おはようございます、カウンセラーいなこです。
私はもともと、この人はどうしてそんなふうに考えるのだろうということを考えるのが好きだったり、心のありようが、幸せにもっとも効率よく近づけるすべての鍵のような気がして、心理学とかカウンセリングとかがずっと好きでした。
そして、だんだんと、なんとなくの生きづらさに気づき始めてからは、自分の心のありようも知りたくて変えたくて、ここ何年かは、多くはその目的で心理や自己啓発系の読み物を読んだりしています。
だけど、気づいたんです。
私は、心理学やらを知って、自分を変えようとしているというよりは、どこか、私の考えはまちがってない、私のこれまでの生き方は正しかった、私の育てられ方はまちがっていなかった、そんなことを確かめるために、知ろうとしている節があることに。
もちろん、ああそうか、そういうとらえ方もあるのかという気づきもあり、少しずつではありますが、変わってきたところもあるのはあるんです。
だけど、「ほらやっぱり、私は『大丈夫な側』の人間だったんだよ」ということを確認するために、いろいろ読んだりしているところも大いにある気がするんです。
そりゃなかなか変わらんわなー(笑)。
結局、「変わりたい」以上に、
「そのままでいいよ」
って言ってほしいんでしょうね。
がんばりたくない、ありのままでこのままで、私のすばらしさを認めてちょうだい。
今となっては実は、「変わりたい」以上に、「変わらぬ私を称えてほしい」という思いを抱えてきた気がします。
じゃあまずは、自分で自分を、
「ありのままでそのままで、あなたはすばらしい!」
そう称えなさい、そういうことになるんですよね、心の世界ではきっと。
ぐすん、やさしいような、厳しいような、心の世界(笑)。
なんなんだろう。
自分のたくさんの矛盾だらけに気づく今日このごろです(笑)。