あなたの光は１ミリも失われていない
こんにちは、カウンセラーいなこです。
忙しい忙しいと言っていたのですが、先月はイラストレーターとして、初の個展を開催したんですね。
いろんな方にお越しいただいて、本当に感謝感謝の毎日でした。
その中に、以前の職場でお世話になったドクターも来てくださったんです。
正確なお年は存じあげないけど、私より10くらい年上なのかなあ。
女性のドクター。
前の職場でお世話になったと言っても、私より何年も前にそこを退職され、ご自分のクリニックを開業されてお忙しくされています。
お忙しい中、わざわざ来てくださるなんて……！と恐悦至極だったのですが、感想ノートに、「仕事以外のこともがんばっていてすごい」とか、「私も刺激をもらいました」とか、たくさんいいことを書いてくださっていたんですね。
いやいや先生、違います。
違うんです。
私は、「一度きりの人生、やりたいことをやる」とかそれっぽいことを言って転職して、この数年後悔しまくっていたんですよ。
地獄の３年を過ごしていたんですよ。
その先生と一緒に働いていた頃の私は、医療の仕事にも燃えていたんですね。
そういうところを、先生は買ってくださっていたんだと思うんです。
たぶん、、ちょっとは
だからきっと先生は、その頃のイメージのまま、精力的に医療の仕事もしつつ、イラストもがんばっているんだと思ってらっしゃるんだろうなあと。
先生が、私をかいかぶっているような気がして、今も医療の仕事に誠実に続けてらっしゃる先生を、裏切っているような、嘘をついてしまっているような気がしていたたまれず、「私そんな、先生が思うようないいものじゃないんです。もうあの頃の私じゃないんです。」と釈明したくなって、お礼状に、この数年のことをつらつらとかいたんですね。
医療の仕事に情熱を持てなくなっていたこと。
家庭もない私が、仕事にも夢中になれなければ、私には何もないじゃないかという無価値感と、「このままで終わりたくない」という野心をもって、イラストの副業のできる今の職場に転職したこと。
でも大した覚悟もなかった自分に気づいたこと。
そして、転職を後悔して後悔して、ひたすら自分を責めていたこと。
その過程で悩みすぎたので、カウンセリングを受けて、興味を持ってカウンセラー活動も始めたこと。
お礼状、と称した身の上話を読んで、先生がくださったお返事には、
「正直、いなこさんらしいと思いました。
自分の気持ちに素直に進むのがいいと思います。」
と書かれていたんです。
え？
この一連の転職騒動って、私らしいんや？
昔の光り輝いていたあの頃の私しか知らない先生から見ても、私らしい選択やったんや？？
そもそも「光り輝いていた私」っていう自己評価が大まちがいだった可能性
なーんや、全部私らしいんや、じゃあよかったやん。
先生のことばを受けて、安心している私がいました。
今している仕事が好きで迷いなく打ち込み、小さいけれど役職を与えられ、患者さんに元気を振りまき、上司を助け、後輩には温かく心強く指導していたあの頃の私は、真っ当で、まちがいがなくて、光り輝いていたつもりだったんです。
そもそも「光り輝いていた私」っていう自己評価が大まちがいだった可能性
そんな私から今は、調子に乗って失敗して、まちがっていて、何もない私に落ちぶれてしまった。
そんな風に思えて、この数年は苦しく、後悔し、自分を責めていました。
でも、あの頃しか知らない先生からみても、この一連の私は、「私らしい」らしい。
じゃあ、私の本質は、あの頃と変わっていないんだ。
私は、まちがってもいないし、落ちぶれてもいない。
私は、今も昔も、私らしく生きられている。
そんな気がして、安心しました。
プラス、
「いなこさんらしいと思った」からの「自分の気持ちに素直に進むのがいい」
↓
私は先生に、自分の気持ちに素直に進む人間と思われている
↓
え、私、「自分の気持ちに素直だな」って先生に思わせるくらい、自分の気持ち押し通して先生に失礼なことしてたのか？
と心配になりました。笑
今、何かを後悔している方は、その後悔が発生する時点の前の自分と比べて、落ちぶれてしまった、失ってしまった、自分が前より悪いものになってしまったように感じているかもしれません。
でもそれも、他の人から見たら、「あなたらしい範疇内」でのできごと。
そもそもあなたという人は、世界に１人しかいないのだから、あなたのすることはすべて「あなたらしい」のですが。
あなたは、あの頃と比べて、何も変わっていない。
あなたの本質は、ちゃんと保たれています。
あなたの中にある光は、１ミリも失われていません。
それは、あなたの近くにいる誰かが、ちゃんと見ていてくれています。
今もこれからも、あなたは正しく、あなたの道の上です。
だから安心してくださいね（＾＾）
昨日は電車大好きの甥っ子をよろこばせたくて、大阪で唯一の路面電車である阪堺電車の始発から終点まで乗って、浜寺公園に行ってきました。
阪堺電車は、思ったほどには、よろこんでなかった。笑
帰りは南海に乗りたいということで、南海電車で。
男の子って、より大きいものとか速いものが好きなのかなあ。
鉄オタのツボ難しい。笑
南海では、ラピートが３本も見られて甥っ子も私も大よろこび。
浜寺公園は思ったより地味めだったけど(笑)、甥っ子はあらゆるすべり台を何度も滑りつくして楽しんでいてよかったです。
ゴーカート、普通の車より怖かったけど楽しかった（＾▽＾）
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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。
「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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