'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

大事な人が失敗したとき。つい「もっとこうしたら」と言いたくなってしまうけれど。

大事な人が失敗したとき。つい「もっとこうしたら」と言いたくなってしまうけれど。

 


'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせ
こんにちは、カウンセラーいなこです。

1人暮らしを始めてから使い続けてきたフライパンの焦げつきがひどくなったので、買い替えて快適!と思っていたら、わずかですが、また引っかかりをみせるようになってきました。

買ってしばらくは、目玉焼きを焼いても、フライパンを軽く揺するだけでスルスル滑っていたのですが、最近はお箸でお皿に移そうとすると、焦げ付くというわけではないですが、一点が引っかかって、白身が破れることもある。

えーもう!?
300回?500回?の使用試験にも合格!って書いてたのに!
と思って、いつ買ったか調べてみると(このブログに買い替えたことを書いていたんです)、3月のことでした。

私は基本的に、毎朝玉子を焼いています。
単純に考えたら、半年毎日使えば、180回使ってることになるんですね。

「300回」の試験と聞いて、すごい!これはいいものだ!という印象を持ったけど、

そっか、300回なんてすぐにいっちゃうんだ……

どうですかみなさん!
これが数字のマジックですよ!
私のようにボーッと生きてると、「何百回」とか言われただけで、何かすごそうって騙されちゃうんですよ!
別に騙してはない。



さて先日、妹が、
「オムレツぶちまけてふつうに泣いた。」
とショートメールを送ってきたんですね、この写真とともに。

 

f:id:inainaco:20210924224028j:plain

フライパンを振って落としたのか?たしかに上にも下にもぶちまけてる。


「今日はなんか作るのめんどうやなって思ったらこれや。」
というのを読んで、とっさに私は、

「めんどうなときは全部できあいのもの買い。
もっと手抜いたらいいよ。」
と返しました。

幼い子どもを抱えて、
正社員としてフルで働いてクタクタなんだから、
めんどうと思ったときくらい
もっと手を抜いてほしい。
妹に楽してほしい。
という思いからです。

だけど送った後、
この、
「もっとこうしたらいい」
というメッセージは、
ともすれば責められているようにも感じるよな。
とふと思いました。

聞けば、妹自身も、今日はできあいのものにしようか迷ったけれど、野菜も残っているしと、あるもので何か簡単に作ることにしたそうです。

 


そこで私は、

「一生懸命作ったのに悲しかったな。

材料も使ってもうちょっとやったのにな。

栄養も考えてえらいえらい。

大変やったな。」

と追加で送りました。


そう、こういう、身近な人が何か失敗して悲しんでるときって、

「もうこれ以上悲しい目に遭ってほしくない」

という一心で、

「もっとこうしたらよかったのに」的なことを

つい言いたくなるんですよね。

 

自分の知ってるすべてをもって、

2度と悲しませないようにしてあげたいという、

善意からの思いではあるのですが。

だけどそれは時に、失敗して悲しんでいる本人には、

「なんでそんなことしたんだ」

「もっといいやり方があったのに、あなたは間違ったことをした」

というメッセージにもなり得るんです。

もちろん、取り方は人それぞれなのだけど、

失敗したときって、

言われなくても本人は、

「もっとああすればよかった」

と後悔したり自分を責めていたりするものだから。

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追加で送ったメッセージを見た妹は、

「ありがとう(うるうるキラキラマーク)」

と送ってきました。


この、「もっとこうしたら」という声かけ、

身近な人にほど、遠慮がないし、大事だし、思い入れがあるし、だからこそ感情的になっちゃうから、ついしてしまいがちなんですよね。

 

ということは、

1番身近な人 = 自分

に、こういう声かけを1番している可能性が高いんです。

 

「なんでそんなことしたんだ!」
「もっといいやり方があったのに、お前は間違ったことをした!」

と、他人に言うよりもっと、キツいことばで。

 

言われなくてもね、
「もっとああすればよかった」
と後悔したり、自分を責めているんですよね。

あなただって。

 

だから失敗したときは、自分にこそ、

「悲しかったよね。

大変だったよね。

よくがんばった。

えらいえらい。」

と、努めてやさしくねぎらってあげてくださいね。

 

 

9月のカウンセリング、あとわずかです!

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大富豪を知らないと言えなかった女の話。

大富豪を知らないと言えなかった女の話。

 

 

 シルバーウィークにこんにちは。

カウンセラーいなこです。

 

微妙に休日間が開いているけれど、一応シルバーウィークと呼ぶのでしょうか。

私は祝日は仕事なので、いつも通りです。

 

でも通勤の道はすいているし、患者さんをみるという業務が動いているだけで、組織自体は休みなので、会議や問い合わせで自分の業務を中断されることもほとんどなく、サクサク仕事が進むんですよね。

普通の平日の出勤より楽で、得した気分です。

 

っていやいや、道すいてるし呼び出しもないってことは、それだけ他の人は休んでるってことやん、損してるやん。

いなちゃんほんとにお人好し〜。

 

 

さて私は高校時代、剣道部のマネージャーをしていたのですが、夏休みには合宿がありました。

 

学校の部室たちの2階に、同窓会費で建てられたという、だだっ広いささくれだった畳の部屋があり、宿泊できるようになっていたんですね。

 

