'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

【ご相談】見下されたくない!ーマウント女には鉄槌・・・ではなくwin-winな世界を見せてあげるー

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‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

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見下されたくない!! | ココロノマルシェ

 

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、心理カウンセラー根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】見下されたくない!

私は大学を卒業し、14年同じ中小企業で事務職をして働いてきました。現在37才です。

入社時から同じ課で働く女性社員(彼女は短大卒で2つ下)がいます。

この女がまぁ仕事をしません!

おまけに常識外れで、仕事中の居眠り、過剰な有給取得(突然親を病院に連れていくと嘘をつき急に休み、ネイルやジムへ行くetcなど、これらは嘘と証拠は掴み済み)などとにかくいかれた人です。

私は昔から、人に反論したり怒ったりできず、嫌だと思っても言えません。

人に嫌われたくない、良い人でいようとします。周りからはよく優しいと言われますが、優しいと言われるとそこしかないのかと落ち込みます。

彼女は顔は目がくりくりしてて、今までちやほやもされてきたのでしょう。

周りの男性社員の前ではクネクネ女を出し甘えるので、彼女のアホさに気づいてはいるものの男性は悪い気はしないのか、おもしろがってか褒めたりして、ますその女は調子にのり、それを見てイライラ。

同期入社、同じ部署、自分でいうのもなんですがわたしは顔に自信はないですが愛嬌はある方で好んでくれる人もいて、なぜか私には敵意剥き出しでマウントをとってきます。

私のいない所でこそこそ吹き込んだり、私に直接マウントとったりです。

だからすごく嫌いです。周りからはちょっと言ったほうがいいと言われるのですが、チキンのため本人には言えなくずっと我慢しています。

なんで私の周りにこんな人がいるんだろう、こんな長い間なんで一緒に仕事しなきゃいけないんだろう、と腹立たしいです。

そこで自分のこれまでを振り返ってみると、小中高の学生時代にもこのような我慢の友人関係を築いていた事に気づきました。

可愛くてモテる、少し派手めな友達といると、もう1人別の人が現れてそのかわいい子に気にいられたいのかヨイショしだします。その時私の事を下げたような発言をしたり、可愛いこ→自分→私という関係のようなポジション作りをしようとされる事がよくあり、悲しかったんですよね。

もちろんこうじゃない友達関係を築けたこともありますが、見下してくる人がチョロチョロ現れ、嫌な記憶が残っています。

大人になってもこういう状態になってしまうのは、このような学生時代の体験と関係があったりするのでしょうか?

またこういう目に合わず、はっきり嫌な事を伝えて、良い人をやめるにはどうしたらいいのでしょうか?

我慢ばかりしたくないです。

アドバイス頂けますでしょうか?

よろしくお願いします。

ニコさん

 

 

【いなこからの回答】

ニコさん、ご相談ありがとうございます。

いいですね〜。

威勢いいですね〜。

タイトルからして端的にわかりやすく、威勢がいい。

威勢のいい人好きです(≧∀≦)

ぜひお力になりたいと思いました。

 

とはいえニコさんは、実際の職場ではこの100兆分の1くらいしか、言いたいことを言えていないのでしょうね。

しんどいですよね。

 

 

昔から、敵意を向けられたり、マウントを取られたり、下げるような発言をされるとのこと。

 

 

結論から言います。

 

余計なひと言は、全部嫉妬の現れです!

 

……とかっこよくキメた感じにしましたが、このことばは、最近インスタでお見かけした、素敵な女性の先輩の、中道あんさんという方のおことばを拝借しました。

【50代になって気づいたこと10選】の第一条として載っていました。

 

 

でもほんとうに、心理学的にもそうなんです。

 

時にはあからさまに、時には他の人にはバレない程度の微妙〜〜な匙加減で、嫌〜な言い方をしてきたり、わざわざ言う必要のない余計なひと言を言ってくる人っていますよね。笑

 

そういうのは、嫉妬である可能性が高いです。

 

 

なぜわざわざ余計なことを言って、相手を下げる必要があるのでしょう。

なぜ私の方が"上"だとわざわざ示しておく必要があるのでしょう。

 

それは、自分の方が"下"なのではないかという怖れが根底にあるからです。

 

ご本人は気づいていないかもしれないし、気づいていても認めたがらないでしょうけどね。

 

 

そして、そこでニコさんがターゲットにされるということは、相手は「ニコさんは自分の地位を脅かす人だ」と怯えているということです。

 

それは裏を返せば、その人がニコさんの価値を認めているということです。

完全戦力外だと判断していれば、そんなにエネルギー使って、必死に下げる必要ないですもんね。

あんなんだけど、ヤツら(←失礼)は意外に見る目があるんです。

 

 

ということで彼女たち(←改心)がニコさんに価値を見ていることはわかったのですが、ニコさんは自分にどれだけ価値を見ていますか?

