無価値感のしっぽを掴みました
日が暮れるのが早くなりましたね。
'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
早く涼しくなってほしいと思っていたけれど、いざ涼しくなると、なぜか夏が眩しく恋しく切ない気がします。
いつの日も、過去は美化されるんですね。
さて、しばらくはブログをほったらかしにしていた言い訳が続きます(^^;
でもその間にいいこともありましたとチラッと書いたのですが。
絵の学校の展覧会に出品した作品が、銀賞をいただきました!!!
基本的に生徒のみなさんうまく、プロとして活動している方もいるので、私がこの学校で賞を取るなんて、夢のまた夢、、というか夢にも見たことがなかったんですね。
私はズブの素人から始めているし、ただここの先生の絵に惚れたというだけで入っただけだし(女の子の絵を描くのは子どもの頃から好きでしたが。我流で。)、とにかく先生たちの絵が好き、ちょっとでもそれに近づいた絵が描けたらいいなというだけで続けて、あっという間に10年ほどが経ちました。
でもここ数年は、惰性で通っている感じになっていたんですね。
「通って」というか、最近は、月謝を払っているのに月1回も行かないということもありました。
もったいない(TT)
カウンセラー活動も始めて、絵への情熱が薄れていたのもあります。
ブログ書いたりする方に時間を割いたり。
そんな状態なので、そろそろ卒業しようかなと思い、今回の展覧会が最後と思って描いたんです。
「これが最後」と思って、この半年ほどは再び授業もしっかり通って、出品する絵も私なりのこだわりを詰め込んで、熱をもって描きました。
そうやって久しぶりにしっかり心を込めて絵を描いていると、私やっぱり絵描くの好きやー!!!ってなってきたんですね。
あらためてちゃんと絵と向き合うと、やっぱり好きって感覚を思い出したんですね。
楽しいんですね。
そしてまさかの受賞。
だけど、まったく狙ってもいなくて驚いた一方で、どこかでそんな気がしていた気もするんです。
めちゃくちゃ矛盾してますが。
賞を狙うぜ!って狙って描いたのではなく、自分なりにこだわって、しっかり向き合って描いたら、私はこの絵すごく好き!って思えるのが描けて。
だから、賞云々は明確には考えていなかったけれど、私はこの絵が好きだからこれでいいと思えたし、きっとこの良さは人にも伝わるような感じがしていたんです。
絵に限らず、みなさんほんとの意味でいい仕事をしたときって、そんな感じじゃないでしょうか。
自分がやりきって納得しているから、心からこの作品(仕事)が好きと言える。
人からの評価はどっちでもよくなって気にならないけど、でも人に受け入れられるような感覚もどこかで感じている。
心は凪いで静かで満たされていて。
みたいな感じ。
何事も、うまくいくときの感覚ってこんな感じじゃないでしょうか。
オリンピックで金メダルを獲るときもこんな感じなのかな。
私は銀だがね。笑
そんなこんなで、やっぱり絵をもっと極めたいモードになっていて、ブログから遠ざかっていたのもあります。
だけどですね。
「私がこの学校で賞を獲るなんて夢にも見ない」
と思っていたのにも関わらず、獲ったとたん、
「え、いつも受賞常連の人が、絵の仕事忙しくて出品できなかったから私が繰り上げ受賞しただけなのでは?」とか、
「学校で賞獲るより、絵の仕事1つやる方がすごいことなのでは?」とか、
「長く通っている私に対する、先生方の同情票なのでは?」とか、
せっかくいただいた銀賞を、無価値に落としめるような思考が湧いてきたんですね。
自分の中に根強く寄生する無価値感のしっぽを掴んだ気がしましたよね。笑
獲るまでは、私には縁のないことと思っていたのに。
自分が獲ったとたん、大した価値のないものなのでは?となる。
これは、無価値感ある人あるあるなのである。
「自分には価値がない」と思っているから、
そんな無価値な自分が持っているものもまた価値がないものだということになるんですね。
だから、無価値感のある人は、自分の価値を高めようと、がんばって何かを得ようとするのですが、
自分の中に無価値感がある限り、何かを得ても、得たとたん、その輝きは色あせて、つまらないものに思えるんですね。
たとえ人がほめてくれても。
自分の中の無価値感と向き合わない限り、このラットレースは続くんです。
ということで、こんなときは、ちゃんとよろこぶ。
いいことがあったら、しっかりよろこんで、ちゃんと受け取ることが大事です。
そんなことの積み重ねも、無価値感を癒やす1つ。
うん、もっと手放しでよろこんでいいし、浮かれてもいいよね。
ということで、今回のことは、無価値感を補おうとしてやってことではありませんが、自分の中から出てくる無価値煽りの声をなだめて、めいっぱいよろこぼうと思います。
でも先生方が、「おめでとう」とか「うまくなった」とか声をかけてくださって、校長先生もわざわざ私の強みや今後のアドバイスなどを伝えに来てくださったのがうれしかったです。
応援してくれているんだなと、とてもあたたかく、ありがたく感じました。
今月は授賞式もあるので、ちゃんも浮かれようと思います。笑
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