'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

【ご相談】何をしていても楽しくない。本当に好きなことがわからない。

【ご相談】何をしていても楽しくない。本当に好きなことがわからない。

 

 

7月ももう終わりですね。

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

子どもの頃は、夏が終わるのが無性にさみしかったのに。

今は、暑さがましになることを楽しみにしている自分がいます。

年取りましたなあ。

いや、夏の終わりはやっぱりさみしいけどね。

 

さて、好きなことをしていたはずなのに、なんだか楽しくなくなる。

あれ、私が好きなことってなんだろう?と思うときは、そこに純度100%の好きだけじゃなく、「〜べき」が入りこんでいるかもしれません。

ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

元のご相談文は こちら

 

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どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】何をしていても楽しくない。本当に好きなことがわからない。

私は長年、自己犠牲精神こそ美しいというような教育を受けたせいで、自分の事を後回しにしてきました。

そのせいか自分が本当に好きな事、やりたい事がわかりません。

大好きを極めてライフワークにしたいと思い、思いつくものを手当たり次第やってみましたが、長続きしません。

本当に好きな事を見つけるにはどうしたら良いでしょうか?

よろしくお願いいたします。

けいさん

 



【いなこからの回答】

けいさん、はじめまして。

いなこと申します。

 

このたびは、ココロノマルシェにご相談くださり、ありがとうございます。

 

さて、

>私は長年、自己犠牲精神こそ美しいというような教育を受けたせいで、自分の事を後回しにしてきました。

とのこと。

 

まずはそのことに気づかれたことに、おめでとうございます。

そう気づかれたのは、最近のことでしょうか?

それとも何年も前?

 

「自己犠牲精神こそ美しい」という考えは、

日本ではわりと珍しくなく、

特に時代を遡るほど、

美徳として、家庭で、学校で、社会で教え継がれていることは多いと思います。

 

その上、

「人のために自分を犠牲にする」

というのは、一見(一聞?笑)、耳触りもいいので、

それに違和感を感じにくい、

それが自分の生き方のネックになっているということに気づきにくいと思うんです。

 

そういう意味で、そのことに疑問を持てた、違和感を感じられたことに、「おめでとうございます」です。

自分の本当の好きを知る、第一歩をすでに踏み出されているということです。

 

>大好きを極めてライフワークにしたいと思い、思いつくものを手当たり次第やってみましたが、長続きしません。

とのことですが、「好きだと思う」ことはいくつかおありで、

それをやってみたけれど、長続きしなかった、

だから、本当に好きなことではないのかもしれない、

と思われたということでしょうか。

 

けいさんがお考えのように、

今までご自分のことを後回しにされてきた分、

自分の感覚に、鈍くなってしまっているのかもしれませんね。

 

誰しも、

こうしたい!

これが好き!

という気持ちがあるはずなのですが、

各方面に気配りして、

こうしたい!

、、、けどここではこうすべき、

、、、けどこうした方がいいだろう

という風に、よりよく丸く収まる(ように見える)方法を選び続けてきたため、

けいさんの「したい」が抑えられているのかもしれません。

 

 

そしてそんな風に、

気持ちを何かと抑えられ続けていたら、どうでしょう?

 

ご自分でしていることなので、わかりにくいかもしれませんが、

たとえば他者がそんな風に、

いつもいつも自分のしたいと言ったことを、

何かと理屈をつけて抑えこんできたら、

「いつもいつも私は我慢ばっかり!

