'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

私は転職の決断に失敗しました。でもね。

私は転職の決断に失敗しました。でもね。

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

昨日、大きな決断をするときのチェックポイントをお伝えしました。

 

そこで、私の転職の決断がよくない決め方だったことを改めて書きますと言ったので、今日はそれを書きますね。

 

 

まず簡単に転職の経緯を説明します。

 

4年ほど前、私は転職しました。

職業コメディカルです。

大きな不満もなく、激務でもなく、条件的にも、人間関係的にも、いい職場でした。

管理職にもなっていたし。

しかし、四十路となって、「これが本当に私のしたいことかな?」と迷いが出てきたんです。

今の仕事に情熱が持てなくなっていました。

 

仕事は、時間的にも人生キャリアとしても、人生の大半を占めるのに、そんな情熱を持てないことに、人生の時間を、あと20年も費やしていいのか?

もっと情熱の持てるフィールドに行けさえすれば、私はもっとやれるのに。

40歳。

動くなら、今が最後のチャンスかもしれない。

 

そう迷い始めたんですね。

 

 

でも、転職を決めた理由は、それがすべてではありませんでした。

 

もちろん数年前から、そんな気持ちがベースにはあったんです。

それでも、本当に辞めて、何か新しいことをするほどには、思いつめていませんでした。

 

しかし、職場内で失恋したんですね。

 

ごく簡単に言うと、私といい感じだった人が、職場の他の人とくっついてしまいました。

 

これが最後のダメ押しとなりました。

 

仕事にも情熱を持てないし、職場は針の筵。

そして、そのカップルは、私よりもずいぶん年下の部下たち。

とても惨めな気持ちでした。

 

こんなおばさんが、若い子を本気で好きになって、結局は、若い2人がくっついて、自分は1人になった。

誰もそんなことは言いませんが、私はそんな気持ちで、いたたまれませんでした。

 

このままここにいたら、その2人の結婚を祝わなければいけなくなるかもしれない。

 

それだけは惨めすぎて耐えられない。

 

そんなことになる前に、早くここから逃げ出したい。

 

 

今思えば、そんな気持ちが、退職を強烈に後押ししたと思います。

 

ああ、本当に辛かったなあ、あの頃(:_;)

 

 

昨日の記事で、人の行動の動機は、突き詰めるとすべて、愛からか、怖れからかに大別されると書きました。

 

それでいくと、この時の私の、転職の動機は、本当に怖れが多かったんですね。

その時はわからなかったけど。

 

辛い状況から身を守るために、逃げるという決断も必要ですから、そういう意味では、自分を守れたのかもしれないとも思う点もあります。

 

しかし、純粋にそれだけではなく、この失恋に関して、

「こいつの前からいなくなって後悔させてやりたい」とか、

「罪悪感を抱かせてやりたい」といった気持も大きかったんです。

 

お察しの通り、そういう恨みに基づいた行動は、絶対いい結果を生まないんですね。笑

 

それは、「道徳的にダメだから」という意味ではありません。

 

「私は傷つけられた!」と被害者になって、何らかの形でやり返すと、それがうまくいったとしても、今度は自分が加害者になります。

そして罪悪感に苦しむことになるんです。

そして、「今度は自分がやり返されるんじゃないか」という怖れにさいなまれることになります。

被害者/加害者の無限ループで、一向に平穏は訪れません。

 

恨みに基づいた行動とは、もちろん怖れの動機です。

 

怖れからの行動は、怖れに帰結します。

愛からの行動は、愛に帰結します。

 

 

また、私は独身です。

自分の家庭も持てていないのに、その上、仕事も情熱を持てないなら、私には何もないじゃないか。

そんな無価値感もありました。

 

「せめて、仕事では大成功しないと。」

 

このままの私では、価値がない。

だから、成果を上げなくてはならない。

 

これも、立派な怖れの動機です。

 

そんな怖れからの動機が大半で、転職を決めてしまったんですね。

 

ちなみに転職といっても、情熱を持てる仕事を新たに見つけて、そこに転職したのではありません。

前の職場は副業禁止だったので、とりあえず、同じコメディカルで、副業のできるところに転職して生活費は確保しつつ、副業を大きくしていこうと思ったんです。

 

これ自体がもう、地に足が着いていない夢想状態なんですよね。笑

何をどう具体的にやるといったイメージもなく、イラストが好きだから、とにかく副業できるところに行って、イラストを必死にがんばれば道は拓ける、くらいの計画と言えない計画でした。

もちろん必死でがんばる覚悟なんかできていなかった。笑

 

 

こういう決断をするときって、あれこれ考えるより、直感が大事だと言います。

思考よりも、直感は正直で、大きなエネルギーを持つからです。

 

今思えば、直感が、めちゃくちゃこの転職を止めようとしていました。笑

 

 

ここからは、つっこみどころ満載な、直感が止めとけ言うてるエピソード集をお届けします。

 

前の職場を辞めると決めたのに、気が重く、なかなか上司に言い出せない。

←まったくワクワクのかけらもないやん

 

やっとの思いで話せたのに、「辞めます」というワードを言うだけでも辛すぎて苦しすぎて怖すぎて悲しすぎて、直属の上司にも、お世話になった他の上司や同僚たちにも、ちゃんと理由やこれまでのお礼さえ言うことができない。

←辛すぎてそのワードさえ言えないとかもう重症ですやん

 

正式な退職届を書いて出さないといけないのに、気が重くてなかなか書けない。

書いてもなかなか出せなくて、ロッカーに入れたまま何週も経つ。

←うんうん、正式に決まったら困るもんね

 

次の職場の面接で提出する履歴書を書かないといけないのに、ぜんぜんやる気になれなくて気が重くて、面接当日の朝ギリギリに急いで書く。

←めちゃめちゃ抵抗出てますやん

 

内心ぐちゃぐちゃだが面接はウソ笑顔の仮面でそつなくこなしたものの違和感マックスで、帰り道、同期の親友に、「私ほんとにあそこ辞めるんや・・・嫌や、辞めたくない・・・」と泣きながら電話する。

←いやもうはっきり「辞めたくない」てゆうてもうてますやん

 

旅行中に新しい職場から採用通知メールが届き、テンションダダ下がりして、同行していた後輩に必死でなだめられる。

←普通そこ喜ぶとこですよね?てかとりあえずせっかくの旅行中に後輩を困らせるのだけはやめてあげてもらっていいかな?

