【ご相談】子どもの名付けで後悔しています
こんにちは、カウンセラーいなこです。
こんなご相談をいただきました。
-中略ー
T子さん、ご相談ありがとうございます。
お子さんの名付けで後悔があるとのこと。
まず大前提として、親、特に母親は、子どもに対して罪悪感を抱きやすいものだということを知っておいていただけたらと思います。
罪悪感は、「悪いことをしてしまった」という気持ちです。
それは裏返せば、「もっと良くしてあげたかった」という気持ちとも言えます。
すなわち、罪悪感は愛情の裏返しということです。
だから人は、どうでもいいことには、罪悪感を抱かないものなんですね。
大事で、でき得る限りいいことをしたいと思う対象に対して、罪悪感を抱くわけです。
子どもというのは、その最たるもの。
私には子どもがいないので、本当の意味ではその気持ちを理解していないかもしれませんが、子どもには、できる限りの愛情を注いで、でき得る限りのことをし尽くしたいと思うものなのだと思います。
だから子どもに対して、ちょっとしたことで罪悪感を抱いてしまうのは、よくあるということをまずは知っておいてください。
で、その大前提を踏まえた上で。
それにしても、お父さんの「流行りの名前だね」ということばがそんなに引っかかるのはなぜでしょう。
頭では、悪気のないことはT子さんもわかっているのに。
ここでの事実は、
お父さんが「流行りの名前だね」と言った。
ということだけです。
しかしT子さんは、「流行りの安易で浅はかな名前だ」とでも言われたように感じている。
でも一方で、「多くの親が愛する子どもの幸せを願ってつける流行りの素敵な名前だ」と解釈することもできるんですよね。
T子さんは、何かにつけて自分を責める癖はないでしょうか。
誰かのちょっとした一言が、自分を責めているように感じて、自分を悪者にしてしまう。
あるいは、相手を悪者にしてしまう。
名付けの件で、もしお父さんが、「めずらしい名前だね」と言っていたら、どう感じたと思いますか?
「めずらしい名前でよかったー」と思っていたでしょうか?
それともたとえば、「常識がないと言われてるみたい。将来この名前でからかわれたりしたらどうしよう」なんていうふうに思ったでしょうか。
そういえば、何かと自分を責めているなあと思い当たるところがあれば、そこと向き合う時だと思います。
自分を責めてしまうのはどんな時?
どんな人のことばが気になる?
自分を責めてどんな気持ちになっている?
名付けの件はほんのきっかけというか、自分を責めるための1つの手段に過ぎなくて。
いつも実は無意識に、自分を責める何かを探しているのかもしれません。
もちろんそんなこと、意識の上では望んでいないと思うのですけどね。
自分を責めてしまう。
その奥には、罪悪感や自信のなさ、無価値感、他人軸などの問題が潜んでいます。
でもさらにその奥には、愛情の豊かさ、深さといった才能もあるんですよ。
お子さんというのは、存在自体がギフトのようなものなのだと思います。
でもさらに、名付けをきっかけに、T子さんを生きづらくしていることに向き合う機会を、お子さんが運んでくれたのかもしれません。
お子さんという宝物がくれたギフトなら、向き合わざるを得ないんじゃないかってね(^^)
これからさらに幸せに生きるために、ご自分の才能をいかんなく発揮するために、ぜひそのギフトを大切にして、向き合ってみてください。
ずっと応援しています(^^)
ご相談ありがとうございました!
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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。
「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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