'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

【ご相談】お金のために好きではない仕事を我慢してするか、したい仕事のためにお金を我慢するか。ーライフワークがまだお金にならない期間の生活のしかたー

【ご相談】お金のために好きではない仕事を我慢してするか、したい仕事のためにお金を我慢するか。ーライフワークがまだお金にならない期間の生活のしかたー

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

 

今日の大阪は、少しだけ寒さがゆるみましたが、関東は明日は大雪かもということです。

ほんと今年は寒いわ。

みなさま、防寒、移動にはお気をつけくださいましね。

 

 

さて、ライフワークに出会ったけれど、

お金になるにはまだ時間を要するので、

その間どうやって生活しようかというお悩み。

ライフワークを目指す方は、誰しも通る道と言っても過言ではないのではないでしょうか。

何をどうするかという表面上の行為だけでなく、

「何ために」という動機と、そこにある愛に焦点を当てると、

まったく心持ちが変わってくるかもしれません。

 

ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

元のご相談文はこちら

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】お金と私

好きではないけれど安定した仕事を、お金のためと思って20年近くやっていましたが、心身共に限界を迎え昨年退職致しました。

幸運なことにライフワークに出会い、今は日々修行に励んでいますが、独立までにはまだ3年はかかりそうです。

失業給付もそろそろ終わるので、何か面白そうな仕事はないかと色々と探していますが、あまりのお給料の安さに愕然とし、やはりお金のために前職と同じ職種に戻るしかないのかと悩んでいます。

安いお給料でも自分の気分を優先するのか、あと数年だからと思って自分の気分よりお金を優先するのか。

でもそれではまるで、自分よりお金を大事にしていることになってしまい、以前の学びを全く活かせてないことになる。

どうしたものか、、突破口になるようなアドバイスを頂けると幸いです。

たー子さん

 

 

【いなこからの回答】

たー子さん、はじめまして。

いなこと申します。

このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。

 

 

ライフワークに出会われたとのこと。

おめでとうございます!

 

はっきり「これが私のライフワークだ!」と言いきれるものに出会うこと自体、

案外一筋縄ではいかないものなので、

そんなふうに思えることがまずすばらしい幸運です。

 

 

ですがそれで独立するまでには3年ほど要し、

その間、別で食いぶちを確保しないといけないということなんですね。

 

ありますよねえ、そういう状況。

共感される方が多いと思うし、

というか、ライフワークに取りかかり始めた人はみな、

通る道なのではないでしょうか。

 

大阪市在住のI子さんからも、共感と応援のメッセージが届いています。

 

 

そこで、とりあえずの食いぶちを確保するための仕事、

いわゆるライスワークを探してみたところ、

お給料の安さに驚き、

それなら好きでもなかった前と同じ職種に戻った方がましなのか……

と悩んでいらっしゃるということなんですね。

 

まったく違う業界の芝は青く見えるものですが、

いざそちらに引っ越そうと思うと、

すごく勇気がいりますよね。

 

未経験業界で、まったくの新人として転職しようとすると、

今さらそんなお給料では今の生活が立ち行かない!

という求人が多く、

かといって変にお給料の高いところは、

すごくハードワークさせられるのかもしれないという不安もあり……

業界が違うと、仕事内容以外にも、

労働時間や勤務時間帯、残業量、休みの取りやすさなどの働き方の常識も

違ってくるものですしね。

 

大阪市在住のI子さんからも、

「私は医療職で、違う業界への転職を検討したこともありますが、

異業種未経験のお給料では、今の生活が立ち行かないし、

異業種の実際の勤務実態がわからず、断念したことがあります。」

とのおたよりをいただいています。

 

 

さて、自分以外の人やもののために、したくないことをすることを、

心理学では「犠牲」といいます。

 

誰かや何かのために、本当はしたくないことを、

しかたなく嫌々することです。

 

それで言うと、

たー子さんが、お金のために、

したくない前職種に戻ることは、

犠牲であると言えます。

 

 

犠牲は、

これをしないと〇〇できない、

これをしないと○○してもらえない、

これをしないと愛されない、

といった「怖れ」が動機になっています。

 

 

一方、犠牲でなく、真に自分のしたいことの動機は、愛です。

それをすること自体が、自分のよろこびになるということです。

 

すべての行動の動機は、大きく分けると最終的には、

愛からのものか、怖れからのものかに分けられるということなんですね。

 

それをすること自体が自分のよろこびとなるライフワークはまさに、

愛からのものです。

 

 

そして、たー子さんは今、

お金のために犠牲をして、好きではない前職種に戻るか、

愛からの選択をして、おもしろそうな仕事に就き、お金のことは多少我慢するか、

という岐路に立たされているということなんですね。

 

 

で、

>安いお給料でも自分の気分を優先するのか、あと数年だからと思って自分の気分よりお金を優先するのか。

とのことなんですが、

私からの答えは、

ぜひ、ご自分の気分を優先されてください!