 

【番外編】

高野山に行っておみくじを引いて、「転職」の欄を見たら、「早まるな 視点を変えよ」と書かれていて震えあがる。

空海にも止められてますね( ◠‿◠ ) 

 

 

ざっと思いついただけでも、これだけわかりやすく、直感による「やめとけ」のサインが出ています。笑

ちなみに、こんなに不安すぎたので、「転職␣不安」など検索しているときに師匠のブログにたどり着き、カウンセラーの世界に足を踏み入れることになります。

 

 

今の私が、この時の私に声をかけるなら、

 

とりあえず、やめとけ。

 

って言いますね。笑

 

 

ただ当時の私は、失恋で傷ついて、自己肯定感も地の底まで下がってむちゃくちゃにボロボロだったので、そんな数あるサイン達にも気づけなくなっていたんです。

いや、薄々気づいていたかもしれないけれど、もう転職という選択肢しかないと、追い詰められて、その選択肢にすがっていたんですね。

 



でも。

今日お伝えしたいのは、いかに私の決断の仕方がヤバかったか、ということではないんです。笑

 

その、もう一歩先。

 

そんなにまちがった決め方をしても、大丈夫だった

ということなんです。

 

 

決め方が不器用すぎて、自分の本心と向き合うことなく、状態の悪いときに焦って無理矢理決めたから、たしかに痛みはとても大きかったです。

失ったものもあります。

 

でも、いつも言うように、

それでもプロセスは、完璧なんです。

起こることは全て正しいんです。

 

 

いろいろと心理学を知った今、「あーやっぱりあの決め方は、心理学的に見ても失敗だったなあ」とウッとなることもあります。

 

でも、それでも私には、この経験が必要だった。

この経験を通して、学べたことも、出会えた人も、癒された自分の根本的な無価値感や罪悪感も、いっぱいある。

選ばなかった世界線の方が正解だったかなんて、わかりようがないし。

結果的にはよかったんだろうなあ。

この経験を通して私は、人間的に豊かになれた気はしてる。

今、ここにある幸せに、たくさん気づけるようにもなった。

本当に私、よくがんばったよなあ。

 

そう、肚から思えるところまで、たどり着きました。

3年かかったけどね〜。笑

 

 

できればそんな長い時間、痛い思いをしてほしくないから、このブログでは、「こうした方がいいですよ」とか「これはしない方がいいですよ」といった方法を、お伝えしています。

 

でも、私が1番お伝えしたいことは、そういう方法論ではないのかもしれない。

 

私が本当にお伝えしたいのは、「大丈夫」なんです。

 

 

もしも、まちがったやり方をしたとしても、それでも、大丈夫。

ダメだと思っている今は、人生の最終回じゃない。

いち、プロセスに過ぎないんです。

 

どんなにまちがおうが、取り返しがつかないことなんてない。

そこからまた1つ、自分を知ることができる。

豊かになれる。

 

どうなっても、大丈夫。

 

それが私の、1番お伝えしたいことです。

 

 

だからね、この記事を見たあなたが今、決断を下す前なら、参考にして、できるだけ自分らしい決断をしてほしい。

そして、その決断がどんな結果になろうと大丈夫なんだと、安心してほしい。

 

でももしも、この記事を見たあなたが今、まちがった決断をしたと後悔しているなら、それでも大丈夫だということを知ってほしい。

 

どのタイミングでこの記事に出会っても、大丈夫なんですよ。

 

あなたのプロセスは、いつも完璧です(^^)

 

 

 

昨日は妹と待ち合わせてモーニングに行きました。

寒すぎるので、大阪城公園での朝ご飯は、しばらくお休み。

いやあ、暖冬と言ってもやっぱり冬は普通に寒いですよね。

あったかいところでゆっくりできるって幸せだ。



 

 

 

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【ご相談】過干渉母から逃げるため、家出を考えています―大きな決断をするときのチェックポイント3つ―

【ご相談】過干渉母から逃げるため、家出を考えています―大きな決断をするときのチェックポイント3つ―

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

▽元のご相談文はこちら

過干渉母から逃げるため、家出を考えています。 | ココロノマルシェ

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、心理カウンセラー根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】過干渉母から逃げるため、家出を考えています

初めて相談させていただきます。

現在21歳の大学生(女)です。

母とは2人暮らしをしています。両親は10年前に離婚しており、きょうだいはおりません。

タイトルの通りですが、過干渉でヒス気味な母から逃げるべく、家出をしようかと考えております。

家出と言っても、無計画に飛び出すというよりは、いろいろ考えて計画的に出ようといったものです。

 

実は家出を考えたのは今回が初めてではないのですが、相談できる人もいないし、誰にも相談しないのもちょっとなぁ?と思ったので、この状況で家出を選んで大丈夫なのか、を客観的に見て頂きたいです。(背中を押してほしいだけかもしれません笑)

母からされて嫌だったことはたくさんありますが、家出をしたいと思うに至った点は、

・私への就職先の押し付け(公務員以外許さないと10年前から言われている)

・母は健康で、5年かけて資格も取得したのに年齢により採用されない?ため働かない

生活保護だけではお金が足りないため、生活費に奨学金を使い込まれている(学費は払えています)

・(あるあるかもですが)否定することが多い

・「指示に従ってればいい」「親の言うことを聞かないのは甘えだ」などのモラ的発言もちらほら

・今はかなり古い家に住んでおり、最近上の階からの水漏れ騒動があったが、不動産屋の対応が最悪なものだった→それでも母は状況を変えようとはせず、この家に住み続けようとする

(私の就職先や奨学金については本人に指摘したこともありますが、ただ私のことを悪く言うだけなので話し合いにもなりませんし、何しろ私が傷つくのでもう何も言うつもりはありません…なので手段が家出しかないなぁ、といった感じです)

 

特に最後の「それでも母は状況を変えようとはせず、この家に住み続けようとする」という部分で、これって投影なのでは?この状況を変えようとせず、言いなりとなって、公務員試験の勉強をしている私も一緒では?と思い、今回の家出計画にいたりました……。

このきっかけを得るために急に水漏れが起きたのかな?などとも踏んでいます。

 

とはいえ、こうなるまでなぜ実家暮らしができていたかというと、「公務員として就職したら即この家を出よう、あと少し我慢すれば自由だから、その後は連絡を取らず、やりたいこともあるし、転職でも結婚でも、ライフワークを模索して好きに生きよう」と思っていたからなんです。

 

ですが、その手段で家を出ようとすると今から約2年弱かかるんですが、この2年を、「たった2年だし頑張ろう」と思うか「まだ2年もある…」と思うかについて、私は後者だな、と感じます。

いつかは公務員を辞めるにしても、それまでの間働くのは私だし、別のやりたいこともあります。

が、やりたいのはクリエイティブ系の活動だし技術も全く無く…なので、新卒だろうとしばらくはアルバイト等で生きていき(正社員願望が最初から無い)、いずれはそっちの道に進んでいきたいというのが私の思いです。

めちゃくちゃ怖いけど…。ずっとやりたかったことでもあるので……。(未知だから怖いのかな?本気だから怖いのかな?どっちなんでしょう?)

大学はあと1年半ほどありますが、単位が本当にあと少しなので、こちらはちゃんと卒業したい!最後まで頑張りたい!という前向きな気持ち100%です!笑(公務員との差が凄い)

就職するまで待てばいいのでは?と思われるかもしれませんが、私は正直待てません!笑

最近は胃痛や頭痛もちょくちょくあるし……。

 

家出について具体的には、奨学金の余りですが少しは貯金的なものがあるので、それを使って実家にいるうちにシェアハウス(個室付き)を契約し、そちらに転がり込んだのちはすぐにバイトを見つけて生きていこうかなぁ、という計画的なようで無茶な作戦で行こうかなぁと思う次第です。

無茶な割に、ここさえ乗り越えれば何とかなるやろ、と楽観的な自分もいます。笑

 

かなり長くなってしまいましたが、以上が私の状況と心情、その他もろもろ、です。

文章がとっちらかっててすいません。

これらを客観的に見てどうなのか、と、何か今後のアドバイスなどもあれば教えていただきたいです。

笑、とか付けてますが実際やるとなるとめちゃくちゃ怖いので、この怖さをぶち破るアドバイスなども欲しいです。よろしくお願いします!

