’それなりに’うまくいっている→を→’おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
このところ時期的に、テレビやラジオや街で、クリスマスソングが流れてくることが多かったです。
定番のマライアキャリーの「恋人たちのクリスマス」とか、back numberの「クリスマスソング」とか、B´zの「いつかのメリークリスマス」とか。
それはいいんですけど、クリスマスソングって、イントロに鉄琴?オルゴール?のような、ピロピロした音が入っていることが多いんです。
で、その感じが、社用携帯のメールの着信音になんとなく似ていて、そんなイントロが流れてくるたびに、ビクッとしていました(笑)。
職場から時間外に連絡って、まあろくなことがないでしょ。
なんか忘れてるとか、トラブルとか(^^;;
どこかからかすかに鳴るピロピロ音に、メールか!?と一瞬耳を澄まして動きを止めてしまいます。
クリスマスソングにびくびくしているのは私だけでしょうね(笑)。
ブログの更新が、ほんっと最近とぎれとぎれになってしまってごめんなさい。
月末、年末のもろもろ仕事をしたり、年賀状用のイラストを描いたりしています。
で、絵を描いていて思ったのですが、習い始めたときは、手のひらとか、足首から下とか、難しくて描くのがイヤだったんです。
なるべくそこを描かないで済むポーズを選んだり、うまく描けないので、「描けないパーツ」としてはなから適当に描いたり。
でもだんだんと描き慣れてくると、そういうパーツほど、描くのが楽しくなってきます。
描きごたえがあるというか。
美しく描けたら、すごく満たされる感じがするし。
まれに、「いいの描けたー!」って思えたときは、ほんとに飽きずにずーっと見ていたりします。
さっさとお風呂に入って寝たらいいのに、何度も見たくなって、なかなかお風呂に入れない。
だから時間がなくなるんだよ!
こういう感覚って、スポーツや楽器をしている人にもあるんじゃないかなあと思うのですが、どうですか?
なかなかお風呂には入れない方の話じゃなくて(笑)。
難しくてなかなかできなかったことこそ、後から楽しくなるっていう感覚。
私はピアノを習っていましたが、ピアノでもそうでした。
ぜんぜん練習しない月謝ドブ捨て不良生徒でしたが。
練習している曲の、難しくてなかなか弾けない部分。
最初はそこがイヤで、
「そこさえなければスムースに弾けるのに」っていうところが、
だんだん弾けるようになってくると、
1番気持ちいい部分になって、
1番ワクワクする見せ場になる。
逆に、最初からスムースに弾けていたところは、手応えがなくなってつまらなくなる、
みたいなことがよくありました。
人間って、怠け者のようで、やっぱりどこか、向上したいし、チャレンジしたいし、退屈が嫌いなんでしょうね。
すべての分野において、とは言いませんが、好きなこととか多少腕に覚えのあることにおいては特にそうなんだと思わざるを得ないところがあります。
だって冒険家は、危険を冒してまでより険しい山に登るし、
ボルダリングする人は、より取っ手(?)の少ない壁を登るし。
なんでボルダリング?
私、今度生まれ変わるなら、顔が良くて、スタイル抜群で、性格も良くて、家柄も良くて、お金持ちで、頭も良くて、多才で……とおよそ非の打ちどころのない人に生まれ変わるようお願いしているんですが、
宛先どこ?
こんなことではまた、悩み多き人生を選んでしまうかもって思いました。
ノー!!!
人生も、およそ非の打ちどころがないと、飽きちゃうのかもしれないから。
やっぱり、人として生まれたからには、より難しいことに挑戦して、その後満たされたいとかいう願望が、どこか奥にあるのかもなあ。
ノー!!!
てことで、
悩みや問題も、退屈しのぎと自分磨きのために、あえて選んでいるという目で見てみたら、
少し見方が変わるかもしれないです。