心の変化はらせん階段を上るがごとく。
'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
通りがかりの下町の古い商店から漂う石油ストーブの匂いに、郷愁を感じてしまう私です。
寒いのが少しぶり返しましたね。
さて、先日、私は転職に失敗しました!という話を書きました。
不思議なもので、あの記事を書いてから、逆に転職失敗な感じが減ったんです。
むしろ、今のいいところが見えてきて。
今の職場になって、割と時間はできたのかもしれないな、とか、
いろんな患者さんをみられて、これはこれで新鮮で楽しいな、とか。
前の職場では、やっぱりマンネリで行き詰まりを感じていたことは確かだよなあとか。
心が少し軽くなりました。
一見、不思議で逆説的ですが、
心理学的にいえば、
執着を手放した
ということだと思います。
少ーしだけね。
前の職場への執着。
転職成功への執着。
カウンセラー一本で生計を立てられるようになることへの執着。
にしても私、同じようなことを何度も書いていますよね。
これでよかった。
やっぱりよくなかった。
安心できました。
やっぱり不安です。
え?もう大丈夫って言ってなかった?
え?やっぱり大丈夫なん??
ずっと読んでくださっている方がいらっしゃったら、混乱しているか、あきれておられるかもしれません(^^;;
自分でも、またかーと思いますもの。
その時その時で、本気なんですけどね。
ただ、毎回、
不安 → やっぱり大丈夫 → 不安→ やっぱり大丈夫 → ・・・
を繰り返すほどに、大丈夫の深度は深くなっていっているんです。
心の変化というものは、らせん階段を上るがごとく、ということは、師匠からも聞いた(読んだ?)気がするし、他からも何度か聞いたことがあります。
ぐるぐる同じところを回ってばかりなようで、
実は少しずつ上がっていっている。
長年の心のクセは1回できれいさっぱり変わらないし、同じようなことを繰り返しやすい。
でも少しずつは、変わっているんです。
久々に手作り感あふれる図。
だから、心のことに向き合って、少しでも生きやすくなるようにとがんばっているのに、
私また同じとこで引っかかってるわあ。
もう乗り越えたと思ったのに、またしんどくなっちゃった。
そんな風に、
同じことの繰り返しで、
進歩していなくて、
疲れてしまうことってあると思うのですが、
そんなときは、
高さは少しは上がっているんじゃないか?
という目で自分を見てみてください。
また同じことで……とがっかりしても、
前ほど長く引きずってないなとか、
悲壮感はましになったなとか、
らせん階段の「ぐるぐる」ではなく、「高さ」の方に目を向けてみてください。
またぐるっとしておなじみの景色しか見えないけれど、ちょっとは上がったんじゃないか?って。
少しは努力が報われてるのかなと思えると、また元気が出てくるから。
らせん階段を一生懸命上っているけなげな自分を、ねぎらってあげてくださいね。
ただ私のらせん階段は、人のそれより少しばかり半径が短くて、勾配が緩いのかもしれません。
つまりはまた近いうちに、しんどいって言い出すという予告です(笑)。
2月14日にカウンセリング募集を行います。
のぞくだけでものぞいてみてください。
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