おはようございます、カウンセラーいなこです。
昨日は仕事帰りに(仕事でした・哀)デパートへ、切れてしまった基礎化粧品を買いに寄りました。
スキンケアはもう長い間そこのを使っていて、会員証がLINEになっているので、新製品のお知らせなんかが、LINEメッセージで来るんです。
無印良品の会員証もそうですよね。
で、昨日の買い物の目的は、切れてしまった基礎化粧品だったのですが、何日か前に、そこのLINEメッセージで、腫れぼったいまぶたに効くというアイシャドウの宣伝が入ったんです。
ほら私って、人より多少まぶた腫れぼったい系の人じゃないですかあ?(知るか。見たことない。(笑))
なので、ちょっと気になっていたのです。
アイシャドウとか興味あるんですけど、昔から挑戦しても、なんかうまくいかないんです。
よけいに腫れぼったく見えたり、目が小さく見えたり、奥二重(なんですよ!こう見えて!(知らん。見たことない。(笑)))の部分に色を入れても、まぶたが覆いかぶさって結局見えなかったり、下まぶたににじんだり。
奥二重女性のみなさん、この現象わかってもらえます?(哀)
アイシャドウでグラデーションつけて、色っぽい目になっている人を見るとうらやましくて、ときどき思い立ったように、雑誌で見かけた新製品を買ってみたり、BAさんに見立ててもらったり、自分に合いそうな色(パーソナルカラーはサマーです(知らん。見たことない。(笑))を買ったりして挑戦するんですけど、やっぱり上記の理由でうまくいかなくて、
「あー、ムダ金使ったぜ、やっぱりナチュラルが1番」に落ち着くんですけど、しばらくしたらまたやってみたい波が来て、今度こそ!って思ってまたなんか買ってみてっていう。
そういうアイシャドウジプシー人生です(笑)。
そういうのを昔から繰り返しているんですけど、今回のその腫れぼったいまぶたに効くという謳い文句を見て、腫れぼったいまぶた対策とわざわざ明言しているのだから、今度こそ今度こそすてきな色っぽお目目になれるかもしれない!と思い、今度行くときに見てみようと、もう8割くらいは買うつもりの前のめりで楽しみにして行ったんです。
お店に着いたら、BAさん(Beauty Advisor:コスメカウンターの美容部員さん)が、「お伺いしましょうか?」といつも通り声をかけてくれました。
私はいつもの基礎化粧品名と、「あと、なんか腫れぼったいまぶたにいいっていうアイシャドウが新製品で出たみたいなんですけど……」と言いました。
文字に起こすと、我ながらなんかかわいい(笑)。腫れぼったいまぶたを治そうという必死感が(笑)。化粧品の商品名は、ハイカラ(笑)すぎて、覚えられない。覚えててもよくわからない横文字を言うのは恥ずかしい(笑)。
しかしそれを聞いたBAさんは、
「 ? アイシャドウの新製品は出てないですけど……」と。
え、この間おたくのLINEで宣伝メッセージが来たから言ってるんですけど?
とは言えず、
「あれ、なんか腫れぼったいまぶた用とか、くぼんだまぶた用とかっていうの見たんですけど……違うんかな?」
と言うと、「まぶたの腫れぼったさをカバーするアイカラーベースでしたら○○というのがありますけど」とBAさん。
○○という商品名を聞いて、それだ!と思いだした私は、「あーそうです!それですね!」
と言うと、
「○○は新商品ではないです、以前からあった商品です。」とBAさん。
既存の商品だったみたいです。
今あらためてLINEのそのメッセージを見たら、新製品とは書いておらず、
「マスクをする時間が多くて口元が見えないので、目元のメイクを印象的にしませんか?」
という内容で、既存のそのアイシャドウをあらためて紹介する特集でした。
まあそうかもしれんけどさー、そんなさー、「新商品ではないです!」ってわざわざお客にきっぱりはっきりくっきり訂正しなくてもよくない?
そっちが宣伝送ってきといてさー、お客はそんなダイレクトメール(LINEやけど)をなかなか一字一句正確に読まないもんやん?
DMちらっと見て、新商品かなとか思うやん?
とりあえず、会社がそういうDM送ったことを社員として把握してたら、
「ああ、さてはこの客、あのDM見て、新商品とまちごうとるな?」とだいたい想像つくやん?
まあでも?会社がDMを送ったことを把握していないのは仕方ないとしよう。
それはBAさん個人の問題ではないかもしれないし。社内の情報共有のシステムがよくないのかもしれないし。仕事にそこまで熱心になれないのかもしれないし、そこをそんなに責めるつもりはない。
でも、お客にそんなにきっぱりはっきりくっきり「それは新商品ではありません!」って正しい情報を説明しなくてもよくない?
