'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」  そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

もう無理!限界!って思ったときには、とっくに限界超えてます。

もう無理!限界!って思ったときには、とっくに限界超えてます。

 

 

フライパンを2つ、買い替えました。

 

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

メイン張ってる大きなフライパンと、昔ながらのホットケーキくらいの大きさのサブ。

 

もうずいぶん前からコーティングがはがれて、普通に焼いていても焦げつくようになっていたんです。

 

でもまだ使えるっちゃあ使えるし。

替え時がわからない。

 

そう思いながら使い続けていたのですが、

よく考えたら1年前、前の職場を退職するとき、近しい後輩が、退職のプレゼントをあげると言ってくれたので、フライパンをリクエストしていたんです。

実利主義者(笑)。

 

その後、コロナ隆盛で会えなくなって……

というのは建前で、

私がさみしくなるから、前の職場の人と会うのは気乗りがしなくて、

結局うやむやになったままだったんです。

 

ということで、まだもらっていないのですが、

まだもらう気かよ。

よく考えたら、私1年前からフライパン買い替えなきゃって思ってたわ!

そこからまた1年使い続けてたわ!

ということで、

春のいい運気を取り入れるべく、買い替えました。

 

ほんと、たとえばブリの照り焼きをしても、返すときにくっついて、身がボロボロになってしまってイラッとしていたんですよね。

こんな焼くだけの簡単な料理で手順もまちがってないのに、何でこんなボロっとするんだ!と。

 

フライパンが限界だからだよ!

いやもう、十分寿命ですよね。

 

長い間ありがとう、フライパン兄弟。

 

 

 

さて先日、カウンセリングで、がんばりすぎのお話になったんです。

そこで今日は、

自分の無理には気づきにくいものだ

というお話をします。

 

 

こう見えて私にも、超絶がんばっていた時代があったんですよね。

 

医療の仕事をしていますが、前職場に勤め出して6、7年間は、私は仕事第一でした。

 

残業も、仕事を持ち帰ることも、苦ではなかったし、

休みの日も仕事関連の本を読み、

内外部の研修にも、よく参加していましたし、自分でも勉強会の企画など積極的にしていました。

 

後輩指導や他部署とのやりとりなども熱心にしていました。

 

クセのあるナース(ひどい言いようすんません笑)が、うちの部署の文句(笑)を言っていそうだなと察知すると、

「すいませ〜ん、何かありました?」

と、自分から入っていって、早めの火消しをしたりもしていました。

 

その頃が、この仕事で、1番がんばっていたなあと思うし、輝いていた気がします。

 

自部署からも他部署からも、

「あの人に言ったら何とかなる」

という存在として見られていたと思います。

 

その頃私は、自分の科では、ナンバー2の立場でしたが、

「この科はいなこ主任でもってる」

みたいなこともよく言われていました。

 

自慢じゃないけど。

↑自慢の枕詞

 

 

そんなこんなでしたが、あるとき、科の最大のピンチがやってきたんですね。

 

入ってきた新人さん2人が、さっそく4月末から職場に来られなくなったんです。

メンタル面の問題で。

 

2人とも、同じ学校から入ってくれた新人さんで、

のどかな地方から、初めて大阪に来て、初めての一人暮らしで、初めての社会人で。

 

今思えば、こちらが思う以上に、すごく負荷がかかっていたんだと思います。

 

加えて、うちの職場は、ホワイトだけれど、その分きっちりしていて、決まりごとがすごく多かったんですね。

決まりが多いということは、その分「ミス」とカウントされることも増えます。

 

すごくまじめな2人だったので、覚えきれないルールからのミスについても、すごく自分を責めていて、

かつ、「ルールは絶対だから」というスタンスで、正義感に駆られて手加減なく指導するタイプのスタッフもいて、

同じ学校から来た2人なので、助け合う気持ちもあるけれども、互いに比べてしまう気持ちもあり、「彼女は担当を持たされるようになったのに、私はまだ……」などと傷つくこともあり、

 

「眠れない」ということから始まって、

1人が職場に来られなくなると、もう1人も来られなくなりました。

 

そんなときでも、人って、「いかにもしんどい」っていう顔をしなかったりするんですよね。

特に上司や先輩など、目上の人には。

 

フォローもしていたつもりだったけれど、ぜんぜん足りなかったなと思います。

 