Nさん

 

 

【いなこからの回答】

Nさん、このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます(^^)

 

生き生きとしたエネルギーを感じ、お返事させていただきたくなりました。

若いっていいねえ。笑

 

さて、家出を考えてらっしゃるとのこと。

Nさんの文章からお母さんの状況をうかがう限りでは、お母さんは、自分と向き合うのが難しい方なのかもしれません。

いつも何かと言い訳をして、今の状況を、自分以外のせいにしてしまうのかもしれませんね。

 

もちろんそういうことは、誰にでも多かれ少なかれありますが、その自覚がなくここまでこられたのかもしれないなと感じました。

 

そんなお母さんと何とかやってこられたNさんですから、その分、しっかりされているのではないかと思います。

 

奨学金の残りを貯金したりもしているとのことですので、お母さんと暮らしているものの、金銭管理もある程度ご自分でされているのでしょうか。

家事も、ある程度されているかもしれませんね。

 

そんなNさんだから、お母さんから離れて1人暮らしをされても、やっていけるのではないかなというのが、私の印象です。

 

 

ただ、1人暮らしは割と不経済です。

あと2年、学生生活が残っている状況で、金銭面を始め、学業に支障が出ないようやっていけるのかは、慎重に考えられた方がいいと思います。

 

私も、Nさんには、ぜひ大学は卒業していただきたいなと思います。

つまらない大人が言いそうなことで恐縮ですが。笑

 

お母さんに奨学金に手をつけられても、ここまでがんばってきたのですから、Nさんもその気なら、ぜひ卒業してください。

公務員になるにしても何になるにしても、卒業したという経歴は、何かと助けてくれると思います。

 

 

しかし大きな決断をするのって、怖いし難しいですよね。

考えすぎるとわからなくなってくるし。

 

ということで、いなこが考える、大きなチャレンジをするときのチェックポイントを3つ、お伝えします。

 

 

①自分軸かどうか?

自分軸かどうかと言うと、もうすべてがそこに集約されてしまいますが(笑)、

「◯◯がこう言ったから」

「◯◯に悪いから」

など、「自分がこうしたい」という気持ち以外のものに、後押しさせようとしているところはないでしょうか。

 

多少の後押しを必要とするのは問題ではありません。

しかし、自分がピンときていないのに、自分以外のものにすがって決めようとしているようなら、あとあと後悔しやすいので要注意です。

 

 

少しだけ気になったのは、

 

>「それでも母は状況を変えようとはせず、この家に住み続けようとする」という部分で、これって投影なのでは?この状況を変えようとせず、言いなりとなって、公務員試験の勉強をしている私も一緒では?と思い、今回の家出計画にいたりました……。

このきっかけを得るために急に水漏れが起きたのかな?などとも踏んでいます。

 

というところです。

 

よく心理学を勉強されているんだなと感じました。

これは心理学かじった人あるあるなのですが、「これは投影では?」等、つい、今起きている現象や自分の言動を、心理学的に問題がないかと分析してしまいますよね。

誰もが通る道です。笑

 

 

いろんな見方ができるので、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

 

ただ、1番大事なのは、

どんな時も自分軸であること。

 

たとえ有益な心理学の理屈を知ったとしても、心理学を自分の上に置かないこと。

心理学軸にならないこと。

自分が素直に感じることが、1番大事です。

 

水漏れの件が、投影であったとしても、“心理学的に正しくあるために”決断をする必要はありません。

 

「心理学的に正しいことが心に正しいことなのだから、そうしようとしているのに」と思われるかもしれません。

たしかにそうなのです。

ですが、その理屈に、心が追いついていないときや、腑に落ちていないときは、いくら心理学的に正しいことでも、焦ってそうしなくていいんです。

 

お母さんの水漏れの件から、「そうだ、私もこの状況に甘んじることをやめよう!」と前向きな気持ちで思い立てたならいいと思うんです。

 

でも、'良くない方の'投影であるから、それではダメだと自分を正すために、行動しなくていいということです。

 

 

②その選択をすることに、ワクワクするか?

それを選択した後のことを考えると、心からワクワクする選択というのは、うまく行きやすいです。

多少困難が伴おうと、明確に「自分はこうしたい!」という気持ちがあれば、乗り越えていけます。

 

動機は、突き詰めるとすべて、愛からのものか、怖れからのものかに大別されます。

 

ワクワクは愛ですね。

「こうなったら楽しそう」

「おもしろそう」

「誰かに幸せを与えたい」

「やってみたいなあ」

といった気持ちです。

 

一方の怖れは、

「このままでは大変なことになるのではないか」

「こんな自分ではダメだからもっとすごくならなきゃ」

「これをしとかないとバカにされる」

「あの人より上に立ちたい(自己肯定感の低さゆえに)」

といった気持ちです。

 

 

ただこれも、見極めが難しいんですね。

 

「本当にしたいことには怖さが伴う」という話を聞かれたことはあるでしょうか?

 

たとえば、何とも思っていない人を食事に誘うのは、気軽にできます。

一方、本当に好きな人を誘うのは、怖くて勇気が要ります。

 

それは、自分の中での重みが違うからです。

 

本当に好きな人には、拒絶されると悲しいし、失いたくない。

だからアクションを起こすのが怖いんですね。

どうしても慎重になります。

 

それだけ本気で大事ということの裏返しです。

 

だから、怖いということは、本当にしたいということ。

迷ったら、怖い方を選べ!

と言ったりします。

 

だけどこれも、見極めが難しい。

特に、自分が追い詰められていたり、ひどく傷ついていたり、何かに執着している時は。

 

ひどく傷ついて混乱しているときは、本当にしたいことというより、現実逃避して夢想して、無謀な選択をしてしまうことがあります。

ひどく傷ついて混乱しているときに、「迷ったら怖い方を選べ」と聞くと、 無謀な選択だから怖いのに、本当にしたいゆえの怖さだと勘違いしてしまうことがあるんです。

 

 

ということで、3点目のチェックポイント。

 

③今、自分は地に足が着いた状態か?

大きく傷ついたできごとがあった時などは、それを一発逆転で挽回したい!という思いから、無謀な選択をしてしまうことがあります。

 

もし自分がひどく傷ついているとか、

大きな喪失体験をしたとか、

誰かを強く恨んでいて見返してやりたいという気持ちでいっぱいだとか、

平時の自分ではない状態であれば、ある程度、その痛みを癒すことが先決です。

 

自分らしさを見失っていたり、自分の価値が見えなくなっている状態での決断は、本来の自分らしくない決断をしやすいんです。

だから、ある程度落ち着いてから、決断することをお勧めします。

 

 

傷ついて、現実逃避で決断しようとしている時は、ワクワクしているようで、少し違います。

新しい選択肢にすがっています。

 

「これさえなくなればよくなる」とか

「これさえ手に入ればよくなる」と、

自分と向き合わずに、外側に自分の幸せを委ねている状態です。

 

 

そしてそんなときに、スピリチュアルにすがってしまったりね。

 

スピリチュアル自体が悪いわけではなく、見えないエネルギーというのはあると私は思います。

でも、ひどく傷ついているときは、本質ではない、都合の良い解釈をしやすいんですね。

そしてそれにすがって依存しやすくなります。

 

傷ついて疲れているので、現状をどうにかする力も自信も尽きてしまった。

 

そんな時にたとえば、

どん底に落ちるのは好転反応」とか、

「望む未来をイメージすれば引き寄せられる」とか、

「ライトワーカーには試練が訪れる」

といったことばを聞くと、その本質の理解をすっ飛ばして、表面上のことばにすがってしまいやすいんですね。

 

実際、そういうスピリチュアルなこともあると思うんです。

だから説明がややこしいんですが。笑

 

