【ご相談】肉体的なコンプレックスについて思い詰めすぎて、会社に行けなくなりました。
今日は1日しとしと雨の大阪です。
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
歩いているといろんなところであじさいを見かけます。
何年か前にパーソナルカラー診断をしてもらって、私はサマーだったんですね。
パーソナルカラーとは、ご存知の方も多いと思いますが、肌や髪、瞳の色などから、似あう色のタイプ分類をするものです。
そのイメージから、スプリング、サマー、オータム、ウィンターと、季節になぞらえた名前が付けられていています。(生まれた季節とかは関係ありません)
サマーは、ブルーベースで、コントラストの弱いソフトな色味の似合うタイプです。
初夏に咲くあじさいのような淡いブルー、パープルなどが似合うといったイメージから、サマーと名付けられています。
上品で涼やかな色味で咲いているあじさいを見ていると、こんな色が似合うのかと、うれしくなります。
さて、誰しも、何かしらのコンプレックスはあると思います。
コンプレックスの内容は違えど、何かあるいるという点では皆同じなので、それを受け入れて、堂々と存在している人を見ると、勇気をもらえるし、「あ、それを見せちゃっていいんだ」という許可も与えられた感じがします。
だから、コンプレックスが深刻であるほど、それを受け入れたとき人は、オーラのある魅力的な人になれます。
そうやってコンプレックスを「魅せる」方向で行ってもいいし、「改善/カバーする」方向で行ってもいいけれど、いずれにしても、自分がしあわせな方を、罪悪感なしに選んでくださいね。
ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。
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【ご相談】肉体的なコンプレックスについて思い詰めすぎて、会社に行けなくなりました。
肉体的なコンプレックスについて思い詰めすぎて、会社に行けなくなりました。
ある時から急に体のコンプレックスが気になり、それを会社でバカにされたような気がし(被害妄想かもしれません)、会社に行きたくない思いが強くなりました。
実際に今、在宅勤務という名目で休んでいます。
コンプレックスに対して思い詰めてしまい、1日中その事で頭が一杯で、将来が不安で眠れなかったり、その事についてネットサーフィンをしてしまい、さらに不安になるという悪循環です。
会社で心配してくれる人がいますが、行けない本当の理由が言えず辛いです。
コンプレックスが解消・解決する事はないかもしれませんが、今思い詰めすぎている状態がとてもしんどいです。
どうすれば、今の囚われた悩みから抜け出せるでしょうか。体を動かしたり、人に相談したりもして、一時は気持ちが楽になるのですが、すぐに落ち込んでしまいます。
気持ちを切り替える、落ち込みから抜け出せるアドバイスが頂けるとありがたいです。
ともさん
【いなこからの回答】
ともさん、はじめまして。
いなこと申します。
このたびは、ココロノマルシェにご相談いただき、ありがとうございます。
体のコンプレックスが気になるとのことですが、どのようなことでしょうか。
「将来が不安」とも書かれているので、これからの人生に支障をきたしかねないものなのでしょうか。
具体的に書かれていないので、どんなことで、どの程度のことなのかわかりませんが、匿名でも書くのが痛くて恥ずかしくて怖いくらい、思いつめていらっしゃるのかもしれませんね。
急に気になりだしたとのことですが、会社でバカにされたように感じたのがきっかけでしょうか。
気になったタイミングで、追い打ちをかけるように、「バカにされた」のでしょうか。
体のコンプレックスということで、私がざっと思いついたのは、
①審美的な問題(美しい/美しくない)
②機能的な問題(体に不具合があることで、できないことがある)
③清潔的な問題(口臭、体臭、フケなど)
というところですが、これらについて、思うところをお答えしてみますね。
①審美的な問題(美しい/美しくない)
