自分を責めてしまう。後悔が止まらない。その自分責めを聞いているもう1人のあなたは、どんな顔をしていますか?
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
間が空いての更新となってしまいました。
全国おおむね梅雨入りして蒸し暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は、またまた罪悪感ウェーブが来て、心はあまり元気ではありませんでした(^^;
カウンセラー活動もちょっとしっかりお休みしようかなあなんて思っていたけれど、話を聞いてくれる人や価値を伝え続けてくれる人たちに助けられ、ブログを更新しようと思えた次第です。
そんな間も、ブログをのぞいてくださっていた方、本当にありがとうございますm(__)m
さて、罪悪感とはほんとうに手ごわいものですね。
私だけ?笑
カウンセリングを勉強しだして、私なりには少しずつ少しずつ変わってきて、癒しも進んできたと思ってはいるのですが、
そうすると、過去の自分がいかに他人軸だったか、自分を知らなかったか、
平たく、俗っぽく言うと、いかに傲慢だったかに気づき、そこに罪悪感を感じていました。
浅はかだったなあ。
もっと聡明であれば。
申し訳なかったなあ。
そしてそんな自分は、けっして許されない。
そんな罪を背負った自分は、一生幸せになれないだろう。
そんな悲しみと苦しさにまみれていました。
おいおい、一体何やらかしたんかいなと思われるかと思いますが、
転職したことです。
えーまたその話―?と思われるかもしれません。私のブログを以前から読んでくださってる方は。笑
はい、その話です。
詳細は長くなるので割愛しますが、
やりたいことに本気で挑戦しようと思ってした転職でしたが、
実際には、前の職場への甘えとそれによる不満だとか、自分への過度な期待だとか、
そんなものがいっぱいあったんだなあと今になって感じるんです。
私には、あれもない、これもない、このままじゃだめだと思っていたけれど、
本当は、たくさん「あった」。
有形無形、たくさんのものが与えられていたし、愛されていた。
持っているものの価値に気づけていなかった。
当たり前と思って感謝できていなかった。
それに気づけず、受け取れていなかったんだなあって。
そんなに愛されていたのに、それに気づけず、大事にできず、感謝も足りずに、
恵まれたところを捨ててしまった私は、きっともう、あの頃以上に幸せにはなれない。
バチが当たる。
一生悔い、償いながら、生きていくしかないんだと思っていました。
「お願いします、許してください……」と思わず声が出てしまうくらい、苦しくなっていました。
だけどその考えを妹に話したとき、
「そんな、当たり前のことに気づけず感謝できてなかったことなんて誰にでもあることやん!
仕事辞めるのなんか自由やん!
誰の許可もいらん!
そんなことでバチ当たるなんてない!
そんな悲しいこと言わんといて!」
と言ったんですね。
私はそのとき、本気の本気でバチが当たって一生幸せになれないと思っていたので、妹にそう言われてやっと、
「あれ、これは少し行き過ぎた考えなのか・・・?」
と思えました。
ほんと言うと、今もまだ、「許されないんじゃないか」という気持ちはちょっと残ってます。笑
で、妹のことばを受けて、「そうか、これはあまりに自分に酷い考えなのか・・・?」と思い直し、そんな酷いことばを、自分が、自分の核となるもう1人の自分(みたいなのがいるとして)に言っているとしたら、そのもう1人の自分はどんな顔をして聞いているだろうと思って、絵を描いてみたんですね。
そしたらこんな感じになりました。
きっと、そのもう1人の自分は、
「自分が悪い」
「申し訳ない」
「情けない」
「ごめんなさい」と、
すべてを1人で一心に受けて、何も言い返せず、黙ってうつむいて、肩を落として小さくなって、ただただ音もたてず静かにぽろぽろぽろぽろとめどなく泣いていると思ったんです。
めちゃくちゃかわいそう・・・・・・(大号泣)
この、
「自分が悪い」
「申し訳ない」
「情けない」
「ごめんなさい」と感じているもう1人の自分の気持ちが、私の不安感であり罪悪感になっているんですよね。
要は自分で罪を作って、自分で罪を感じているんです。
そりゃそんなふうに言われ続けたら、自信もなくなるし、何もする気になれないよなあと、ある意味納得しました。
それで、この絵の子を何度も何度もなでて、
ごめんね、辛かったよね、いっぱいいっぱい勇気出してがんばってくれたのにね、ごめんね、ありがとうね、大好き、ありがとうねと何度も泣きながら言いました。
人は自分に1番厳しくて、他人には絶対に言わないような辛辣なことばを自分にはかけている。
だから親友に言うように、自分にことばをかけてみて。
なんて言ったりします。
もしあなたが自分を責めていたり、後悔していることがあったとして、
そのことばを、あなたがもう1人のあなたに言っているとしたら、
どんな顔をして聞いていると思いますか?
もしよければ、絵に描いてみてください。
あんな適当な絵↑でいいから。笑
そして、その子の横に、いつも自分が自分を責めていること、後悔していることも書き出して、そのことばの矢印を、全部その子に向けてみてください。
そのことばたちを、
全部私が悪いんだ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいと、
1人で一心に受けているもう1人のあなたは、どんな顔をして聞いているでしょう。
もちろん脳内イメージだけでもいいんだけど、私は絵にすることで一層、あの子がすごく愛おしく思えました。笑
そうやって少しでも、自分に厳しすぎるのかもということに気づいてください。
どの口が言うか。
まずはそこから。
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