こんにちは、カウンセラーいなこです。
昨日は、西洋占星術的にも、数秘術的にも、今年は転機の年らしいという話を書いたのですが、その後お風呂に入ってシャンプーしていたら、床に3つ落ちた泡が、ミッキーマウスの顔(耳顔耳)みたいに見えました。
そこで、今年は子年だったなと思い出したのですが、子年は、十二支の始まりの干支なので、新しいことが起こりやすい(転機となりやすい)と聞いたのをさらに思い出したのです!
今年は西洋占星術的にも数秘術的にも、東洋的にも、とにかく転機なんだ……!
アプローチ法が違うだけで、どの分析でもそうなるんだと、またまた1人驚いていました。
だからもう一度言いますが、今年はなんだか大変だったという方、ラッキーです、あなたは宇宙の流れに乗ってます、時代の寵児ですよ!
逆に、転機らしきことなんて何もないよ?という方は、目を皿のようにして、耳の穴かっぽじって、小鼻くんくんさせて、舌をぺろぺろして(?)、全身の毛穴を開いて(??)、五感という五感をフル稼働して、転機的なことを探してください。
何かあるでしょう?
前髪のスタイリングを変えたとか、ポーチを新調したとか!?
それともあと3ヶ月のうちに何かあるかな??
みんなで時代の波に乗りましょう(笑)。
さて、車で高いところを走っていると、いわゆるニュータウン(もはやニューではないのだけれど)のような地域は、見事にまったく同じ団地やマンションが、きれいに均一に何棟も整列しているのが見えます。
マンションはたいていそうですが、外観だけでなく内観も、階をまちがってエレベーターを降りても気づかないくらい均質です。
そこでふと、アントニオ・ガウディが作ったという集合住宅の話を思い出しました。
ガウディと言えば、サグラダ・ファミリアで有名ですが、彼が作った建物に、カサ・ミラという集合住宅があります。
集合住宅というと普通は、先に言ったようなきれいな直方体のイメージですが、その集合住宅は、うねうねとした外観で、変わった形をしています。
学生時代、ガウディが好きだった先生から、ガウディは、「自然界にはまっすぐの直線でできているものは存在しない、すべて曲線でできている、まっすぐな直線でできている四角い箱の建物は不自然だ」という考えのもと、できるだけ自然界に近づけようとしてカサ・ミラを作ったと聞きました。
正しく覚えていませんし、私よりも詳しい方がいらっしゃると思いますが、私はそんなふうに理解して、今日まで印象に残っていました。
そんなガウディの思想とは対照的な、ニュータウンのきれいな建物群を見ながら、そんなことを思い出しました。
そうだよなあ、自然界では、定規で引いたようなまっすぐな直線だけでできているものはないんだよなあ。
動物も、木も、波も。それが自然なんだなあ。
でも人工的には何とも出しにくい、その曲線が美しくて。
惹かれる。
完璧なまっすぐ、完璧な均質は、人工物でしかありえない。
ああだから人間も、均質で完璧でないのは当然なのかと、ぼんやり考えながら、妙に納得しました。
つい、安定してきれいで、完璧な人を目指して、そうでないところを見つけては落ちこんでしまうけれど、完全に完璧で均質なんて、自然に生まれた生き物である限り、ありえないんです。
そういう完璧な人物というのは、存在しない。
努力して努力しても、人間の空想の中でしか存在しないんです。
みんな完璧で均質なものになったなら、まちがった階で降りても気づかないマンションのように、私とあなたの見分けもつかなくなってしまうかもしれない。外見的にも内面的にも。
うーん、そんな世界はやっぱり、つまらないかなあ。
すべてが完璧で均質ということは、人工物、すなわちアンドロイドということ。
美しいけれど、やっぱり味気ない。
躍動感が決定的に足りない気がする。
だから、中身も外見も、完璧でなくていい。
均質でなくていい。
「なくていい」というか、ありえないのです。
だから、顔が左右非対称でも、歯並びが悪くても、スポーツ苦手でも、性格が多少ひん曲がってても(笑)、そういうもの。
だって天然ものだから。
魚だったら、「天然もの」に惹かれるでしょ?
あなた、天然ものですよ!
めっちゃ価値ある!!!
(「私は整形したので天然ものじゃない」という方も、あなたという存在自体は天然です!アイプチ、歯科矯正、胸パッド、かつら、シークレットブーツも同様。笑)
ということで、いろんな意味で天然ものな自分を引きつれて、今日も生きてます(笑)。