 うちの部は、毎年夏休みに、そこで23泊の合宿をして強化練習をしていました。

朝はグラウンドのランニングに始まり、その後1日道場で練習。

顧問の男の先生2人は、練習中は厳しいけれと他は割とざっくばらんで、夜は校庭で花火をさせてもらったりしていました。

お風呂は隣の駅の銭湯まで、みんなで連なってぶらぶら歩いて行き。

 

私はマネージャーだから、しんどい練習をすることもなく、みんなと学校に泊まるという非日常がただただ楽しいだけの行事でした(笑)。

 

 で、夜ごはんの後、みんなでトランプで「大富豪」というゲームをしようということになりました。

 

さすが高校生、元気です。

真夏にあっつい道着着て防具つけて練習してヘトヘトなはずなのに、トランプをするという浮かれよう。

誰や、合宿にトランプ持ってくる用意周到なやつは。(笑)

 

でも実は私は、「大富豪」のルールを知らなかったんです。

その頃流行っていて、特に男子が何かと時間を見つけてはやっていたような気もするのですが、私は今も昔もカードゲームに興味がなく。

 

 だけどその頃の私は、「知らない」と言えなかったんですね。

私以外の全員が知っていて、みんながやっているゲームを、今さら自分だけ知らないと言うことが、恥ずかしかったんですね。

 

今思えば、何でそんなことが恥ずかしいの?と、自分でも甚だ疑問なのですが。

思春期特有の、みんなと同じじゃないと、という気持ちもあるだろうけど、にしても、ねえ?

どうですかみなさん、これがかの有名なエベレスト・プライドですよ。

 

で、どうしたかと言うと、知ってるテイで、やり通したんです(爆)。

 

でもルールが曖昧なので、勝負はどうでもいいというやる気のない人の感じで。

微妙な態度と表情で。

うーん苦しい!

イタイ!

 

きっとみんなは悟ったでしょうね。

「こいつ、知らんな。」と。

 

やめて黒歴史ーー!!!

そっちの方がよっぽど恥ずかしいわーーー!!!(笑)

 

 

そんな苦しい芝居をせずとも、

「私、大富豪知らんねーん。

とりあえず最初は見学しとこかな。

1回目は◯◯くんについて見せてもらっていい?」

とか言っちゃえば、ぜーんぜん問題ないし、むしろ可愛げあるんですよね。

 

 その頃は、スマートにできる自分でいたい、非の打ちどころのない完璧な自分でいたいという思いが強かったんだと思います。

 

大人になる過程で、できないことやコンプレックスは、笑いながら恥ずかしながらでも、開き直って言っちゃうという方法を、観察学習により学びました。

 

 あ、そんな感じでいいんや。

みんなけっこう適当なんや。

知らなくてもいいんや。

知らないって言っちゃう人はむしろ可愛げあるな、大丈夫だな、と。

 

知らないこと、できないことは、正直にそう言った方が誠実だし、話が早いし、何より自分が楽です。

 

 

大富豪知らないごときをひた隠しにするほどのエベレスト・プライドの持ち主は、そうそういないとは思いますが、

いつも褒められてきた人、

よくできると思われてきた人、

ちゃんとしていると思われてきた人、

責任感の強い人、

人にサポートされるよりサポートすることが多い人、

役職付などリーダー的立場の人などは、

できない自分を見せること、助けてもらうことに慣れておらず、

「できない」、「知らない」と言うのに抵抗があるかもしれません。

 

バツの悪さを感じたり、下に見られてしまう気がしたりして、特に部下後輩などには言いにくかったり。

 

 ですが、

「知らない」

「できない」

「教えてほしい」

と言うことで、ダメ人間のレッテルを貼られるかというと、

案外そうでもなくて、

言いにくいことを正直に言い、教えを乞う姿に、

強さや誠実さ、親しみやすさを見てくれる人も、たくさんいます。

 

もしもあなたが普段から「できる人」と思われているならなおさら、

そんなあなたに

「知らないから教えて」

と言われたら、相手はよろこんで張り切って教えてくれるでしょう。

 

 もしも、「知らない」、「できない」と言ったあなたのことを、下に見てくる人がいたら、「すごーい!」と敬い、自分を見下げさせてあげながら、心の内では、手のひらで転がしてあげているつもりでいればよいのです(笑)。

 

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ちなみに私は、

この人にはぶっちゃけなくていいな

ここは正直に言うとややこしくなるな

と判断したときは、その場しのぎで適当に合わせることもあります(笑)。

そういうちょっとした自分のズルさも許せるようになると、さらに楽です。

なんかいかに私がはらぐろのテキトーかをさらしてるだけになってる?w

 

 

ちょこっとバカになる、

ちょこっとズルくなることを、自分に許すだけで、

人生はずいぶんと生きやすく、楽しくなるものです。

 

 

あなたが何を知っていようと知らずとも、引くことのないカウンセラーがお待ちしてます\(^o^)/

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【ご感想】一人ではどうしても堂々巡りだった悩みが、突破できた。

【ご感想】一人ではどうしても堂々巡りだった悩みが、突破できた。
 
 
久しぶりに残暑を感じる1日でした。
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こんにちは、カウンセラーいなこです。
 
今日の大阪は、真夏ほどではないものの、蒸し暑さの戻った1日でした。
仕事柄、マスクに加え、ゴーグルやらフェイスシールドやらガウンやら、もういろいろつけているのですが、夏はほんとにきつい。
マスクからの呼気でゴーグルが曇るわ、ゴーグル内の熱気と汗でマスカラはめちゃくちゃになるわ、フェイスシールドで髪の毛ぺちゃんこになるわ(笑)。
 
