'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

目覚めよ乙女―どん底体験は目覚めの序章―

目覚めよ乙女―どん底体験は目覚めの序章―

 

 

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

今日の話は、出だしがちょっと堅く感じるかもしれないけど、よかったら読んでみてください。

 

ADHD(注意欠陥・多動性障害)ということばは、一般的にもよく知られるようになって、聞いたことがある方も多いと思います。

 

簡単にいうと、気が散りやすくて集中しにくく、そわそわ動いてしまう、というような状態ですね。

 

で、昔、脳の機能についての勉強会で、医師からこんな話を聞きました。

 

 

ADHDのお子さんに、覚醒を上げる薬を飲んでもらうと、AdHDの症状が軽くなったという研究があります。

ADHDって、そわそわと多動だから、一見、覚醒しすぎているように思うじゃないですか?

逆なんですよ。

覚醒が下がっていてぼんやりとしているから、必要な情報だけを選び取ることができずに、どんな刺激にも、反応してしまうんです。

低覚醒だから何でもかんでも刺激に反応してしまうんですね。

 

 

なるほどと思いました。

 

人の注意機能って、今自分に必要なものだけを選択して、そこに注意を向けるようになっているんですね。

 

たとえば今、カフェで、友人と2人で話しているとしたら、友達の話の内容だけに注意を向けて聞く。

 

カフェには、他の人の話し声、店内に流れる音楽、行き交う店員さんの姿など、たくさんの刺激があるけれど、それらには注意を向けず、目の前の友達の顔や話に選択的に注意を向けることができるから、刺激の多い環境でも、会話が成立するんです。

 

だけど、覚醒、、要はしっかり目が覚めていないと、今自分に必要な情報は何かを選べなくて、刺激に何でもかんでも反応してしまって、翻弄されてしまうんですね。

 

 

・・・と、これは脳の機能のお話。

ADHDには薬物療法がいいというお話でもありません、念のため。

なんだけど、人の生き方にも、同じことが言えるなあと思います。

 

脳の機能的な「覚醒」とは意味が違うけれど、

生きる上で、「覚醒」していないと、何にでも反応してしまうようになるんじゃないかと。

 

ここで言う「覚醒」とは、

自分に本当に大事なものは何か、

自分が本当に好きなものは何か、

自分が本当にしたいことは何か、

などがわかっている、ということです。

 

自分が何者かを知っている、とも言い換えられるかもしれない。

 

あ、これは私の解釈ですよ。

 

 

たいていの人は、覚醒しているようで、覚醒していない。

 

だから、

人がいいと言えば、自分もそれを持とうとする。

本当は行きたくない会だけど、誘われたから行ってしまう。

人の目が気になってしたいことができない。

他人のことが気になって、あれこれコントロールしようとしてしまう。

 

自分というものにぼんやりしていて、自分に本当に必要なものは何かがわかっていないから、いろんなことにあれこれと反応してしまって忙しいんですね。

 

 

じゃあ、どうしたら覚醒できるの?という話ですが。

 

方法はいろいろあるだろうけど、わかりやすいのは、どん底体験をした人は、覚醒している人が多いなと思います。

 

大病をしたとか、

大事故で生死の境をさまよったとか、

事業に失敗して自己破産したとか、

一家離散したとか、

大災害に遭ったとか。

 

なりふり構っていられなくなったり、人にどう思われるとか言ってられず助けを乞うしかなかったりと、そういう経験をした人は「目覚めてる」人が多いなと思います。

 

大きく追い詰められた経験をした人は、それまでいかに自分が、自分を大事にしていなかったか、いかに自分の命の時間を粗末にしていたか、いかに他人の目なんてどうでもいいものにとらわれていたかなんかに気づいて、「今まで私は何をしてたんだ!!!」と人が変わったりしますよね。

 

知人に、あることがきっかけで鬱になり、休職した経験のある人がいますが、すごく軽やかなんです。

行きたくない会には参加しないし、好きなことは死守する。

それがわがままでいやな感じかというと、そうでもないんです。

さわやかというか、気持ちいいというか、かわいらしいというか。

自分を大事にすることが一番大事ということが、過去の経験から身に染みてわかっているから、そうすることに罪悪感がないからなんですよね、きっと。

喜んだり怒ったりと感情表現は豊かですが、大げさでもなくナチュラルで、そこにイライラや重さがないんです。

自分の大事さがわかっているから、他人の大事さもわかっていて、押し付けがましさやコントロールもないですしね。

 

私の思う「目覚めてる」って、そういう感じの人です。

仙人みたいに穏やかで怒りもしないとか、特別な能力に秀でているとか、スピがかってるとかじゃなく。

 

だけど、目覚める前と後では、生きやすさや幸せ感は、まったく違います。

 

 

だから、どん底体験をしている人は、目覚めの序章にいるようなものです。

もう無理―!!!ってなったとき、あなたは覚醒します。

うん、そのためのどん底体験と言ってもいいくらい。

 



 

目覚めたいけど、どん底体験はいやー!という方。

そりゃそうですよね。笑

誰だって、好んでしたくはないでしょう。

どん底体験は、急激にパキッと目を覚まさせてくれますが、そこまでじゃなくても、日常のちょっとした不快や疑問から、少しずつ目を覚ますコースもあります。笑

それがよく言う、「自分と向き合う」といったことですね。

好きなことを思いっきりやってみるのもいいですよ。

 

目覚めるというのは、もっと慣れ親しんだことばで言うと、「自分軸」です。

 

 

ということで、目覚めよ乙女。

 

 

▽こちらの補足記事もあわせてどうぞ

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最近もち麦を白米に混ぜて食べています。

噛むとプチプチするのが楽しい。

しっかり噛まないと消化に悪いみたいなので、1粒残らず噛もうとしていると、白米がだいぶ唾液で分解されて、口の中で液状になってしまいます。(なんか汚くてすみません)

食物繊維が多かったりで体にいいらしいけど、どう効いているかはわからないけどまあ自己満足の世界。笑

必然的によく噛むから、消化器系にはいいかな。笑

 

 

 

 

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