【ご相談】親の期待とかけ離れている自分が申し訳なく辛い。―「親の期待に応える」という親孝行のやり方より、もっと最高にイカしたやり方あり〼―
気を抜くと頭の中でオペラ座の怪人が歌い出します。
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
今、劇団四季の「オペラ座の怪人」が大阪に来ていて、2回観に行ったのだけど、それでまた私のファントム愛に火がついちゃってます(^^;
気を抜くと頭の中で回っちゃうんですね。
鼻歌が「オペラ座の怪人」ってそこそこ気狂ってるかもしれない。笑
今回の公演中に、あと1回くらいは行きたいなあ!
さて、親の期待に応えられずに辛い。
そう思う気持ちはとても深い愛情からのものだと思います。
だけど子どもがそんなふうに思っていることを親が知ったら。
親はかえって心を痛めるのではないでしょうか。
親孝行のやり方には、「親の期待に応える」というの以外に、
自分が最高に幸せになるという、もっと最高にイカしたやり方があるんです。
ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。
▽元のご相談文はこちら
恵まれているのが申し訳なくつらく思います。 - ココロノマルシェ
※オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。
どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)
【ご相談】恵まれているのが申し訳なくつらく思います。
罪悪感がとてもあります。
幼少期から様々な習い事をさせてもらい、いろんなことに親のお金・時間を費やしてもらってきました。
とても大切にしてもらってきました。
しかし、どの習い事もうまくいかずすべて辞めてしまい、中学受験・大学受験もうまくいかず、親に恥ばかりかかせてきました。
小学生の頃なんかは問題行動ばかりしていつも親は周りの大人に謝ってばかりでした。
箱入り娘として育ち、今現在大学生ですが、バイト経験もなく一人暮らしもしたことがありません。
親は私を愛された可愛らしい優秀で健康的な娘にしたかったと思います。可愛らしい名前もつけてくれました。
しかし実際は、捻くれていて、性格が悪く、ガサツで、成績不良で呼び出しをくらい、友達もおらず、精神的にも満足した人間となっていません。
親の希望通りの愛らしい子供となることができず本当に申し訳ない思いでいっぱいです。
まるで本来親の子供であるべきだった人の居場所を奪って代わりに生きているような感覚です。
親を悲しませたくないから頑張って生きていますが、どう頑張っても親は子育てに完全に失敗しており、本当に気の毒です。
子供は親の所有物ではないから自由にいるべきだという考えもわからないでもないですが、とにかく親が気の毒で…。
私はどうすべきなのでしょうか。
なめこさん
【いなこからの回答】
なめこさん、はじめまして。
いなこも申します。
このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。
なめこさん、親御さんにとても愛されて育ったんですね。
なめこさんの文章からひしひしと伝わってきました。
きっとなめこさんの親御さんは、感受性豊かな方で、
なめこさんを大事に育てながら、その成長に一喜一憂し、
また時にはなめこさんと共に、泣いたり笑ったり、悲しんだり喜んだりされてきたんでしょうね。
そんな親御さんの子どもであるなめこさんもまた、
感受性の豊かさを受け継ぎ、
ご両親の喜びになりたいと、一生懸命生きてきたのではないでしょうか。
親への感謝、その親の期待に応えたい、喜びになりたいという思いを感じます。
ですが、親御さんの愛情を一身に受けてきたなめこさんだからこそ、お聞きしたい。
なめこさんの親御さんの愛情は、
なめこさんが親御さんの期待に応えられなかったからといって、ガッカリするような次元のものなのでしょうか?
