'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

「今、ここ」にいるということ。演技ワークショップに参加してきました

今ここにいるあなたを感じる演技ワークショップに参加してきました。

 

 

’それなりに’うまくいっている→を→’おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

今日は、不安になりやすい方、考えすぎて疲れる方へ

おすすめのワークショップの感想をシェアです!

 

今ここにいるあなたを感じる演技ワークショップに参加してきました。

t.co

 

なんであなたが演技?って思いますよね。

なんでやろう。笑

 

私も、どんなことをするのか具体的にわかってないけれど、

ただこの記事

kinaco215.hatenablog.com

を読んで、気になったんです。

 

だいぶウダウダしましたが(笑)、

この執筆者のK!naCoちゃんが、

親切にも背中を押してくれ、

参加を決めました。

 

なぜその記事で気になったか、

説明しようとしたらよくわからないんですが、

ここ最近ずっと、

ことばでの「分析」で

自分をどうこうするのに疲れていたというか。

行き詰まりを感じていました。

あれこれ分析しようとすることで、

かえって人生をややこしくしているような気がしていたんです。

うまく使いこなせていないというか。

心理学反抗期かもしれない。笑

 

それで、

まったく違うアプローチができそう(何をやるのかは知らなかったけど笑)な気がしたのと、

大阪開催のチャンスを逃してはいけないということで、

参加を決めました。

 

 

このワークショップを主宰されているのは、

藤原琳子さんと斎藤豪さんという、

芸能事務所MPSの共同代表の方たちで、

カウンセラー根本師匠のもとで学ばれた先輩方でもあるのですね。

そのご縁もあり、縁続きの仲間たちで

わらわらとお邪魔させていただきました。

 

 

演技のワークショップだから、

何かの役になりきって、

その立場だったらどんな感情になるかとかやるのかなーと

思っていたのですが、、

 

ぜんぜん違いました。笑

 

もっと本質的なことだったんです。

 

 

まずは琳子さんのリードで、

ウォーミングアップ的に、ピラティスを少々。

ピラティスって、ストレッチ的なことかなと思ってたけど、

なかなかにハードでした。

 

いや、動き自体は、

外から見るとハードではないのだけど、

普段使わない筋肉を使う感じで、

プルプルしてましたよね。笑笑

 

次の日、太ももの裏が痛い気がして

何でだろうと思ったのですが、

あのピラティスか、、、!と気づき。

そんなに効いてたのね。笑

 

と、ピラティスを通して、

関節の動きを感じる、

自分の骨を感じるということをして。

自分を感じるということの

ウォーミングアップだったのかなと思います。

 

 

それからメインのワークへ。

 

そちらの内容は、簡単に言うと、

2人1組になって、目を閉じて、

交互に相手に触れるというものでした。

 

最初は、手で手を。

次に手で顔を。

最後は顔で顔を。

 

そうやって、相手をただ感じる。

自分をただ感じる。

 

それを、相手を替えて、3セット実施。

最初の相手は、K!naCoちゃんで、

その後は、事務所所属の俳優さんお2人と

交代してさせていただきました。

 

私は、触れられることには何の抵抗もなく、

委ねていました。

どうぞと、

100%の好意と安心で開いていたつもり。

 

だけど、触れる側になったとき、

一瞬、遠慮が出たんですね。

 

K!naCoちゃんの手をまさぐりながら(笑)、

あ、彼女は入ってこられる感じが

苦手だったんじゃなかったっけ。

って怯んだんです。

ちょっと控えめにしておこうかなと。

 

 

いや、彼女云々じゃなく。

 

私の中にある

「私は迷惑なんじゃないか」

という思いに気づきました。

 

私には、この怖れが根強くあるんだなあと

確認したんですね。

 

 

何をするにも、これがあるから、近づききれない。

受け取れないし、与えられない。

 

これが日頃から、

私を抑えつけているものだなあと再確認しました。

 

 

だけど顔に触れるとき、

「こっちだよ」というように、

彼女が私の手を顔の方へ軽く導いてくれたんですね。

 

それで、「ああ、いいんだな」と感じられました。

 

そこから先は遠慮なく(笑)、

触れたいように触れていたように思います。

 

 

リードしてくださる斉藤さんが、

「相手の顔の絵を、

自分の頭の中に描くように触れて確かめて」

というようにおっしゃっていたので、

最初は、いつも絵を描くときのように、

とらえようとしていました。

 

髪の生え際から額、

鼻根の谷から鼻のトップへと盛り上がり、

上口唇の膨らみ。

下口唇の膨らみ。

下口唇の下でグッと凹んだ後は、

オトガイへ。

首を伝って、甲状軟骨へ。

鎖骨に下りて、また首に戻る。。

 

横顔のプロフィール、輪郭、サイズ感、骨格、質感をとらえようと。

 

それぞれの器官と、その持ち主に、

美しさや愛おしさを感じていたように思います。

 

