【ご相談】ズレた返答で人を傷つけたかもしれないー誰にも自由に傷つく権利があるから境界を踏み越えて何とかしようとしなくていいんですよー
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
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【ご相談】誤解してズレた返答で人を傷つけたかもしれない
こんにちは。
私自身のコミュニケーションの問題と、自覚なく人を傷つけたかもしれないことについて相談させてください。
趣味(創作)の集まり、イベントのようなものがネットであり、楽しんでいて、数名の方にコメントを送ったのですが、そのうちのお一人の方に向けて送ったコメントが、なんというか、私がその方の作品の機微を読み違えた文章を送ってしまい、嫌になるような、攻撃的な文章は書いてはいなかったのですが、そのようなニュアンスのお話ではなかったし、何も読んでなかったんじゃ?と思われても仕方がないようなコメントを送ってしまって、後から読み返すとこういうことを言いたいんじゃなかった、と少し後悔していました。
閉会時間も間際だったのもあり、急いで脳内で補完しつつコメントを書いたので、やってしまった…と思いつつも、その方のsnsを見てみると好意的な反応だったので、許されたような気になってホッとしていました。
ですがその後、その方が落ち込んでいるというつぶやきを見て、私の送ったコメントのせいで傷つけてしまったんじゃ?と動揺していました。
その方はあまり作品に自信がないながらも参加を決めたそうで、コメントいただけてよかったまで言ってくれたのに。
それなのに私が作品のツボを読み違え、あまりにもズレたコメントをしてしまったせいでその方の内面(自信のなさ)(恥ずかしながら全然わかっていませんでした)に土足で入るような真似をし、思いがけず傷つけてしまったのでは?と後悔しています。
もっとちゃんと噛み砕いて、丁寧に言葉を尽くしていれば、と思っても後の祭りです。
ただ、謝罪しなければ、と思っても、私が言葉を発することで、また傷つけてしまうかもしれない、その方につけた傷が、彼女に筆を置かせてしまうかもしれない、と思うと卑怯なのですが行動するのが怖くて。
過去に両親からの虐待や、いじめや職場でのパワハラや友人からのマウントやサンドバッグなど、私自身の自覚のないことで嫌われたり呆れられたり外でも怒られたり、あまり人間関係で良い思い出はありません。
ですから、我慢したり、ひたすら怒られるのみで、こちらからちゃんと謝るとか、人の気持ちに寄り添うということが、されたこともないのでやり方がわからないのです。
どう謝れば、寄り添えるのか、あのときの苦しさまで呼び起こしてしまって。
でも悪気はなく、あのときは作品を見た高揚でいいところを伝えたかったんです。私の落ち度で傷つけてしまいましたが。
ただ、焦ったりすると頭の中だけで考えて、気持ちを置き去りにしがちなので、それがトラブルを生んだのかなと思ってはいるのですが…
ちゃんと人と人の境界線を意識して、相手にもこういう事情があるかもと思いながら接することが大事ですよね?
コミュニケーションの障害もあるので(発達障害です)、やはり人を自覚なく傷つけたりすると辛いですが、その方を1番傷つけてしまっているので私が後悔するような話ではないのですが。
どうすればよいのか、教えてほしいのと、同じ過ちを繰り返さないために、どんな向き合い方で人と接すれば良いか、アドバイスいただきたいです。
りこさん
【いなこからの回答】
りこさん、このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。
りこさんは、とてもやさしい方だなと感じました。
しかし、いろいろと背負いすぎているのではないでしょうか。
>ちゃんと人と人の境界線を意識して、相手にもこういう事情があるかもと思いながら接することが大事ですよね?
