'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

それそれ!それが1人で抱え込むということなのだよ。

 ’それなりに’うまくいっている→を→’おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

寒波が、と言われていましたが、一度雪騒ぎを経験すると、あまり堪えなくなった気がします。

 

 

さて、更新が少し空いてしまい申し訳ありませんでした。

一度途切れると、途切れに対するハードルが下がってしまいます。

怖い怖い。

 

医療の仕事をしていますが、そちらの方で、少し疲れていました。

ハイリスクな患者さんをお1人担当することになりまして。

 

今の職場に移ってまだ1年経っていませんが、それぞれの病院や施設に専門があるので(内科とか外科とか)、同じ資格を持って働いていても、就職先によって、経験する患者さんの疾患や年齢層が違います。

今の職場は、割と何でも来いな感じです。

前の職場で、私が対応していたのは、成人の脳血管疾患の方が主だったのですが、今は、就学前のお子さんから高齢の方まで、疾患もいろいろです。

 

で、今回、特にハイリスクな方をお受けすることになりました。

 

うちでお受けすることができるのか、受ける前に、私に相談してほしかった。

というのも、今の職場は、組織全体としては私の職種は他にもいますが、私の配属先には、私の職種は私1人です。

私が初めて、今の配属先に、この職種として置かれることになりました。

だから上司は、関連職種だけれど、他の職種の人です。

ということで、うちに来た私の職種への依頼は、すべて私がみることになるし、上司も、同じ職種ではないので、私の仕事に関して、感覚的にはわからないんですね。

それは仕方ないことなので、こっちから、こういう場合はこうというのを伝えていかなきゃいけないのですが。

 

そして、重なるときは重なるもので、その他にも、新規の患者さんが立て込んだり、イレギュラーな予定が入っていたりして、気が重くなっていました。

 

こういう、および腰なときって、気が重くて見たくないから、中身をちゃんと見ない。

「あーやだなーやだなー」という思いだけが膨らんで、いつの間にか、その案件がおばけのように「いやなかたまり」としてズーンと自分の中に君臨しだすんです。

それがずっといるから、何をするにも気が重い。

そしてそこからまた、いろいろなことへ派生して、ネガティブな妄想が膨らむ膨らむ。

 

 

f:id:inainaco:20201114224601j:plain

 

 

 だけどいざ、そのハイリスクの患者さんに関わらせていただくときが来て、済んでみると、思っていたほどいやなことではなかったし、ご家族もよろこんでおられたし、新しいことができてちょっとうれしい感じもしました。

 

 

その方の初回の介入の件を、上司に報告して、他の件についても報告した最後に、

「ちょっといろいろ立て込んだんで、疲れてます(笑)。」

と言いました。

 

すると上司は、

「知ってる(笑)。だからいなこさんと話したいと思ってたんですよ。」と。

 

 

知ってたのね。

緊急事態宣言中でもあるし、仕事中もほとんど患者さんといるだけで、上司とは必要事項を電話やメールで連絡していただけなのに。

私ってそんなにわかりやすいのか。

それって大人としてどうなんだろう(^^;;

上司も、安易に引き受けてしまったことを気にしていたとは、別の上司から少し聞いていたのですが。

 

 

また来週話そうということで終わったのですが、その少しのやりとりで、ずいぶん気が楽になりました。

 

 

あーそうか、これが1人で抱え込むということか。

 

ハイリスクな患者さんを受けるというのは、組織の方針だからしかたない。

上司は同じ職種じゃないし、どんなときにどんなことが心配かとか、リアルにはわからない。

上司も悪気があるわけじゃないから仕方ない。

まあ、なんだかんだで私はできるだろうし。

騒いだって仕方ない、言ったって仕方ない、やると決まったのだからやるしかない。

転職してきたとはいえ、この仕事では新人さんでもないし、この職場とは、上司とは、深い関係でもないのだし、泣きつくこともできない。

グダグダと生産性のない話をするほどの仲ではないし。

 

そんなことを自分に言い聞かせて、しゃーないなと黙々と粛々とやろうとしていました。

いつもの私のパターンです。

本当にしんどいときほど、騒いだリ泣き言を言ったり、愚痴を言ったりしない。

言ったところでどうしようもないし、言われても相手も困るだろうし、やるしかないし。

グダグダ言う暇があったら、さっさとやろう。

そう自分に言い聞かせて。

だから、一見クールに見られることがあります。

身近な人にはまた別ですが。

 

 

でも、上司が気にしてくれていたんだと知って、気が楽になる感じがしました。

あー、今の私の上司はこの人なんだから。

言ってもいいのか。

1人で抱え込まなくていいんだな。

自覚はなかったけど、どうやらこれが1人で抱え込むということみたい。

仕方のないことでも、こんな気持ちでいることを、ちらっと言うだけで、知ってもらうだけで、かなり楽になるもんなんだな。

そんな深い関係でもないから言えないと思っていたけれど、むしろこうして、どうしようもないことを言うことで、関係が深まっていくのかもしれないな。

 

どこかのカウンセラーが言ってそうなことを、今さら体感です(笑)。

 

 

1人で抱え込んでいる人って、実は自覚が薄いのかもしれません。

これは抱え込むというほどのことではないし。

言っても仕方ないことだし。

どのみちやるしかないし。

そう思っている人は、まさに1人で抱え込んでいるかもしれません。

お気づきあそばせ。

 

 

で、とりあえずわかったことは、「私はまだまだ生きづらい」。(笑)

 

生きづらさを再自認したことについて、しばらく書いていきたいと思います。

 

 

 

 

  それでも(笑)

2月初旬にカウンセリング募集します。募集開始は本ブログでお知らせします。

よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