あれこれ言われてどうしたらいいかわからないとき。どんなにいいアドバイスでも、自分が吸収できる形に消化することが必要。
'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
今日の大阪の天気予報は、前日からはっきり「雪」でした。
大阪で、こんなにはっきり雪の予報が出ることは少ないです。たぶん。
降るとしても、一瞬気まぐれにチラッと舞うくらいのことが多く。
車通勤なので、朝起きて積もっていたらどうしようと、電車のルートも考えていたのですが、おかげさまで大丈夫でした。
朝はまだ雨のようなものが降っていて、フロントガラスに落ちてくるのは水滴でしたが、降り方がふんわりしていたので、みぞれだったんだと思います。
それにしても、車で暖かく出かけられることに感謝です。
いろんなことが、先人たちのおかげで快適です。
以前に、繊細な中身を守るため、心にも「皮膚」を張ることが大事、というようなことを書きました。
だけど、成功者のアドバイスや偉人の名言とか、自分の中に取り入れた方がよさそうなものもありますよね。
今日はそんないいものを、自分の中に効果的に取り入れることについて書いてみようと思います。
身体に栄養を取り込むには、基本的に、食べ物を食べるしかありません。
だけど、食べたら食べただけ栄養になるかと言うと、そうではないんですよね。
食べ物は、口から取りこんで、食道を通り、胃腸で消化され、体内に吸収できる状態になって初めて、栄養として身につきます。
この、「消化されて吸収できる状態になって初めて」というところが重要です。
食事量と内容の割に、体重が増えてこない、血液検査の結果でも栄養状態が悪い、という場合は、
消化・吸収の機能が悪いことが原因であることがあります。
食べたけれど、ちゃんと消化、吸収されずに、スルーして排泄されてしまっているんですね。
これと一緒で、いくらいいアドバイスでも名言でも、自分のものにして活用するには、「心の消化吸収」みたいなものが大事だと思うんですね。
すごい人が言う成功法則をやみくもに取り入れれば入れるほど、成功するかと言うと、そうでもなかったりします。
何でも取り入れたらうまくいく、というわけでもなく、
「自分が吸収できる形に消化する」ってことが大事なんですね。
特に、現状をよくないと認識して焦っているときほど、やみくもにあれこれ取り入れなきゃいけない気になりますが、
焦りから、あれもこれも、とやみくもに取り入れようとすると、いい結果が出にくいです。
そういうときは、心の消化機能が弱っている状態です。
消化機能が弱っているのに、栄養つけなきゃ!と思ってあれこれ無理に食べようとすると、吸収されるどころか、もどしたり、下してしまったりします。
身にならず、結局しんどい思いをするだけ。
消化機能が弱っているときは、水分だけ摂って、食べ物は入れずに、消化器官を休めてあげるのがいいです。
一般的な話です。実際の身体の不調の場合は、原因によりけりなので、受診してくださいね!
心も、弱っているときは、あれもこれも取り入れてなんとかしようと焦りすぎず、最低限無理なくできることだけして、心の消化機能を休めてあげるのがいいと思います。
で、元気になってきて、いろいろやってみたくなってきたときに、新しく取り入れる方が、成果が上がりやすくなります。
吸収率がよくなる。
自分が吸収できる形に消化する、ということを意識してみるといいと思います。
……というのも、私が最近、カウンセラー活動について、「え、自分軸でマイペースにやった方がいいんだっけ?それともがっちり期限や目標を決めてつべこべ言わず世の成功法則を全部やらなきゃいつまでも為すものも成せないの?どっちなの??」とわけがわからなくなりそうだったからです(笑)。
誰かにあれこれ言われたわけでもないのですが、ガシガシできない自分がだめなのか?でも楽しんでやらなきゃっていう人もいるし???と1人ぐるぐるしそうでした(笑)。
「やった方がいい/やらなきゃ」っていう思考がもう他人軸ですよね?というご指摘、痛み入ります。(笑)
消化不良に配慮して、ちょっと、とりあえずできることだけを粛々とします(笑)。