初めて地方から出てきて、

初めての一人暮らしで、

文化の違う地方で初めての正社員ということだけでも、

ずいぶんのストレスだということも、そのときの私は、あまりわかっていませんでした。

 

 

気づいたときには、

時すでに遅し

です。

 

もう、組織と、そこに属する人みんなに、心を閉ざしてしまっているし、

今さら、「もっと適当でいいよ」と言ったって、心も折れているので、もう1回やってみよう、なんて気にはなれません。

 

結局、2人は退職を選びました。

 

 

さらに、です。

その2人がちょうど、調子が悪い、職場に来られない、となりかけた頃に、科の上司が切迫早産で、絶対安静になったんです。

 

ご懐妊は前からわかっていたのですが、産休に入るのは10月頃の予定でした。

予定より5ヶ月も早く、休みに入ることになったんです。

 

 

そうして5月から、

もともと8人体制だったうちの科は、一気に3人減って、定員の半分に近い、5人体制になりました。

 

これまで8人でみていた入院と外来の患者さんを、毎日5人でみないといけないわけです。

 

人員募集をしても、半端な月にはなかなか応募がありません。

 

上司の不在中、ナンバー1になった私は、

「せめて残ったみんなをつぶしてしまってはいけない」

という使命感に駆られ、

かなり仕事を抱えこみました。

 

うちの科の管理業務は、必然的にすべて私がすることになりますし、

プレイヤーとしてみる患者さんの数も増えますし、

部下を守るためには人員確保をしなくては、ということで、全国の養成校に片っ端から電話をかけて、近場の学校には許されれば出向いて、授業の後に時間をいただいて説明会をして、来年度の学生さんの確保にも努めました。

 

 

それは、自分の当然の仕事と思っていましたし、

誰を恨む気持ちもなかったし、

犠牲的なつもりもなく、そんな自分が好きで、やりがいもあったのですが、

さすがに1人で背負いすぎましたよね。

身体に不具合が出てきました。

 

 

私は元々持病があって、若年性関節リウマチなんです。

いやいや若年性て、ただの中年のよくあるリウマチやないか、とお思いでしょうが、発症したのが中学に入ってすぐだったので、「若年性」となっております、許してください(笑)。

診断名がその頃から止まっているので、今は何て言ったらいいのかと、自分でも戸惑っているんです(笑)。

 

その名のごとく、関節の病気なのですが、それがひどくなってきたんですよね。

 

元々生活には支障なかったのですが、右の足首が痛くなってきて。

 

もう、荷重をかけるたび、一歩一歩が痛い。

 

歩き方を見ただけで、「足痛そう」ってわかるくらい、ひどくなってきたんです。

 

 

関節に負荷をかけないことが1番なのですが、

それでも、立ちっぱなしで患者さんをみたり、他部署の人と話したりと、

まったく自分をいたわれていませんでした。

 

休みの日も、出かけたりする気力もなく、

家の中を歩くのさえ痛いので、

横になってじっとしていたと思います。

 

 

服とかも好きだったけど、

おしゃれとかどうでもよくなって、

すでに車通勤だったし、職場に着いたらすぐに制服に着替えるというのもあるけれど、

コーディネートとか考える気力もなく、

ニットとスキニーとムートンブーツ

という組み合わせオンリーで日々通勤していました(笑)。

 

 

職場の上司はじめみんなは、もちろん私の病気のことは知っているのですが、

そこまで痛くても、

「それを指摘されたくないオーラ」

を放っていたので、

無理に止めませんでした。

 

 

何でしょうね、病気をしている人特有の心理というか。

自分をいたわることより、

「自分は普通にできるんだ!」って主張したい気持ち。

 

そんなに痛いのに。

 

もしかして、今の年齢でもうこんなに痛いなら、歩けなくなるのもそのうちかもな、

と思いながら。

 

 

約束があるときは出かけていましたが、

そうそう、

茶屋町のお店で仲のいい同僚たちとごはんを食べたとき、

地下鉄谷町線東梅田駅から茶屋町の距離でも、タクシーに乗っていました。

大阪の人にしかわからない話ですが(笑)「茶屋町」と「東梅田」というのは、平たく言えば、同じ駅です。

仲のいい同僚にさえも、

「私足痛いから、駅近のお店にして〜」

ということもできなかったんです。

後々その頃のことの思い出話をしていたときにこのことを言ったら、案の定、「言ってくれたらよかったのにー!」と言われました(笑)。

 