です。

 

 

「てことは、

好きな仕事をする代わりに、

安いお給料で我慢しろってことね。」

というのも早合点で、

気分を優先するというのは、

お給料の額とやりたいことだけでなく、

すべてを総合したときに、

自分がどんな気分になるか、

どんな気分を味わいたいか

を大事にするということです。

 

 

たとえば、

安いお給料だけどおもしろそうな仕事をみつけて、

それに就いたとします。

で、やってみて、実際に楽しかったとします。

だけど、お給料は今までより結構安い。

 

すると、今まで何気なく買えていたものも、

吟味して買わなくちゃいけなくなったり、

旅行や外食やお茶の頻度を減らしたり、

住むところのランクを落としたりする必要が出てきたとして、

そういうのは、自分はどう感じるだろう。

そういう暮らしは、自分に向いているだろうか。

ということを想像してみます。

 

それでも、おもしろい仕事とライフワークがあれば、

ワクワクしてやっていけそうという気分になるなら、

そちらが向いているのではないかと思います。

 

 

もし、そういう今よりも節約する生活を考えたとき、

いくら仕事はおもしろくても、

そこまでしてしたいとは思わないなあ。

そういう日々のお金の不自由さの方がストレスだなあ。

と思われるのであれば、

ある程度のお金を確保することを優先された方がいいかもしれません。

 

 

いやだからぁー、

どっちか一方を我慢しなきゃいけないのが嫌なんだって!

と思われたかもしれませんね。

 

そう、

>安いお給料でも自分の気分を優先するのか、あと数年だからと思って自分の気分よりお金を優先するのか。

って、

 

>安いお給料でも自分の気分を優先

したら、お金のことは我慢しなきゃいけないし、

 

>あと数年だからと思って自分の気分よりお金を優先

しても、好きじゃない仕事を嫌な気分でしなきゃいけないし、

 

どちらも我慢がつきまとう選択なんです。

 

そうなんです、

「我慢をしてしたくないことをしている」という点では、

どちらも犠牲ということができます。

 

 

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だからそれが嫌なんだって!

ってことなのだと思うのですが、

どちらの選択をしても、

犠牲じゃなくなる方法があります。

 

どちらの選択でも、

愛からの選択に変えてしまう方法です。

 

 

たとえば、

お金を優先して、好きじゃない前職種に戻ることは、

お金のために自分の気分を犠牲にして

嫌な仕事を嫌々やることとも取れますが、

 

見方を変えればこれは、

自分に自分の望む生活水準を与えてやるため、

安心してライフワークに取り組める環境を守るためにしていること

とも言えます。

 

それは、立派な自分への愛なんですね。

 

やっぱりおいしいもの食べたいよね、

おしゃれしたいよね、

治安のいいきれいなお家に住みたいよね、

ライフワークの修行も続けたいよね、

といった自分の望みを叶えてあげているということだから。

 

そう思うと、

嫌な仕事にも、

自分に欲しいものを与えてくれるありがたいもの

と感謝が湧いてきたりするんです。

 

 

自分への愛のためしているならば、

それはもう、

犠牲ではありません。

よろこびの行為です。

 

 

もし、

いや、多少生活のランクを落としても、

もうあの職種には戻りたくない!

と思うのであれば、

生活は切り詰めつつも、

私は、あの仕事から自分を解放してやることができたんだ

というよろこびを味わえばいいのです。

 

ちょっと節約はしなきゃだけど、

でも嫌な仕事が辞められて幸せだなあ。

ストレスが激減したなあ。

自分を大事にできたなあ。

 

これもまた、自分への愛です。

 

 

どちらを選択されても、

愛の部分に目を向ければ、

無理やりやらされている感覚は減り、

自分の自由意志で、

自分のために、

主体的に、

自分が選んだんだ

という気持ちになれます。

 

すると、

嫌々犠牲しているという気分は小さくなります。

 

無理やりさせられている、

これ以外に選ぶ余地はないってのが、

すっごく嫌な気分になるんですよね〜。

 

 

ということで、

私からの提案は、

①味わいたい気分で選択すること

②味わいたい気分というのは、お金の額や仕事内容だけでなく、

そちらを選んだ場合の生活で味わうであろう総合的な気分を想像してみること

③選んだ方の選択肢を、自分への愛から、主体的に自分が選んだことを自覚すること

です。

 

 

そして最後にもう一点、

せっかくライフワークに出会えたのだから、

そちらは大事に、思いっきり楽しんでみられてください。

 

これだ!と思うものにせっかく出会えたなら、

それを中心に物事を進め、

それにかける時間やお金、気力体力を確保する。

 

そうしてライフワークに思う存分取り組めて、楽しめれば、

たとえあまり好きではないライスワークを選んでも、

ライフワークのためにやってやるぜ!と力が湧いてきたり、

節約生活になっても、ライフワークのために切り抜けてやるぜ!とこれまた節約がゲームのように楽しくなってきます。

 

そしてどちらを選ばれても、

楽しんでしておられれば、誰かや何かの助けが現れて、

ひょいとワープするように、思ったよりも早く、

望むところに近づけたりするものです。

それはもう、おたのしみ(^^)

 

 

人生ぜひぜひ楽しんでくださいね。

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!

 

 

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