おかしいのはどっち?自己肯定感マジック。
'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
車に乗っていると、遠足に出かける子どもの集団をよく見かけます。
みんなおんなじ帽子かぶってかわいい。
今年は遠足も修学旅行も行けてるみたいでよかったね〜。
さて先日、実家に、妹一家と私でごはんを食べに行きました。
妹夫婦のところには、5歳の息子(私からしたら甥)がいるのですが、甥っこは、早々ごはんを食べ終わって退屈して、うろうろして遊んでいました。
子どもが1人だから退屈なんだよね。
で、両親(妹夫婦)に向かって、
「(ぼくに)来てほしい人〜?」
と聞く甥っこ。
妹夫婦は、ギャグなのか、はたまた疲れ果てているのか、目を見合わせて、2人とも手を挙げず、しーん。
ちょっと、どっちか手を挙げてあげなさいよ。何このシュールなシーン(笑)。
そんな両親の反応を見て、
「あれぇ〜?」
と不思議がる甥っこ。
これよ!これこれ!
これが自己肯定感マジックなのよ!
甥っこは、自分が愛されていると信じきっているから、
「(ぼくに)来てほしい人〜?」
と呼びかけて、たとえ親が無反応(笑)でも、
「おとうさんとおかあさんは、ぼくのこと嫌いなんだ……」
なんて思わないんですね。
むしろ、
「あれ、2人とも、ぼくに来てほしくないの?
ほんとにいいの?
おかしいなあ?」
ってなもんなんです。
実におめでたい。
笑
たしかにこうして家族が集まると、
甥っこは、
じいさん、ばあさん、おばさん(私)から、
「おいで!」
「来て!」
「抱っこさせて!」
と、もう注目の的中の的で、存在を熱烈歓迎されているんですね。
もちろんその中で最も狂っているのが私です。
かわいい!かわいい!だいしゅき!だいしゅき!と、ムツゴロウ化し、なでまわして、抱きついています。
かろうじて舐めてはいません。
義弟のご両親にもかわいがってもらっているみたいだし、
もちろん妹夫婦も(時に疲れてるけど笑)かわいがっているだろうし、
そんな環境に慣れているもんだから、
甥っこは、
「わらわが一声かければ、
皆の衆は泣いて喜んで馳せ参じるであろう」
と思っているんですね。
少なくとも家族に対しては。
たぶん。
よく、
「人は、ものごとを見たいように見ている」とか、
「世界は自分が創っている」とか言いますが、
簡単に言えばこういうことなんですね。
「自分は愛されている」と信じきっていると、
自分に何かネガティブな反応が返ってきても、
それで自分を否定されたとは感じない。
むしろそのネガティブな反応の方が「おかしい」のでは?と考えるんです。
けっして、
「自分は嫌われているのでは?」
「自分は愛されていないのでは?」
と、自分の存在の方が「おかしい」とは思わないんですね。
自己肯定感マジックです。
もちろん、相手が本当はどう思っているかはわかりません。
相手が自分を好きな場合もあれば、
嫌いなこともあるでしょう。
だけど自分が、
「自分は愛されている」
と揺るぎなく信じていれば、
自分にとってはそれが真実になるんです。
実におめでたい話ですが、
それで自分が幸せなら、それ以上のことはないと思います。
その後、義弟が、しぶしぶ(?笑)、「はーい」と手を挙げたら、甥っこは義弟の膝に飛び乗っていました。
甥っこは、どんな大人になるのかな。
私も妹も、自分たちの反省を踏まえ(笑)、アホでもなんでもいいから、とにかく自己肯定感の高い子に育ってほしいと願っています(笑)。
10月のカウンセリングは明日で締め切り!
昨日まちがえました、ごめんなさい(^^;明日で締め切りです。
▽いなこの雰囲気はこんな感じです
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