【ご相談】もっと私のことを心配してほしいと思うとき。自分で自分に無理をさせていませんか。心配してほしい心理の奥にあるもの。
'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
予定があったりなかったりで(え。)
更新が滞ってしまいごめんなさい。
おかげさまで元気にしております。
ブログを更新し続けていると
更新しないとスッキリしない体になるし、
途切れだすと
「今日も無理だな、まあ仕方ない」と、
休んでも平気な体質になります。
慣性の法則ってすごい。(違)
いかに日常のルーティーンにしてしまうかが、
物事を続ける秘訣かもしれません。
さて、「もっと私のことを心配してほしい」と思うとき。
あなた自身が、どこか自分に無理をさせていないでしょうか。
限界ギリギリまでがんばらなくても、もっと早い段階で、助けを求めてもいいんですよ。
「私は大丈夫じゃない」と、周りに心配させてもいいんです(^^)
ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。
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※オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。
どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)
【ご相談】心配してほしい心理
ガンにかかっています。
転移しており完治は望めませんが、QOLを維持して延命していくのが今の治療の目的と医師に言われています。
比較的体調の良い日は友達と遊んだりジムに行ったり、仕事もしているので、周りから見ると普通の人だと思います。
自分としては、完治はしなくても、今みたいに元気でいられる時間がなるべく長く続くといいなぁと思います。
でも、なぜか、職場の仲間や友人に「心配してほしい」という思いが強くあり、重病人だというアピールをしたくなる気持ちがあります。
重病人であることに間違いはないのですが笑、「なんだ、意外と元気じゃん」と思われることが嫌なようです。
ただし母には心配かけたくないので、病気のことを言えません。
自分は元気でいたい、周りには心配されたい、母には元気なふりをしたい、ごちゃごちゃして混乱しています。
みーなさん
【いなこからの回答】
みーなさんはじめまして。
いなこと申します。
このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。
病気の治療中なんですね。
体調はいかがでしょうか。
何よりお身体大事になさってくださいね。
さて、
>自分は元気でいたい、周りには心配されたい、母には元気なふりをしたい、ごちゃごちゃして混乱しています。
とのこと。
元気でいたいのか、
心配されたいのか、
心配かけたくないのか。
自分の中の相反するちぐはくな気持ちに
戸惑っておられるのかもしれませんが、
なんとなくそのお気持ち、
わかる気がします。
まずは、
>自分は元気でいたい
これは当然のことですよね。
できるなら誰だって苦痛なく
毎日を過ごしたいものです。
次に、
>周りには心配されたい
みーなさんはこれまで、
「人に迷惑をかけまい」
「心配をかけまい」
「何でも自分でうまくできるように」
と、1人でがんばってこられたのではないでしょうか。
本当は大丈夫じゃないときも、
「大丈夫!」
と笑顔で返したり。
本当は助けてほしいときも、
「いけるよ!」
と平気なフリをしたり。
いや、すごくがんばってこられたなら、
自分が
本当は大丈夫じゃないことにも、
本当は助けてほしいことにも、
気づいてさえいなかったかもしれません。
「大丈夫じゃない」
「助けてほしい」
という気持ちにふたをして、
自分を鼓舞して、
「このくらい大丈夫」
「まだまだやれる」
と言い聞かせ続けてきたのなら、
いつしか
「大丈夫、まだまだやれる」
が、自分の本音だと感じるようになっていたのかもしれません。
そして大病をされた今でも、
同じように
できるだけ体調のいいときは、
他の人と遜色ないように
がんばろうとされているのではないでしょうか。
そんなみーなさんの様子を見た周りは、
案外大丈夫そうだと安心してしまう。
けれど、みーなさんのどこかに、
本当は無理しているところがあるから、
大丈夫扱いされると、
どこか悲しくなるんです。
みーなさんがこんなにも
がんばって
我慢して
無理していることを
誰も評価してくれていない気がするから。
本当は大丈夫じゃない。
もっといたわってほしい。
心配してほしい。
という本音が