ゴーグルとかフェイスシールドしてる自分にも、最初はウケてましたが、もうすっかり慣れましたね(笑)。
 
さて、カウンセリングのご感想をいただきましたので、ご紹介します(^▽^)
 
 
【ご感想】Aさま

先日は丁寧なフォローメールありがとうございました。

読んでて涙が止まらなかったです。

優しく肯定してもらえて、分かってもらえたことが嬉しくて。
カテゴリー分けも、ぜひやってみます。
褒めてくださったり、魅力についてはまだまだ素直に受け取れない部分があります。
でも、自分の価値を認める大切さもわかったので、少しずつ受け取れるようにしていきたいです。
いなこさんのブログを読んでいても気づきが多いです。
これからも楽しみに読ませてください。
ありがとうございました!

Q1.いなこのカウンセリングを受けてみようと思われた理由をお聞かせください。
募集しているカウンセラーさんのプロフィールを読んで、ピンときたから。
それなりにうまくいっているがもっと幸せになりたい、という悩みが正に当てはまっていたから。
そんな深刻なことではないのだから、悩みなんて言ったら贅沢だ。と思って誰にも真剣に相談できなかった。)

Q2. いなこのカウンセリングを受けてよかったことがあれば教えてください。
自己肯定感が上がった気がする。
一人ではどうしても堂々巡りだった悩みが、突破できた。
優しく、話しやすく、安心感があった。
イメージワークの効果がすごかった。

Q.3 いなこのカウンセリングの改善点があれば教えてください。
時間が超過してしまって、いいのかな、と気になってしまった。

Q4. フォローメールはいかがでしたか?
とても良かった。
カウンセリングからの、宿題に取り組むことで、大きな気づきがあった。
そしてフォローメールで改めてまとめていただいたことで、より深く理解できたように思う。
 

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Aさま、ご丁寧なご感想をいただき、ありがとうございました。
 
時間の超過については、お気遣いさせてしまいごめんなさい。
 
Aさまは、素敵な家庭を築かれ、お仕事でもご活躍されている女性でしたが、どこか虚しさを感じておられました。
 
ずっと周りの人のために、期待に応えてこられたんですね。
だけどその分、ご自分の気持ちが後回しになってしまい、どこか虚しく感じるようになっていた。
どこかで虚しさを感じながらも、期待に応えるだけの能力とやさしさがあったため、それがずっとできてきてしまったんです。
 
そんな愛と才能に溢れたAさまですが、ついに周囲の期待の範囲外の、自由な自分の魅力も知るときがやってきて、今回カウンセリングのご縁をいただいたのだと思います。
 
どうするべきか?
より、
どうしたいか?
 
これからは、Aさま自身の感情や感覚を第一の羅針盤にされていくと、さらに突き抜けた幸せを感じることができると思います。
 
ずっと応援しています(^▽^)
ありがとうございました!
 
※8月からのカウンセリングメニューのリニューアルに伴い、アンケートをお願いしたり、形式が変わったりしています。
 

 

カウンセリング後の1か月間、新たに疑問が湧いたときや再びくじけたとき、宿題がある場合はそれをしていただいての心境の変化があったときなど、クライアントさんのご希望のタイミングで、フォローメールを行っています。

「カウンセリング後はすっきりしたのに、またしんどい気持ちがぶり返してしまったときはどうしたらいい?」などというときにも、ご活用いただくと、効果倍増です!

その後のご様子を知ることができ、私もよろこんでいます!

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拗ねてイラッとして、人のやさしさが受け取れないときは

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昨日、一昨日と、月がキラキラしていました。

'それなり'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

今日は中秋の名月で、かつ満月だそうです。

昨日・一昨日とずっときれいで、月って、こんなにもキラキラ明るく光るんだなあと見ていました。

地球よりもっと小さいのに、他の星よりこんなに大きくキラキラ見えるなんて、月ってほんとに地球の近くにあるんだなあと、改めて感心。
地球の周りをずっと回ってる小さな月。
地球のペットみたいで月かわいい。
 
でも今日はうちは曇りかなあ。


昨日、お風呂あがりにテレビのニュースをつけて、髪を乾かしていると、菅総理の映像とともに、
「政府が、緊急事態宣言を今月末の全面解除を検討している」
というアナウンスが耳に入りました。

そのとき一瞬、
イラッ
という感情が、私の胸をかすめたのを感じました。

あれ?
私、緊急事態宣言解除してほしい派だったのに、なんで今イラッとした?
と思ったら、
「おっせーよ!(怒怒怒)」
という苛立ちだったんですね。

緊急事態宣言の是非は置いといて、
我が大阪は今回は、延長、延長ときてるんですよね。

そろそろ会いたいなと思う友達がいても、
「お酒飲めないんだったら残念がるだろうな、宣言解除されたら連絡しよう」とか、
「8時にお店閉まるんだったら早く集合しなきゃだけど、お互い家が遠いから今は無理かな」とか、
「暗い中、あかりの灯ったお店に入っていくのってやっぱりいいな、居酒屋行きたいな」とか、
解除されたらしようと我慢していたことがいくつかあったんですね。


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それが、
「もうちょっとで解除……!」と思ったら延長。
「今度こそやっと……!」と思ったらまた延長。

