箸が転んでも自分責めっ!⑥ヤタさんのカウンセリング
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきりしあわせに
こんちには、カウンセラーいなこです。
ずいぶんご無沙汰してしまって大変申し訳ありません。
何だかエネルギーがなくなってしまって、ブログも書きたくなるまで置いておこうと思うと、こんなに月日が経ってしまいました。
ということで、前回の続きです。といっても何のこと?なのですが、しれっとヤタさんのカウンセリングを受けた話を書きたいと思います。
当日、カウンセリング会場に行くと、普通に師匠がいてびっくり(笑)。
ヤタさんが、大阪でお弟子さん講座の講師をする日だから、大阪のカウンセリング枠があるのかとは申し込んでから気づいたのですが、何でか違う会場だと思っていました。
転職した経緯、どうやら私には罪悪感があるようだということなどを話しました。
どういうカウンセリングになったかというと……夢中で話して聞いて、していたから、詳細や流れはちゃんと思えていないんですよね(笑)。
要点は、
○前の職場を辞めたことに、罪悪感がある、「裏切り感」かあるのではないか。
○退職を決断した時点の自分を責め続けている
「この身の程知らずめ!」
「夢なんてみるな!」
「お前のせいだ!」と。
おっしゃる通り(笑)
○今、本当にしたいことをするフェーズに来ていて、おそれが出ているのではないか?
したいことに向かうより、現状維持の方が、最悪でも今まで通りでまだましだから。
「売れない、ダメカウンセラーの私」という未来しか見ていないから、怖くて前を見られない。 ←この、「ダメカウンセラー」ということばが何だかかわいくて憎めなくて、出てくるたび笑ってしまいました。私好きだわ、その人w
だから後ろばかり見て、後悔し、過去の自分を責めている。
⇒ビジョンが必要
今は、「ダメカウンセラー」の未来の一択しか見ていないから、怖くて前が向けない。
本当は、それ以外にもたくさん道はある。
カウンセラーとして成功する道もあれば、その他の道もある。
カウンセラーに限らず、自分のワクワクを見つけてみては?と。
そういう話になりました。
ヤタさんのカウンセリングは、割と淡々と分析を進めるイメージがあったのですが(講義をしていただいたり、オープンカウンセリングを見学したりしたことがあります)、直感的、感情的に感じられる部分もあり、非常に中身の詰まった、納得感のある、充実したカウンセリングでした。
そして、前職場でお世話になった人たち3人を選んで、辞めてから裏切ったようで苦しかったことを伝え、許してもらい、感謝を伝えるイメージワークをしてもらいました。
全員にはできないので(笑)、選抜3名に。
まず選んだのは、部門のトップの上司。
入ったときから、いや、入る前の就職見学のときから、あいさつしたらニヤッと笑って、受け入れてくれている感じがしたなあ。
この上司も、罪悪感の強い人のように思います。
本当はすごくやさしい気持ちがあるけれど、不器用で、うまく表現できず、下の人たちからは恐れられているところもありました。
でも私は甘えていたなあ。
この人は、絶対に私を見捨てないという確信を持ったうえで、もっと認めてほしいと拗ねてみたり、わかったようにいっぱしなことを言ったりと、甘えさせてもらっていたと思います。
全部言わせてくれていたんだなあ。
イメージワークの中でも、不器用に平静を装いながら、私の言うことを、「うんうん、そうかそうか」と聞いてくれました。
「がんばれ」と。
2人目は、すごく好きだった後輩。
人としても、仕事人としても、すごく考え方が合う気がして、尊敬もでき、その上あほな話も延々できる、とにかく私にとっては信頼できて、話しごたえがあって、おもしろい人でした。
まじめな話もあほな話も、いっぱいしたなあ。
私の許しを求めることばと感謝の気持ちを伝えたら、「いなこさん、思う存分やっちゃってください!」と、深刻にならないよう、ちゃかしながら応援してくれました。そういう気遣いのできるやつなんですよ。(※注:私のイメージ内でのできごと・笑)
最後は、最後の配属先の直属の上司。
最後の配属先に異動したときは、もう私がこの仕事がしたいことじゃないかもしれないと思い始めた後で、そんな思いを話してもいたのですが、それでも、私を認めてくれて、来てくれてうれしいと言ってくれていました。
歓迎してくれていたのに、今思えば、もっとがんばれたんじゃないかと思う気持ちもあります。
一見、大ざっぱで雑で口が少々悪くて(笑)男っぽい感じですが、情に厚く、素直に感情を表現できる人です。
