'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

石にならないでよカジモド・・・劇団四季「ノートルダムの鐘」を観てきました!前編

石にならないでよカジモド・・・劇団四季ノートルダムの鐘」を観てきました!前編

 

 

’それなりに’うまくいっている→を→’おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

劇団四季ノートルダムの鐘」を観てきました!

 

一観客として感想を言いたくなったので、今日は単純に感想を書きたいと思います〜。

 

 

四季の「オペラ座の怪人」ついて熱っぽく書いていた私ですが、四季のもの全般を観ているわけでもなく、ミュージカルや演劇全般に詳しいわけでもなく、ただたまたま誘われて観た四季のオペラ座の怪人が大好きになったというだけなんですよね。

 

四季は、他には、「ライオンキング」と「アイーダ」を1回ずつ観たことあるだけです。

 

ノートルダムの鐘」は、今京都に来ているので、関西にいるうちに1回観ておこうかなーくらいの感じで、お正月に妹に会った時に誘って、昨日行ってきました。

 

白黒でレッドカーペットを歩く絵になるカップルさんと、写真を撮っている姉に気づかずスタスタ行っちゃう妹。笑

 

 

でもやっぱり、その1回分も、オペラ座に回した方がよかったかしらんと、普段ファントムさまに忠誠を誓っている私は、謎の罪悪感(笑)を感じて、気持ちが盛り上がりきらないままでいました。

 

ミュージカルってあらすじがわかりにくいことがあるので、何となく予習していったのですが。

 

 

あ、ここからネタバレしますよーーー!

 

 

あっさりとあらすじをご紹介すると、

1400年代のパリのノートルダム大聖堂司祭助祭であるフロローは、清く正しく生き、教会の中でもどんどん出世してきました。

 

そんなフロローとは対照的な、遊び人の弟は、ジプシーの女性との間に子をもうけて、病気で亡くなってしまいます。

 

その子は、病気か障害があって、醜い姿をしていました。

穢れたジプシーとの子ども、しかもこんなに醜い子どもなんて、と捨てようとしましたが、神の視線を感じ、畏れを抱いたフロローは、育てることにします。

 

ただし、大聖堂に閉じ込めて。

 

醜くて、パリで閉じこもって暮らしてるって、それはもはやファントムさまやん。笑
でもぜんぜん雰囲気は違うんですね。(当然。笑)
ファントムさまは”孤高の天才”って感じで、カジモドは”気はやさしくて力持ち”って感じかな。

 

 

その子に、"できそこない"という意味のカジモドという名前をつけ、醜い姿のお前は、世間に出たら、嫌われる、いじめられる、世間は冷たい、ここだけが安全なんだと言い聞かせて育てます。

 

カジモドは、そんな冷たいことばをかけられて育ちながらも、このご主人様だけが自分を守り育ててくれたと、フロローに従い、大聖堂の鐘をつく仕事を与えられ、外の世界に出ることなく過ごしています。

 

ご主人様には、外の世界は怖い冷たいところと教えられながらも、大聖堂の屋上から見る、街の人々の普通の暮らしに憧れを抱いていたカジモドは、青年になったある日、年に1度のお祭りの日に、初めてこっそり外に出ます。

 

そのお祭りで踊っていた、エスメラルダというジプシーの美しい女性と、ハプニングがあり仲良くなり、人に初めてやさしくしてもらったカジモドは、彼女にうっすら恋をします。

 

でも、彼女に恋をしたのはカジモドだけではなかったんですね。

 

フロローも、だったんです。

 

若く美しいエスメラルダに魅了されますが、それまで、ジプシーは街の治安を乱す悪として、彼らを排除するのが大きな仕事の1つだったフロローは、そんな自分の思いに戸惑い、罪悪感を抱きます。

人間として当然の欲望だけれど、聖職者として、「清く」、「正しく」生きてきたフロローは、それを素直に認めることができなかったんですね。

そんな自分の感情に戸惑い、怖れ、忌み嫌い、自分を惑わす悪魔のようなあの女のせいだと考えようとします。

 

しかし自分の中に湧き上がる欲望を抑えることはできず、姿を隠して、今まで行ったこともないようないかがわしいお店(笑)を巡り、彼女を求めて夜の街を彷徨い歩きます。

 

そうしてエスメラルダを見つけ出したフロローは、素直に好意を伝えるのではなく、穢れているジプシーのお前も、大聖堂に住めば更生できるからここに住んで学べば救われるだろうと、もっともらしい理由をつけて、自分のものにしようとします。

 

でも、自由を愛するエスメラルダ姐さんは、もちろんそんな申し出をキッパリ断り、フロローの歪んだ欲望も見抜きます。

 

そこから、フロローの狂気の沙汰が始まります。

 

人の心を惑わすジプシー女を捕らえろと、自分の権力をフル活用して命令を出し、エスメラルダを捕まえようとします。

 

自分のものにならないなら、火あぶりにして殺してしまおうとするんですね。

 

そんなエスメラルダを、カジモドは勇気を振り絞って、助けにいこうとします。

 

 

・・・とまあ、簡単なあらすじはこんな感じです。

 

 