「変動する感染状況を見て検討されるものだから仕方ない」
「飲みに行きたいとかその程度のこと、ガタガタ言うことじゃない。もっと大変な人がいるんだから。」
と理屈では納得しながらも、気持ち的には我慢が募っていたんだと思います。
どれも深刻なことではないし、何とかしようと思えばどうにでもなることばかりではあるのですが。
 
我慢が募ったことで、
「おっせーよ!
今じゃねーんだよ!」
と、せっかく望んでいた「解除」を突っぱねて受け取らない、
拗ねる気持ちが起こったんだと思います。


まあ、緊急事態宣言延長に対しては、私の場合、そんなに深刻なことではないし、菅総理にも何の恨みもありません(笑)。
 
ただ、
この感情、子どもの頃から知ってる。
と、思いあたりるところがありました。


周りの状況を見たら、こうするのがいい。
(本当はああしたいけど。)

私よりあの人の方が大変そうだから、我慢しよう。
(本当は私も助けてほしいけど。)

この人は私より弱そうだから、私が頑張ろう。
(本当は私も全面的に寄りかかってみたいけど。)

このくらいのこと自分で何とかできるから、誰かに言うほどのことじゃない。
(本当はわかってほしいけど。)

そうやって、
全体のバランスを見て、
誰も悲しまないように、
その場がうまく回るように立ち振る舞う。
いなちゃんとってもお利口さんだから(//∇//)

いやいや、誰が悲しまなくても、
私が悲しんでるんですよね。


自分のタイムリーな
「本当はこうしたい」が
いつも後回しになっているから、
いざ、欲しかったものを与えられても、
「今さらおせーんだよ!」
「今じゃねーんだよ!」
と、泣き怒りしたくなるような、
拗ねたい気持ちが出てくるんです。

で、さらに、そんな素直じゃないかわいくない自分が嫌になる。
いなちゃん何やってんのよ、かわいそうに(TT)


周りを見てバランスをとって振る舞うのは、すべてが犠牲の気持ちではないんですよ。
「ああ、みんなよろこんでるわ、よかった」
っていう、純粋なよろこびや達成感も、もちろんあるんです。

でも時には、自分のために、どうしても譲ってはいけないこともあります。

それさえも譲り続けていると、自分の中の自分(←誰?)が、
「いつもいつも私は後回しの我慢ばっかり!
もう結構!
よーくわかりました!
もう誰も頼らないし信じません!
私は金輪際!誰の援助も受けませぬ!!!」
と拗ねてしまうんですね。

だから、誰かからせっかく手を差し伸べられたとしても、
「貴様の世話になぞなるくらいなら、
ワシは腹を切ってくれるわーーー!!!」
と、振り払ってしまいたいくなる。

本当はその手にすがりたいのに。

それで結局、
欲しいものはずっと得られず、
やさしくしてくれる人をムゲにしてしまう申し訳なさに苦しみ、
そんな自分が哀れで、もっと悲しくなるという。
ここまでいったら我慢拗ねのフルコース(笑)。


状況的に我慢しなきゃいけないことも、社会生活を送っていればもちろんあります。
だけど、
1人で我慢して完結せずに、
とりあえず希望を言うだけ言ってみるだけでも、だーいぶ違います。
ぜんぜん違います。


この記事を読んでくださっているような、我慢強いあなたは、
拗ねてイラッとして、人のやさしさが受け取れなくなったら、
「私、相当我慢してたんじゃない?」
と振り返ってみてください。

「素直じゃない!」
「かわいくない!」
「だからダメなんだ!」
と自分を責めるんじゃなく、
「チミぃ〜、我慢してるな?無理してるな?うりゃうりゃ、言っちゃえよぉ〜!」
と、平成初期の少女マンガくらい愛嬌たっぷりに、こづいてあげてください。
 

 

 我慢強いあなたを、やさしくうりゃうりゃします。

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f:id:inainaco:20210921224813j:plain今日の月は雲の陰だけど、帰り道にみごとな虹を見ました!

でもその他の背景がちっともかわいくないw

 

 

 

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今の仕事で役に立っていない、やりがいが感じられない、いまいち満足できない、と感じているなら、たくさんある働き方のうちの、たった1つの働き方だけに価値があると思っているのかもしれません。

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iPhoneのストレージがいっぱいです。

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

iPhoneのストレージがいっぱいです。」

こんなメッセージが時折私のスマホに出てきて、私をおびやかします。

世間は、iPhone13が出ると賑わっていますが、私のは6sですからね。

なかなか年季入ってきました。

でも、こういうデータ満載の端末を替えるのって、ちゃんと移し替えられるかなとか思うと億劫なんですよね。

 

ストレージがいっぱいになると、写真が撮れなくなったり、メールが受信できなくなったりします(+ +)

検索履歴を消すだけでも結構復活するんですけどね。

 

いっぱいの内訳を見てみると、1つは、おいっこの写真や動画が多い。

私が撮ったのに加え、妹に送ってもらったものも多いのですが、妹のスマホはiPhone10くらいで、画質がいいんですね。イコール、データが大きい。

でもこれは私の癒しなので、いつでも見られるように、スマホに入れておきたいんですよね。

あ、グーグルフォトとかを使えばいいのか?

 

もう1つは、音楽をスマホにダウンロードしちゃってるんですよね。

iTunes storeで買って、スマホで聞いているんですよね。

これは一生もの!と思ったものはCDを買うのですが、「ちょっといいな」くらいの一時的なマイブームのものは、とりあえず気軽にスマホにダウンロードして聞いています。

それがどんどん多くなっちゃって。

これも邪道ですか?

iPodでも買って、そこに入れたらいいんですかね?