と書いておられます。
が、「人との境界線を意識して」というのを、心理学でよく言われる意味と、少し違ってとらえておられるように思いました。
りこさんは、「人との境界線を意識する」ということを、
「人それぞれ事情があるから、自分と同じように考えてはいけない。」
「人は自分とは違うから、相手の事情を想像して傷つけないように接しなければいけない。」
といった意味でとらえておられるのではないでしょうか。
しかし、心理学における「人との境界線を意識する」とは、
「人の課題と自分の課題を切り分けて考える」
ということを意味します。
今回の件でいえば、お相手の方は、りこさんのことばに傷ついたかもしれない。
し、傷ついていないかもしれない。
いずれにせよ、りこさんの発言を聞いて、傷つくかどうか、どうとらえるか、どう反応するかは、お相手の課題なんです。
「課題」というのは、「その人が悪いんだ」、「その人に問題がある」という意味ではありません。
「その人が向き合うテーマである」というふうにとらえていただければ。
同じことを言われても、傷つく人もいれば、傷かない人もいます。
「かわいいね」と言われて、
「わあうれしい!」と思う人もいれば、
「お世辞ばっかり」と思う人もいれば、
「セクハラ!怒」と思う人もいます。
とらえ方は人それぞれなんですね。
だから、何をどんなに気をつけても、相手を傷つけてしまうこともあります。
りこさんだけでなく、誰にでも。
傷つく、傷つかないは、その人にしかできないことなんです。
他人がコントロールできるものではありません。
「あなたはこれを聞いて傷つきなさい!」とか、「これを聞いて傷つくな!」なんて変な話でしょ?
言い方を変えれば、「誰にでも傷つく自由がある。傷つかない自由もある。」ということです。
元々、他人がどうこうできるものではないんです。
一方で、
「私のことばで相手を傷つけてしまったかもしれない」と不安になることや、
「傷つけてしまったようだから、ではどうするか?」は、
りこさんの課題です。
りこさんには、お相手が傷つくかどうかは、どうしようもありません。
けれど、つい「傷つけたかもしれない」と自分が感じてしまうということ、そういう時にどうするか、ということに向き合えばいいんです。
それが、人との境界線を意識するということです。
それぞれが、自分の課題のみに向き合えばいい。
人との境界を踏み超えて、人の課題に手を出さない。
ということです。
ところで、りこさんの中には、
「私は無意識のうちに人を怒らせてしまう人間だ」
「私は悪気ないのにやらかしてしまう存在だ」
といった思い込みがあるのではないでしょうか。
というのも、
>過去に両親からの虐待や、いじめや職場でのパワハラや友人からのマウントやサンドバッグなど、私自身の自覚のないことで嫌われたり呆れられたり外でも怒られたり
とのこと。
自覚のないことで嫌われたり呆れられたり、怒られたりといった経験がたくさんあれば、混乱し、自信がなくなるのは当然だと思います。
故意に、「あの人を困らせてやれ!」と思って、それを実行して怒らせたのなら、原因(自分の行動)と結果がつながります。
原因と結果のつながりが理解できれば、人は安心します。
しかし、怒らせるつもりは毛頭なかったのに怒られたら、自分の中で、原因と結果がチグハグです。
何が悪かったのかもわからないから、治しようもない。
でも相手は自分に怒っている。
そんな状態では、自分の一挙手一投足に、自信が持てなくなるのは当然ですよね。
とても辛かったと思います。
りこさんこそ、たくさん戸惑い、傷ついてきたのではないでしょうか。
そして、その経験から、とても自分を責めてらっしゃるんだなとも感じました。
>やはり人を自覚なく傷つけたりすると辛いですが、その方を1番傷つけてしまっているので私が後悔するような話ではないのですが。
って。
「人を自覚なく傷つけるのは辛いけど、1番傷ついているのは相手の方なんだから、傷つけた側の私なんかが辛いって言ったらダメだよね。」
って思ってらっしゃるんでしょう?
