'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

【ご相談】とんでもなく失礼なことをする人が増えました

 【ご相談】とんでもなく失礼なことをする人が増えました

 

 

梅雨入りしたけれど、案外まだ湿度は低く、過ごしやすくて助かっています。

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

 さて、人にぞんざいに扱われたりすると、「自分はそんなことをされるほど、価値のない人間なのか」とみじめで悲しくなったりしますが、むしろその逆。

「もっと自分の価値を知り、享受しましょうという」ことなんです。

 

ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

 元のご相談文は こちら

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェ

では、根本裕幸お弟子さん制度を終了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】とんでもなく失礼なことをしてくる人が増えました

すごく嫌なことが立て続けに起こっています。

因果応報という言葉がありますが、自分はよっぽど何か悪いことをしたのでは無いかと思っています。

特に、仕事に関して不必要なほど嫌な思いをする事が多く、フリーランスなのですが、とんでもなく失礼なお客様が多く付くようになってしまいました。

自分を安売りし過ぎているせいかもしれません。

とにかく、周りの人に対して「どうしてこの人はこんな失礼なことを平気で言うんだろう」と思うことが増えました。

この状況を変えるためにアドバイスをいただけたら嬉しいです。

はるかさん

 

 

【いなこからの回答】

はるかさんはじめまして、いなこと申します。

よろしくお願いします。

 

このたびはココロノマルシェにご相談いただきありがとうございます。

 

嫌なことが立て続けに起こっているということで、お疲れさまでございます。

重なるときは重なるというか、泣きっ面に蜂、みたいなことってありますよね。

>自分はよっぽど何か悪いことをしたのでは無いかと思っ

てしまうお気持ち、わかる気がします。

 

心理学では、すべては自分が望んで起こしていると考えたりしますから、はるかさんが悪いことをしたというわけではないけれど、何かはるかさんに必要があって、そういうことが起こっている、という線でお答えしてみますね。

 

ただ、どのようなことが起こっているのか、具体的なエピソードはお聞きしていないので、ざっくりとしたお話にはなることをお許しください。

 

 

>特に、仕事に関して不必要なほど嫌な思いをする事が多く、フリーランスなのですが、とんでもなく失礼なお客様が多く付くようになってしまいました。

 

フリーランスでお仕事をされているんですね。

すごい!

フリーランスの道を行こうか行くまいか立ち往生している身としては(←しっかりして)、尊敬しかないです。

 

 

1つ思い当たる原因として、

>自分を安売りし過ぎているせいかもしれません。

と書かれていますが、お仕事の商品を、自分が思う価値より安く提供されているということでしょうか。

「安売りし『過ぎて』いる」とご自分でおっしゃるくらいだから、よほどなのかもしれませんね。

 

安売りし過ぎていると思うのに、それを続けているのはどうしてだと思われますか?

値を上げると買ってもらえないからでしょうか。

 

 

すでにフリーランスとして活躍されているはるかさんに、雇われ人としてやってきた私がこんなことを言うのは大変おこがましいし、そんなのわかっているよ!という話だと思うのですが、値付けって本当に難しいですね。

 

私事になりますが、初めてデザイン・イラスト関連の仕事をさせてもらったとき、自分で自分の生み出したものに値段をつけるということで大変悩んだことがあります。

イラストやデザインなんて、相場というのもあってないようなもので、それがいいと思う人には無名の人の作品でも価値があるし、どんな有名人のものでも、不要な人には価値はないんですよね。まあそれは、どの商品にも言えることですが。

自分で値段をつけるということにも抵抗があったし、さらに、イラスト・デザインという、価値も原価も目に見えにくく、人に説明しにくいもので、苦心しましたが、とてもいい勉強をさせてもらいました。

 

結局、イラストの仕事の経験もない自分の作品に、いっぱしの値段をつけるなんてできないと、相場よりも驚異の安さにしたんですよね。

 

でも、後悔しました。

打ち合わせ、アイデア、実際に制作に費やす時間、それ以外にも、いろんな手間がかかるんですよね。

データの処理とか、要望を聞いて手直ししたり。

そういうのを考えると、これは自分がつけた値段以上にもっと価値のあるものだ、もっと主張してよかったと思いました。

 

そして、値段を安くし過ぎると、「搾取されている」感じがしてきて、落ち着いて集中して、楽しく作品作りができないと思いました。

 

そのときに、デザインの値段のつけ方などいろいろ調べたのですが、やはり、

「お客さんが来ないからと言って、単価を下げて仕事を取ろうとすると、あなたのデザインの魅力ではなく、安さに惹かれたお客さんがやってくる。

そういう人は、安さに惹かれているわけだから、もっと安いところがあれば、そちらへ流れていく。

そして、単価を安くすると、結果的に生活のため、たくさんの仕事を取らないといけないので、仕事に追われ、1つ1つのデザインにかける時間が減り、クオリティーが下がり、評判が落ちてしまう。

だから長期的に見たら、安さで仕事を取るのはよくない。」

とおっしゃっているデザイナーさんがほとんどでした。

 

