'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

失敗じゃなくデータが増えただけ ―ロイホマスターがやってきたの巻―

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先月、今年1番の大きな仕事を終えました。

うれしー。

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

その日は帰るのが遅くなったし、しばらくその日の準備で睡眠時間も十分にとれていなかったので、どこかで外食して帰ることにしました。

 

でも22時前だったので、飲み屋じゃない普通のごはんやさんは、ラストオーダーや閉店にかかる微妙な時間。

 

1人だし、お腹空いてるし、明日も仕事だし、飲み屋で飲むっていうより、“しっかり食事”を食べたかったんですよね。

 

スーパーでお惣菜を買うのもありだけど、疲れたのと、終わった開放感と、無事終わった自分へのお祝いも兼ねて、ゆったりしたところで上げ膳据え膳で外食したかったんです。

 

そこで、しっかり食事を食べられて、22時前でも入れて、かつちょっとゆっくりできて、車だったので車で入りやすいところということで、帰り道にあるロイヤルホストに入りました。

 

がっつり食べるには遅めの時間だけど、お腹もすいてるし、大仕事を終えた開放感で、「天然海老フライ&紅ずわい蟹のクリームコロッケとハンバーグ」に決めました。

パンとスープと。

 

ドリンクは、夜遅くにコーヒー飲んだら、お腹重くなるし目冴えちゃうかなと迷ったのですが、なんせ疲れていたので、食後のコーヒー飲みながらホッとしてボーッとしたいなと思い、付けることにしました。

 

で、食後のコーヒーのつもりでドリンクも注文したのですが、「ドリンクはあちらのドリンクバーでお取りください」と言われたんです。

 

えー、ドリンクバーなん……

 

ドリンクバーはドリンクバーで、いろいろ飲める楽しみがあるんですけど、そのときは、厨房で淹れてくれるコーヒーだと思って頼んだんですよね。

食後に持ってきてくれるもんだと。

ドリンクバーコーナーにも気づいていませんでした。

 

ドリンクバーでも厨房でも、ファミレスならどっちみち同じマシンで淹れてるのかもしれないけど(笑)、自分でマシンのボタン押したやつより、厨房で作って持ってきてくれる方が、なんかおいしそうな感じしません?

なんていうか、ちゃんとしたコーヒー感があって。

いや同じマシンならさ、一緒よ、一緒なんやろうけどさ、気の問題なんやろうけどさ。笑

そして食後に持ってきてくれるのが、食事が終わってもまだ楽しみがあるって感じがしてなんか好きで。

 

ドリンクバーなんやったら付けんでもよかったかも……

そういえば数年前に来たとき、ドリンクバーやった気もする……

 

まあでも、いろいろ飲めるしいっかと気を取り直してドリンクを取りにいき、やってきた料理を食べていました。

 

しばらくしたら、同世代くらいの女性が来て、私の隣に座りました。

 

その女性も、天然海老フライ&紅ずわい蟹のクリームコロッケとハンバーグを頼んでいました。

 

わかるわかる、この組み合わせには抗えないよね〜、と何気に聞いていたら、

 

「ライスとスープのセットもお願いします。ライス大盛りでお願いします。お箸付けてください。あとマヨネーズ別添えでお願いします。別の容器に入れてプレートに乗せといてください。」

 

と、自信に満ちた力強い声と明瞭な滑舌で、スラスラとよどみなく注文を完遂していました。

 

 

 

 

うおーーー!

ロイホマスターキターーーーーーーーッ!

 

 

 

 

ライス大盛りはできるってメニューに書いてたけどお箸出てくるかナイフ&フォーク出てくるかは書いてたか気づかんかったな。てか何も考えてなかった。この頃はちょっとこじゃれた洋食屋さんでもお箸出てくること多いけどここはナイフとフォークしか出てこなかったし大きいハンバーグとエビフライはナイフとフォークで切った方が食べやすいし雰囲気出てよりおいしい感じするからいいけどたしかにお箸もあったらたしかに食べやすいかも。てかマヨネーズ別添えとかできるんや。たしかにタルタルに惹かれてこれ頼んだみたいなとこあるけどもうちょっとたっぷりほしいなって気はするからそれをマヨネーズで補えるのはいいよね。

 

そんなことを思いながら、申し訳なさそうな様子とか、恥ずかしそうな感じもなく、迷いなく流暢に要望を伝えるその女性に、私は感心していました。

ウエイターさんも、何の戸惑いもなくその注文を聞いて、厨房に帰って行きました。

 

一方の私は、意に反してドリンクバーだったこともあり、やんわり心のどこかで、「ちょっと失敗したな」と感じていたんです。

あと、座席がスース―してなんとなく寒くて、思っていたよりゆったりできないかも、みたいなのもあって。

 

大したことじゃないのにいつの間にか、「なんか失敗した」と、ロイホに来た自分、ドリンクを付けた自分を、なんとなく責めていたんですね。

そんなはっきり言語化されるほどではないし、意識にはっきり上るほどでもないのですが、やんわりそんなモードになっていたんです。

 

でも、その女性の注文を聞いていたら、謎に励まされました。

 

この人は何回も来てるから、こんな風に注文できるんやろうな。

それでもマヨネーズ別添えで頼めるとかなかなかわからんっていうか思いつきもしないから、もしかしたらバイト経験者なんかもしれんけど。

そうやん、私はロイホ数年ぶりで、人生通算5回いったかどうかくらいやねんからしかたない。

また今度来るときは、ドリンクバーなんやって最初からわかってるし、寒いかもしれんからストールとか持ってきたらいいだけのことやん。

私もまた今度来たらいけることやん。

何でいちいちこんなことで失敗とか思って自分責めてるんやろ。

こんなことで失敗したとか落ち込まんでも、「あ、ここはそうなんや」ってわかっただけのことやん。

それだけのことやん。

 

たぶん私はこんな風に、

「期待して何かをやって、それが思い通りにいかなかったら失敗認定して自分を責める」

ということを無限にやってきたんでしょうね。

今回は外食というちょっとしたことでしたけど、小さなことから大きなことまで、やることなすこと何にでも。

 

でも、ちょこっとやってみたことに、いちいち失敗認定して自分を責めなくても、

「1つデータが増えたな、次からの参考にしよ。」

でいいんですよね。

それを踏まえて、やりたかったら、また何回でもやったらいいだけのこと。

 

そんなことに気づいたロイホでの晩餐でした。

 

 

 

結果、ドリンクバーも楽しみました(^O^)

コーヒーの後に、寝る前に良さそうなカモミールティーとかも飲めてよかった。

しかし遅い時間でも結構1人の女性客が多かったなあ。

祝前日だったので、もしかしたら休み前に仕事を終わらせて遅くなったとか、明日休みだからゆっくりしようとかだったのかもしれないけど。同志たちよ(らぶ)。

夜のファミレスでゆっくりドリンクバーで読書とかもいいなと思いました。

また楽しみのレパートリーが増えた(^^)

 

 

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