たくさん愛されてきたのだから、きっとわかりますよね。
親御さんの愛は、なめこさんが、理想通りの自慢の娘かどうかという次元のものではないと思います。
それでも、親御さんの自慢の娘になりたかったと思う気持ちもまたわかります。
ですが、ちょっと考えてみてください。
なめこさんが、
>親の希望通りの愛らしい子供となることができず本当に申し訳ない思いでいっぱいです。
> 親を悲しませたくないから頑張って生きていますが、どう頑張っても親は子育てに完全に失敗しており、本当に気の毒です。
と思いながら、「私の人生は失敗だ……」とこの先暗い気持ちで生きていくことを、親御さんが知ったら。
なめこさんが自分のことを、
>捻くれていて、性格が悪く、ガサツで、成績不良で呼び出しをくらい、友達もおらず、精神的にも満足した人間となっていません。
と否定的に責めていることを知ったら。
なめこさんがそんなふうに思い、自分の人生を暗い気持ちで生きていくことの方が、よっぽど悲しまれるのではないでしょうか。
自分たちのせいで、なめこはそんなに苦しんでいたのかと、心を痛めるのではないでしょうか。
それこそ、罪悪感を抱かれるかもしれません。
なめこさんにたくさん愛を注いでくれたご両親からすれば、なめこさんの存在そのものがよろこびなんです。
世間的に見て、自慢の娘であることより、
なめこさんが、
「生まれてきてよかった。
私に生まれてよかった。
毎日が楽しい。」
と思って生きていてくれることの方がよっぽどのよろこびです。
自分がこの世に生み出した存在なのだから。
親御さんは、なめこさんに何かしら問題が起こったとき、
悲しんだり、泣いたり、大変そうだったり、怒ったりされたこともあるかもしれません。
でもそれさえも、親としてのよろこびと、親だからこそできる無二の経験なんです。
なめこのためなら、それくらい、なんてことないのです。
子どものなめこさんには、親が気の毒に見えたこともあったかもしれませんが、
なめこのためなら力が湧いてくるし、
できることはしてやりたいと思われているはずです。
親をなめちゃあいけません。
あれ、だから'なめこ'……?(違)
ということでなめこさん。
なめこさんは、
私の人生は失敗。
親の子育ては失敗した。
と思っているかもしれませんが、
挽回できる方法があります。
もうわかりますよね?
なめこさんが、幸せでたまらなくなること。
なめこさんが、
「げへへ、生まれてきてよかったぜ〜♪」
っていう状態になることで、
なめこさんの人生も、親御さんの子育ても、成功になります。
なめこさんが、何ができるか?何者になるか?
そんなものは、なめこさんや親御さんの幸せの瑣末な手段に過ぎません。
どこで何をしようと、なめこさんが心から幸せだなあと感じていればそれでいいのです。
そしてこれは、なめこさんが大人になることでもあります。
親のフィールドで、親が望んでいる(ように見える)ことをして親を幸せにするのは、子どものやり方。
自分のフィールドで、自分が望む人生を自分らしく生きる姿を見せることで、親を幸せにするのが、大人のやり方。
「親の娘」から「大人の女性」に脱皮する時です。
これからは、親御さんがどう思うかではなく、なめこさんが何をしたいか?
どう生きたいか?
それを軸に、生きていってください。
生き生き自分の人生を生きだしたなめこさんを見たら、親御さんもとても嬉しいと思います(^^)
もちろん、道中では大変なこともあるだろうし、幸せな姿ばかり見せてはいられないこともあるかもしれません。
でも、親はだてに子どもより長く生きていません。
親だっていろんな経験をしてきているし、誰の人生にも、生きていればいろいろあることくらいわかっています。
なめこさんの人生にだって、いろいろあることなんて織り込み済みです。
親をなめちゃあいけません。
え、だから'なめこ'……?(違)
なめこさんが泣いて笑って自分の人生を生きるのを、頼もしく思い、温かく見守ってくれるはずです。
いなこから宿題を出すならば、少し勇気はいりますが、
なめこさんがここに相談してくださった罪悪感の気持ちを、親御さんに話してみてください。
なめこさんがこれまで想像していたのとはまったく違う答えが返ってくるかもしれません。
やったら結果報告くださいね!(ニヤ)
ずっと応援しています(^▽^)
ご相談ありがとうございました!
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