私のことばを、感無量のやさしい笑顔で、「うんうん」と聞いてくれました。(※注:私のイメージ内でのできごと・笑)
みんな、もちろん私を許してくれたし、応援してくれました。
そして今さらですが、やっぱり本当に、みんなの気持ちを受け取っていなかったなあとあらためて感じたんです。
イメージっていうか、本当にそんな感じで言ってくれていたんですよね。
そう、1度も誰も、私の退職を、責めてなんかいません。
さみしいし、残念だけど応援すると言ってくれていました。
だけど、そんなの、退職時のテンプレートの決まり文句、くらいにしか受け取れていなかったんです。
でも、
いやいや、そんな人たちじゃないよな、あの人たちは。
情のある温かい人たちだし、まぎれもなくその温かさを、私にも向けてくれていたはず、と気づいたんです。
それを、私は、「どうせ自分が抜けたって大したことない」という思いにしか目がいっていなくて、すごく軽く聞き流してしまっていたなあと。
私ほどではないにしろ(笑)、あの人たちの、さみしさとか、残念がってくれる気持ちとかには、まったく目をやれていなかった。
そんなことにも気づきました。
あらためて、心から感謝しました。
イメージワークが終わり、
みんな私を応援してくれていたし、
実際責められたことはない、
そんなにいい人たちだからこそ、
「何で捨ててしまったんだろう」
って思ってしまうんです。
とヤタさんに言うと、
「捨てたんじゃない。
『応援してもらったおかげさまで今、幸せです』
と言えるためにがんばるんだ」
と言ってくれました。
こんなに辛い思いをして退職したけれど、逆に言えば、そこまでしないと辞められなかった、そこまでしてやりたいことがあるはず。
それを見つけないといけない。
前の職場の人たちに、「おかげさまで今幸せです」と言えるように。とヤタさんに言われたときには、ものすごい勢いで頷いていました。
「おかげさまで」って言いに行きたい・・・!
「おかげさまで」と言うためなら、がんばれる気がする・・・!
このがんばり方が、いいのか悪いのかはわかりませんが(笑)、私はどうしても、人を喜ばせるためならパワーが沸いてくるようです。
ヤタさんが、私は、すごく与えたい人で、見た目からはわかりにくいけれど、情熱的な人と言ってくれました。
そんなにクールに見えているんだろうか(笑)。
とそんな感じでカウンセリングが終わり、ビジョン探しと、イメージワークで選抜した3人に、「おかげさまで私はこうなりました」と未来からの手紙を書くという宿題をいただきました。
ブログをお休みしている間、それをゆるゆるやっていました。
カウンセリング後、すごく心穏やかになったのですが、
私には、仕事内容そのものもだけれど、それと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、「気の合う仲間とワイワイ過ごすこと」
が大事なんじゃないかという思いも実は湧いてきていました。
もしカウンセラーとしてやっていけたとしても、どこまで行っても個人事業だしなあ……
みんなと同じ屋根の下で毎日過ごして、1つのものを作り上げる、
みたいなことって、カウンセラーという仕事では、できないのかもなあ。
そんな考えも、うっすら浮かんできたんです。
で、カウンセリングを終えて、スマホをふと見ると、カウンセラー同期の1人から、一緒にある企画をやらないかというLINEが入っていたんです。
おー!すごいタイミング!
仲間と一緒にやれる!
カウンセリングで泣いて笑った後のぼんやりした頭で、でもワクワクしながら、LINEのやりとりしていました。
感謝。
引き寄せというか、思わぬタイミングで悲しいこともあれば、うれしいこともあるものですね。
このお誘いについては、またあらためて書きますね。
ということで、箸が転んでも自分責めっ!シリーズを、いいかげん次回で締めようと思います。
5月はメンテナンス中につき、カウンセリング募集をお休みさせていただきます。
また来月より、仕切り直して募集させていただきたいと思っています。
気まぐれで本当に本当に申し訳ありませんが、私のところへ来てくださる方に、いいサービスを提供できるためにも、今がふんばりどころ、今月は自分と向き合いたいと思っています。
またご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。
▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