'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

そうなるにはそうなるだけの理由がある

そうなるにはそうなるだけの理由がある 

 

 

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

公式LINEにこんなメッセージをいただきました。

ご本人に許可を得て掲載しています。

 

 

C子さん(と勝手に呼ばせていただきますね)、

苦しい胸の内を打ち明けてくださりありがとうございます。

「私も2年前にどん底から救ってくれた会社社長にありえない出世もでき可愛がって貰っていたのに、、」の、「私も」というのは、

私が転職したものの、前の職場に罪悪感いっぱいで、後悔しているという記事を読んでくださったんですね。

ありがとうございます(^^)

 

もう取り返しがつかない後悔と懺悔、

その罰として、みすぼらしく一生生きていくしかないというどん底感……

私もたくさん味わってきました。

苦しいですよね。

 

私は結構な長い時間、それこそ年単位で後悔、懺悔を感じてきました。

どうしてこうなっているのだろうということを自分なりに、時にカウンセリングやグループセッションで人の手を借りて、掘り下げてきました。

 

依存的だったこと、

自分を抑えてきたこと、

いい子でいたいという子どものマインドだったこと。

 

そうやって少しずつ、自分の心のクセがわかってきて

楽になる部分ももちろんありました。

 

でも一方で、

どうして私はこんな自分になってしまったんだろう。

他の人はもっと早い段階で学びを得ているのに。

どうして自分はこんなに人間的にバカなんだろう。

どうして自分はいい年して中身はこんなにお子さまなんだろう。

もっとまっすぐに育ってる人もいるのに。

と、そんな心のクセを持ってしまっている自分を責める気持ちも出てきて、そのことに苦しくなってしまう時期もありました。

 

なんせもう、責めクセついてしまってるから何でも責める材料にするわけですね。笑

それもまた、私の心のクセなんですけどね。

 

そんなときに、カウンセラー仲間に言われたことばがあります。

 

私が、

どうして私はこんなにこじらせてるんやろう

何で自分はこんなにめんどくさい人間なんやろう

と嘆いたとき、

 

「そうなるにはそうなるだけの理由があったはずやから。」

 

と言ってくれたんです。

 

そうなってしまうような環境の中を

自分なりに一生懸命生きてきたんだ、

だからそんなに自分を責めなくていいんだ、

というニュアンスで。

 

そのことばに私は救われた思いがして、ホッとしたのを覚えています。

 

 

C子さんは今、

どうして私はあんな恩知らずなことをしてしまったんだろう

と、自分を厳しく責め立てておられることと思います。

 

でも、C子さんがそれら一連のことをしたには、

そうするだけの理由があったはずなんです。

 

今のC子さんにそれを言っても、

いや、でももっと他にやりようがあったはず、 

私のしたことはひどすぎた

と、受け入れられないかもしれません。

 

でもね、そう思っているのは、今のC子さんなんです。

一連の経験をして、後悔しているC子さん。

 

あのときのC子さんには、そうするしかなかったし、

そうするだけの理由があったはずなんです。

 

気持ちのズレ?

ありますよね、そういうこと。

人間いつも万全なコンディションの時ばかりではありません。

 

疑心暗鬼になっていた?

あるある、いろいろ疑ってうがって、もう誰も信じず頼らず1人でやってやる!って心に誓った経験なんてきっと大半の人にあります。

 

調子乗った?

今の状況が苦しいことも後押しして、勢いで恵まれた(と後で気づく)環境を飛び出しちゃうこともありますよ。

 

その時々で、C子さんはベストを尽くしていたはず。

もっといい方法でやれるなら、

絶対そうしていたはずだもの。

 

とはいえ自分責め真っ最中のC子さんは、

いや、でも、私は人一倍疑心暗鬼になりやすいし、

調子にも乗ってしまう、

恩を仇で返すクズ人間なんです

とおっしゃるかもしれません。

 

でももしもC子さんが本当に「クズ人間」だったとしても、

そうなるには理由があったはずなんです。

 

たとえば、

それだけ人を疑わざるを得ない環境で育ってきたとか、

誰も頼らずに1人で頑張らざるを得なかったとか。

 

仮に「クズ人間」だとしても、一生懸命、

その時々でベストを尽くしてきたはず。

もっと「いい人間」になれるなら、

誰だってそうしてきたはずです。

 

自分が悪かったと責めているときは、

自分だけが諸悪の根源で、

誰よりも最低に思えます。

 

でもそのありがたい社長だって、

神ではない人間なのだから、

いつもいつもコンディションがいいわけではないはず。

お互いに素直じゃなかったり、

売りことばに買いことばになってしまうこともありえます。

 

だから社長がいい悪い、

C子さんがいい悪い、

という話ではなく、

誰もが完璧ではないし、

コンディションの悪い日もあるし、

心のクセを持っているということなんです。

そして、そんな不完全同士が、

お互いに、時には迷惑をかけあったり、

時には助けたりして暮らしているということなんです。

 

だから、まるで自分が地球を滅亡させた悪魔であるかのかのように、すべての悪を1人で背負ってご自分を責めないでくださいね。

 

C子さんはその時々で、ベストを尽くしてきた。

一生懸命生きてきたんです。

 

 

 

後悔はとても嫌な感情ですが、

その経験を踏まえて、これからどうするか?

はいくらでも選べます。

 

これから自分はどうしていきたいのか?

どう生きたいのか?

どんな人間でありたいのか?

今自分にできることは何か?

そちらに意識を向けてみてください。

 

そこまで後悔し、恩をあらためて感じているというのは、

C子さんの愛のエネルギーでもあります。

クズ人間はそんな後悔しないですよね。

そのエネルギーを、

これからどうするのかに向けることができれば、

今回のことは、人生を好転させる最高のきっかけになります。

C子さんは、そのありあまる愛をもって本当は、

どんなふうに人を、世界を愛したいのですか?

伸びしろしかないです。

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

メッセージありがとうございました!!!

 

 

 

冬桜?咲いてました@大阪城公園

 

 

 

 

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