【ご相談】吐き気がするほど生きづらいーそれはエネルギーあふれる証拠ー
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
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【ご相談】吐き気がするほど生きづらいです
頭が良くまわらず無気力と息が苦しく乱文お許しください。
私は生まれつき耳が悪く、発音もやや苦手です。
障害者手帳は発行されないレベルのギリギリ健常者枠だったので、学校は普通学級にみんなと同じく通いました。
ここには書ききれないほど(説明する労力がなくてすみません…)本当について行くのが大変でしたが、必死で通ってました。帰る頃にはいつも倒れるように寝てました。
思春期になると自分への劣等感がひどく、それを証明するかのように中学、高校はいじめや友達関係が上手くいきませんでした。
先生にも助けて貰えず、見て見ぬふりをされ、でも母子家庭でしたから(父は私が生まれて8ヶ月で病死)、心配や迷惑をかけたくないと相談できませんでした。
死にたいという気持ちは高校生で覚えました。
死ぬ勇気も無かったので、優等生が先生に可愛がられている姿を見て、「ああ頭が良ければいいんだ」と思った私は、がむしゃらに勉強をして聴こえない部分は必死にあの手この手でカバー、学年で1位を取るまでいき、なんとか無事に卒業できました。
その後、やりたいことは無かったのですが、母に喜んでもらいたい、母に贅沢をさせてあげたいという下心から、准看護師になりました。
しかし、看護学校では耳が少し聴こえないからと甘えるなと言われ苦労し、泣く毎日。
母には毎日辞めたい辞めたいと言い迷惑をかけてしまいました。
その後養護老人ホームに入りましたが、1年3ヶ月でやめました。
看護師からのいじめが始まり、残業と仕事がすべて私に降り掛かって過労と鬱っぽい感じになってしまい、泣きながら退職しました。
お金ばかりかかり病院へ行く意味も感じられず、しばらく家で引きこもり寝たきり生活でした。
その後、祖母が認知症の介護生活もあり、その世話をすることで働いていないことの罪悪感を紛らわせてました。金縛りにあうほど大変でしたが。
祖母が老衰し、私はタロットに興味を持ち、小遣い程度ですがフリマサイトで鑑定していました。
それが自分の自信になり、少しずつポジティブになっていきました。
のもつかの間、3年前母が癌で亡くなりました。兄弟がいますが、姉と兄が結婚し、戸籍が1人になりました。
まだ母への死の悲しみは癒えてません。
残された貯金でどうしようか死ぬ準備をしていたところ、とても楽しい人に出会い今年結婚しました。
彼は、私の未来を救ってくれました。
しかし、旦那は専業主婦にいいイメージがなく、起業していて、とても仕事となると厳しい方です。
私は実は少しカウンセラーに興味があって、そのつながりで旦那と出会ったのですが、自分で起業したらいいよと言ってくれました。
彼はガンガンやって甘えは許さないタイプ。私はとてものんびりやで不器用で、やる気がないように見えます。数字などを意識するととても辛くなって動けなくなってしまいます。
家事もキャパオーバーになってしまい、やったりやらなかったりと、頭が回りません。ひとつの事を順を追って行くしか出来ないのです。
そしてただでさえ聴こえにくいので疲れやすくエネルギーが本当に少ないのです。
言い訳なのかもしれませんが、昔からそうでした。
それに関しても優先順位が低いだけ、本気じゃないだけ、向いていないから辞めた方がいい。そんな中途半端じゃカウンセリング受ける人に失礼。
と言われてしまいました。
恵まれた環境で本気で取り込めないのは、ごもっともだと思います。旦那から見たらそりゃあ、ずっと自分の稼ぎだけで家事も完璧にできず、不満だと思います。
それでもやりたいことやるなら、離れるかもしくは外で働いてお金入れてと言われました。
彼の言い分も分かります。お金の稼ぎは全部彼が生活に入れてくれていますし、家事もできない、サポートも下手…何もいいところがありません。
俺は奴隷か?とまで言われてしまいました。
パートをしようとしても外で働く怖さがあります。
もう何年も働いてませんし、何度か工場、誰でも出来るような仕事もやりましたが、耳の聞こえのせいでうまくいきませんでした。
実家もないですし、頼れる家族もいません。親戚や兄弟は結婚を喜んでくれたので離れたら合わせる顔はありません。
旦那さんのことは大好きです。
でも、どんどん心の距離が遠くなっていくようです。