ですが弱っているときにそういうことを聞くと、

「これは好転反応だわ」とか、

「とにかくイメージすればいいんだ」とか、

「私は選ばれた特別な存在なんだ」と都合よく解釈してしまいます。

 

そこには、

起ったできごとや自分の痛みに向き合いたくない

私は何も変えたくない

私は何もしたくない

誰か何かに変えてほしい

特別になりたい(自己肯定感が低いゆえに)

といった気持ちが隠れています。

 

そうして自分と向き合うことを避けるために、スピリチュアル的なものにすがると、地に足着かずに、極端な選択や、現実的でない無謀な選択をしてしまうというわけなんですね。

 

「お金は使うと入るんでしょ」ということで、とにかく散財しちゃうとか、

「好きなことをすればいいんだ」と、いきなり会社を辞めて何のあてもなく起業して生活に困窮しちゃうとか。

心理学ブームだった一昔前、こういう人結構いたんじゃないかなあ。

 

でもその前に、自分は何に傷ついているのか、何を望んでいるのかをよく知るのが先なんです。

その上ですることなんです。

 

そうやって、スピリチュアルジプシーになってしまうというケースも、結構あるのではないかと思います。

まあ私もそのケがあったからわかるのよ。笑

 

 

「ワクワクするけれど、本当にしたいことだから怖い」というのは、

怖さはあるけれど、それを実現することを考えると力が湧いてくる、

あんなことをしたい、こうやってみたいと、具体的に夢が広がる感覚です。

 

ただ一発逆転を夢見てるだけで、地に足が着いていないときは、その選択をした後、「自分はこうしたい」という具体的なことが、出てこないことが多いです。

 

 

ちなみに私は、怖さはあるけれど地に足ついた希望のある選択も、地に足着かず夢想した選択も、両方したことがあります。笑

 

前者の選択は、車を買う時と、1人暮らしをするときでした。

車も1人暮らしも、まず初期費用としてそこそこの大金が要ります。

そして、その後維持していけるのか、自分の望む生活水準を維持していけるのか。

 

お金の怖さもありましたし、1人暮らしするときは特に、親から離れる淋しさも、罪悪感のようなものもありました。

 

それでも、自分が選んだ街で、自分1人の空間を持ち、自分の好きなインテリアの中で暮らすことを考えると、とてもワクワクしました。

力も湧いてきました。

 

実家にいる頃よりは、貯金はできなくなりましたが、楽しんでいます。

両親とも、距離ができたことで、かえって関係がよくなりました。

 

 

そして後者の選択は、4年前に転職した時です。

職場で失恋したこともあり、その恨みもあり、「奴(失恋相手)より早くここを去ってやりたい!」とか、「後悔させてやりたい!」とか、「ビッグになって見返してやりたい!」とかいう気持ちが少なからずありました。

お恥ずかしながら。笑

 

他にも転職を決めた理由はありましたが、この失恋も、今になってみれば大きな後押しになったと思います。

 

つまり、ひどく傷ついていたし、ゆえに恨みでいっぱいだったし、平時の自分ではない状態で、決めてしまったんです。

 

そして、基本的には好きな職場でしたし、転職はめちゃくちゃ怖かったのですが、「勇気を出した人を神様は見捨てない」とかいうことばを頼りに、転職しました。

でも、自分の本心をよくわかっていなくて、勇気の使い所を間違っちゃったなって今は思っています。笑

 

このときの怖さは、ワクワクから来るものでなく、本当の望みとずれているから、「やめとけー!」の怖さだったと思います。

 

このできごとは、簡単に語り尽くせるものではないので、また改めて別記事で書きますね。笑

 

 

さてNさんは、ここまで読んで、ご自分ではどう感じられましたか?

 

お母さんにいろいろと問題があるとしても、やはり自分の母ですし、すべてが嫌いではないと思います。

だからややこしいんですよね。

 

もし家を出るとしても、お母さんに黙って出るのか、伝えるならどう伝えるのか、新しい住所は知らせるのか等、後々自分が罪悪感でつぶれないよう、でも最大限自分のために、よしなに検討してみてください。

 

また、いくら困ったお母さんとはいえ、離れて1人暮らしをするとなると、いろいろと物入りだったり、手続きが面倒なこともあります。

ある程度、今の生活でも、自活されている部分は多いのかなと思いますが、完全に1人暮らししてみると、やってみて初めてわかる苦労もあるかもしれません。

それを言うと何事もそうですけどね。

 

そういうことも踏まえて、最後は自分の感覚で決めてください。

 

面倒なことが出てきても、「自分が選んだことだから」と納得できるように。

 

 

こちらはカウンセラーブログなので、1人暮らしを始める前の詳細な準備については他にお譲りしますが、たとえば、家を出る前に、アルバイトを始めてみることをお勧めします。

いきなり1人暮らしもバイトも新しく始めるより、どのくらいの時間とどのくらいの体力気力で、どのくらい稼げるか、学業と両立できるか等の算段をつけてから、1人暮らしを始めると、少しは安心材料になります。

 

そういうのが、地に足着いたチャレンジになります。

 

街も、家も、1人暮らしも、バイトも、すべてが一気に初めてづくしになると、気疲れしたり、淋しくなったりしやすいです。

少しずつ段階的に変えたり、変わらないものもキープしておくのがお勧めです。

老婆心ながらご助言させていただきますね。

私が過干渉になってきました。笑

 

とにかく、誰にも遠慮せず、何者も自分の上に置かず、思いっきり打算的になって、最大限、自分のために決めてくださいね。

 

1人暮らしは不経済ではありますが、一国一城の主となる楽しみもありますよ(^^)

 

何よりもどうかご自分を大切に、幸せになってくださいね。

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!

 

 

▽後日談とご感想をいただきました!

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 昨日はカウンセラー仲間と3軒お店をはしごしてしゃべり続けました。

一生しゃべれて怖い。笑

 

 

ドレスコードは白」と言われたかのように、3人ともデザイン違いの白でした。

私たちPerfumeみ、ないですか?

 

 

 

 

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 目標を立てるなら、せめてゼロスタートで

 目標を立てるなら、せめてゼロスタートで

 

 

今年の目標は立てられましたか?

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

もしも目標を立てるなら、ゼロ以上のスタートがおすすめです(^^)

 

ゼロ以上のスタートとは、

「今の自分に、もうちょっとこういうことが加わったら楽しいな」

という目標。

ニュートラル以上の自分を、拡大するような目標。

 

ゼロ未満の目標とは、“ダメな自分”を補う目標です。

「こんな自分ではダメだから、もっといい自分にならなければ」

というスタート。

マイナスな自分を補うための目標だから、マイナススタートですね。

 

「今の自分のままではダメだから」という理由での目標は、しんどいったらありゃしない。

 

 

個人的にはね、「より良く」とか、「成長する」とか、「もっと豊かに」とか、人から促されるのが、ちょびっとしんどいなと思ってるんですよ、最近。

 

そういうのって結局は、「今のままのあなたではダメですよ」というメッセージを受けているようなものだから。

 

より良く成長するとか、今よりもっといい生活を目指すことが、悪いこととは思いません。

 

でも、それは自分発信で、ワクワクした気持ちで目指すことであって。

人から、「ありのままのあなたではダメだよ」というメッセージを、直接、あるいは暗に受け取って目指すものではないと思うんですね。

 

成長は自分のよろこびになるし、「よーし!成長するぞー!」と自分が奮起した気分なら、とってもいいんです。

 

