おはようございます、カウンセラーいなこです。
昨日の「逃げるは恥だが役に立つ」特別編、みくりと平匡さんが新婚旅行に行く神回だったんですね。
お風呂から上がって、最後の電車のシーンだけ観ました。
泊まった旅館で、まむしドリンクについて華麗に平匡さんをフォローした仲居さんが、1番大好きです(笑)。
すばらしいホスピタリティに感激して、仲居さんをほめちぎる平匡さん(笑)。
激しく同意!あんな目配せされたらもう、チップはずみまくっちゃうよー(笑)。
さて、先月出された、根本裕之お弟子さん制度の宿題が、自分のこれまでを振り返る、だったのもあってか、弟子仲間がそれぞれのブログで、家族のことなどを書いたりしています。
私もそのため、というわけではなかったのですが、家族との関係から生きづらさの原因を探るという記事を書いていました。
弟子仲間の家族との過去を読んでいると、あー、これは大変だったろうな、辛かったろうなと思う経験をしている人も結構多いです。
カウンセラーを志そうとするような人や、心理学に興味を持つような人は、もともと人の心の機微に敏感な人だったり、自分も悩んだ経験があってカウンセリングで助けられたことがある人が多いので、大変な経験をしている人が多いのは、ある意味必然なのかもしれません。
私は私で、たいした過酷な経験がないのにどこか生きづらいのはなぜだろうというのが、自分でも疑問でそれなりには生きづらかったのですが(笑)、さすがに弟子仲間たちのもっともっと明らかに大変そうな経験を読んでいたら、自分はあまちゃんなのかなあという気になってきました(またー、何でも自分責めの材料にしてるー・笑)。
いや、悩みに大小はないし、どんなことでも悩みは悩み、当人にとっては深刻だと思うのですが。
別に人生苦労しなきゃいけないわけでもないし、苦労自慢をしたいわけでもないのですが。
だけど、もしかして、
「こんな大したトラブルも経験したことのないあの人には、壮絶経験は話しにくい」
と思われているんじゃないかと、そこが少し心配になりました。
割と平和に育ってきた人間にこんなこと言うのは、恥ずかしい、引かれるんじゃないかとか。
そんな風に思われていたら、さみしいなと。
いやいや、その点については、私は大丈夫です!!!
カウンセリング知識とか技術はまだまだこれからですが、「どんなエピソードもどんな価値観も、ジャッジせずフラットに聞ける」ということは、今の私が1番自信のある売りです。
その価値観や生き方が、私個人の人間として好きかどうかは別ですが。
個人の、自分の感情として、好きや嫌いはもちろんあります。
にんげんだもの。 ゐなこ
でも、ある価値観や、ある生き方について、それを他の人が持つことについては、ジャッジすることはまあありません。
この人は、そういう価値観なんだな、そういう生き方をされてきたんだな、ということについては、「それはだめだ」とジャッジする気にはまったくなりません。
それには、私の生育歴が多少なりとも貢献している気がします。
私自身は、割とやんちゃめな(笑)公立中学校を出て、なかなかやんちゃな同級生たちのやんちゃな生活(笑)を見てきました。
その後高校は学区で1番の進学校に入りました(当時大阪の府立高校は、居住地によって学区が区切られていました)。
でも何のために学校に行っていたのかというくらい(笑)高校時代は勉強していなかったし、数学とか物理の点数はほんとうにヤバくて(笑)、私自身は、ロザンの宇治原氏が聞いたら確実に、「まあまあやね」と言うであろう(←このギャグ、関西の人しかわからないですか?笑)私立大学に行きましたが、同級生の中には名だたる国公立大学を出て、社会的地位が高いとされる医者や弁護士になったり官庁に入ったりした人もいます。
でも、彼らが普通の高校生だったことも知っています。
今だって普通の人です。
一方で、うちの父親は特に学歴があるわけでもないし、そういうのを重視する家でもありませんでした。
父方のいとこたちも、学歴とか、社会的地位が特別高いわけではありませんが、こっちも普通の人です。
あと、私は今、医療職として働いているので、仕事柄、高齢の患者さんにお会いすることが多いです。
患者さん、利用者さんを治療する側ではあるものの、人生という点においてはみなさん先輩です。
関わる中でいろいろなお話をうかがうこともありますが、それぞれ、さまざまな経験をされてきておられます。
立派な社会的な地位がなくても、素敵な人生哲学を持っていらっしゃる方にお会いすることは多々あります。
そしてお金とか地位のあるなしに関わらず、誰でも病気になることもあります。
結局、みんな普通の人です。
さらに、社会的地位が高いとされる医師も身近で見ていますが、一口に医師といっても、その人によって、いろいろなことが、いろいろです。
あー偉そうに言ってるわー、やっぱ身バレ無理やね(笑)。
私は割と、振り幅大きくいろんな人を、間近で見てきたほうだと思っています。
ずっとハイクラス系の環境でハイクラス系な生活をしてきた人が、やんちゃ系の人(笑)に会うと、「何だか怖い……」と引いてしまう現象を見てきました。
逆に、社会的地位があるとか有名とかいうだけで、すごい人だと物怖じして萎縮してしまう人も見てきました。
でも私には、そういうガワの条件だけで、引いたり怖がったりするところはないと、自負しています。
ガワの条件にはあまりこだわりがなく、自分の感覚で人に興味を持っています。
肩書は魅力のひとつではありますが、より本質的な魅力があるし、つきつめればみんな同じヒトだということを、体感として知っている気でいます。
みんな同じということを身をもって知っているので、どんな人でも同じスタンスで付き合える自信があります。
あ、でも好きなタイプの男の人には物怖じしてる♡(笑)。
そうあろうと心掛けているわけじゃなく、そういう、人に対するフラットな見方はもう私に染みついていて、そこは1番の強みで自分の好きなところです。
何が言いたいかというと、
だからみなさん、安心して何でも話しに来てくださいねーーーーー!!!
あなたが経験してきたことの、そのもう一歩奥にある、あなたの魅力をみつめます。
こんなドロドロ話引かれそうとか、
逆に、こんな些細なことで悩んでたら恥ずかしいかなとか、
そんなことなーーーんにも気にしなくてだいじょうぶです\(^▽^)/
でも自分のことは、結婚してないからどうとか、ガワの条件でまだジャッジしてるな。(汗・笑)