これは、特に女性なら、誰もが何かしらのコンプレックスを持っている、持ったことがあるかもしれませんね。
かつ、たいていは、本人以外はそんなに気にしていないことが多いです。
そう言われても、悩んでいる最中は、なかなかそうは思えないのも常なのですが。
私はおなかの右側に、あざがあります。
生まれつきみたいで、色味は薄めではありますが、模様的にはゴマアザラシみたいな感じですかね(笑)。
直径1cmちょっとくらいの大きめなものが2つと、あとはそばかすみたいなサイズのものがその周りにたくさん。
昔は、こんなんでビキニ着るのは恥ずかしいなと思っていましたが、いつからか気にならなくなりました。
私は絵を描いているのですが、海外のモデルさんが載っているモード系の雑誌をよく資料にします。
モード系の海外のモデルさんって、個性的な方が多いんですね。
あるとき、背中に大きなあざがあるけれど、背中の大きく開いた洋服で写っているモデルさんの写真を見たんです。
それを見て、
「あー、堂々としてれば、変な感じしないな。むしろかっこいい。」
と思ったんですね。
今、手元の雑誌をいろいろめくって探してみたけれど、見つけられませんでした。
代わりにこんなのがありました。
モード誌「ELLE」のジュエリーカタログです。
このモデルさんは、そばかす(?)が結構多めですが、それを隠すメイクをせずに、一流雑誌で一流ブランドのモデルをされています。
結構そばかす多めで、実際対面したら、目立つ特徴かもしれませんが、本人が堂々としていれば、周りは案外受け入れるものだと思います。
もしそれを執拗に責めたり、蔑んだりする人がいるなら、それはその人の問題だと思います。
その人が受け入れられない何かがある、人をジャッジするクセに囚われている、ということなので、その問題はその人自身に任せておけばいいと思います。
一般的にはコンプレックスとなりやすい部分を、
本人が受け入れて、ナチュラルに存在していると、
むしろそれがその人のオーラになり、
いい意味での凄みを発したりするものです。
その人の覚悟とか、地に足が着いた感じ、器の大きさを感じさせるからでしょうね。
また、「自分を受け入れている」って、タブーがなくなることだから、周りの人にしたら、触れてはいけないことがなくなって、接しやすい安心感があると思います。
誰しも、何かしらのコンプレックスはあると思うんです。
身体的なことじゃなくても、内面的なことや、能力、家柄などなど、何かしら。
コンプレックスの内容は違えど、何か持っているという点では皆同じなので、
それを受け入れて、堂々と存在している人を見ると、
勇気をもらえるし、
「あ、それを見せちゃっていいんだ」という許可を与えられた気になります。
今は、写真や映像も加工ができたりで、より美しく見せるということが可能になっているので、遠目に見ると、自分以外は美しい優れた人ばかりに思えてきたりしますが、生身の人間は、誰しもどこかしらに、「かっこ悪い」、「汚い」、「醜い」部分があって当然ですよ(^^)
そういうのを、自分だけが持っているんじゃないかと、各々隠しながらびくびくしながら生きたりしてるんです。
だから、自分がコンプレックスを「魅せられる」ようになることは、
自分が楽になるだけでなく、
周りの人をも安心させられる先駆者のような存在にもなれるんですよヨ。
もう一つ例を出すなら、
たとえばおなかのお肉で悩んでいるとします。
おなかが出ていてブサイクだ、恥ずかしい、と背中を丸めて隠すように歩いていると、すごく老けて見えます。
だけど、中世ヨーロッパの絵画に描かれている、おなかがぽよんとした女性って、母性ややさしさ、優雅さを感じさせるじゃないですか。
そういう女性になったつもりで、優雅に上品にゆったりと振る舞うと、そういうオーラが出て、すごくいい感じになったりします。
本人がどう自分を扱っているか、どう自分を認識しているか、その通りのオーラがにじみ出るものなんですね。
ということで、
コンプレックスがあって、
それが深刻であれば深刻であるほど、
受け入れたとき、さらに魅力的な存在になれるんです。
いや、そうじゃなくて、これを変えたいんだ!改善したいんだ!という場合は、それもいいと思います。