 



でもそれ以上は、

あまり細かいことは思い出せないんですね。

心地よかったこと、安心していたという感覚は覚えていても。

 

たぶん、感じることに集中していたということかな。。

 

 

話はそれますが、

昔、高校生くらいだったかな。

親戚の集まりで会食していたとき、

ちょっと口の悪い叔父(笑)に、

「お前はほんまにまずそうに食べるなー」

って言われたことがあるんですね。

 

 

違う。

 

 

たしかに私は食べるとき、真顔で食べてると思います。

(言われて気づいた)

かわいい女子ならそこで、笑顔で

「おいしいー!」とかリアクションするんだろうけど、

そう言われたら私は、食べているとき、あまり感想を言わない。

黙々と食べていることに気づきました。

 

でもそれは、まずいんじゃなく、

おいしさを感じていないんじゃなく、

むしろ、全身全霊で、めちゃくちゃ感じてるんです。

 

五感を研ぎ澄まして、

味はもちろん、

匂いや、

微細な食感、

歯触りや舌触りに集中してるんです。

味わい尽くしたいんです。

 

そのことにすごく集中してるから、

「感想を言う」という発想がないんです。

それだけ1度の食事に必死真剣なんです。

(たしかに、かわいげないことは否めないが。笑)

 

 

だからね、私の場合、詳細を思い出せないということは、

それだけ感じることに集中していたんだなと思ったんです。

ことばに変換できないくらいに。

 

 

そしてまた、今、その瞬間瞬間のことについて、

何を語っても、本当じゃない気もしているんですね。

 

後からストーリーをつけることはいくらでもできるんだけど、

それはもう、語り出した時点で、

そのとき感じていた「今、ここ」とは違う気がして。

 

感じていた「今、ここ」とは別物になってしまうというか。

 

さっき書いた、

「感じることに集中していた」

ということさえ、

もはや後付けのストーリーかもしれない。

 

 

なので解釈はさておいて、

そのとき、「今、ここ」にいられたことが、

私にはすごくいい体験だったなあと思います。

 

というのも私自身、

「今、ここ」にいることが

なかなかできないタイプなんですね。

 

次の段取りや、

先の心配、

済んだことの後悔、

人の目にどう映るか、

そんなことに気を取られている時間が

まだまだたくさんあります。

お恥ずかしながら。

 

 

だけど、「今、ここ」にいることほど力強く、

安心なものってないんです。

 

この後どうしようと先のことを心配する必要もないし、

まちがったんじゃないか、

私は迷惑なんじゃないかとか、

心配することもない。

 

ただ、今を感じるだけ。

 

後も先もない、

「今ここ」にいられたら、

不安になりようがないんです。

 

これほど力強く、安心なものはない。

 

 

ほんとはどんな時も、

「今、ここ」がすべてで、

それだけが本当なんですよね。

 

そうわかっているのに、

実際にそうあるのは結構難しい。

 

 

そんな「今、ここ」から離脱しやすい私でも、

すっと「今、ここ」にあることができたので、

不安になりやすい、

人の目が気になる、

あれこれ考えるのに疲れた、

という方にぜひぜひおすすめのワークショップです!

 

 

いや、まさにタイトル通り、

「今、ここ」を感じるワークショップでしたよね。

 

 

よく俳優さんが、

「彼(役)の人生を生きることができて幸せでした」

とか言うけれど、

それは、役になろうとしてなりきったということではなくて、

自分を開いて、「今、ここ」にいることで、

その瞬間、

本当にその人(役)として在った

ということなのかなと思いました。

知らんけど。笑

 

まあ演劇のことは素人の私には到底わからないのですが、

演劇ワークショップというタイトルだけど、

みんなの前で自分の三文芝居を曝させられるとかはないので、

安心してください。笑

私もそれだけは事前にK!naCoちゃんに確認しましたよ。笑笑

 

 

そして、心の奥にある、

「私は迷惑なんじゃないか」

という怖れさえなければ、

私はいくらでも人を受け入れられるし、

いくらでも人に近づくこともできるとも感じました。

人が好きなんだと。

 

ただね、正直に白状すると、

ワークが終わったとたん、

魔法が解けたように、

「私は迷惑なんじゃないか」が

うっすら戻ってきたのも感じたんですよね。笑

 

はい、おしまい!ってなったとたん、

半分はフワーとしているけど、半分は、

「あ、迷惑だから終わったらすぐに離れなきゃ」

が横切ってました。

根強いよねー。笑笑

 

でも、そんなこんながわかっただけでもまずはよし。

 

私に必要なワークショップだったんだと思います。

 

ありがとうございました!!!

 

 

 

帰りながら、「オペラ座の怪人」(←また)の、「ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン」の歌詞を思い出していました。

”どんな言葉も 枯れ果てる世界に あなたは私を連れてきた”

すごいなあ。知ってる人は知ってるんだなあ。

 

 

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