遠くの彼方から、それでよかったんだよという声
つながる
おはようございます、カウンセラーいなこです。
和泉りょう香さんのセッションを受けた話、続きです。
「いなこさんは、今回の転職で生まれ変わったのだと思う」と言われた途端、私は泣いていた。
これまでは親のための人生、これからは自分のための人生。
これまでは親を安心させるために、安定を望んで生きてきた。
だけど私は本来、好奇心旺盛な人間。
この転職を機に、これからは、自分の好奇心に従って、自分の人生を生きていく、生き直しをしていく……
どうして途端にぽろぽろ涙が出たのか。
そうだったら、どんなにいいかという思い。
せっかく積み上げてきたものを壊して、よくわからない道に来てしまった。
ここへ来て、血迷って、ぐちゃぐちゃになった人生。
この1年は、本当にしんどかった。
でももし、これが、生まれ変わりだったのだとしたら。
出産は、お母さんも苦しくてたいへんだけど、赤ちゃんも苦しいと聞く。
私も、生まれ変わりの出産だったから、こんなにしんどかったのか。
もしこれが、本当に生まれ変わりの儀式だったのだとしたら、この1年あんなに苦しかったことも、理解できる。
本来の私の好奇心が抑えきれなくなって、親のための人生はもうこのくらいでいいだろうと、1度死んで、生まれ変わろうとしたのなら、こんなにぐちゃぐちゃな1年だったことも、無駄ではなかったと納得できる、報われる。
今まで、親を安心させよう、喜ばせようとがんばってきたのかもしれない自分に、「おつかれ」、という気持ち。
子どもはみな、親を助けたくて、親を選んで生まれてくると言うけれど、私が人の形にもなっていないときに、このささやかに生きている2人を助けようと決めた、そんな遠い遠いあるかどうかもよくわからない記憶と、つながったような気持ち。
いやそんなの、自分に浸って酔って、そんな気になっているだけかもしれないけれど。
それでもなんだか、遠く彼方の、時空を超えた自分と、つながったような気がして泣いていた。
そして、りょう香さんがくれた、「あなたは好奇心旺盛」という発見のプレゼント。
私は慎重な方で、自分でも、好奇心旺盛というイメージはなかった。
でも、そうかな……そうかもしれない。
慎重で怖がりだけど、これ!と思った人には会いに行っていたし、学生時代や社会人になっても、他の人がだるがっている行事や研修について、私も同じようにだるいふりをしたこともあったけれど、本当は全然だるくなかった(笑)、楽しみだった。
何かをやるとき、他のみんながいろいろ調べたり、先人に聞いてからやろうとしていても、私はまずどんなものか、自分で、自分の力でやってみたかった。
あなたは好奇心旺盛なのだという解釈が、前の職場を飛び出したことを肯定してくれた。
前の職場に残っている仲間たちが、バカな夢を見ず、あの職場で今も安泰に過ごしていることと比べて、私はどうしてそれを捨ててしまったの?変な夢をみて飛び出して、結局何者にもなれない、損をしている人生、そんな風に責めていたけれど、私が好奇心旺盛なのだとしたら。
そうか、私は他のみんなとは違ったのだ。
安定を捨ててでも、やりたいことをやってみる、思いっきり自分のしたいことに熱中してみる、私はそれをしたかったのだ。
安定を選んだ人は、安定の方に興味があっただけ。
でも私は、自分の好奇心に従ったのなら、私が選んだ道は、私にとっては正しかったのだ。
そうだ、辞めるのを決めるまでは、このままでは消化試合のような人生になるのではということの方が、人生の時間がもったいなく、怖く思っていた。
ああ、だから、あんなに苦しんでまで、私は新しい道に出ようとしたのだ、出たのだ。
血迷って、間違って、ただ自己否定から青い鳥を求めて飛び出したのじゃなくて。
本当の自分が、出たがっていたのだ。
いろんなことがつながった気がした。
親を助けたくて生まれてきた、親のための人生を終えて、これからは自分のために生きようとした、それが今回の転職の正体だったのかもしれないということ。
1度死んで、生まれ変わったから、こんなに痛かったのだということ。
それでも、本来の好奇心に従って、魂の底からの望みに従って生きてみたかったから、怖くて痛くても進んできたのだということ。
わざわざ周りの人とは違うややこしい道を選んだのは、私が好奇心旺盛だからということ。だから周りの人と違ってもよかったのだということ。