誰にも届いていないから。
そして、どうしてそこまでがんばって来たのかが、
>母には元気なふりをしたい
というところにあるのかもしれません。
お母さんは、
みーなさんのことをすごく大切にされていて、
病気をするずっと前から、
みーなさんのことを何かと心配されていたのでしょうか。
浮かない顔だったり、
不安そうな顔だったりすることが
多かったでしょうか。
お母さんに笑ってほしい。
幸せであってほしい。
そんな思いから、
みーなさんは、
「大丈夫な自分であろう」
と決心されたのかもしれません。
まだまだぜんぜん大丈夫じゃなかった
小さな頃に。
そもそも、
「人に迷惑をかけまい」
「心配をかけまい」
「何でも自分でうまくできるように」
と決めた理由が、
「お母さんに笑ってほしい」
だったとしたら、
>母には元気なふりをしたい
と思われるのは当然です。
自分が元気じゃなかったら、
お母さんがどんなに心を痛めるか、
痛いほど知っているから。
それだけはしたくなくて、
ここまでがんばって来たのだから。
だけど今こうして、
>自分は元気でいたい、周りには心配されたい、母には元気なふりをしたい、ごちゃごちゃして混乱しています。
というご相談をくださったのなら、
もうお母さんのために、
自分の本音を抑えつけて
元気なふりをするのはやめる。
大丈夫じゃないときは
大丈夫じゃないと言う。
助けてほしいときは
助けてと言う。
そういう機会なのだと私は思います。
みーなさん。
みーなさんが、お母さんを大事に思うのと同じように、
お母さんも、みーなさんを大事に思っておられるのではないでしょうか。
みーなさんが
お母さんに心配をかけないために、
誰にも頼れず、
無理をしていると知ったら、
それはそれで辛いのではないでしょうか。
もっと頼ってほしい
無理しないでほしい
話してほしい
と思われるのではないでしょうか。
とはいえ、いきなりお母さんに、
心配をかけてしまうような弱音を吐くのは
ハードルが高いかもしれませんね。
ならばまずは、
周りの人にちょっとだけ、頼ってみてはどうでしょう。
みーなさん。
大病にならないと、
どうにもこうにも調子が悪くならないと、
人に頼ってはいけないわけではないのですよ。
弱音を吐いて、心配も、かけてもいいんです。
1人でできると言えばできるけど、ちょっと大変だな。
今は調子いいけど、体力残しておきたいな。
できるけど、めんどくさいな。
その程度で、
「手伝って」
「休ませて」
「助けて」
と言ってもいいんです。
そういう人は、周りにいませんか?
その程度で?
という段階で、ヘルプを出す人(笑)。
周りを観察してみてください。
必ずいると思います。
もしかしたらそういう人を、
がんばりやのみーなさんは、
苦々しく見ていたかもしれません。
だけど今はそんな人をお手本に、
ヘルプを出すタイミングを学んでみてください。
「あ、この程度の段階で、助けを求めていいんだ」
という場面を、
たくさん見てほしいです。
自分の中で、それをなんとなく許せる気になるまで。
この程度で?という段階で助けを求めるなんて、
人に嫌がられると思うかもしれませんが、
言ってみさえすれば
何だかんだ案外受け入れられることって
実は多いですよ(^^)
自分がひとこと、助けを求めることさえできたら。
これまでがんばってこらたみーなさんなら、なおのこと。
>周りには心配されたい
というのは、
自分をもっと大事にしてほしい
という自分からのメッセージでもあります。
人に助けを求めるのは、
自分で自分を大事にする方法の1つです。
自分で自分を大事にできたら、
周りに心配してほしいという気持ちは、
薄らいでいくと思います。
最後に。
みーなさんが自分の本音にふたをしてがんばってきたこと。
ずっとお母さんを背負ってきたのかもしれません。
その背負っているお母さんをおろすと、
もっと自由に、
軽やかに、
のびのびと生きられるのではないかと思います。
お母さんのことも、
捨てるということではなくて、
新しい、対等な関係になります。
カウンセリングであれば、
お母さんとのこれまでの関係や、
もっと具体的に、
みーなさんがどんなことを守るために
がんばってこられたのかをお聞きしたいところです。
そこで、みーなさんは、
自分がどれだけ「愛の人」であったか
ということ気づかれると思います。
その上で、その背負ったものを、
安心してそっと下し、自由になるお手伝いをしたいですね。
よければカウンセリングもご検討くださいね。
ご自分のための人生を謳歌されますよう。
ずっと応援しています(^▽^)
ありがとうございました!
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