今どきの人はどうやって音楽を聞くんだろう。

今持っているデータを生かすいい方法を知っている方、教えてください!

 

 

で、一時的なマイブームでダウンロードした中には、今はもう聞かないなというものもあります。

でも買ったし、また再ブームが来るかもしれないから、なかなか消すことはできないんですけどね。

 

その中でも絶対に聞きそうにないものがあります。

白い巨塔」のサントラ。笑

 

私は、唐沢寿明さんの「白い巨塔」を、再放送で観てはまったのですが、数年前に、岡田准一さん主演で、また違う局がドラマにしていたんですね。

それはチラッとしか観ていないんだけど、それがきっかけで唐沢版をまた観たくなって観たときに、「やっぱり最高だな、音楽も重厚感もあってかっこよくて最高!」と、好きすぎて、いくつかサントラをダウンロードしてしまったんです。

 

ちゃんとぞれぞれの曲に、「財前のテーマ―夢を追って」とか、「手術室の緊張」とか、「事件」とかタイトルがついているんですよ(笑)。

 

それをダウンロードしてどうすると我ながら思うんですが(笑)、音楽自体もいいし、それをBluetoothでコンポから聞きながら洗い物をしたりして、財前の世界観に浸るんですね。

どういう家事の仕方?

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、「白い巨塔」とは、山崎豊子さん原作の大学病院を舞台にした小説で、田宮二郎版(昭和)、唐沢寿明版(平成)、岡田准一版(令和)と主には3回ドラマ化されています。

「自分が初めて観たバージョンが1番!」と思う人が多いようですが、私も例にもれず、私が初めて観た唐沢版が断トツで好きです。

と言っても、原作読んだことないし、唐沢版以外をまともに観たことはないのだけれど。

 

役者さんの演技、脚本、演出、音楽、もうすべてにおいてすばらしい。

演劇に詳しいわけではないですが。

 

ご存知ない方のために、軽くご紹介しますが、思いっきりネタバレするし、登場人物が病気になる話もあるので、知りたくない、そういうの読みたくないという方は、ここから先は読まないでくださいね。

 

 

唐沢寿明さん演じる財前五郎は、国立の大学病院の消化器外科で、教授を目指す野心ギラギラの医師です。

教授になるためには手段を選ばず、開業医の娘と結婚し、その舅の財力をバックにつけ、上役には節操なく徹底的に取り入って、教授の座に上り詰めていくというのが大筋です。

 

と、こうして書くと、「財前めさめさイヤな奴やん!」と思われるかもしれませんが、単なるイヤな奴として描いていないのが、唐沢版の好きなところなんです。

 

財前がそうなった背景には、田舎の貧しい生まれで、立派になって田舎のお母さんをよろこばせたい、楽させてあげたいという思いがあって、実は人の痛みや哀愁みたいなものもわかる人なんです。

ちょぴっとだけ心理学的に言えば、根っから冷徹で、何も感じない人というよりは、強い意志のもと、目的遂行のために感情を切って、できるだけ感じないようにしている、という感じです。

いわゆるロックマンですね。

 

で、財力のあるバックボーンを得たくて開業医の娘と結婚します。

その開業医である舅も、お金はあるが、教授にはなれず町医者で終わってしまったというコンプレックスを拭うため、義理の息子に教授の夢を託し、援助を惜しみません。

その舅の思いも割り切って受け入れ、win‐winの関係を利用し、登り詰めていきます。

 

 

この財前と対照的なのが、江口洋介さん演じる同期の内科医の里見先生。

里見先生は、同じ大学病院の医師ですが、出世には興味がなく、むしろ医療の本質から外れた権力争いに辟易し、純粋に研究をしたい、目の前の患者さんに医師として最善を尽くしたいという清廉で優秀な医師です。

 

でも優秀さで言えば、財前も、出世に必死ではあるけれど、外科医としてすごく優秀なんですね。

それなしに出世だけだと、とたんに薄っぺらくなってしまいますが。

外科医としての腕を磨き、研究、学会発表も行い、「偉くなって医学を発展させられれば、より多くの人を救える」という医師としての信念もあるんです。

しかし反面、目の前の一患者さんのことは軽視してしまい、そこから足元をすくわれていく、というのが、教授になった後のストーリーです。

 

そういう財前の信念が垣間見えるシーンがあります。

財前が、里見先生に、

「里見、もっと出世したらお前の好きな研究も思う存分できるし、もっと多くの人を救えるんだぞ」

という趣旨のことを言うシーン。

セリフはうろ覚えです。

 

里見先生のようなあり方も大事な一方で、この、財前の言うことも、一理あると思うんです。

 

目の前の患者さんに寄り添って、1人1人治療していくことも大事だけど、

一方で、権力を持って決定権を得ることで、予算を回してもらったり、理想的な環境を与えてもらったりして、最先端の研究に打ち込めたら、よりたくさんの人を、いっぺんに救えるかもしれない。

そういう医師も必要です。

 

医師の例えで言えば、他にもいろんな働き方があると思うんですよね。

町のお医者さんとして、地域の人たちの身近な病気を治療する医師もいれば、

最先端の研究をすることで、医療に貢献する医師もいれば、

後進育成に励む医師もいる。

業界の政治的なことに注力する医師もいて、それも業界の発展のために必要で、業界が発展すれば、医療を受ける人にもいいサービスを提供できるようになる。

おうちに往診する在宅医療や終末期医療に携わる医師もいれば、

僻地や外国におもむく医師もいる。

いろんな働き方があり、どの働き方も、必要としている人がいます。

医者ちゃうから知らんけど ←

 

