね。

べつにハウスを否定する気もインド人を否定する気もないけど、でも好きでもないものを好きとは思えないですよね。

 

いいも悪いもないですよね?

 

 

そういうことです。

 

 

感情の話を味覚という感覚の話で説明するというのはなんとなくややこしい気もするけど(^^;;

 

 

あるいは、ミシュラン五つ星のレストランだからって、おいしいと思わなきゃいけないというわけではないですよね?

思わなきゃいけないというか、おいしいものはおいしいし、おいしくないものはおいしくないし、それを人がいいとか悪いとか決められないですよね?

人それぞれ。

 

ミシュラン五つ星しかお口に合わなくても、床ベッタベタの換気扇ギットギトのラーメン屋が一番や!って思ってても、どっちも仕方ない。

自然にそうなんだから。

本人も選べない。

 

 

茶美豚のポークソテー バルサミコソースにローズマリーを添えて

より

豚の生姜焼きがよろしいわ、

って人がいてもいいし。

 

 

子どもなんかそのへん、自分の気持ちに忠実ですよね。

せっかくおしゃれでおいしいお店来てるのに、プラスチックの器で持参のアンパンマンカレーよろこんで食べてたりする(笑)。

それいつでも食べれるやん。

私の甥っこ(笑)

 

 

 

好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌い。

悲しいものは悲しいし、嬉しいものは嬉しい。

淋しいものは淋しいし、平気なものは平気。

腹が立つものは腹が立つ。

勝手にそう感じるんだから。

いいも悪いもないですよね?

 

それだけです。

 

 

 

感情とは、自分が「感じるもの」であって、わざわざ作るもの、きれいに成形できるものではないです。

 

ただただ勝手に湧いてくるもの。

 

それ以上の意味はありません。

無理に作ることはできません。

変えることもできません。

あなたが感じるもので、自分が感じるしかないんです。

そこは不可侵領域。

 

 

だからたとえ、

親友が、上司が、恋人が、配偶者が、親が、

 

冷たいこと言うな

そんな風に思うなんてひどいやつだ

こんなに大事にしてあげてるのに

どんだけ大変だったか

人の気も知らずに

恩知らず

そこは感謝するとこでしょ

ありがたいと思わなきゃ

感謝しなさい

普通はそんなこと思わない

お前は恵まれてる方だ

贅沢だよ

あんたのために頑張ったのに

もっと大変な人もいる

そんな親不孝な話聞いたことない

考えが甘い

いつまで根に持ってるねん

しつこいな

いつまでも悲しんでても仕方ない

いい加減切り替えたら?

いい加減大人になったら?

 

とか言ったって、

 

嫌なものは嫌だし、

嫌いなもんは嫌いだし、

大事にされてると思えないものは思えないし、

感謝できないものはできないし、

不満は不満だし、

不足と思うものは不足だし、

しんどいものはしんどいし、

許せないものは許せないし、

悲しいものは今でも悲しいし、

切り替えられないものはなかなか切り替えられない、

大人になれないものは大人になれない。

 

 

それでいいんです。

とりあえず感情としては。

 

っていうかそう思うんだから、仕方ない。

そこは不可侵領域。

感情は作れるものじゃないから。

人にとやかく言われたってどうしようもないんです。

そこは自分の領域だから、自分できっちり守ってください。

 

湧いてくる泉に、無理やりふたしても、ゴボゴボゴボゴボ!って突き上げられるのはわかるでしょう?

そんな感じで、感情を押さえるって、無理なことなんです。

湧いてくるものに無理にふたして押さえつけてたら、いつか爆発して吹っ飛ばされますよ(笑)。

 

流してあげて。

 

 

 

もひとつおまけに言うなら、相手にも感情があります。

それも不可侵領域です。

 

だから、「あなたにそんな風に思ってほしくない」と感じるのも自由なんです。

 

 

あなたの感情を相手が否定してくるとしたら、あなたがそう感じることで、相手は自分が否定されたように感じて悲しいのかもしれませんね。

 

でもそれも不可侵領域だから。

相手は相手でそう感じる。

だから仕方ないし、単にそう感じてるだけで、あなたが責められるものでもない。

 

 

誰かに自分の感情を否定されてしんどいなら、「そんなこと言ったって、ここは不可侵領域。

私の気持ちは私のもの。」

そう思って結界を張ってください。

 

あるいは、「こんな風に思っちゃいけない」と、自分が自分を責めているなら、これまでに、そんな風にありのままの感情を、誰かに否定された経験があるのかもしれませんね。

 

それが染みついて、「こんなこと思っちゃダメだ」って、自分で自分の泉に無理くりふたしてる。

 

 

体力いるでしょー?

 

ゴボゴボ突き上げてくるもんね。

 

今まで長いこと、おつかれさんでした(笑)。

 

 

 

白鳥麗子でございます」って知ってますか?

鈴木由美子さん作の今や古い漫画ですが、私は、松雪泰子さんと萩原聖人さんキャストのドラマをリアルタイムで楽しんでた世代です(笑)。

 

ご存じないという方に軽く説明すると、名前からして超ド級のお嬢様でぶっちぎりの美人である白鳥麗子さんが、高校時代、クラスメイトの哲也くんに告白されるんです。

ほんとは麗子さんは哲也くんのことが大好きなのですが、周りの女子が、「まさか麗子ほどの女が、哲也みたいな普通の男と付き合うんじゃないでしょうねー?ガッカリだわ。哲也あんた身の程知らずよ!」とか言うんですね。(ほんとは哲也くんは女子の間で人気なので、麗子さんに取られたくないという嫉妬からわざとそんな言い方してるんですけどね。)

 

 

 そこで哲也くんが言ったこと。

 

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しかたねーだろ

好きなもんは好きなんだから

 

 

 

 

 

キャー!!!

 

でしょ?

 

かっこいいでしょ??

 

 

まあこれをかっこいいと思うのは、単なる私の感情なので人それぞれですが(笑)、自分の感情に正直でいるって、別に非難されることではなく、すごく潔くてかっこいいものだと私は思います。

伝え方には工夫がいりますが。

 

 

ということで、自分の感情を否定されそうになったら、あるいは自分で否定しそうになったら、哲也くんになりきって、

 

「しかたねーだろ

○○なもんは○○なんだから」

 

ってとりあえず心で思っといてください。

  

 

 

 

それで、誰にも遠慮せず、自分の感情を認めて感じきったら、スーッと引いてきます。

醜い感情も認めて感じきったら、和らいできます。

他人の気持ちを思いやるのは、その後。

 

湧き出る泉を押さえつけないで。

流してあげて。

 

 

としつこい例えで長くなりましたが、そういうことです。

とにかく感情なんてうんこと同じなんで、つべこべ言わんと全部出してスッキリしてしもたらええんですわ。(結局言っちゃうっていう・笑)。