「どうせ私は愛されない」のカラクリ
今、話題になっている大物芸能人のスキャンダル。
先日、関西の女帝と言われるタレントさんが、関西ローカルのご自身の冠番組で、そのスキャンダルについてコメントしていました。
'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
私はそのコメントがすごくよかったなと思ったんですよね。
事実関係もわからない状況、また大物だけあって、皆がものを言いにくい中で、ちょっと踏み込んで私見を述べ、厳しさもあり、愛もあり。
そのコメントが正しいかどうかは別問題ですが、コメント主である彼女の熱い気持ちが伝わってきて、うるっとしました。
で、この気持ちを共有したい!と思い、Xを見てみると、やはり彼女の名前が、トレンドに上がっていました。
やはりそのタレントさんのコメントに、心打たれた人が多かったようで、「泣いた」とか、「愛がある」とか、「1番しっくりきた」という声がたくさんありました。
同じ気持ちの人がいっぱいいてうれしいなーと思っていたのですが、その彼女のコメントを、さっそく切り抜いている投稿もチラホラあったんですね。
けっこう踏み込んで話していたので、切り抜き方によっては、センセーショナルに聞こえてしまいます。
愛のないただの批判や、決めつけみたいに。
関西ローカル番組だから、全国的には、見た人は少ないはずです。
すごくよかっただけに、彼女のコメントも、彼女の人間性も、全国の人に誤解してほしくないなー、と思って見ていたのですが、
「そんな悪意のあるコメントじゃなかったよ」
「この切り抜き方はニュアンスが違う。全部見てほしい。」
と反論している人もいて、
そっちが広まれー!といいねを一生懸命押しました。笑
インプレッション稼ぎか、話題作りか、おもしろおかしく切り抜く人もいるんですね。
この困った「切り抜き」ですが、実は誰もがしています。
たとえば。
誰かのことばで傷ついた。
その辛かった気持ちを、誰かにわかってほしい時。
「あの人に、こんなにひどいこと言われた。」
という話を、気持ち、盛ったり、
(いいことも言っていたけど)という部分を省いて伝えたりしたことはありませんか?
共感してほしくて、
「それはひどいね」っていうことばを引き出したくて、
自分にちょっと都合のいいように切り抜いちゃうのは、誰でも多かれ少なかれ、やったことがあると思います。
まあこの切り抜きは、人間のちょっとした弱さみたいなもので、気をつけるとして。
もっと怖い「切り抜き」があるんです。
それは、
自分の脳内で、無意識にしている「切り抜き」。
たとえば、「どうせ私は愛されない」という思い込みを持っているとします。
すると、誰かに言われたりされたりした、愛されていないっぽいところだけを切り抜いて、記憶しちゃうんですよね。
そう思い込むようになったのには、過去に何か、そう思わせるようになった辛いできごとがあったのかもしれない。
でも、それは、永遠に続くわけではありません。
今はもう、よくよく冷静に見てみたら、
誰かが優しくしてくれたとか、
親切にしてくれたとか、
大事にしてくれたことも、
必ずあると思うんです。
でも、「私は絶対に愛されない」と思い込んでいると、
愛されていないっぽいエピソードだけ切り抜いて、その他は切れ端として捨てて、なかったことにしてしまうんですよね。
わかるよ、わかる。
私もいっぱい切り抜いてきた方だから。笑
その切り抜きをしてる限りは、そりゃ愛されない。
愛されてても、そこは切れ端として捨てちゃってるんだから。
ということで。
「どうせ私は愛されない」と感じている人は、
愛されてないっぽいとこだけ切り抜いて
自分に刻み込んで、
愛されてるっぽいとこは、
切れ端として捨ててないかなあと、
意識的に観察してみてください。
天地がひっくり返っちゃうかもしれないヨ(^_^)
お正月に甥っ子に会ったときに、甥っ子が今はまっているというアクアビーズを持ってきていて、タツノオトシゴを作りました。
ほんとは小物を作るのとかめんどくさくて嫌いなんだけど(笑)、かわいい甥っ子が興味持ってほしそうだったので、仕方ない。笑
辰だし、黄色だし、なんか金運に良さそうだから、これをお守りにして今年は金運ぶち上げていくね!笑
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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。
「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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