部屋も別々。
自分の居場所がどこにもなく、本読むのもブログ読むのも億劫で何とかしたいけど、なんだかすごく疲れてしまいました。
人生から抜け出したい。お母さんに会いたい。もう生きたくない。
なんで生まれてきたんだろう。
ただ、ただ、しんどいです。
ただ仲良く笑って、ただ平和に生きていきたい。それだけなのに。結婚しなきゃ良かった。お母さん、旦那、周りの親戚や兄弟、全てに申し訳ないです。
一刻一刻がただ生きるのが苦しいです。
疲れて無気力なのですが、パート探ししないといけません。
今週中に見つけてとも言われています。頭や身体が動かなくて、もう死にたいです。
あずみさん
【いなこからの回答】
あずみさん。
本当によくがんばって生きてこられたんですね。
そして、一刻一刻ただ生きるのが苦しい中、力を振り絞って、ご相談をお寄せくださりありがとうございます。
エネルギーが少ないと書いていらっしゃいますが、まさかそんなこと、私は思いません。
体力的なこと、精神的なこと、生きる力。
あずみさんの言う「エネルギー」が、どれを指しているのかわかりませんが、いずれのエネルギーも、あふれる方だと思います。
聞こえにくい中、必死で周りについていって、時には学年一番の成績をとり、お母さんに楽をさせてあげたくて、准看護師になったんですよね?
あずみさんには、自分のことだから、そのすごさがわからないのかもしれません。
ここに書いてくださったことを、自分ではない、1人の少女の半生だと思って読み直してみてください。
すごくがんばってきたんだなあ。
愛おしい子だなあ。
抱きしめてあげたいなあ。
そんなふうに思いませんか。
私はそんなふうに思いました。
こんなこと、並のエネルギーでは成し得ないことです。
で、私が1番気になったのは、
>親戚や兄弟は結婚を喜んでくれたので離れたら合わせる顔はありません。
というところ。
ご親戚やごきょうだいが喜んだのは、「結婚」なのでしょうか?
私はそうではないと思います。
みなさんが喜んでくれたのは、
「あずみさんが結婚したから」というより、
「あずみさんが心から幸せそうだったから」
ではないでしょうか。
「結婚」は幸せであるための、1つの手段です。
お母さんを楽にさせてあげたいと、一生懸命がんばってきたあずみさんにはわかると思うのです。
大切な人に、心から幸せでいてほしい気持ち。
であれば、その人が心から幸せなら、その手段は何でもいいと思うのではないでしょうか。
あずみさんの幸せを願う人たちは、
結婚するのがあずみさんにとって幸せだったら、そうしてほしいし、
でも時が経ち、もしもあずみさんが自分の幸せのために離婚したいという思いに変わったなら、自分の思うようにそうしてほしいと思うのではないでしょうか。
あずみさんが、誰にも自由に遠慮せず幸せであることが、あずみさんの結婚を喜んで祝ってくれた人たちの喜びなんです。
手段は何でもいい。
とにかく、あずみさんを愛する人たちは、あずみさんに心から幸せでいてほしいんです。
だから仮に、もしも離婚したとしても、それがあずみさんが心から望むことなら、誰にも申し訳なく思うことはないんですよ。
別に離婚をお勧めしているわけではありません。笑
ただ、自由に、自分のために、生きていいっていうことなんです。
さて、旦那さんとの関係についてなのですが。
旦那さんは、自分に価値を感じられていないのかもしれないなあと私は思いました。
「そのままの自分」に価値を感じられないから、
とても厳しい基準を設けて、がんばってこられたのかもしれません。
その基準を、他人にも求めるから、
お金を自分で稼いでいない専業主婦にいいイメージがないのかもしれないし(お金を直接的に稼いでいないから専業主婦が価値を生み出していないという意味ではありませんが、今の旦那さん的には、それに近い考えがあるのかもしれません)、
あずみさんにも、何かしらで稼ぐことを求めるし、
その仕事の質にも、高いものを求めるのかもしれません。
そして、「俺は奴隷か?」という旦那さんのことば。
旦那さんは搾取されているような気分なのかもしれないですね。
搾取されているとは、自分を犠牲にして、相手に一方的に搾り取られること。
あずみさんがそうさせているということではありません。
旦那さんが、そう感じているのだと思います。
自分に価値を感じられないから、本当の意味での「与える」ということができないのかもしれません。
本当の「与える」とは、相手の喜ぶことをしてあげるのですが、相手の喜びが自分の喜びとなるので、疲れないし、奪われている感じがしないんですね。