でも、「自分はダメなんじゃないか?」という自分への疑いから、無理に高みを目指す目標なんて立てなくていいんですよ。

別にキラキラな自分にならなくてもいい。

 

いまここに感謝して、粛々と生きる。

今の自分に満たされる。

今のありのままの自分を信じる。

その上で、もう少しこんなことをしたいな。と思ったタイミングで、いいんです。

 

 

人それぞれ流れがありますからね。

ガンガン高みを目指す時期もあれば、ゆっくり休んで自分と向き合う時期もある。

 

今、自分が立てようとした目標は、ゼロ以上でなくマイナススタートだなと思った方は、ガンガン系の目標でなく、まずは自分をいたわることをしてくださいね。

 

 

焦らなくても大丈夫。

 

成長なんて、自分が感じることを受け止めて感じていたら、勝手にしているものです。

もちろん成長を強化するといい時期もあると思いますが。

いつもどんなときも、高みを目指さなくていい。

そんなん、書いてるだけであーしんど。←まだ疲れてるよね。笑

 

 

そして、自分が高みを目指して燃えていようと、ボーっとうずくまっていようと、笑ってみてくれている人が側に1人でもいれば最高ですね。

家族でも、パートナーでも、親友でもいいんだけど、「高みを目指すかなんか好きにしたらいいけど、あんたおもしろくて好きやわあ」と言ってくれる人が1人でもいれば、人生は最高です。

そんな人がいたら大事にね(^^)

 

 

 

私は今年の目標、まだ立てていないです。

そんなんだからダメなんだ、いつまでも変わらないんだと自分を責める声がまったく聞こえなくいわけでもないですが。笑

でも今はそれどころじゃなくとにかく眠いので。(大丈夫かよ。

しいて言えば、やっぱりいまここを生きることかな。(ほんまにそれしか言わんな。

 

 

 

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いま、ここを生きられたら、それだけで人生は大成功

いま、ここを生きられたら、それだけで人生は大成功

 

 

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

 

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

年末に熱発してからというもの、眠くて眠くて仕方なくて、お正月はほとんど寝てました。

これもう寝正月の範疇超えてるでしょっていうくらい。笑

 

特に11月からずっと忙しかったからなあ。

生活を見直すいい機会になりました。

 

 

さて、能登では元旦から大きな地震がありました。

みなさまご無事であることをお祈りします。

 

1人能登出身の後輩が、ちょうど帰省しているところで、まさかまさかと心配しましたが、連絡がとれ、避難所生活ですが、無事がわかりひとまずは安心しました。

 

 

去年から私がずっと感じていること。

 

いま、ここを大切に。

 

それをさらに感じた年末年始でした。

 

 

まずは年末の風邪。

体調が悪いと、普段は何でもないことがしんどくなります。

私の場合、熱が高いときに、スマホなどの液晶画面を見ると、ものすごく目が痛くなるんですね。

目の奥と頭まで痛くなって、長く見ていられません。

 

あと、もう熱はないししんどくもないのですが、まだちょっとした刺激で、咳が出やすい状態です。

普通にしていると大丈夫なのですが、すれ違う人のたばこの煙とか、香水の匂いとかが喉に入ると、喉を刺激して、どうにもこそばゆくなって咳が出そうになるんですね。

 

元気なときは何ともないけれど、体が弱ったときに無理になることというのは、実は体に良くないことなんだなあとわかります。

普段いっぱい無理をさせてるんだろうなあ。

 

風邪1つでも、いつもの日常がちょっと大変になります。

どこも具合が悪いところがなく普通に生活できるのは、本当に幸せだなあとあらためて感じました。

 

 

そして、年末に倒れたとブログに書いた叔父なのですが、1週間後に亡くなってしまいました。

新年早々こんなこと聞かせてごめんなさいね。

何か命が危ないと言われる病気をしていたわけではなく。

去年のお盆にお墓参りに行ったときに、普通に一緒に外食していたんです。

あの時、3か月後に亡くなるなんて、誰も思ってもいなかった。

それを思うと、怖くもあり、さみしくもあり、はかなくも感じます。

 

 

そこへ来て、能登地震

普通の生活がいかにありがたいか、みなさんが感じておられると思います。

 

 

誰がいつどうなるかなんんて、本当にわからない。

誰がいつどうなるかわからないことは、どうがんばっても、変えられないと思います。

不安をあおっているわけではないんです。

誰がいつどうなるかわからないから、いま、ここを生きる。

それしかできないし、それができればもう、人生は大成功なんじゃないかなと思うんです。

それ以上のことなんてないんです。

 



こいつ最近これしか言わんな。と思われているかもしれません。笑

でもほんと、それが今の私の気持ちです。

 

今日も感謝して寝たいと思います。

 

 

能登は大学時代、青春18きっぷで旅したことがあります。

鈍行での旅だったので、ニュースで出てくる地名になじみがあり、どこか身近に感じています。

祈ることと募金することくらいしか、今はできないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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年末年始が辛い方も幸せな方も関係ない方も

年末年始が辛い方も幸せな方も関係ない方も

 

 

みそかにこんにちは、カウンセラーいなこです。

 

年末に書きたいことがいくつかあったのですが、熱発してました(@_@)

 

全力で寝て汗かいて治しました(@_@)

 

1年のデトックスということにしとこう。

 

今日は、さらっとでもお伝えしたいことがあって書いてます。

 

 

年末年始はプライベートが強調されるというか、いつもの週末より長期のお休みという方が多いので、私生活に向き合う時間が長くなる方が多いと思います。

 

私生活が幸せな方にとっては、うれしいお正月休みです。

しかし、私生活が辛い方や、1人で悩みを抱えている方には、さみしさや分離感を感じやすい期間かもしれません。

 

お休みな分、1人で考えてしまう時間が増えるし、みんなが喜びモードである分、そうじゃない自分との対比が際立って、世間から切り離されたように感じたり。

家族団らんでどうのとか、パートナーがどうたらとか、ボーナスでどうするとか、幸せで当たり前な時のように言われると、悲しくなったり苛立ったりするかもしれません。

 

 

私自身がそうでした。

 

近年の年末年始は、ほんとに辛かった( ;  ; )

 

 

2018→2019の年末年始

年末に職場での失恋確定。(後にこの失恋が転職を後押しします。あーあいつのこと思い出すとやっぱりムカつくな。←まだ癒えてないやん笑)

その恋に、勇気を出して素直になれなかった後悔と悲しさと愛しさと切なさと心強さとで、ボロボロな年末年始を過ごす。

 

 

2019→2020の年末年始

2019の夏に前職場に退職を表明。

迷惑をかけないよう半年以上前に申し出て、4ヶ月後に退職を控えた年末年始。

でも不安すぎてすでに後悔いっぱいで自分史上最ボロボロな年末年始を過ごす。

そして良性発作性頭位めまい症になる。

 

この良性発作性頭位めまい症というのは、簡単に言うと、耳石という耳の中の石があるのですが(石といっても耳の中にあるものだから砂粒みたいな大きさです)、それがあるべきところから剥がれて、バランスを感知する三半規管に入ることで、バランス感覚がバグって、めまいが起こるんですね。

 

お正月に、起き上がったらぐるっとめまいがして体を起こしていられずうずくまりました。

そして気分が悪くなって嘔吐。

 

私は医療人なので、たぶんこれだろうなと見当がつきました。

症状がそれと同じだったし、原因に心当たりがあったんです。

 

その原因とは……

 

 

 

 

 

寝たきり。

 

 

 

 

 