すごく納得しました。

 

その初めての仕事の後、個人で結婚式のウェルカムボードの制作の依頼をいくつかいただいたのですが、そのときは最初の仕事の経験を生かし、自分の納得のいく値段で受けさせていただき、イラストはもちろん、額装、包装などにもこだわって仕上げてお送りしたら、開けたとき感動してご夫婦お2人で思わず声を上げたとよろこんでいただけました。

 

そうやって、自分が納得のいく値段で仕事をさせていただけたら、

「絶対にいい作品を作って、お客さんをよろこばせるぞー!」

というモチベーションになるんだなと感じました。

感謝と余裕があるから、もう一工夫、もう一工夫、とアイデアが浮かび、いい意味でこだわることができます。

そして、お客さんに感動するほどよろこんでいただけたりします。

 

 

ということで、暴利をむさぼれということでは決してないし、需要と供給の問題もありますが、自分の納得いく値段で提示するのは大事だと思います。

 

と、フリーランスの先輩のはるかさんに、釈迦に説法のような、失礼な話で申し訳ありません。

私までとんでもなく失礼な人になってどうする。

 

 

そうはいってもフリーランスで仕事しているのだから、生活のためにとりあえずある程度は仕事を取らないとやっていけないんだよ!ということもあるのでしょうが、そのやりくりについては、ご相談の主題とずれますし、カウンセラーからの回答ということで、経営的なコンサルさんにお譲りさせてください。

 

 

安売りし過ぎてしまうのをやめて、自分の納得いく値段をつけて感謝して仕事をさせていただくには、

ご自分の商品の魅力に目を向けられてみてはいかがでしょう。

その商品を手にすることで、お客さんの生活は、人生は、どのようによくなるのか。

その商品を通して、どんなふうにお客さんをよろこばせたいのか。

どうしたら、お値段と同じ、あるいはそれ以上の価値を感じてもらえるのか。

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また、お金をいただくことに抵抗はありませんか?

またまた私事で恐縮ですが、この、自分の商品に値段をつけるなんて大の苦手だった私が今、イラストよりさらに形がなく、価値が目に見えにくい、カウンセリングという仕事をしようとしています。

なんでやねん。もっと値段つけやすい仕事が自分のしたいことだったらよかったぜ。笑

 

だけど、そこそこのお値段はいただきますが、カウンセリングを受けていただいた方が、自分らしさを取り戻して、その後の人生を生き生き生きていかれるなら、その価値はあると私は本気で思っています。

だって、自分らしさを自覚して、生き生き生きていくって、一生ものだから。

 

 

その後の人生がさらに充実するなら十分な価値があるし、代金という形でいったんお金を「失って」も、その生き生きした自分で、さらに豊かになられるのではとも思います。

私自身もカウンセリングやセミナーを受けたことがありますが、そういう気持ちで値段にも納得して、その後の自分を楽しみに受けてきました。

 

もちろん、カウンセリングについては、自分がこれまでの積み重ねきたものもあるし、お申込いただいた個々の方のカウンセリング当日までの準備やカルテ作りなど、全力で臨んでいます。

 

 

少し具体例に偏りましたが、そんな風に、はるかさんも、もしお金をいただくことに抵抗がる、お客さんに悪い気がするなら、

「お金を出させること」=「悪いこと」ではなくて、

はるかさんの商品を買うことで、お客さんがむしろ得するとしたら、どういう状態になったときだろう?

どうしたら、お客さんに、「買ってよかった、得した」とよろこばせられるだろう?

という方に意識を向けてみてください。

はるかさんのお客さんが、はるかさんの商品を購入することは、単に「お金を失う」ということではなく、新しい価値を得るということなんだという方に目を向けてみてください。

 

>周りの人に対して「どうしてこの人はこんな失礼なことを平気で言うんだろう」と思うことが増えました。

というご相談について、特にお仕事で、ということでしたので、そちらの点についてお話させていただきましたが、

「どうしてこの人はこんな失礼なことを平気で言うんだろう」

と疑問に思ったり、怒りが湧いてくるのは、いい傾向だと思います。

 

最初に、「何かはるかさんに必要があって、そういうことが起こっている」とお伝えしましたが、

こんな扱いは私には不当だ

私はこんな扱いをされるべき人間じゃない

もっと価値のある人間だ

ということに気づき始められたということではないでしょうか。

すなわち、はるかさん自身が、ご自分の価値や魅力にもっと気づいてね、もっと享受してね、ということです。

 

ご自身の価値に気づいて受け取られたら、不当な扱いを受けたときは、「嫌だ」と意思表示してもいいし、関係を断ってもいいのです。

魅力ある自分にもっとふさわしい関係が築けるはずですから。

ご自身を信じてくださいね。

 

 

フリーランスの先輩に、全般的に不遜なお話をしてしまいましたが(^^;;

カウンセリングだったら、お金を受け取ること、払うことへの観念、ご自身の価値をどう感じてらっしゃるかといったところを詳しくおうかがいしたいなあと思いました。

 

ずっと応援しています(^▽^)

 

ご相談ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

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