プライドの高い自分に気づいて恥ずかしい
こんにちは、カウンセラーいなこです。
パリオリンピックも終わりましたが、みなさんご覧になってましたか?
私はスポーツにはほんと疎くて、ほとんど見てませんでした。
見てないんかい
ニュースや情報番組で、結果をちらっと見るくらいだったんですが、ある時、レスリングで銅メダルをとった須崎優衣さんのインタビューをみました。
「『五輪チャンピオンの須崎優衣』でなければ、もう価値がないんじゃないかって思っていましたが、〜以下略〜」
っておっしゃっていて。
こんな、オリンピック出るようなすごい人でも、
「◯◯じゃないと価値がない」
なんて、私みたいな無価値感的思考があるのかあ、って思ったんです。
いやいや、チャンピオンでなくても、五輪に出るか出ないかのところにいるだけで、すごいことですよって話なのに。
でもね、同時に、そこまでこの人は、五輪チャンピオンになることに必死で真剣で、常にそのことを頭に置いて、めちゃくちゃがんばってきたんだろうなと思ったんですよね。
いかにそのことを常に心に置いて、がんばってきたか。
だからこそ、「五輪チャンピオンでなければ価値がない」っていう思考にたどり着いたんだと思います。
前回、
自分の負けを認められず、かといって自分の価値も認められない私 という記事を書きました。
私も、「◯◯じゃないと価値がない」っていう思考で、自分を苦しめてきた方なんです。
それは、ネガティブな側面で言うと、「無価値感」とか、「プライドが高い」と言えます。
でもポジティブな側面から見ると、「それだけそのことを常に考えて、必死でがんばってきた」とも言えるんですよね。
長い間、諦めずにがんばってきたし、
諦められないくらい、欲しいものに近い場所にいたとも言える。
って、須崎さんをみて思ったんです。
もちろん、私のがんばりなんて、須崎さんのがんばりに比べたら屁でもないわけだけど笑、それでも自分なりには「◯◯でないと」と必死でやってきたんですよね。
それはみんなそうだと思います。
同じような思いを抱えてきた人なら誰でも。
だからその、そこまで自分を追いつめるほど、がんばってきたことを、もっと評価してあげてもいいと思ったんです。
だからこその、苦悩だよって。
それは、自分のプライドのためだったように思えるかもしれない。
でも、もっと元をたどれば、
掲げた理想を実現したいという熱い思いや、
誰かの期待に応えたい、
みんなの期待通りの自分でいたい、
要は、誰かをよろこばせたいっていう、やさしい気持ちだったんじゃないかな。
だからね、自分は自分の負けを認められないんだなあ、プライドが高いんだなあって気づいたなら。
そんな自分を、恥ずかしい、イタイ、残念なやつってののしるのではなく(気づきが起こると、それまでの自分をののしりたくなる気持ちはよくわかる)、ポジティブな面をたくさん見てほしい。
こだわってきた分だけ、負けられなかった分だけの、熱量や、やさしさがあるはずだから。
そこまで自分を追い込んでまで、がんばってきたんだということを、しっかり見てほしいです。
涼を求めて高野山へ行ってきました。
日差しは強いけど、期待通り涼しかった(^^)
土と水と木の匂いが大好物です。
私のおすすめは奥の院。
5年前初めて行った時、その空気感になんだか圧倒されたんです。
小旅行が楽しくてしかたない。
涼を求めて次はどこに行こうか。
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「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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