 

ここでニコさんの学生時代のことを振り返ってみましょう。

>可愛くてモテる、少し派手めな友達といると、もう1人別の人が現れてそのかわいい子に気にいられたいのかヨイショしだします。その時私の事を下げたような発言をしたり、可愛いこ→自分→私という関係のようなポジション作りをしようとされる事がよくあり、悲しかったんですよね。

とのことなんですね。

 

ここに出てくる、

>可愛くてモテる、少し派手めな友達

は、突出して目立つタイプであれば、クラス全員がそういう目で見るので、そこは誰が見ても揺るぎないところだったりしますよね。

なのでその人にはマウントを取ってくる人は少ないと思われます。

 

そして、そういう突出して目立つタイプの人には、良くも悪くもあやかりたい人が群がりがちです。

 

劣等感の強い人の中には、目立つ人にはあやかろうとし、自分より"下"の人を見つけては、相対的に自分の地位を上げようとする人もいます。

 

そんな中、目立つ人の隣に、自分の価値を認めていない人がいるとどうなるでしょう。

本人が認めていなければ、そこに付け入ろうとする人もいます。

 

自分で自分の価値を認めていない人は、人からの下げようとする攻撃をまともに食らってくれるので、下げやすいため、ターゲットにされやすいです。

 

そういうわけで、自分の価値を認めていない人は、"サンドバッグ状態"になりやすいんですね。

 

ですがもちろん前述の通り、ターゲットになる人は、相手に価値を見られているいる人でもあります。

 

 

ということでニコさん、自分の価値を受け取りましょう。

 

 

いや受け取りましょうって言われても、具体的にどうすればいいのかわかりにくいですよね。

 

嫌なことをチクッと言われてイライラしたり悲しい時に、いきなり、「これは嫉妬。私の価値を見てくれてるんだからありがたいものよ。」なんてなかなかなか思えるもんじゃありません。

 

そう思えるようになるには、手順を踏むことがすごく大事なんです。

 

①まずはイライラする気持ち、腹が立つ気持ち、悲しい気持ちをしっかり感じきり、とことん自分に寄り添う

まずは今感じている感情を感じきって、寄り添うことが大事です。

その時は、心理学的には……とかいう理屈は一切無視して、徹底的に自分の気持ちのままに寄り添ってください。

こんな考え方はダメとか、考え方を変えなくちゃとか、根本的に解決するためには……など考えず、正しくあろうとしなくていいです。

腹立つー!!!なんであんなこと言われないといけないの!?何で私ばっかり!!!ほんとに嫌!!!あんなヤツ◯◯になればいい!!!みんなみんな大嫌い!!!

泣いても怒っても拗ねてもいいので、そうだそうだ!そう思うのは当然だ!なんて私は健気なんだ!と、自分だけは絶対に自分の味方でいると決めて、徹底的に自分の気持ちに寄り添ってください。

この段階をすっ飛ばして、「嫉妬だからありがたく思おう」とか、「自分の価値を認めよう」とかいう心理学の理論を取り入れようとしても、ぜんっぜん入ってきません。

むしろ嫌な気分になって、心理学のことも嫌いになってしまいます。笑

 

 

②少し落ち着いたら、自分の気持ちが上がること、好きなことをする

好きなカフェでお茶をするとか、お風呂に入るとか、好きな漫画を読むとか、好きなコースを散歩するとか、お昼寝するとか歌って踊るとか。

ちょっとしたことで結構です。

気分って、案外ちょっとしたことでころっと変わります。

それでさらに落ち着いて気分がよくなってきたところでようやく、心理学的にいいとされていることに取りかかります。

 

③あの人に言われたことは本当なのか?冷静に検討してみる

人から言われた自分を下げる発言、マウント発言は、ほんとに真実なのか?

逆に、ほめてくれた人、価値を認めてくれた人はこれまでいなかったのか?

なぜ私は、価値を見てくれた人の発言はスルーして、下げてくる発言にばかり注目して増幅させているのか?

私は、価値を見てくれている人のことばよりも、失礼な人間のことばの方を信じたいのか?