学生時代、授業で耳鼻科のドクターが、

「これは寝たきりの人がなる病気です」

と言ってたんですね(^^;;

 

寝てばかりいると、剥がれた耳石が三半規管に入りやすいんですね、位置的に。

 

 

そこに心当たりがあったんです。

 

というのも、転職の不安と後悔で、何時間も寝っ転がって、ヒーターに足をつけてブランケットをかぶって(これは今でもやってる)、えんえん「転職後悔」とか検索してたんですね。

 

もう、検索で出てきた、日本語で書かれた全てのページを見尽くすまで。

 

「これ以上一致する結果はありません」とGoogleに言われるまで。

 

目がシッパシパになって頭が痛くなるまで。

 

スマホの電池が切れて強制終了になるまで。

 

それはもう、寝たきりと言われても仕方ないくらいの時間を費やしていました。笑

 

 

で、耳鼻科に行ったらやっぱりそうでした。

 

診察が終わっても、動くと石も動いてめまいが起こるので吐きそうになり、待合室からなかなか動けませんでした。

でも"良性"とあるように、幸い勝手に治っていくめまいではあるのですが。

 

動くことで石が砕けてなくなれば、めまいはしなくなります。

 

国家試験でも、「良性発作性頭位めまい症は、安静にしておくのがいい」というひっかけ問題が出るくらい、めまいの中でも、安静にしすぎず適度に動いた方がいい病気なんです。笑

ただ、動いた方がいいけど、動くとめまいが起こって吐きそうになるから、なかなか大変でした(^^;;

 

とまあ、寝たきりかというくらい、時間があればあるだけ、寝転んで、えんえん不安なことを検索して動けなくなっていました。

心も体も。

 

年末年始のお休みで時間がある分、えんえん検索をやめられなかったんですね。

 

ほんとに病的な年末年始でした。

というか病的通り越して病気なってますね。笑

 

 

気を取り直して、

 

2020→2021の年末年始

去年ほどではないが、まだまだ前の職場の方が良かった気がするし、恋しくてまだまだ不安と後悔。

 

 

2021→2022の年末年始

去年ほどではないが、まだまだ前の職場の方が良かった気がするし、恋しくてまだまだ不安と後悔。

 

 

2022→2023の年末年始

去年ほどではないが、まだまだ前の職場の方が良かった気がするし、恋しくてまだまだ不安と後悔。

 

 

お正月は、実家に妹一家と集まってお祝いし、甥っ子とも会える楽しい時間なのですが、その楽しい時間と空間が、自分の中の不安と暗闇とかけ離れすぎていて、自分だけ別の空間にいるような、みんなの声が少し遠いような、自分だけがモノクロのような、分離した感じがしていました。

ちょっとした離人感だったのかもしれません。

 

 

いろいろやってきて、浮いたり沈んだりしながら、やーっと、一連のできごとを私なりに受け入れられるようになってきました。

今年は、近年で1番、かつ転職して初めて、心穏やかに過ごせそうです。

と思ったら風邪引いたけど!

 

 

この年末年始、辛い方へ

周りはお祝いムードで、自分だけが世間から切り離された感じがするかもしれません。

でも世の中には、いつの時も、あなただけでなく、いろんな気持ちでいる人がいます。

1人じゃないですよ(^^)

誰にだって、そういうサイクルの年もあります。

不安は尽きないかもしれませんが、どうか身体は大事にしてくださいね。

寝っ転がって不安なことばかり検索して良性発作性頭位めまい症にならないように気をつけて。←

不安なことを考えないようにするのは難しいので、散歩でもして軽く身体動かすのがいいですよ(^^)

バカにできない気分転換効果があります!

 

 

この年末年始、しあわせ!という方へ

何も言うことなし!

思いっきり楽しんでくださいね(^^)

 

 

年末年始とか関係なく仕事だよ!という方

ほんとにお疲れさまです!

私も365日関係なく稼働してる病院で働いていたことがあるのですが、当然のようにみんな休みの前提で話を進められると、ちょっとイラッとするかもしれませんね。

私は年末年始の方が、会議やら外からの問い合わせとかがなく、患者さんみることだけに集中できるので、案外好きでしたが。

通勤の電車も道路も尋常じゃなく空いてるし。

でも業種によっては、年末年始こそ稼ぎ時で忙しいという方もいらっしゃるでしょうね。

世のためほんとうにありがとうございますm(__)m

あったかいもの、おいしいもの食べて英気を養ってくださいね。

 

 

いろんな年末年始があると思いますが、ほんとにほんとにみなさんお疲れさまでした。

今年もありがとうございました。

よいお年を(^^)

 

 

 

 

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【ご相談】いつも我慢して自分を後回しにしてたら、引きこもりになってしまいました―とにかくもっと前に出ろ!!!ー

【ご相談】いつも我慢して自分を後回しにしてたら、引きこもりになってしまいました―とにかくもっと前に出ろ!!!ー

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

▽元のご相談文はこちら

引きこもりになってしまいました。 | ココロノマルシェ

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、心理カウンセラー根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】引きこもりになってしまいました

久しぶりに根本裕幸さんのブログをみて、よし思い切って相談してみようと思い立ちました。

実家は代々続く田舎の神社で、先代宮司の父は多趣味で外では活躍していたものの家では朝から酒を飲んでは家族を怒鳴り散らし、母はおしゃれ好きなもののヒステリックでわがままで、両親ともにとっても見栄っ張り。

長男の兄は自閉症気味で青年期に精神疾患を患い入院していたこともありました。

姉はそんな家に嫌気をさして実家には寄り付かずさっさと結婚し長く海外で暮らしていました。

私は、家族特に兄や姉とどう接していいのかわからず、母にべったり、学校ではなかなか友達ができず、中学2年の時にはいじめにも会いましたが勉強は好きだったので頑張って地元の医学部に行って医者になりました。

ところが、小学校時代から全然友達ができなかったのですから当然ですが、大学生活に全然なじめず、すっかりやる気をなくしてしまいました。

それでもなんとか卒業し医師国家試験に合格して無事医師となることができました。

研修医として働き始めたものの、人と接するのが苦手なもので、周囲の医師や看護師、患者さんやその家族、製薬会社の方など、他人とコミュニケーションをとることができず大変苦労しました。

医師としての研修どころではなく、ただただ苦しくて、コミュニケーションや対人関係についてばかり勉強していました。

要するに、医師としての適性に欠けていた、ということですね。

そこで進路変更を考えるべきだったのですが、、、両親は私が医師となったことを大変喜び、ことあるごとに周囲に自慢していました。そんな両親の期待を背負ってしまうと、医療現場に適応できずどんなに辛い思いをしていても、自閉症気味の兄が神職として全然うまくふるまえていないのをしり目に両親の前では医師として頑張っているふりをするしかありませんでした。

なかなかなじめず2~3年で病院をクビになり職場を転々とする日々。

でも医師の高給を両親は大変喜び、私の給料は両親にとってまさしくおこずかい状態。食事代や衣類、ブランド品、実家のリフォーム代までいっぱい貢ぎました。

休みごとに実家に帰っては炊事や掃除など家のことを手伝わされました。

11年前、父が急死し兄が神社の後を継いで宮司となりました。

その頃より母が認知症となり、その介護を結局兄一人に押し付けてしまいました。

姉が外国から帰国して神職の資格を取り実家の神社を手伝い兄と姉で神社を切り盛りしていました。

その姉の紹介で私は見合い結婚をし地元へ帰ってきて今は夫の両親と同居しています。

子供はいません。

7年前に認知症の母を主治医として自分で看取り、その後姉が乳がんで亡くなり、身内は兄と私だけになってしまいました。

一方で職場とけんかしては辞職を繰り返しており結局、外科も内科も、外来も病棟も訪問診療も健診も、25年医者をやったけど何もできず何も残らず、専門医も取れず最後は完全に燃え尽きて仕事を辞めました。