新入社員の指導じゃないんやからさー。
(心の声:なんか知らんけどこの客は、既存の商品を新製品と勘違いしてる。まあでも、この商品に興味持ってるのは確かやから、そこは軽く流して、この商品について説明して買わせてやろう。)
「ああ、○○のことですかね?これは新商品ではないんですけどね、以前から出てたものになるですけど、どこかで見ていただいたんですかね?ありがとうございます。そうなんですよー、腫れぼったいまぶたをすごくすっきりきれいにカバーしてくれるんですよー」
とか言えば感じいいのにって思ったっていう話です(笑)。
このBAさんが、新製品かどうかについての正しさにすごくこだわっている気がしたから、この場合、その正しい情報はどっちでもいいのになーと思ったんです。
BAさんの最終的な目的は、お客に自社商品を売ることであって、お客にその商品がいつ発売のものかを正確に教えることではないでしょう?
お客が知りたがっていれば別ですけどね。
だからそこの訂正を、そんなにきっぱりする必要ないのになって思ったんです。
自分のそもそもの目的は何なのか?
自分の中で、それを明確にしておくと、コミュニケーションがうまくいきます。
たとえば、相手が間違ったことを言っているとしても、楽しく会話することが自分の目的であれば、いちいち水を差して「それは違うよ!」ときっぱり訂正しなくてもいいんです。
よく男性心理でも、「男性は否定されるのが嫌い」、「ほめられると弱い」とか言われます。
男性と仲良くすることが自分の目的なのであれば、多少男性が間違ったことを言っていても、しょうもない武勇伝を自慢げに話していても、「うんうん、すごいね、なるほど、さすが」と聞いてあげればいいということです。
その男性と仲良くすることで自分が幸せになるということが最終目的なのであれば、そこに、正しさに基づいた訂正はいらない。
正しい議論をするのが自分の目的の場合は、もちろん正しく訂正すればいいんですよ?
正しさを証明して論破して勝利をおさめるのが自分の最終目的の場合は、そうした方がいいんです。
裁判とかはそうですよね。
正しさを主張してはいけないという話ではなく、今の自分の真の目的は何なのか?を見失うと、なんか自分が思っていたようにいかなくなるよという話なんです。
あるいは、人にものを教えるとき、やたらと小難しい用語を多用して、まくしたてる人っているじゃないですか(笑)。
そういう人は、「相手に教えること」が目的ではなくて、実は「自分がいかに知っているかを知らしめること」が目的なんですよね。
俗に言う、「マウントとってくる」っていう感じ。
自分では気づいていないかもしれないけれど。
でも聞いている相手の目的が、単に「教えてほしい」っていうことだと、「あの人の説明わかりにくい。あの人なんかめんどくさい。話長い。」っていう印象になってしまいます。
まあ、ええんとちゃいます、それはそれでかわいらしくて(笑)。
要は自分に自信ないんでしょ?ういやつじゃ(笑)。
人と関わるときに、あまりにテクニックに走りすぎると楽しくないと私は思うのですが、ただ、「この場合の自分の本来の目的は何だっけ?」というところが明確になっていれば、自ずとスムースに、お互いにストレスなくコミュニケーションすることができます。
コミュニケーションに限らず、なんかうまくいかないなと思うときは、そもそも私の目的はなんだったっけ?というところに立ち返って考えると、自分がどうするのがベストかが見えてきます。
そもそも自分はどうしたいんだったっけ?
私はどうなるのが幸せなんだっけ?
ってね。
原点回帰、それが一番大事。
結局そのアイシャドウを見せてもらったんですけど(コロナがあるのでタッチアップはできない)、ラメが入っていたのでやめました。私、ラメが似合わなくて、マットな質感のものが好きなんです。
BAさんにその旨を伝えると、ラメが入っていないマットなアイシャドウはそこのブランドにはないらしく、他のどのブランドならありそうかっていうのをたくさん教えてくれました。
ただただ一本気ないい人だったのでした(笑)。
ちなみに私の名誉のために言っておくと(笑)、最初から最後まで、そのBAさんに腹は立っていませんよ?
多少感じ悪い言動に見えても、私ほど人の心理を知り尽くしていると(大きく出たなおい・笑)、その奥に悪気はないことはわかるので腹が立ちません。
その割には口悪い?
人間だもの。 ゐなこ
(笑)。
意地や観念や不器用さや自信のなさはあっても、たいていの場合、人に悪気はないんです。
ただ、私の腫れぼったいまぶた問題はいまだ解決せず。
いい感じでいろっぽお目目にしたいなー。
最近転職やらなんやらで、おしゃれにこだわる気力がなかったけど、だんだん復活してきました。
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