うまくいかない、もう何もかも嫌、すべてが嫌になったとき。うまくいかない自分を、今という点だけで捉えない。
今日は、荒れるとは聞いていたものの、雨くらいかなあと思っていたので、予想以上に台風らしい１日でした。
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
暴風雨に髪がしぶかれましたが、６月にあてた縮毛矯正の余韻のおかげで、髪の悩みが少ないです（＾＾）
８月のカウンセリング募集中です！
夏のうちに心もスッキリして、身も心も心地よい秋を迎えませんか？
さて、開催までいろいろ大変だったオリンピックも、始まってみればあっという間に終わりましたね。
といっても私はスポーツに疎く、ニュースでダイジェストを見かける程度だったのですが。
私は毎朝出勤前、「めざましテレビ」をつけながら、ごはんを食べたりメイクしたりしているのですが、めざましテレビでは、オリンピック期間中はいつも、メダル獲得に至らなかった選手を紹介するコーナーがあります。
メディアは当然、結果を出した人を取り上げますし、視聴者も、まずそこに興味を持ちますよね。
だけどその裏側で、惜しくも敗れた選手の一生懸命な努力も知ってもらおうという趣旨だと思います。
それを見ていると、「あー悔しいよなあ、こんなときは……」と、それはそれで、感情移入してしまいます。
これだけがんばってきて、
でもメダルという結果にはつながらなくて、
悔しい気持ちは拭えなくて、
でもがんばってきたという自負もあって、
結果は出せなくても堂々とインタビューに答えて、
だけどやっぱり悔しい。
こう見えて私も負けた経験があるんでね、選手に自分の気持ちを投影しちゃうんです。
だいぶ負けてるよね
勝ったとき、うまくいっているときは、いいんです。
そんなときは、いくらでも、
いいことが言えるし、
人にもやさしくできるし、
将来に明るいビジョンも描けるし、
建設的に考えることもできる。
だけど、
負けたとき。
失敗したとき。
ケンカしたとき。
叱られたとき。
うまくいかないとき。
そんなときは、うまくいっていたときの感情が嘘のように一気に吹き飛んでしまったりします。
感受性豊かな人なら、
１つよくないことがあったら、
たちまちすべてのことにうわーっと暗雲が立ち込めてくるような気分に突き落とされるかもしれない。
他の人は少なくとも私よりは幸せそう。
自分がこの世で１番不幸な気がして、
ひどくみじめで、
１人ぼっちのように思えて。
人が自分を笑っているように、
自分を残念な人と見下しているように思えて。
だけどそんなときこそ、です。
そんなときこそ、
自分をねぎらう。
自分をいたわる。
自分をほめる。
いつのときも、あなたはベストを尽くしてきたはずです。
こんなつらい思いを避けられる方法があって、
それができる状態であれば、そうしていたはず。
いつもいつもその時点での、あなたのベストを尽くしていたはずです。
そして、そんなとき大切なことは、自分を、今という１点だけで捉えないこと。
「今」という「点」では、
失敗したかもしれない、
うまくいっていないかもしれないけれど、
自分の人生の時間軸という「線」で捉えたら、
ずっとこのままではない。
「うまくいったこともあった」とか
「あの頃よりも成長した」とか、
「これからまだまだ発展していく」とか、
「また楽しいこともやってくる」ということに気づけます。
絶望の中にいるときは、
今の状態がすべてで、
ずっとこのままな気がしてしまいがちなんだけれど、
それが自分のすべてでは決してないですよね。
誰にもいい時悪い時はある。
生き物である以上、揺らいで当然だし、
人生にも波や季節はあるものだから、
うまくいってバラ色に見えるあの人にも、
へこむ季節はあるのです。
もちろん、へこんでいる人が、浮上してくる季節も。
そういう意味では、みんな一緒。
どっちも永遠には続かない。
って言ったらいやだよねー！（笑）
いい時は続いてほしいもんねー！（笑）
だけど、上がって落ちても、また上がってくるし、実はどんな波でも乗りこなせる大丈夫な自分だから、大丈夫なんです。
それを知らないだけでね。
だから、
うまくいっていないときこそ、
自分をねぎらい、
いたわり、
ほめて励まし、
将来を楽しみにする。
うまくいっているときは、思いっきりそれを享受して浮かれつつ、ちょっとばかし、周りの人に目を向けてやさしくなれたらなあって思います。
今、
うまくかないなー、
悲しいなー、
辛いなー、
さみしいなー、
しんどいなー、
もう何もかも嫌。
すべてが嫌。
と思っている方へ。
あなたは１人じゃないし、
あなただけじゃないし、
今がすべてでもない。
自分自身を、プロセスを信じてくださいね。
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