もしかしたら、一般的には、町のお医者さんより、最先端の研究をする大学教授の医師の方が、ステイタスがあってすごいように見えるかもしれないけど(儲かってるのはどっちかはまた別の話・笑)、

なかなか診てもらえない大学教授の医師より、

日常的に診てくれる町のお医者さんの方が必要なときもあります。

どっちも必要。

どっちも大事。

 

 

これは、どの業界、どの仕事でも同じことだと思います。

1つの職業でも、いろんな働き方があって、

人によってどこに興味を持つかはそれぞれだし、

力を入れる部分は少しずつ違っていいし、

いろんなタイプの人がいてくれた方が、顧客側も助かるんですよね。

 

 

もしあなたが、今の仕事で、

私ダメだなあとか、

役に立っているように思えない、

やりがいを感じられない、

いまいち満足できない、

と感じているなら、

あなたのお仕事のたくさんある働き方・活躍の仕方のうちの、

たった1つ2つの働き方だけが尊くて、役立っていて、価値があると思っているのかもしれません。

 

私なんてぜんぜん頑張ってないし、

もっとすごい人いるし、

大して役立っていない、

と思うかもしれませんが、あなたのその働きを求めている人は必ずいます。

 

そんな大げさなことじゃなくて、

目立った成果を出す働き方以外にも、

あの人いつも愛想がいいなあとか、

仕事が丁寧だなあとか、

きれい好きだなあとか、

話しやすいなあとか、

そういう表立っては見えにくい働きでも、よろこばれていることは多々あるはずなんですね。

 

今のお仕事で、他の誰かがしている何だかすごそうな目立った働き方だけに価値があるのではなく、

今の自分の働き方も、

誰かに必要とされており、

誰かを幸せにしていることに気づけたら、

何も変えなくても、今のままで、自分の仕事に誇りを持って、楽しく働けるかもしれません。

 

「このままじゃだめだ」と、現状を否定して、何かやらなきゃ変わらなきゃという思いに駆られて別の仕事を探っている方は、

現状の自分の価値をちゃんと認めた上であらためて、

「さて私はどういうことがしたいだろう」

と探っていかれるといいと思います。

 

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とまあ、白い巨塔話を長々書いてしまいましたが、こんな風に、イヤな奴がただのイヤな奴として描かれているのではなくって、すべての登場人物に、痛みや葛藤、美学が垣間見える、厚みのある人物描写がすごくいいんですよね、唐沢版「白い巨塔」は。

何度観ても飽きないです。

 

ちなみに、がんの権威だった財前は、皮肉なことに、肺がんで亡くなってしまいます。

しかしそのときに、あんなに野心家で高慢ちきだった彼をだけど、実はたくさんの人に愛されていたともわかるんです。

同期でライバルで、医者としては対照的で、でも互いに認め合っていて、無二の理解者である里見先生、妻、愛人、舅、一度は自分から裏切った恩師、部下たち、もちろん田舎のお母さんにも。

少しやりすぎなところもありましたが、医療に対する情熱は本物で真剣で、魅力的な人でしたから。

 

私が最初に観たのは学生の時で、そのときは、若さゆえの潔癖さか、里見先生の方がいいなと思っていた気がしますが、今は、財前の痛みや美学もわかるし、財前先生の魅力もよくわかります。

自分の主治医になってほしいかというと、ちょっと考えるかも(笑)。

 

財前の妻も大好き!

若村麻由美さんが演じていたのだけど、演技もすばらしいし、脚本・演出ともすばらしいです!

派手好きで、お軽くバカっぽく振る舞っているけど、本当は財前の気持ちが愛人にあるとわかった上で、でも教授「夫人」になれるのは私だけだからと割り切って、彼女なりに夫を支えているんです。

財前という人間を、よく理解しているんですよね。

そう見せないけれど、実はすごく頭のいい女性。

だけど、財前に愛人がいるとはいえ、やっぱり夫婦であり、2人の間には2人にしかわからない絆と愛情があったと感じさせるラストです。

 

ちょっと下品な(笑)舅の西田敏行さんも好きだったなあ。

大阪弁は時々違和感あったけど(笑)、演技がすばらしい。

下品だけど愛嬌があって、財前に教授の夢を託しているだけじゃなく、義理の息子として本当にかわいがっているんですよね。

 

医師としての姿勢は、病理学の大河内教授が1番好きかな。

誰にもこびず、もの静かだけど、強くやさしく誠実で頼りがいのある先生です。

 

いやもう、言い出したら、ほとんどの登場人物が好きだわ、キリがないわ(笑)。

 

 

でももう、あの話は今後はあのままでは現代ドラマにするのは難しいかもしれませんね。

昔の話としては成り立つかもだけど。

あんなに高圧的な医師は、今の時代ではやっていけないと思います。

原作が昭和なので、時代背景が違いすぎるんですね。

今はインフォームドコンセント(患者さんへの説明と同意)が何より重要と医療者側も教育されていますし、財前みたいな振る舞いだとすぐに、ネット上に口コミされそう。

あるいはマスコミに売られるか(^^;;

昭和の時代は、「医者が偉い」っていう、権威至上主義の病院もあっただろうけど、今は、少なくとも対患者さんには、若い医師ほど丁寧でやさしいと思います。

時代も教育も変わり、「先生」と呼ばれる職業の人の特別意識は薄れましたよね、昔より。

 

と、いつまで白い巨塔話するねんですよね(笑)。

ついてきてくれている人いますか??(^^;;

こんなこと書いて、あらためてサントラ聞いたら、やっぱりいいわ〜。

消さずに置いておこうと思います(笑)。

 

話が飛びまくって、超絶長くなってしまいました(^^;;

ここまで読んでくださった方がもしいらしたら、本当にありがとうございます(@▽@)

てことで、今週もがんばっているあなたを応援しています!