どうせ私の思いは通らない。

もういいよ!」

と、怒りが溜まっているかもしれないし、

怒りを通り越して(抑えこんで)、

あきらめ、無気力になってしまっているかもしれません。

 

 

そういう状態であるとするなら、

好き/嫌いではなく、

良い/悪いで取捨選択するクセが身についているのだと思います。

 

だけどもちろん、好き/嫌いの感度は、けいさんにもあるはずなんです。

ただ、長年の習慣の積み重ねがあるので、それを思い出すには少し時間を要すかもしれません。

 

 

もしかしたらけいさんは、

このことに気づかれたので、

今までの人生をごっそり取り返すべく、

「本当に好きな事」を、

立派で

ズバ抜けていて

揺るぎなく

確立したものにしようとされているのではないでしょうか。

 

そしてそこにも、

「本当に好きな事をした方がいい」

「本当に好きな事をして生きるべきだ」

といった、

〜した方がいい、

〜すべき

という、良い/悪いの判断基準が入りこんでいるようにも思います。

 

だから、

好きだからやってみたつもりが、

「好きなのだからきわめなければ」

「好きなのだから上手くならなきゃ」

「好きなのだからいつも好きでいなくちゃ」

「ライフワークにしなくちゃ」

と、いつの間にか義務になってしまったから、楽しくなくなったのかもしれません。

 

好きをするときにも、

〜すべき

が入りこんでいるんですね。

 

好きって、

もっと気軽でいいし、

揺らいでもいいし、

気楽でいいんです。

長続きしなくても問題なしです。

「しなきゃいけないこと」じゃなくて、

単に「好きなこと」なんだから。

嫌いになったら辞めていいんです。

 

 

ということでまずは、

「本当に好きな事」にたどり着くべく、

好き/嫌いの感度を上げる練習をされてはいかがでしょうか。

 

好きなんだから、それをきわめてライフワークにしなくちゃという義務からは離れて、

ただ好きを感じるんです。

 

お稽古ごとを始めるとか、学校に通うといったように、何かをきっちりやるんじゃなくて(したかったらしてもいいんですが)、

なんか好き

いいな

おもしろそう

やってみたい

と思いついたことを気軽にやってみるんです。

日々の小さ〜なことから。

 

目玉焼きに何をかけるかとか、

そういうことからです。

いつもは醤油だけど、今日は塩の気分とか、

もったいないし、栄養のために食べてるけど、黄身は本当はあんまり好きじゃない。

今日は白身だけ食べよう、とか。

 

そういう小さなことから好きを意識していくんです。

 

小さなことなら、やってみて違っても、損失は小さいし、

やっぱり違ったと思ったなら、それはそれで、自分の好き嫌いの情報が増えた、明確になったということになります。

 

義務じゃなく、ほんとにただ好きなだけでやったら、楽しくなると思いますヨ。

 

 

何かのため

モノにするため

ではなく、

ただただ好きを感じる。

好きを楽しむ。

自分の周りを好きで満たしていく。

 

そうすれば、

好きなことをライフワークにできなくても、

もう毎瞬間が楽しい。

毎瞬が楽しいなら毎日が楽しい。

毎日が楽しいなら人生が楽しい。

 

するときっとその先に、ライフワークが待っていますよ!

 

 

また、自分で感じるのに加えて、

人の力を借りるのもいいと思います。

けいさんをよく知る人、仲のいい人に、

私のいいところってどこ?

私って、何してるときが楽しそう?

と尋ねてみてください。

 

自分では当たり前すぎて気付かなかったけれど、言われてみれば……という発見があるかもしれません。

カウンセリングもオススメです。

 

 

最後に。

自己犠牲しすぎたかもと気づかれ、

変わろうとされている今、

「もっと好きなことしてくればよかった」

「人生もったいないことした」

と悲しい気持ち、腹立たしい気持ちなんかが湧いてくることがあるかもしれません。

 

だけど、

その教えを受けて実行できるほど、

けいさんは、

やさしくて

器用で

能力が高くて

器が大きな人なんです。

 

それを、

他の誰でもない

1番大切な自分に発揮することができたらどうなるか。

楽しみにしていてくださいね(^^)

 

今までがんばってきた自分のことも、十分にいたわってほめてあげてください。 

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 ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!

 

 

 

8月のカウンセリング募集を8月1日(日)18時より開始します。

首を長くして、お話しできるのを楽しみにしております(^▽^)

 

 

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