'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

何かを失って悲しいとき。必ず同時に得ているものを探してみる。

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おはようございます、カウンセラーいなこです。

 

 

こんなのを見つけました。

 

「ハッピー毎日投稿終了前ソング」。

 

www.youtube.com

 

 

私は存じ上げなかったのですか、水溜りボンドというユーチューバーのお2人が、6年間欠かさず毎日投稿していたのを、今年いっぱいで辞めると。(毎日の投稿を辞めるだけで、ユーチューバーを辞められるわけではありません)

 

それに際して、もともとあった、ヤバイTシャツ屋さん(←バンド名)の「ハッピーウェディング前ソング」のメロディで、歌詞を書き下ろしたもの。

 

私も、このブログの毎日投稿をしていた身ですから、それを辞めるときの葛藤や不安はよくわかります。

まあ私の毎日投稿って、1ヶ月ちょっとくらいですけどね(笑笑)。

 

たったのそれだけでも、辞めるのに勇気がいったのに、6年も毎日続けてきたものを辞めるって、すごく勇気がいったと思うんです。

 

それだけ続けてきた2人だからこそ、こんなふうに毎日投稿を終了するだけで、ヤバTが歌を作って歌ってくれるんだと思うんですけど。(お友達だそうです)

 

 

毎日って、やっぱり大変なんですよね。

「ほぼ毎日投稿」と、「毎日投稿」は、ぜんぜん違う。

 

学校のテストでもそうだけど、100点と95点は、獲得する難易度がぜんぜん違います。

よく勉強したら、95、98点までは取れますが、やっぱり100点は難しい。

何らかの罠(笑)に、1つくらいは引っかかってしまうんです。

 

 

人間だから、体調の波もあるし、他にもやりたいことや予定もあるだろうし、不測のできごともあるだろうし。

そんな中、欠かさず6年間も毎日投稿してこられたというのは、本当にすごいことです。

 

 

毎日投稿に励まされていた人がたくさんいることを知ったとご本人も書かれていますが、辞めてしまったら、そういう人たちをがっかりさせるだろうか、離れていってしまうだろうか、これまで築き上げたものがいとも簡単に崩れてしまうんじゃないだろうか。

そんな葛藤や不安。

 

また、開設時から1日も欠かさず毎日投稿しているというのはそれだけ難しいことだから、内容の他に、そのこと自体に価値があるし、それだけでウリになるし、ある種のブランドとも言えます。

もしも辞めてしまったら、「開設時から1日も欠かさず毎日投稿」という称号は、もう2度と手に入らないのです。

 

 

きっと、水溜りボンドのお2人も、いろいろなことを考えて話し合われて、それでも、「毎日投稿」を終了してみようと思われたのでしょう。

 

 

終了されることについて、「僕らはやめるんじゃなくて、新しく挑戦し、始めるということ」と、カンタさんはおっしゃっています。

 

欠かさず毎日投稿をしていたのを辞めるとなると、せっかく続けてきたものを終了する、楽をする方向に行く、もったいない、とネガティブなこと、失うものの方にどうしても目が行きがちですが、1つのやり方を終えるということは、新しいことを始めることとも言えます。

「失う」と「得る」は、いつも同時に起こっている。

 

いろんな感情を感じながらも、最終的に、「得る」に目を向けられたのだと思います。

 

 

6年間も、毎日投稿という偉業を達成されたお2人に、発信をしているものの端くれ(の端くれの端くれの端くれ)として、敬意を表します。

 

 

 

どうしても、持っていたものを手放すときは、ネガティブな感情がわいてきたり、悲観的な予測をしてしまったりするものですが、手放すということは、同時に新しいものを手に入れるということ。

 

破壊があるから創造があるのです。

 

 

今持っているもの、続けていること。

それを心地よくできているときは、何の問題もありません。

でも、何か違うかもしれない、しんどくなってきたなあ、と感じ始めたら、手放すこと、そして手放した先に見えるものに思いをはせてみてください。

 

違和感があるなら、その自分の感覚を信じて、手放してみてもいいと思います。

 

 

手放すときに、多少の痛みはあるかもしれませんが、「放した」ということは必ず何かは「手に入っている」はずです。

 

痛みを伴わないくらい、頭も心も納得して手放せるのが理想ですけどね。

まだ痛い間は、無理に手放す必要もないですし。

ぎりぎりまで持っていても、もちろんいいです。

 

 

そして、すでに放してしまって後悔している人も、大丈夫です。

今はけっしてそうは思えなくても。

必ず同時に、新しいものを手に入れている。

視点を変えるのです。

 

 

 

長年勤めた安定した職場を転職してしまった自分を責めていた私が、今やっと、おだやかな気持ちでこんな風に言えるようになったんだから、あなたも絶対大丈夫ですヨ。