 

下げてくる発言に、悲しくなったりイライラしたりするときは、言われたことを自動的に、 鵜呑みにしてしまっているときです。

腹が立ちながらも、信じてしまっているんです。

信じてしまっているからこそ悲しいし、腹が立つんですね。

 

でも落ち着いて吟味してみたら、それは真実ではないし、少なくともそれが全てではないということが見えてきます。

そしたら、「嫉妬なのかもな」とか、「価値を見てくれているのかもな」ということもなんとなく受け入れられるようになります。

 

そもそもそんなことをわざわざする相手は、幸せで心穏やかな状態でしょうか。

とてもそうは思えないですよね。

それどころか相手は、潜在意識では、助けを求めていると言ってもいいかもしれません。

ご本人は意識はしていないかもしれませんが、心はかなり苦しいと思います。

 

それがわかれば、今度そんなことがあっても、イライラすることも減ります。

それならそれで、今度はどういう返しをしようかと事前準備(笑)もできます。

 

以上の手順を踏んで、やってみてください。

 

……なんて言っても、私がそう思っても、相手は絶対嫉妬だなんて認めないし、むしろ表面上はやっぱりすごく見下されているように感じるし、結局やられっぱなしのままでぜんぜんスッキリしない!!!

と思いません?

きっとそうですよね。

一矢報いたいですよね?

ギャフンと言わせてやりたいですよね??笑

 

ニコさんも相談ジャンルを「自己肯定感・自己嫌悪」にしてくださっているように、このご相談は、ニコさんの自己肯定感、自己嫌悪に関わることなんですね。

 

相手は、人を下げることで自分の立場を何とか守ろうとする、

一方の自分は、相手の下げようとする言動によって立場が脅かされるような気がしてしまう。

 

両者とも、実は自分を否定し、嫌悪しています。

 

両者とも潜在意識では、怖れでいっぱいなんです。

 

そしてどちらも、「対等」ではなく「上下」の世界で生きています。

 

 

一矢報いたい気持ち、ギャフンと言わせたい気持ちは痛いほどわかるのですが(え)、上下の世界で生きている限り、誰かが下になってしまいます。

負ける人が出てしまいます。

たとえギャフンと言わせても、報復は報復を呼び、防御は攻撃を呼び、戦は戦を呼びます。

全員が勝つ世界に生きない限り、ニコさんの求める安息の地にはなりません。

 

 

ですから、ギャフンと言わせることに目を向けるより、やはり自己肯定感を整えるのが、ニコさんが幸せになる道なんですね。

そうすれば、相手の下げる発言も気にならなくなって、相手も手応えがないので次第に消滅していきます。

 

 

とはいえ自己肯定感を整えること自体が、一朝一夕にはいかず、なかなかに難しいのですが(笑)、上記の①〜③のプロセス自体が、自己肯定感を整えるプロセスになります。

 

周囲の言動をまともに食らって自分を自動的に責める前に、いったん気持ちを整え、冷静に内容を吟味するというプロセスですね。

 

 

最後に1つ、ニコさんのお役に立ちそうな参考文献をご紹介しておきますね。

獅子さん著の「メンタル強め美女白川さん」という漫画です。

私は知らなかったけれどドラマ化もされていたみたいなので、もしかしたらご存知かもしれません。

レタスクラブのHPで公開されているのでぜひご覧ください。

 

リアルにあるあるな場面を、メンタル強め美女・白川さんが、健康的に華麗に、でも押し付けがましくなく、スルーする技術がたくさん書いてあって、すごく清々しくなります。

誰も負けることのない対応法の引き出しが増えるので、きっとニコさんの次回に備えた事前準備(笑)を助けてくれることでしょう。

 

信頼され愛される、愛嬌あるニコさんなら、全員が勝つ世界をきっと作れますよ。

お先に幸せになって、マウントしてくる人たちに、「そんなに怯えなくても大丈夫よ〜私もあなたも敵ではないのよ〜全員が幸せになれる世界ってあるのよ〜」と、幸せのリーダーシップをぜひとってください。

 

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!

 

 

 

先月のうめだ阪急フランスフェアの劇団四季オペラ座の怪人トークショーで(←しつこい)、ファントムの1人、岩城雄太さんが、ファントムはどういう人生を送ってきたのかなど、劇中にはないところもぜひ想像してみてほしいといったことをおっしゃっていました。

私があれこれ妄想考察してブログに書いたのは、岩城さん的にはよかったんだーと太鼓判をもらえた気がしてうれしかったです。

現ファントムでは飯田洋輔さんがお気に入りだけど、岩城さんも好きになりそう♪   ←単純

 

 

 

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