 

 

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【ご感想】久しぶりにこんなに誉められたな、と改めて気がつきました。

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’それなりに’うまくいっている→を→’おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
 
今日は勉強会に参加して、充実した1日でした。
案外予定が入っているほうが、前日もそれのために早く寝るし、当日も、残りの時間でやることやれるように取り組むし、私には、わずかに制限がかかっているほうがいいのかもしれません。
1人で無制限だと、ぐるぐる考えたり無限ダラダラしちゃうから(^^;;
疲れてんだよ
 
さて、カウンセリングのご感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
 
 
【ご感想】Yさま
先日は話を聞いていただきありがとうございました。
いなこさんが穏やかなお顔の方だったので、凄く安心して話すことができました。
お花も凄く素敵でした。きっとリラックスして話せるように気遣ってくださってのことと思います。
ありがとうございます。
 
話している時に、いなこさんに「わかるわ~」と言って頂けて、嬉しかったです。
私は共感してもらいたくて、ブログの内容に共感できたいなこさんなら共感してもらえるかもと思って、カウンセリングに申し込んだのかもしれません。
本当にありがとうございました。
 
メールは2通、無事届きました。
相変わらず素敵な絵ですね。
ブログでは、いなこさんの絵も毎回楽しみにしています。
 
まとめメッセージを拝読し、久しぶりにこんなに誉められたな、と改めて気がつきました。
他人軸で生きてきた私には、こういった他者からの評価が全てであり、評価の言葉をかけてもらえないことで自分を評価できていなかったのではないかと思います。
大人になればできて当たり前のことがほとんどで、誉めてもらえることなんてないんだから、それに頼らず、自分で気がつけるようにしていきたいと思います。

 

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Yさま、ご丁寧にご感想をおお寄せいただきありがとうございました!

といってもブログへの掲載をご承諾いただいてから、半年くらい経ってしまいました(^^;;

そのときに書きたいと思ったことをブログに書いていると、どんどんご感想ご紹介のタイミングがずれていってしまいました。

ごめんなさい。

その後もお元気にしていらっしゃるでしょうか。

 

Yさまはじめ、私のカウンセリングに来てくださる方はもれなく、

仕事ができて

自分のためだけでなく、純粋に会社や社会に貢献したい

自分の資質を活かして人生を思いっきり楽しみたい

全体のバランスを見て、周囲がより良くなるよう損得抜きに動き

自分のことはいつも後回しになりがち

という、愛があり、かつ情熱的な方ばかりです。

 

だけど、みなさんその自覚がないんです(TT)

 

きっとこの記事を読んでくださっている方も、

「私はそこまで立派じゃないわ……」

とか思っているでしょうね。

とか思ってるあなたのことですYO!!!

 

Yさまのおっしゃる通り、大人になると、できて当たり前、よくできている(=不具合がない)と、そのことはスルーされてしまいます。

そして何より、自分が自分の価値を、1番スルーしてるんですよね。

自分にとっては当たり前にできることをしているから。

いやいや、その当たり前にしていること、他の人には当たり前じゃないんです!!!

 

ご自分の価値を適切に知ってほしいんです。

知らないまま、人生を終えていくなんてもったいなすぎる!!!

 

だから、どんな内容のカウンセリングであっても、

そこで私が感じたその方の魅力は余すことなくお伝えしています。

 

ご自分の価値を知って、

本当はもっともっと人生の選択肢があることを知り、

安心して、思いっきり楽しんでくださいね。

 

Yさま、ずっと応援しています(^▽^)

ありがとうございました!!!

 

 

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ピンチがどうしようもない自分の意地や照れを越えさせてくれる。そのために、ピンチはやってくる。

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昨日、患者さんとソフトクリームの話になり、あー、久しぶりに食べたい食べたいお腹空いたと、頭がソフトクリームでいっぱいになったんですね。

 

で、仕事帰りにデパートに用があったので、帰りにさっと寄ったところ、人だかりが。

 北海道のアンテナショップができていて、バターサンドとか、名産品がいろいろものが売っていたんです。

へーっと思って足を止めると、北海道ミルクソフトのコーナーが!

