「じゃない方」だからこそ声を上げていい。あなたの人生においてはいつでもあなたが当事者。
'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
左肘に貼ったキズパワーパッドの中の浸出液がパンパンになってきていい感じしたが、昨日の夜にはもうパンパンすぎてパッドの際まで浸出液がきて、決壊しそうで夜も眠れませんでした。
って今日のブログに書こうと思っていたら(←盛る気マンマン)、昨日の夜お風呂に入っているときに、本当に際まできて決壊しました。
貼りかえてだんだん傷が小さくなっていくのを見るのが楽しいです。
さて私は、カウンセラー以外に今はメインで医療系の仕事をしていて、日々、病気をされた方とお会いするわけですが、
患者さんご本人以上に、そのご家族の方が、疲れておられることがあります。
医療従事者は、患者さん本人だけでなく、ご家族の負担も少しでも軽減できるよう、関わったり、提案をしたりします。
それでもご家族さんは、
「私がやるしかないから。」
と背負い込んで、患者さんに尽くしておられる方が多いです。
実際、患者さんご本人は動けないことが多いですし、金銭的なことや、社会制度の補助を受ける手続きなど、ご家族にしかできないことも多く、かなり忙しいんです。
家族の1人が大病をしたりすると、他の人に負担がいくというのは、想像に易いことです。
また、子どものうちの1人が体が弱かったり、障害があったりすると、
その子以外のきょうだいは、「親も大変そうだし」と、小さなころから思う存分甘えることができず、我慢が多くなってしまったりするのもよくあることです。
誰が悪いわけでもないんですけどね。
どうしてもそうなりがちです。
学校でも、こんなことはないでしょうか。
ヤンチャな子は、なんだかんだで先生の目が行きやすいけれど、
トラブルなく過ごしている子は、あまりかまってもらえないと感じるかもしれません。
職場でも、毎年新人が入ってきて、みんなが年中バタバタと忙しくしているようなところでは、
新人が入ってきた途端、
2年目、3年目のスタッフもまだまだ相談したいことや教えてほしいことがあるのに、新人指導側にまわることになり、もう任されて野放しにされてしまうとか。
弟や妹が生まれて、お兄ちゃんお姉ちゃんになった子どもと、通じるところがあるかもしれませんね。
そういう「1番大変そうな当事者」の周りにいる人は、
本当は自分もしんどい
話を聞いてほしい
助けてほしい
と思っても、
「私はあの人ほど大変じゃないしな。
もうちょっとがんばろう。」
と、「助けて」を飲みこんでしまいがちです。
そんなことありませんか?
当事者「じゃない方」の苦悩です。
誰も悪くないんですが、どうしてもそうなりがちですよね。
でも、「じゃない方」だからこそ、もっと声を上げたらいいと思うんです。
「じゃない方」の苦悩って1番大変そうな人の影に隠れて見えにくい。
チラ見えしても、本人が言いださなければ、みんな甘えてしまいたい気持ちもある。
だけど、
「私はあの人ほど大変じゃないしな。」
そう自分に言い聞かせて、自分のお尻を叩いている時点で、かなり無理してます。
大変さは、人と比べられるものではない。
それぞれの立場での辛さもあるはずです。
そして、1番大変そうな人にしか、「しんどい」と言う権利が与えられないわけじゃない。
「じゃない方」の人も、
その人の人生においてはいつも当事者であり、
有限の時間を生きていることは同じであり、
大事にされるべき人です。
自分を犠牲にしていい理由は、いつもどこにもないのです。
だから、「じゃない方」の人こそ、
「私もしんどいなあ」
「話聞いてほしいなあ」
と、勇気を出して、声をあげてみてください。
「そうだよね、よくやってくれてるよね」
「気づかなくてごめんね」
「わかるー、私もちょっと疲れてたの」
と、しんどい気持ちや、実際の負担をシェアしてくれる人がいるはずです。
勇気を出して声をあげても、受け入れてもらえる気がしないという方は、まずはカウンセリングででもお話してみてください。
私は2月初旬に予約受付始めます。(^_-)
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