いやいやいやいや。
どうかそんなに自分を責めないで。
りこさんが辛いなら、遠慮なく「辛い」って感じていいんです。
りこさんにだって、傷つく自由、辛いって感じる自由はあるんですよ(^^)
「私のすることは、人を怒らせてしまう」
これまでの経験から、りこさんには、そんな思い込みができてしまったんだと思います。
私は何か悪いことをしたんだ、という罪悪感でもあるかもしれません。
罪悪感は、先ほどお話しした、相手との心理的な境界をなくしてしまいます。
何に関しても、
「あれ、また私が何かしたのでは?」
「私のせいでは?」
と自分を結びつけてしまいます。
何でも自分にネガティブに結びつけて、背負ってしまいます。
そしてまた、どうしていいかわからなくなるといった悪循環。
りこさんは今、そんな状態なのではないかと思いました。
でも、りこさんには、それだけ人を傷つけたくない気持ちがいっぱいあるということなんですよね。
コミュニケーションの障害があると書いてらっしゃいます。
実際のところどうなのかは私にはわかりません。
でももし、本当にその影響があるのなら、傷つけたくないというやさしい気持ちはいっぱいあるのに、その気持ちに、コミュニケーションのスキルが追いついていないことがあるのかもしれません。
やさしい気持ちに、スキルが追いついていない。
だからこそ苦しいんですね。
そもそもやさしい気持ちがなければ、伝えるスキルがなくても苦しくはなりませんから。
うまくいかなかったこともあるかもしれないけれど、「人を傷つけたくない」という、やさしい自分の気持ちを、もっともっと評価してください。
個人的には、スキルより気持ちが熱い人の方が好きです。
スキルは高くても気持ちが入ってない話には、いくら雄弁でもまったく興味を持てないタイプ。笑
「気持ち」と「スキル」を分けて考えると、自分を責める気持ちも少し和らぐのではないでしょうか。
気持ちはあるのに、スキルが追いついていないだけ。
やさしい気持ちはいっぱいあるのだから、りこさんは、ご自分でおっしゃるような、ひどい人ではありませんよ(^^)
ということで1点目のご質問。
今回の件について、どうすればいいか教えてほしいというご質問。
今回のお相手には、りこさんが気になるなら、ご相談文に書いてくださったことを、ご本人にぶっちゃけてお伝えしてみるのもいいと思います。
感動したこと、それを伝えたかったのだけど、機微を読み間違えたかもしれない。
伝えるスキルうまくないのだけど、感動をただ伝えたかっただけなんだ。
といったことを、りこさんのことばでお伝えしてみてはどうでしょう。
もちろん、この説にりこさんが納得されたなら、ですが(^^)
それを聞いて、お相手がどう感じるかは、お相手の課題です(^^)
そして2点目の、同じ過ちを繰り返さないために、どんな向き合い方で人と接すれば良いかというご質問について。
それは、人との境界線を意識すること。
「わたしのせいじゃないか!?」と不安になったとき、深呼吸して、「これは誰の課題?」と自分に問いかけてください。
ただ、そうやって境界線を踏み越えず、課題を分離できるようになるには、これまで混乱し、傷ついてきたりこさんの痛みを癒すことも大事です。
深く取り組んでみたいなと思われたら、カウンセリングをご利用くださいね(^^)
ずっと応援しています(^▽^)
ご相談ありがとうございました!!!
昨日私の真後ろで、玉突き事故が起こりました(*_*)
信号待ちしているところに、曲がってきたトラックがぶつかり、ぶつかられた車が私の後ろの車にぶつかり、、というかんじで、私には当たらなかったのですが。後ろの車が耐えてくれました(-_-;)
信号待ちしていたところなので、スピードもなく、ガッシャン、と鳴ったな何の音かなと思ったら、またガッシャンと、ゆっくり玉突きになった感じです。
けが人はいませんでしたが、改めて交通、気を付けなきゃなーと思いました次第です。
あと、今正念場に忙しくて、ブログ更新やLINE配信が滞っています、ごめんなさい。
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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。
「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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