人生のどん底七つ道具①過去は変えられない
【はじめに】
ありがたいことに、最近、
「後悔から抜け出せません」
「不安でしかたないです」
といったご相談をたくさんいただくようになりました。
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
これらは、私がさんざん味わってきた感情です。
ブログにも悲壮感たっぷりに(笑)その感情を綴ってきたので、それを読んでお問い合わせくださるのだと思うと、私の経験が誰かのお役に立てるようで、とってもうれしいです。
ありがとうございます(^^)
そこで、不安で不安でしかたない、後悔ばかりでぐるぐるしてしまう、何の希望も見えないという方に向けて、少しでもホッとして、指針になるようなことをまとめてコンテンツにしたいなと思いました。
題して「人生のどん底七つ道具」。
人生のどん底と感じているときに、七つ道具として持っておいてほしい心理学的なエッセンスをまとめました。
タイトルは少々キャッチ―にしていますが、私はこの数年、どん底と感じていました。
人生のどん底って、何をもってどん底なのかという話ですが、私は、その人が「どん底」と思えば、どん底だと思います。
世の中には、いろんな経験をしている人がいますから、私の経験を聞いて、「その程度でどん底とは、甘い!!!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも、どん底と感じるのは本人の感じ方の問題です。
他の人から見て、ぜんぜん大したことないと思う状況でも、その人にとっては、これまでの人生で1番のピンチかもしれないし、初めてのことかもしれないし、その人がとても大事にしていたものを失ったりしたのなら、「どん底」と感じてもおかしくないと思うんです。
逆に、「○○を経験したらどん底」と他人が決めつけるのも失礼な話ですしね。
○○を経験していても、「私はどん底だなんて思ってないわよ、失敬な!」と思う人もいるでしょう。
ということで、この人生のどん底七つ道具は、
自分が、人生のどん底のように感じている方、
また、「どん底」ということばにとらわれずとも、辛い、不安でしかたない、後悔から抜け出せない、悲しい、さみしい、希望がない、……
そんな思いに支配されて先が見えない方に、届いてほしいなという気持ちで書いています。
どれも私がどん底でまったく希望が見えず、足がすくんでいたときに、頼りにし、救われてきたことばかりです。
とはいえどれも、このブログで手を変え品を変え、いろんな記事でお伝えしてきたことですので、よく読んでくださっている方は、すでにどこかで読んだことのある内容かもしれません。
でも腑に落とすのには反復が効果的ですし、自分が変化するとまた捉え方も深くなったりするので、ぜひ目を通してみてくださいね。
そして、「今日はこれを心がけてみよう」とか、「今日のこの気分にはこれが効くな」とかいう風に使っていただいけるとうれしいです(^^)
ということで、本編です!
人生のどん底七つ道具①
「過去は変えられない」
人生のどん底と感じているときって、後悔がつきものだと思うんです。
どうしてこんなことになったのか。
何がいけなかったんだろう。
いったいどこからやり直せばいいんだろう。
あの時あんなことをしたからだ。
ああ、あんなことさえしなければ・・・
戻りたい、戻れない、、
夢であってほしい、、、
何度も何度も過去に戻って考えては、“バカな選択”をした瞬間を頭の中で反芻し、“バカな選択をした自分”を責めています。
でも、過去はもう、変えられないんですよ。
きついですよね、痛いですよね、ごめんなさいね。汗
でも痛いまま終わらないようにしますので、もうちょっと読み進めてくださいね、
きついけどでもやっぱり、終わったことはもう、変えられないんです。
変えられないからこそ、あなたはそんなに苦しんでいるのではないでしょうか。
変えたいけど、変えられないから、考えても考えても苦しいんです。
なのに、どうして辛くなるのに考えてしまうのか。
それは、やっぱり過去を変えてほしいと願っているから。
過去が変わって、何事もなかったように、幸せだったあの頃に戻れたら、どんなにいいかと願っているからです。
でも現実は、やっぱり変えられない……
このループにはまっているんです。
過去を変えてほしいと願っているということは、過去を過去として受け入れられていないということ。
過去として終わらせることができていない。
起こったできごとを、受け入れられていないんです。
後悔しているときに、
過去は変えられません!!!
と言われるのは、とても辛いです。
ただでさえ、自分を責めているのに、追い打ちをかけるように、「もう戻れないんだ!お前が悪いんだから!いつまでうじうじしてるんだ!」と追い打ちをかけられているように感じますもんね。
でも、過去は変えられないと受け入れるところから、始まるんです。
変えられない過去にしがみついていると、その間、ずっと「変えられない」という現実に傷ついてしまいます。
変えたくて考えてしまうけど、それは不可能なので、考えれば考えるほど、よけいに辛くなるんです。
不可能なことをいくら考えても不可能なので、どうすることもできず、そこで立ち往生してしまいます。
あなたはこのぐるぐるに、はまっているのではないでしょうか。
これが、ぐるぐる後悔の原因です。
ここでもう1点、持っておいていただきたい視点がこちら。
過去を変えたいと思うのは、「もっといい方法があったんじゃないか」と思うからなんですね。
もっといい方法があったのに、それを選べずに、まちがった方を選んだ。
私は損をした。
と思うから考えてしまうんです。
損するって本当―っに嫌ですよね。
「本来受け取れるはずの利益を受け取れなかった」という感情は、ものすごくモヤモヤザワザワして、後悔を煽りまくります。
安心してください。
あれ以上にいい方法はありませんでした。
あれば、絶対にそっちを選んでいたはずです。
わざとこんなに苦しむ方を選ぶなんてことしませんから。
「いや、よく考えたらこっちの方が絶対よかったんです、ほんとに私はバカなんです」とおっしゃるかもしれませんが、「ああすればよかった」と思っているのは、一連のできごとを経験した後だからです。
この経験をした今だから言えることなんです。
そう思えるのは、この経験をする前のあなたより、格段に経験値を上げたあなただからなんです。
だから、今以上の未来はなかった。
これがベストなんです。
あなたは1ミリも、損なんかしていません。
ということで、過去は変えられないことを受け入れてください。
つい「どうしてあんなことをしてしまったんだ」とぐるぐる後悔が始まったら、
「過去は変えられないんだった」
「これ以上の未来なんてなかった」
「今がベスト」
「私は何の損もしていない」
とつぶやいてください。
そっか、もう変えられないし、これがベストだから、悔やむ必要ないんだ。
私は何も損していないんだと思うと、スーッと落ち着きます。
そして過去を過去と終わらせて初めて、
「じゃあ、今、何をしよう?どう過ごそう?」
と建設的に今を生きられるんです。
そこからやっと、今に足をつけて生きられるんです。
あなたも私も、今にしか生きられません。
今におかえりなさい、待っていました(^^)
人生のどん底七つ道具①
「過去は変えられない」
ぐるぐる後悔が始まったら、「過去は変えられないからもう考えなくて大丈夫。これがベスト。私は1ミリも損していない。」とつぶやいてみてください。
人生のどん底七つ道具②もお楽しみに〜。
実家に帰ると、母はおかずを、父はちょっといい果物を用意して持たせてくれたりします。
どちらも大変ありがたい。
離れて暮らすと沁みる親のありがたみ。
ありがたい、ありがたいけど1人でこんなにいっぺんに食べられないよ。
山猿じゃないんだから。
特に私は果物はあんまりジュクジュクに熟したのより、カリッカリの硬いのとかすっぱいのの方が好きだから、急いで食べないといけない。
いやでもありがたいでございます。
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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。
「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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