'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

人の言うことに、とらわれなくていい 〜おバカな思い出を添えて〜

人の言うことに、とらわれなくていい 〜おバカな思い出を添えて〜

 

 

'それなりに'うまくいっている→を'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

昨日今日と、仕上げなきゃいけない絵に追われていました。

なんとか描きあげて、今日はこうしてブログも書けて、うれしいです。

 

 

 

さて、前回の記事の、人の裏表が怖いというお悩み相談の中で、

私も思春期の男同士の武勇伝を聞いて、

ってなったことがあります。

と書きました。

 

そのエピソードを思い出して、書きたくなったので、前々回に予告していたものはまた今度にして、今日はこれを書かせてください。

こうして、「次回はこれを書きます」と予告してもズレていくんですね。

そのときタイムリーに書きたいものを逃すと、温度感を失っちゃうので。(←いっちょまえか)

ということで、前々回の予告がまたのびのびですがお許しくださいませ。

 

 

 

で、思春期男子の武勇伝の話ですが、思春期というか、もう思春期も終わりかけの頃のことです。

 

私、高校時代は剣道部のマネージャーをしていたんですね。

高校入って最初に仲良くなった友達に、

「剣道部に入りたいけど、うちの学年は男子ばっかりで女子は私1人やねん。

いなちゃんマネージャーでもいいから入って〜!」

と言われて入ったんです。

 

結局、私の代の剣道部員は、

10人中、私たち2人以外は男子

という構成でした。

 

そんなわけで、高校3年間、剣道部の仲間と過ごしました。

 

▷▷早送り

 

かくかくしかじかで高校を卒業してから、みんなが連絡取れるようにと、パソコンとか得意な男子が、非公開の掲示板(←SNSとか発達してない時代・笑)を作ってくれました。

 

その男子、仮に「高野くん」としましょうか、が、飲み会かなんかで、

掲示板作ってるから見てみて〜」

と、 私たち女子にアドレスを教えてくれたんですね。

 

「ありがとう、見てみるわー」と、後日見てみました。

 

男子たちは、前から利用していたようで、すでに書きこみがたくさんありました。

 

 

それを読んでみると、、、

 

 

風俗に行って、

「こんなことしたった」とか、

「こんなことしたらこんなことになってた」とか、

男子たちが生々しく書いてたんです。

 

 

も!

マジできも!

 

 

もうドン引きというか、怒り狂いました(笑)。

 

それまでも、剣道部の男子から、またはクラスの男友達から、ソフトなエロリー話(笑)を聞いたことはありました。

男がETとかスターウォーズとか名作のタイトル書いたビデオ(←DVDない時代・笑)を貸し借りしてるのは、だいたいエロリービデオだ、とか、

テスト前は部活が休みで特にムラムラするから1人でするんだ、とか(笑)。

 

笑って聞ける程度で、男同士の連帯感が微笑ましいなとさえ思っていたのですが、

掲示板に書いてたのは、マジできも!って思いました。

 

 

きもいっていうか、もう、猛烈にハラワタが煮えくりかえりました。

 

今まで聞いていたエロリー話は、奴らにとってはエロリー話のうちにも入らないものだったのね!

騙された!!!

 

 

私は、男の人が、女性を好きなことや、性に興味があることには、まったく抵抗がないし、むしろそこが色気であり、魅力でもあり、かわいらしさでもあると思っています。

それはその当時からそうでした。

 

では、何にそんなに腹がたったのかというと、

今思えば、

女を「モノ扱い」しているように感じたからだと思います。

 

女が好きなことは結構。

でも好きならもっと敬意払えや!

っていう感じでしょうか。

 

「こんなんしたった」とか、上から目線でモノ扱いしている感じを受けたことに、腹が立っていました。

 

 

あと、女子の前では決して見せない顔を見てしまった衝撃(笑)。

今まで見てきた仲間としての顔はなんだったの?

私たちの前ではいい顔しときながら、陰では女をバカにしてたわけ??