すべてをさらしてそのままで生きていきましょう、だけが正解ではないと思います。
改善すべく肉体改造に取り組むのもいいし、それを隠すメイクだとかヘアスタイルだとかコーディネートだとか整形だとかで、カバーするのもありだと思います。
その際は、そうすることに罪悪感を持たないこと。
自分がそうすることでしあわせだと思うなら、誰にも何にも悪いと思わずに、なさってください。
改善した後の自分を楽しみにしながら。
その道のプロがたくさんいますから、餅は餅屋で力を借りられるといいと思います。
②機能的な問題(体に不具合があることで、できないことがある)
この場合は、医療機関に相談されるのがいいと思います。
だけど、「急に気になった」ということだから、これではないかなあ。
この場合も、自分が悪いことではないので、できないことは説明して、周りに助けを求めてくださいね。
③清潔的な問題(口臭、体臭、フケなど)
清潔の問題は、自分の健康のためとエチケットのために、ある程度気を付けた方がいいとは思いますが、過剰に気にしすぎている場合もあります。
一般的な対策をしていればそれでいいし、気にしぎると潔癖になりすぎてしんどくなりますね。
一般的な対策をしても解決されていない場合は、体質的な問題や疾患の可能性もあるので、こちらも医療機関など専門のところに相談されるのがいいと思います。
しかるべき治療や食事、生活習慣などで改善されることも多いと思います。
そのコンプレックスを、「魅せる」方向で行くのか、「改善/カバーする」方向で行くのか、
いずれにしても、今の自分をとりあえず受け入れてみることが必要かと思います。
それが1番難しいし、だから受け入れるってどうやったらいいのよって話ですが(汗)、
「私はこうだからだめだだめだ、人に笑われる、恥ずかしい、みっともない」と恐れるだけの状態から、
「私はこうだから、それを生かして魅せていこう」
あるいは
「私はこうだから、こう改善しよう」
「私はこうだから、こうカバーしよう」
と、どうするかを考えていくようにすると、だいぶ楽だと思います。
将来の不安についても、
不安を感じるだけのところから、
想像している不安が起きたらどうするかを具体的に考えて決めて終わりにできると楽ですね。
あるいは、「そうなったとき考える!」っていうのが1番です。
でもそう簡単には思えない気持ちは私もわかるので(^^;;
簡単には言わないでおきますね(笑)。
>人に相談したりもして、一時は気持ちが楽になる
と書いてらっしゃるので、少しはどなたかにお話しされているんですよね。
それはすごくいいことですよ!
よくぞ勇気を出されました!
気持ちが楽になったということは、きっとその方は、ともさんのそのコンプレックスを否定されなかったんでしょう?
そうして、人に言っても大丈夫な経験を積んでいかれてください。
人に話せる時点で、受け入れは始まっていますよ(^^)
そして、会社にも行けなくなるくらいとのことですので、「その道のプロ」の1つとして、カウンセラーを使うことも、ぜひご検討くださいね。
ともさんの実際の生活の場で「人に話す」ということを、安心安全に模擬練習できる場として、カウンセリングを使っていただけますし、
そのコンプレックスの起源や、その奥に潜むともさんの真の悩みから根本解決できるのではないかと思います。
そこから、ともさんの真の魅力にも気づけるでしょう。
私は今募集していませんが、ご要望あれば下記の問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいね。
他にもカウンセリング募集しているカウンセラーは、ここにたくさんおりますよ(^^)
最後に私のおなかのあざの写真を撮って載せてもいいのですが、さすがにトリッキーすぎるのでやめときますね(笑)。
あ、そういえば左のふくらはぎにもありますわ。
見たい方はカウンセリングに来てください。
誰が興味あるねん
ずっと応援しています(^▽^)
ご相談ありがとうございました。
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