'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

それゆけ長女

それゆけ長女

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

今日は久しぶりに絵を描きました。

ブログに挿絵として載せている絵が、最近ループループになって新鮮味ないのが気になっていたのですが、新しく描くにもなかなか時間がなくて。

やっといくつか新しいのを追加できました。

 

ブログに絵に、他にもいろいろしたいことはあるのになー。

もっと時間が欲しい。

 

 

さて先日、カウンセリングに来てくださった方を振り返ってみると、見事に長女の方が多いことに気づきました。

 

何を隠そう、私も長女です。

 

妹がどうの、といったことをブログに書くこともありますが、だからって、長女だからどうといった話をメインに書いているつもりはありません。

 

長女専門のカウンセラーをうたっている訳でもないし、ご相談くださる方も、長女だからどう、というご相談がメインではないのですが、とにかく何だか長女の方と、ご縁があるんですよね。

 

 

私は、カウンセラーとは別で、医療の仕事をしているのですが、担当させていただいている方には、お子さんもいます。

そのお子さんたちも、

女の子で、

しかもお姉ちゃんばかり、

ということに先日気づきました。

 

「お姉ちゃんばかり」と言っても、正確に言うと、中間子の子もいるのですが、中間子のお2人は2人とも、上のきょうだいと6つ以上離れていて、でも下には年の近い妹さんがいて、

その子の「お姉ちゃん色」が濃くなるきょうだい構成なんです。

ちなみにみんな、妹持ちです。

 

他にも、一人っ子だった女の子に、このたびお母さんがご懐妊で、お姉ちゃんになることになった子がいたり。

 

とにかく、「お姉ちゃん」とのご縁が多いんです。

 

 

で、そのきょうだい関係を見ていると、

ああ、こうして長女はハートブレイクを経験するのか

と感じることがあるんですね。

 

妹さんがセラピーに同席されることもあるのですが、そうすると、先生(私のことです)の取り合いになったりするんですよね。

 

「取り合い」といっても、妹さんの方が優勢になることが多い。

私の担当しているお姉ちゃんたちは、医療にかかるということなので、何らかの疾患や障がいがあったり、発達がゆっくりだったりするんですね。

それゆえに、妹さんの発達が追いついてきているため妹さんに押され気味、というのもあるのですが、

とはいえ妹さんはお姉ちゃんより幼いので、無邪気で遠慮がなく、欲しいものに積極的というのもあります。

 

お姉ちゃんの時間なのに、私の膝に乗ってきたり、自分のしたことことを「見て!見て!」と主張してきたり。

まあ、私はどちらもかわいいから楽しい時間ではあるのですが(笑)。

先生モテモテ〜w

 

妹さんに罪はないのですが、それではお姉ちゃんの方は、妹に押され気味でプライドが傷ついていたり、幼い妹に注意しても通じないという諦めが見えたりするので、どちらも傷つけないように、うまくフォローしながら進めるようにしています。

 

 

また、お母さんがご懐妊された女の子は、

今まで一人っ子で、自分が家族のアイドルだったのに、

お母さんがつわりでしんどかったり、抱っこしてもらえなかったりするようになってきました。

 

その様子を見ていると、

ああ、彼女は訳もわからず、

今までしてもらっていたことがしてもらえなくなって、

突然ナンバーワンの座から引きずり降ろされるハートブレイクを

これから経験するのかもしれない。

と思ったり。

 

 

とにかく、

こうして長女は、我慢強くなったり、人に譲るようになっていくのかもしれないな。

自分も、覚えていないけれど、妹が産まれたときは、多少なりともこうしてハートブレイクを経験したのかもしれない。

でもこうして第三者として客観的に見ていると、お姉ちゃんも妹も、親御さんも、それぞれが一生懸命で、誰も悪くないということがよくわかるので、私は、彼女たちと関わることでまた追体験させてもらい、自分を癒していくのかもしれない。

そんな風に思ったりもします。

 

 

長女の辛いところは、

自分も子どもなのに、

もっと子どもな人間が下にいるから、

無意識にバランスを取ろうとして、

早々大人になろうとしてしまうところ。

下には言ってもわからない、

仕方ないから、

自分で何とかするしかないと1人で抱え込むところ。

 

 

私が小学校5、6年生のとき、妹とお風呂に入っていたのですが、裸の私の下を見て、

「あ、何か毛生えてる!」

といったことがあったんですね(笑)。

少し生え始めていた頃だったんだと思います。

何情報よw

 

妹は4つ下だったので、当時小学1、2年生。

生え始めにそんなこと指摘されたくないという繊細な乙女心なんて、わからない年だから仕方がないけれど、

でも、生えていない人にそんなこと言われたくなかったという恥ずかしさ、

でもでもやっぱりそれを妹に言ってもわからないし、

説明するのも恥ずかしいので、

どこにも持って行けない気持ちを抱えていた気がします。

親にも言うのも恥ずかしかったから。

 

大人になってみれば、ほんとに大したことない話なのですが(笑)、

「私はこんなに気を揉んでいるのに、

妹は何も知らずに無邪気でいいよな。」

と思ったことは少なからずあった気がします。

そういう第二次性徴とか、受験とか何もかも、自分がいつも初めてで、デリケートなシチュエーションも、何かと実験台になる。

他にも、妹が先に泣き出すから、自分だって泣きたいときでも泣けない。

自分も不安だけど、妹が不安がるから気丈に振る舞わないといけない。

とかね。

 

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けっして長女だけが辛い、と思っている訳ではないのですよ。

いいこともたくさんあったと思います。

一人っ子時代を味わわせてもらったし、初めての子で、みんなに注目され、大事にされてきたと思います。

妹のことも家来としていっぱいこき使ったし、何だかんだ自分も子どもだったから、カッとなってたたいたこともあります。

妹には妹の辛さがあるだろうし、私も姉として反省していることが多々あります。

 

まあ、みんな立場それぞれでいろいろとアレということですよね。

何?

 

 

ただ、長女はそうして、

年長者、

リーダーポジションであることに慣れているから、

弱みをいつまでたっても見せられずに、

こじらせてしまう気がするんですよね。

 

でも、さっさと弱みを見せてしまった方が、人生はサクサク進むように思うから、

その、

「私何でもできます、別に大丈夫です」ポジション

からは、さっさと降りた方が得だな〜と思ったりするのです。

私、降りられてるかな?

だいぶ降りたと思うんだけど。

どうだろう。

笑。

 

 

それゆけ長女!

同士である長女のみなさんを、今日もいなこは応援しています\(^o^)/

でも、妹さんは妹さんで、好きなんですよ。

それはそれでかわいいなあと思ったり、凸と凹で相性がよかったりするから。

まあ、みんな立場それぞれでいろいろとアレということですよね。

何?

 

 

10月のカウンセリングは、

9月30日(木) 20:00〜

受け付けいたします!

縁あるあなたとお話しできることを楽しみにしております(^▽^)

 

www.aikoingk.com

 

 

 

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