もう仕事なんかしたくない。

働きに出たくない。

家にいたい。

人に接するのはもう嫌だ。

完全な引きこもりです。

で、株式投資をはじめました。株で何とか収入を得ようとしたのです。

ところが、株を始めて2年程になりますが全く勝てない。

資金を失う一方です。

でも、株を勉強する気にもならず、私には株で稼ぐ力がないようです。

その一方で、還暦を過ぎて独身一人暮らし、自閉症気味の兄が氏子さんから信頼され尊敬される宮司となるよう、妹の私がサポートに回ろうと決意しました。

亡くなった姉は神職として兄を手伝いましたが、私は神社の仕事には一切関与せず徹底して兄の衣食住の生活面をサポートしていくこととしました。

毎日、朝は夫の弁当作り、夕方に実家で食事の支度とひたすら料理を作っております。

休日は庭の草むしり。

おかげで料理はメキメキ上達し実家の庭は立派な日本庭園となりました。

医者をやめて引きこもりになって、実家に身を寄せて料理を作り続けて、広大な実家の庭の手入れをし、さて第二の人生をどうしたらいいものか、、、現状では収入がなく貯蓄を切り崩して切り詰めて生活しています。

経済的な不安が付きません。

夫も、結婚当初との経済的落差に失望の色を隠しません。

私はお金のことなど一切気にすることなく好きなことをやりたい。

まあ今はそれが料理ですけど。

医師時代は周囲にお金のことで依存され通しでした。

それだけ収入もありましたし。

結婚当初も夫は食べ歩きや温泉など豪遊して大変喜んでおりました。

しかし無職無収入となった今は、経済的な包容力のある男性を好きになってみたいとも思ってしまうのです。

一時の気の迷いかもしれません。

真面目にサラリーマンやっている夫と年金暮らしの義両親に申し訳ないと思いながら。

結論。第2の人生、私はいかに生きるべきでしょうか。

まあ、なるようにしかならないんですけど。

助言の程よろしくお願いいたします。長文すいませんでした。

せいこさん

 

 

 

【いなこからの回答】

せいこさん、はじめまして、いなこと申します。

このたびは、ココロノマルシェに、よし思い切って相談してみようと思い立ってくださってありがとうございます(^^)

 

「第2の人生、いかに生きるべきでしょうか」というご質問への私の答えは……

ご自分のために生きてください(^^)

です。

料理、めちゃめちゃいいじゃないですか!!!

 

 

せいこさんのこれまでを拝見すると、いつもいつも、周りに神経を張り巡らせ、

困っている人はいないか?

離脱している人はいないか?

私がフォローすることはないか?

と、人のために生きてこられた方だと感じました。

 

 

私はいつも自分の思いを抑えてきた。

私はいつも他人を優先してばかりだった。

私はずっと我慢ばかりしてきた。

私はいつも人の犠牲になってきた。

 

 

こんなことばたちを言ってみたら、どんな感じがするでしょうか。

どんな気持ちになるでしょうか。

 

 

お兄さんは疾患を持っていて、

お姉さんは海外に逃避。

そんな中、見栄っ張りのご両親を、

自分だけはよろこばせなくては。

自分だけは期待に応えなくては。

と一心に背負って努力してこられたのだと思います。

 

ただ、ご両親が見栄っ張りになるのも、ある程度は仕方がないのかもしれないなとも思いました。

 

“代々続く”

“田舎の”

“神社で”

宮司”さんのご一家とあれば、

きっとそれこそ、氏子のみなさん、近隣住民のみなさんの期待や目を気にして、

「立派な神職の一家でいないといけない」

というプレッシャーが相当あったのではと思うんです。

同様のことは、たとえば教師のご一家でもお聞きします。

 

せいこさんが、ご両親の期待を背負っていたのと同じように、ご両親もまた、たくさんの期待やプレッシャーを背負っていたのかもしれません。

いろいろ背負った結果の、見栄っ張りや問題行動(とここでは言わせていただきますね)だったのかもしれません。

お兄さん、お姉さんも。

 

 

せいこさんは、努力できる才能も、元々の能力の高さもあり、長い間、たくさんの期待に応えることができたのだと思います。

 

今はもしかしたら、医師としてうまくいかなかった、おまけに株も……という徒労感や失敗感でいっぱいかもしれません。

しかし、書いてくださっているように、たくさんご両親を、まただんなさんのことも、よろこばせてこられました。

たくさんいろんな方を助けてこられました。

そのことは、絶対になかったことにしないでくださいね。

 

 

さて、せいこさんは、冒頭でお伝えしたように、いつも我慢して、犠牲になってこられました。

他人を優先して、自分がどう立ち振る舞えば、うまく収まるかを考えてきました。

自分の「したい」、「したくない」はいつも後回しでした。

 

そうしていつの間にか、自分がしたいことがわからなくなったんですね。

だから今になって、「第2の人生、いかに生きたらいいか」と聞いておられる。

ということでこれからは、自分のために生きてください。

 

 

と、そんなことを言われると、どんな感じがしますか?

これまでの人生が、悲しくなるでしょうか。

自分がかわいそうに思うでしょうか。

それとも腹立たしいですか?

 

 

そんなこと言ったって、そうするしかなかったし!

 

家で怒鳴り散らすお父さん!

ヒステリックでわがままなお母さん!

お兄さんは疾患持ち!

お姉さんは海外へ早々逃避!

 

じゃあどうすればよかった??

 

私がまともでいるしかなかったのに!!!

 

私がやるしかなかった!!!

 

こんなにもがんばってきたのに、今さら私の生き方が間違いだったと責めるの!?

 

お父さんとお母さんのために、私ががんばるしかなかったの!!!

 

 

そんな気持ちはあるでしょうか。

 

 

引きこもりは、「怒り」の一形態と言われます。

 

 

せいこさんは、その人生をおうかがいしても一目瞭然ですが、とてもやさしく努力家で、気配りのできる方だと思います。

 

その才能と器ゆえに、いつも他人を優先してきたし、できてしまった。

 

だけどいつもいつもそれでは、いつかは疲れ果ててしまいますし、怒りも湧いてきて当然です。

 

それでもやさしいせいこさんは、今もうまく怒れずに、引きこもっておられるのではないでしょうか。

絶望を抱えて。

 

 

怒ってください。

怒っていいんです。

 

好き放題に、

怒鳴ったり、

わがまましたり、

病気になることで逃げたり、

海外に逃げた家族たちを

背負ってがんばって来たんですから。

 

せいこさんだって、好き放題に怒っていいんです。

 

 

※「病気になることで逃げた」と書きましたが、病気になる人を批判したり責めたりしているのではありません。

私も病気持ちですしね。

ただ、病気になった人は、周りから注目され、ケアされるけれど、その家族もまたケアされるべき大変な立場であるということなんです。

病気と言われたら、それ以上負荷をかけられないから、家族ががんばるしかないとなります。

なまじっか“元気”だと、逃げられないんです。

病気されたご本人が悪いのではもちろんありませんが、周りにいる方も、もっと注目され、ケアされるべき存在なんだという意図です。

ご家族や病気になられた方を悪く言ったようでごめんなさい。

 

 

どんなに才能があろうが器が大きかろうが、犠牲になっていい人なんていません。

 

私ばっかりなんでやねん!!!