 

 

今考えたら異常です。

 

異常すぎて、書いていて今、ぞっとしました。

 

「自分が歩けなくなるかも」と思いながらも、変わらず仕事をしているなんて。

誰に助けを求めることもなく。

 

 

これは前からある持病で、

一生付き合っていくしかないし、

仕事もできるっちゃあできるし、

仕方ないと思いこんでいたんです。

 

そのときに新しく発症した病気であれば、また違ったかもしれませんが。

 

 

そんなこんなで足首の激痛を抱えたまま、何とか1年近くを乗り切りました。

 

 

もう1つ、身体の不調があって。

あごのニキビがひどかったんですね。

 

これも、元々できやすい体質で、今でも生理前にはちょっとできたりするので、仕方ないかなあと思っていたのですが、

学生時代はよく考えたらこんなにひどくなかったぞと思い、

メイクをするにもテンション下がるし、

熱を持ったできものがいつも顔にあるのはストレスなので、

一度皮膚科に行ってみようと思ったんです。

 

で、なんとなく選んだ近所の皮膚科に行きました。

 

 

そしたら、なかなか封建的なドクターでしたが(笑)、

丁寧にみてくれるところで、問診票で、皮膚症状以外に、最近のできごとなど細かいことも聞かれたんです。

 

皮膚はストレスも出やすいので、引越しとか結婚とか昇進とか、環境の変化が最近なかったかをチェック方式で。

 

で、昇進して忙しいのはある、と言ったら、

「薬は出すけど、それをなんとかするのが1番やと思うけどね。」

と、その先生に言われました。

 

 

そのことばを聞いて、急に自分の身体がかわいそうに思えてきたんですね。

 

もしかして、私、思っている以上にストレスがかかっていたのかな。

私が、しんどいって気づかないから、身体の方が悲鳴を上げていたのかもしれない。

私の代わりに、身体が助けてって、訴えていたのかもしれない。

私はどれだけ身体に負荷をかけていたんだろうと。

 

その先生のことばで、

急に自分の身体の状態を、客観的に見ることができたんです。

 

 

その声を無視し続けて、

これでもかと酷使し続けた自分の身体があまりにかわいそうで。

 

薬局の待合ソファーで静かにボロボロ涙を流す女がひとり。

怖い(笑)。

 

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 そこから、上司たちに、その皮膚科での気づきについて泣きながら話し(笑)、

足のことも、できる限り座れるときは座って負荷をかけないようにして、

周りもたくさん配慮してくれて、

徐々に、右足首の痛みは寛解していきました。

 

 

今日お伝えしたかった結論にはまだたどりついていないのですが、

とんでもなく長くなってしまったので、いったん締めます(笑)。

 

 

自分ががんばりすぎていることって、私に限らず、ほんとに気づきにくいのかもしれません。

 

たしかにしんどさはあるけど、

まだいけるっちゃあいけるし。

状況的に、やるしかないし。

 

そんな風に思って、

ほんとのほんとにダウンするまで、突っ走りがちです。

 

 

私の好きな、劇団四季の「オペラ座の怪人」に、

「えーえ、よくある異っ常ーなことなのよ!」

というセリフがあるのですが、

ほんまそれ。

文脈は関係ないけど。

 

私の身の削り具合は、ほんと異常だったと思いますが、

こういうことは、私に限らず、よくある異常なことだと思います(笑)。

 

どう見ても、身体や心に異変が起きているのに、

それでもまだ身を削りながら、ペースを落とすこともなくやり続ける。

こんなことをしている方は、結構います。

 

大事な家族や友人が、そんな状態で「まだいける」って言い張ったら、

「うん、そうだね。まだまだがんばれ!」

って言うでしょうか。

 

「お願いだから、もうやめて!」

って、止めるんじゃないでしょうか。

 

 

 

「なんかしんどいな」程度の時点でいったん止まる、

くらいで十分なんです。

 

元々は好きだったおしゃれとか、遊びとか、そういうのがどうでもよくなってるって、

もう無理なサインです。

 

「もう無理!限界!」

って思ったときには、たいてい限界超えてます。

とっくに超え済みです。

 

ブリ照りボロっとしてイラッときてる時点で、限界来てたんです。

つながったどー!

 

 

自分を大事にしてください。

しごくありふれた結論(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

▽自分の無理度合いを客観的にチェックする機会を。

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