そしてもう1つつながったことがあった。
戸田朱美さんにみてもらった数秘術。
本来持っているものは、子どものような好奇心、楽しいことしかできないような性質。
しかし今世で身につけた本質は、いろいろなことが見える大人。
そしてそれらの次にやってくる課題、まだ発揮できていないけれど今の課題をクリアしたら挑戦することは、リーダーになること、前に出ること。
私は、子どものような好奇心を抱えながらも、今世ではいろんなことを見て考えて、周りの、親のいいように振る舞い、そしてそれも卒業する時が来たのかもしれない。
そしてその後は、自分を生きて、自分が前に出ていく。
りょう香さんのいっていることと、朱美さんの数秘の結果が、何となくつながった。
また、この1年は数秘的には、「嵐のサイクル」だったということ。
1年とは元旦ではなく、誕生日で区切るらしいが、実は私の生まれ月は今月だった。
去年の8月に退職を決めて、そこから今まで……ちょうどこの1年が、「嵐のサイクル」だったのだ。
そして次の1年は。「変化のサイクル」。
もう7月になったのに、この嵐はいつ終わるんだ?いつ切り替わるんだ?と不安だったけれど、今月受けた根本師匠の講座と岩橋さんのセッション、そして和泉りょう香さんのセッションで、ひと段落した気がしている。
そして、自分が「変化」していきそうな気がしている。
りょう香さんは、「これから自分の人生を生きるために生まれ変わった生まれたて、まだ赤ちゃんです、でもただの赤ちゃんじゃなくて、前世の記憶を持った赤ちゃんみたいなものです。」と言った。
りょう香さんが「赤ちゃん」とわざわざ言ったのは、自分のために生きようと生まれ変わったものの、まだその世界では赤ちゃんなので、すぐにうまくは自分のために生きられないだろうけど、少しずつ少しずつ、自分のための人生を生きたらいいんだよ、というメッセージだと思った。
そうか、まだまだ赤ちゃんだから、すぐにはすべて変われなくても、ちょっとずつ自分のために生きていけばいい。
「やってみたかったカウンセリングを、思いっきりやればいいんです」と、りょう香さんは言った。
そうだ、安定より、熱中できることを、自分を生かしたことを思いっきりやってみたいと思ったのだから、そっちを選んだのだから、思いっきりやってみよう。
できるのかどうかもわからないカウンセラーという仕事に挑戦することに対して、どこか「いばらの道」のように感じていたが、セッションを終えると、少しずつ自分でログハウスを建てていくようなイメージに変わっていた。
手作りで、1つ1つ、自分好みに作っていく感じ。
時間はかかるし、多少不格好なところもあるけれど、それも悪くない。作っていく過程自体も醍醐味なのだから。
それで、露出を多くするため、自分を売っていくために、した方がいいのだろうなあと思いながらもめんどくさくて、そんなことしても何の効果があるのだろうと思えてなかなかできなかったツイッターも始めることができた。
そういうわけで、ツイッター始めました☆フォローお願いいたします♡
(ここへきて宣伝・笑)
@aiko_ingk https://twitter.com/aiko_ingk
とにかくできることから、1つずつやっていこう、カウンセラーとしてやっていくこと、自分のやりたいことを、思いっきりやってみよう。
私はそれを選んだのだから、その通りになっているのだ。
これは順調な私の道だ。
りょう香さんは、「当然のことですけど?まぎれもなく私はそう思いましたけど何かおかしいですか?」と言わんばかりの力強い温かさで、自分も気づいていなかった自分の側面を教えてくれる。
お人柄は、とても現実的で堅実な印象なのだけれど、なんだか今回私は、自分が生まれてきた意味とか、そんな遠く不思議なものまで感じさせてもらった。
そして。
やっぱりカウンセリングっていいと思えた。
自分が目指している職業の、お客になってみるのもいい。
やっぱり、このサービスには価値があると思えるし、自分もこんな風になりたいと、夢やアイデアをもらえる。
自分も、自信を持ってカウンセリングという商品を広められると思った。
ありがとうございました。
今度は、一段階進んで、りょう香さんの、カウンセリングではなくコーチングも受けてみたいな。