こんなクッソだるいことやってられるかい、このどあほうが!!!

思いやり搾取め!

能力搾取め!!!

私の全部を返しやがれ!!!

 

そう思いっきり怒っていいんです。

 

本当に、これまでお疲れさまでした。

よくがんばってこられました。

たくさんの方が、せいこさんに助けられてきました。

本当に本当にありがとうございます。

 

 



 

とはいえ、せいこさんは、純粋な“引きこもり”ではないと思います。

 

家の外に出るという点では、あまり出ておられなくて引きこもりがちなのかもしれません。

 

しかし、旦那さんのお弁当を作ったり、実家のお食事を作ったり、お兄さんをサポートしようとしたりすることで、十分社会参加しておられます。

 

やっぱり、引きこもりと言いながら今でも、人のためにがんばっておられるんですよね。

 

 

それは、本当に、人を支える才能があるからだと思います。

人の心のよりどころになったり、安心感があったり、包容力があったりする方です。

 

ただ、諸刃の剣で、それが行き過ぎると、犠牲になりやすいんです。

 

どんな才能も、発揮の仕方によって、毒にも薬にもなります。

だから自分の才能の特徴を知っておいてください。

 

 

せいこさんの才能を最高の薬にするためには、

 

自分の意見を言う

好き嫌い、したいしたくないをはっきり声に出して表明する

成果を人に譲らない(せいこさんのおかげで成り立っていることはいっぱいあるはず)

縁の下の力持ちで収まらない

とにかくもっと前に出ろ!!!

 

 

せいこさんのような方は、

「我(われ)が!我が!」

でちょうどいいんです(^^)

 

 

最後にもう1点。

 

いつまでも、お父さん、お母さんの“子ども”として、一家を助けなくていいんですよ。

せいこさんはもう、独立した立派な大人の女性です。

自分のために、自分で好きなように、生きていいんです。

1人の大人として、女性として、人として、必ず幸せになってください。

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!!!

 

 

 

この、伊勢のおかげ横丁の横っちょで見た、白鳥が見事な羽を広げて着水してるような雲をプレゼントします。(だから?)

どれがそうかわかりますか?

 

 

 

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何でもない日ばんざい

何でもない日ばんざい

 

 

昨日のお昼前、母から電話がありました。

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

母からの電話は、ろくなことがない。

 

母が悪いわけではなく、緊急のことが多いからです。

緊急というのは、たいてい、良くないこと。

 

普段母から連絡が来るとしたら、ショートメールなので。

わざわざ電話というのは、たいてい緊急のことです。

 

 

スマホのブーブーする振動が、緊急を表しているように感じられ、私を焦らせます。

 

出てみたら案の定、叔父が入院したという連絡でした。

 

 

一昨日、いつもの通院で、近所の総合病院へ自転車で向かっていたと思われる叔父。

そこの病院の駐輪場で倒れていたのを発見されたそうです。

 

酸素の数値が悪く、すぐ入院になり、肺炎と診断。

カニューレから酸素を入れていたが、昨日の朝、さらに値が悪くなり、挿管となったそうです。

少し意識が戻ったところで、連絡先を尋ねたら、母の電話番号を言ったそうで、病院から電話がかかってきたと。

叔父は母の兄で、今、1人暮らしなので、何かあったときの連絡先は母です。

 

 

こういう連絡が来ると、一気に気持ちが暗く落ちますね。

 

一昨日、冬至の日の大阪は、ほんとに極寒でした。

そんな寒い中、倒れていたと思うと、辛い。

寒い中倒れていた分、ダメージも大きかったのだと思います。

 

倒れたのが病院の駐輪場で、発見されやすく、またすぐ診てもらえたのが幸いでした。

 

 

仕事柄、急変する人もたくさん見ているので、状況を聞くと状態が浮かぶようで、あれこれ先のパタンを考えてしまう。

 

そして、叔父はやはり親よりは遠い存在ですが、親にもこういうことが、いつかは起こるのだろうなと思われて。

 

その時の自分は、どう受け止めるのかなと。

 

考えたくないなと思ってしまいますね。

 

 

行きつくのは、今を大事にしようということ。

 

結局、普段の普通の毎日ほど、尊いものはないんですよね。

 

死に目の一瞬に、愛のことばをかけてあげるのもいいけど、今ある普通に流れている時間の中で、意識がしっかりしているときに、ちょっとでも声かけしたりするのが、すごく貴重なことなんです。

そういう何気ない日々が、すごく温かい思い出になるというか。

 

それはもちろん親のような高齢者だけでなく、パートナーでも友人でもきょうだいでも。

そして自分にも。

 

若かろうが高齢であろうが、いつ誰がどうなるかなんてわからない。

 

普通に生活できていることがいかにありがたいことか。

って、普通の状態じゃなくなって、痛感するんですよね。

 

 

祖母が亡くなったときに、母が言っていました。

泣いてはいたけど、「でも後悔はないねん。毎週日曜行って、コーヒー一緒に飲んで話し相手なってあげたりしてたし。」と。

 

後悔がないというのは、祖母が90を過ぎてから亡くなったというのもあるだろうけど、高齢だから「いつか」がそう遠くない未来に来ることを見据えて、一緒にコーヒーを飲んで、他愛ない話を聞いてあげていたからだと思います。

母は4人きょうだいの末っ子で、唯一の娘なので、祖母のいい話し相手だったんだと思います。

 

 

大そうなことはしなくていい。

でも大事な人には、ちょっと気にかけて、声をかけてあげるとか、笑顔を向けてあげるとか、いいところや感謝を伝えるとか、どんどんしてくださいね。

意識が普通にある時に。

普通の、何でもない日に。

 

 

もし、十分なことをしてあげられずにお別れになった人がいて悔やんでいるという方がこれを読まれたら、よけい悲しい気持ちにさせてしまうかもしれません。

ごめんなさい。

 

でも、それでも十分だったと思うんですよ。

もし今、私に、いまわの際が訪れたとしても、十分みんなに感謝すると思います。

今のまま、特別な何かをしてもらっていなくて、その時が来たとしても。

 

送られる側は、送る側が罪悪感を持つほど、多くは望んでいないと思います。

もっと一緒にいたかったと思うことはあるかもしれないけど。

もっとこうして欲しかったとは思わない気がする。

送る側は、どんなにしても、し足りることはない気がするかもしれませんが。

それよりも最後は、出会ってくれた人たちに、「今までありがとう、大好き」って気持ちでいっぱいになる気がするな。

 

 

 

私ってば、クリスマスの日に、何だか色気のない、説教くさい話になってしまってごめんなさいね。

ほんとに私は、映えない汚写真とか、しみったれた話が多いわ。笑

それでも読んでくださるあなたにありがとう(^^)

とにかく、私たちは私たちでいるだけで尊い、何でもない日ばんざいってことです。

 

 

 

入院セットを持って昨日両親が叔父に面会に行ったところ、うっすら目を開けて、顔色も思ったより良かったそうです。

ただ、まだ予断を許さない状態ではあるよう。

考えても仕方ないので、祈るしかないですね。

昨日は久しぶりにホットケーキが食べたくなり、焼きました。

おいしかった。

何でもない日ばんざい。

 

 

このクリスマスソング好き。

お2人の才能とやさしさが詰まってる。

みなさんにプレゼント♡ ←人のもの勝手に贈るな

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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)

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