むしろパワーが湧いてきます。
だけどそう感じられないのは、あずみさんを、自分の力で幸せにてきているという自信がないのかもしれません。
がんばってもがんばっても、まだ足りない、報われない、という思い。
実は自分に自信がなく、何もしていないそのままの自分に価値を感じられていない。
その、「欠けた自分」を埋めるために、必死で働いているから、搾取されているような、奪われているような、追われているような、気持ちなのかもしれません。
ガンガン活躍されている旦那さんは、あずみさんから見れば、とてもそんなふうには見えないかもしれませんが。
でも、それだけ努力し、活躍されているということは、やはりあずみさんと同じで、旦那さんもまた、エネルギーに溢れている方なんだと思います。
だから、そのままの自分も認められるようになれば、すべてがもっといい方へ向いていくと思うんですよね。
そしてこのことは、あずみさんにも言えることです。
そのままの自分を認めてください。
自分を価値を受け取ってください。
とはいえ旦那さんが実際どうなのかは、もっとお話をうかがってみないとわかりません。
ただ、今、あずみさんにできることをお伝えするとすれば、旦那さんに、感謝をたくさん伝えてみてください。
実際あずみさんには、旦那さんに感謝する気持ちがたくさんあると思うのですが、その表現が、「ありがとう」よりも、「申し訳ない」寄りになっていないでしょうか。
たくさんありがたいことをしてくれる人に、ただニッコリ笑って「ありがとう」とだけ返すのは、実はなかなかに難しいことです。
自分がそれだけのことをしてもらってもいい、それだけのものを受け取ってもいいと思えていないと、つい、
「申し訳ない」
「そんなにしてくれなくてもいいから」
「私も何かして返すね」
と、ただの「ありがとう」にいろいろ付け足して、正面から好意をまるまるキャッチせずに、かわそうとしてしまいます。
自分に価値を見ていないと、シンプルな「ありがとう」ってなかなか言えないんですよね。
でも、ただ笑って「ありがとう」と両手を広げて受け取ることで、相手はとっても満たされるんです。
微妙な顔で、あれこれ言われるよりも、よっぽど自信もつくし、自分にも価値を感じられるんです。
キャッチボールで、投げたボールがバシッと相手のグローブに吸い込まれていくと、とっても気持ちいいですよね。
それと同じで、投げた好意を、相手にバシッと受け取ってもらえると、とっても気持ちいいんです。
ということで、あずみさん。
旦那さんに、あの手この手のいろんな表現で、感謝を伝えてみてください。
あなたのおかげで、私はこんなに幸せだということを、繰り返し伝えてみてください。
旦那さんは最初はなかなか素直に受け取れないかもしれませんが、あまりその反応は気にせず、とにかく伝えてみてください。
申し訳なさではなく、感謝を。
罪悪感でなく、よろこびを。
それが、旦那さんに「与えている」という自覚を促すことにもなりますし、あずみさんが自分の価値を受け取るレッスンにもなります。
旦那さんは本来は、とてもあずみさんをよろこばせたい人だと思いますよ(^^)
今、ご夫婦で、ともに自分の価値を認めて受け取る好機がきているのではないかなと思います。
生きようとする大きなエネルギーの、価値を見ず、否定していたら、そりゃあ吐き気がするほど生きづらくもなるはずです。
でもそれは吐き気がするほど生命力にあふれている、魅力ある人だということの裏返しなんですよ。
うまく回りだせばいいんです。
自分の価値を受け取ることができたら、おふたりの関係も、あずみさんの生きづらさも、変わっていくことと思います。
ずっと応援しています(^▽^)
ご相談ありがとうございました!
これから8月いっぱいは多忙で、ブログの更新頻度もさがってしまうかもしれません。
ってすでに下がってますよね(^^;;
ごめんなさい、またよければぼちぼちとみにきてくださいねー。
このクラゲについては、近々書こうかなあ。
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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。
「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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