 これはもう、食べるしかない!と、大人1人で、観光地でもないのにソフトクリーム片手に食べ歩きました。

引き寄せ成功\(^o^)

ちっちゃ笑

 

'それなりに'うまくいっている→'おもいっきり'しあわせに

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先日、同期の春香カウンセラーが、息子さんと、だんなさんに、「愛してる」と言ってみた話を書いていました。

 

surrender33.hatenadiary.com

 

 はい、読みましたか?(笑)

 

 学校に行きたくなさそうな息子さんに、

母としての思いを、まっすぐに伝えてみた話。

 

息子さんが、学校に行きたくないという、ある意味ピンチな状況というきっかけがあったから、母としての思いを伝えることができた、とも言えると思うのですが、そういう、ピンチだからこそ思いきって言えることってあるよなあと、昔の妹とのエピソードを思い出しました。

 

彼女の伝えたかった主題とは少しずれると思いますが、便乗して書いてみようと思います。

 


それは妹の大学受験前のこと。

妹が高校生で、私が大学生だったのかな。

 

受験前も受験前、1月、2月くらいのほんとに直前のことだったと思います。

 

その頃、ちょっとしたことで妹とけんかして、ずーっと口をきいていなかったんですね。

けんかといっても、原因を覚えていないくらいしょうもないことです。

おそらく私が妹に絡みすぎて、妹がキレて、そんなに怒ることないやんと私が拗ねて話さなくなった、みたいなことだと思います。

よくあるパターンだったから笑。

 

しょうもなー!ですけど、それで、1週間とかじゃなくて、何ヶ月も、もしかしたら数年、口をきいていなかったんです。

こじらせにこじらせて、意地を張って今さら話せない、みたいになってしまって。

そういう時期があったんです。

 

だからお互いの近況は、母親伝いにチラッと聞くか、雰囲気で察する、といった状態でした(笑)。

ちなみに親は、いろいろあるんだろうと、察しながらもとやかくは言ってこない感じでした。

 

 で、ある日帰ったら、母が、

「あの子自転車盗られて落ちこんでやるねん。」

と言ってきました。

 

それを聞いただけで、私には妹の、ひどくボロボロになっている気持ちが手に取るようにわかる気がしました。

 

母は、妹が、自転車が盗られたことだけについて悲しんでいると思っているかもしれないけれど、もっと、いろんなことで、自分を責め、悲しみ、傷ついていると。

 

こういう被害に遭ったときって、

自分は被害者なのに、

なぜか自分を責めてしまったりするんですよね。

 

何でもっと防犯対策をしておかなかったんだろうということ以外にも、

自分がなじみを持っていた所有物を、突然奪われて消えてしまう悲しさ、

たくさんある駅の自転車から、なぜ自分のものが狙われたのだろうという、自分の不運さ、

しかも、よりによって受験直前のややこしいときに、心を乱されることが起こるみじめさ、

誰かの悪意が、自分に向けられているような怖さ、

親に、要るはずのなかったよけいな出費をさせてしまう申し訳なさなど。

 

特にうちの家は、裕福じゃないと思っていたから(笑)、まだ使えるはずの自転車を盗られて、1、2万とはいえ、親に予定外の出費をさせるというのも心苦しかったんですよね。

特に、まだ一銭も自分で稼いだことのない妹には。

心許なかったと思います。

 

今なら、親は、子どもがそんなことで心を痛める必要はないと思ってくれているし、自転車代くらいどうにでもなるとわかるのですが。


どんな気持ちで、いつもは自転車で帰る駅からの道を、とぼとぼと倍の時間をかけて、歩いて帰ってきたのだろう。

 

妹は、そんな山盛りの悲しみを1人で抱えて、ボロボロになっていると、姿を見なくても、わかる気がしました。

同じ家の、同じ子どもという立場だからわかる。

私にしか、わからないんじゃないかとさえ思ったんです。

私の心の投影ではあるのですが。


 

妹の気持ちを思うと、どうしようもなく胸が痛んで、どうにか楽にしてやりたいと思いました。

 


部屋に行くと、妹は、勉強机に広げた参考書やノートの上につっぷしていました。

 

私は、数年口をきいていなかったけど、耐えきれずに近寄って、

「自転車盗られたん?」

ぶっきらぼうに聞きました。

 

妹は頷いたか無反応だったから覚えていませんが、そこからはもう、私の気持ちがあふれて、泣きながら、なんとか聞き取れるように、必死で言いました。

 

両手で頭をそれぞれ両サイドにぎゅーっと撫でながら。


「気にしな。

自転車なんかいくらでもおねぎょ(私のあだな笑)が買ったるから。

 お父さんもお母さんもそんなんなんとも思ってないって。

 それより妹が元気で笑ってたらそれでいいから。

 安心して勉強だけしといたらいいねん。

 気にしな。」

 

妹もボロボロ泣いていました。

 

しばらく2人で静かに泣いてから、私は部屋を出ました。


妹が、本当に私が思うようなことに心を痛めていたのかはわかりませんが、その後しばらくして、少し吹っ切れたのか、笑顔で「ありがとう」と言ってきました。

妹が元気になったのなら任務完了と、「うん」と塩返事をしました。

 

それから妹は、恩を感じたのか、再び私に懐いて話したそうでしたが、私はまだ、素直になれず、口をきかないごっこをしばらく続け、これとはまた別のきっかけで、普通に話すように戻ったと記憶しています。

どんだけ〜w

 


これも、妹が、ひどくボロボロになっているという非常事態だったから、口を数年もきいていないのに、思わず声をかけたんですよね。

意地とか恥ずかしいとか言ってる場合じゃなかったんです。

ピンチだからこそ、できたことです。

 

 

自分や大事な人が、ひどく大変な目に遭ったとき、

ごまかしようがないくらいに誰かと揉めたとき。

それはうれしいできごとではないけれど、

平時ではとても言えないことを伝えられるチャンスなのかもしれません。

 

ピンチが、どうしようもない自分の意地や照れを越えさせてくれる。

そのために、ピンチはやってくるのかもしれません。

 

 

 

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