私はオペラ座では泣いたことないのですが、このノートルダムは泣きました。

四季で初めて泣きましたよ。

いや、泣いたからいいお芝居とかそうじゃないとか、そういうことではまったくないです。

ファントムさまはやっぱり私のナンバーワンだし。←聞いてない

 

私にとってオペラ座は、ファントムさまにうっとり、その世界にうっとり、、っていう要素が大きいのですが、ノートルダムはカジモドに共感って感じで泣けたんですよね。

 

感動の種類が違う感じです。

 

 

で、どこで泣いたかというとね、

「石になろう」のところですね。

 

 

エスメラルダを助けようと、カジモドは1度行動するんですが、フロローの罠にはまって、失敗するんですね。

そして、事態はより悪い方に行ってしまいます。

 

カジモドはフロローに連れ戻され、2度と外に出られないように、閉じ込められ、繋がれてしまいます。

 

そこで、カジモドは、すごく自分を責めるんですね。

 

僕がやったことで、かえって事態は悪くなった!

勇気を出してやったのに、何にもならなかった!

夢なんて見なければよかった!

ご主人様の言うことは、正しかったんだ。

 

僕は醜い。

世間は残酷だ。

 

もう2度と憧れなんて抱かない。

夢なんて見ない。

 

1人にしてくれ。

 

何も感じなければどんなに楽か。

 

心を閉ざして、いっそ石になりたい。

石になろう。

 

 

※歌詞、セリフそのままではないです。私の記憶の感じで書いてます。

 

 

このシーン、

ああ、人はこうやって、心を閉ざしていくんだな

というのが、痛いくらいわかって。

 

そしてこれは、私もよく知っている感情で。

 

ボロボロ泣けてきました。

 

 

勇気を振り絞って、挑戦したのに、

何にもならなかった。

夢見た自分がバカみたい。

誰の力にもなれなかった。

何の役にも立たない自分。

それどころか、人に迷惑をかけた、、

 

バカみたいバカみたい。

 

無駄に夢なんて見るんじゃなかった。

調子に乗って、挑戦なんてするんじゃなかった。

 

もう2度と夢なんて見ないし、挑戦もしない。

 

もう誰も何も信じない。

 

そうすれば、傷つくこともない。

 

何も感じず、何も夢見ず、静かに1人で生きていくんだ……

 

 

そうやって、人は心を閉ざすんですよね。

 

 

誰かの力になりたくて、勇気を出して頑張ったのに、何の役にも立たなかった。

 

辛いよね。

辛い。

 

情けなくて、惨めで、悲しい。

 

そんな気持ちは、何かに挑戦した人なら、1度は感じたことがあるのではないでしょうか。

 

勇気出して、新しいこと挑戦したけどうまく行かなかったとか。

憧れていた世界に入れたけど、もっとすごい人がいて、心折れたとか。

団体戦で、自分のせいで負けたとか。

好きな人に勇気出して告白したけど、振られたとか。

 

 

辛いですよね。

悲しい。

惨め。。

 

だけどこうして、カジモドのこととして、客観的に見ると、ぜんぜん惨めでも情けなくもないんです。

 

 

その痛みは、挑戦したからこその痛みやし!

まだ終わってないし!

よくやったよ!

めちゃくちゃかっこよかったよ、カジモド!!!

自分を責めないで!

自分を信じて!

信じて!

がんばれ!

がんばれ!

も一度がんばれ……!!!

 

 

泣きながら、そう必死で応援していました。

 

 

ここで、

世間は冷たい。

自分は無力だ。

そう信じたまま、心を閉ざして生きていくのか。

もう1度、世間と自分を信じて、挑戦するのか。

 

大きな分かれ道なんですよね。

 

 

カジモドは、もう1度、助けに行きます。

 

 

私も、ここ数年、環境の変化を経験し、自分なりには勇気を出して挑戦して、でも素直にうまくいったとは言えない状況だったので、すごく共感しました。

 

そして、この時のカジモドのように、自分を責め、心閉ざしがちだったなあと。。

自分を許せていなかったなあと。

 

 

だけど、カジモドを見ていたら、全然間違ってないし、その失敗は挑戦したからこそだし、まだ終わりでもないし……

そんなふうに思えて、自分を自然と許せる気持ちになっていました。

 

 

芸術って素晴らしいなあ。

理屈抜きで、心震わせてくれて、大事なことを教えてくれて、癒してくれる。

 

石になろうのカジモド思い出すと、また泣きそうです。

 

 

すばらしい作品をありがとうございました!!!

フロローさまも、ヴィランだけどかっこいいんですよねー。
白髪交じりの野中さんが十字切るの、かっこよかった。
四季に出てくるキャラクターは、悪役もなにもかも魅力的で困るわ〜〜。

 

 

長くなったけど、もうちょっとだけ感想書きたいので、また次回!

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しかし、じわじわと観劇ブログになりつつあるよな、このブログ。笑

オペラ座記事が今も読まれていると、何よりうれしい気がしてしまう私は、カウンセラーとして何かが間違っているのでしょうね(-_-)

(いや、どの記事読んでくださってもうれしくありがたいのは大前提ですよ!!!いつもほんとにありがとうございます!!!)

 

 

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