 

それこそ、男子には、女子にみじんも見せない裏の顔があることを知ってしまって、信じられないと思ったできごとでした。

 

 

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どうしようか迷って、でも一応、見たぞって言うことを知らせるために、

「高野に教えてもらって来ました。」

くらいの書きこみだけしたと思います。

 

ここで謎なのが、高野の意図なんですけどね(笑)。

高野はそんな内容ってわかってるのに、何で私たち女子にアドレスを教えたのか。

男たちも、男子だけのコミュニティだと思って安心して、そんな話題を書きこんでたはず。

男子たちに「お前なんで教えるねん!」ってつっこまれたんじゃないだろうか(笑)。

 

高野自身は、掲示板上でも、あいづち打つくらいで、自分からは大した話題提供はしていませんでした。

普段からわりとそんな感じのタイプです。

 

自分が作った掲示板で、みんなが楽しんでくれてるのを見てるのがうれしいってスタンスだったのかな。

 

 

後日、もう1回だけその掲示板をのぞいてみたら、みんなすごくまじめになってました(笑)。

もう遅いわ!

しかと目に焼き付いたわい!

デジタルタトゥーじゃい!

 

 

とにかく、もう1人の女子も、「私も、生理的に無理やわ。」と、しばらくはさんざん2人で怒っていました。

 

しかも、文武両道が信条の剣道部は、学年でも成績のいいやつが多かったので、医者とか弁護士のたまごが結構いたんです。

それもあいまって、

こんなクズが社会的地位の高い仕事に就くなんて、日本も終わりやな!

そんなクズに人が救えるか!

ありえへん!

ほんま◯んでほしい!

と、それはもうたいそう怒り狂っておりました(笑)。

およそカウンセラーらしくないことばチョイス、誠に申し訳ございません。

根が熱いもんで(^^;;

 

 

それからどうやって和解(笑)したのか。

そのときもう大学生で、剣道部のメンバーと実際に会うのは、年数回の飲み会とかだけだったので、日にち薬で私の怒りも収まって忘れていったんだと思います。

 

その件について、男子たちと話したことは、未だにないです(笑)。

 

 

今となっては、 「こんなことしたった」とか偉そうに書いていたけれど、

男同士だと、

見栄張りあったり、

カッコつけたり、

連帯感持って悪事を共有しているかと思えば蹴落としあったりすもするから、

どこまでほんとだったかわからないなーと思えます。

 

特にあの年頃だったし。

男同士でイキって情報交換するのは、通過儀礼的な、正常な発達段階なのかもしれない。

 

偉そうに余裕で遊んでるかのような語り草だけど、

実際のところは、

お姉さんに悩殺されて魅了されて、アホみたいな顔して喜ばせてもらってただけかもしれないし。

 

女子の前で、決して見せない顔があるのも、

陰でバカにしているというより、

嫌われたくないというのが大きいんだろうと思うようになりました。

 

男の人って、こちらが思っている以上に、

男同士で競ってるし、

女性に嫌われることを恐れてるし、

女性というだけで、気を遣ってくれてるし、

大事に、やさしくしてくれたりもする。

 

そういうもんなんだとわかるようになった今は、

多少悪ぶって偉そうなこと言っていても、それがすべてではないし、それでもいいとこもあるんだろうと、怒り狂わなくなりました(笑)。

 

 

 

 

以前、モニターカウンセリングでも、

夫が大事なことを隠していたことがわかって以来、不信感が拭えない

というご相談をいただいたことがあるのですが、

それも、第三者の私からしたら、

ご主人は、

奥さんを欺いていたというより、

それを言って、奥さんに嫌われるのが怖かった、失うのが怖かったんだろうなあ

というように見えました。

 

 

うちの同級生の発言に不快に思われた方がいらっしゃったら本当に申し訳ありません。

ガキンチョの戯れ言です。

今はそれぞれ各界で、忙しく働いたり、人の親になったりして、酸いも甘いも経験させていただいております。

根は悪くないやつらなんです。

たぶん。

笑。

 

 同級生の人間性を疑うという方もいるかもしれないと思い、ブログに書くことも少し迷ったのですが。

 

 

お伝えしたかったことは、

人の言うことに、そんなにとらわれなくていい

ということです。

 

ことばは大事な手がかりではあるけれど、

それがすべてではないし、

うまく使いこなせていない人もいます。

 

ことばを使いこなせていないどころか、

私たちは、自分の気持ちさえ、自分でもよくわかっていないこともあります。

 

聞き手としても、どれだけフラットに聞けているか、わかりませんしね。

 

 

ことばは参考程度に聞いておいて、 目の前の人を、 あの手この手、全身で知ってみてください。

そして何より、自分がどう感じているかを、その都度大事に見つめてみてくださいね。

 

 

 

 

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