'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

あおり運転と顔文字と自己肯定感

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おっとっと、急に飛び出してきやがって、激しい女だぜ。

 

 

 

 

おはようございます、カウンセラーいなこです。

 

 

今、コロナが少し落ち着いているのもあり、それ以外のニュースも増えてきていますね。

 

先日、あおり運転のニュースを1件見ました。

 

 

ここ数ヶ月のニュースは、コロナ一色でしたが、昨年はあおり運転のニュースが多い時期がありました。

 

ニュースや事件事故って、重なるときは重なるっていう感じがしませんか?

 

みんなが今注目していることだから、マスコミが類似のニュースを探して追いかけるということもあると思いますが、大勢の意識がある事象に向くと、同じような事件事故が起こりやすくなるため、というのもある気がします。

 

あおり運転に民衆の意識が向いたからなのか、そこかしこであおり運転によるトラブルが一時期続いていました。

 

これもひとつの引き寄せなのかもしれません。

 

 

事件事故の悲惨さや被害を知り、再発防止策を検討するのは必要なことですが、悲惨さや誰かを責めることに注目するだけで終わらず、それ以上に、これからどう良くしていくのかという方にも意識を向けたいものですね。

 

 

 

さてそのあおり運転、私は車で通勤しているので、日々車を運転する身としては、人ごとではないお話です。

 

 

 

私の住む大阪は、交通量も多く、ある程度流れに乗らないとなかなか進めないこともあって(もちろん地域によって交通量に差はありますが)、なかには強引な運転をする人も見かけます。

 

 

(今日の話は、自分で車を運転されない人にはピンときづらいかもしれませんが、最後まで車のみの話ではないので、よかったら読んでくださいネ)

 

 

強引に割りこまれたり追い越されたりすりすると、なにより危ないですし、やっぱりイラッとすることもあります。

 

「何だこいつは、危ないな! 人を押しのけて我先にと!!!()

 

 

車を運転している時って、それぞれが分断された個室にいるようなものなので、コミュニケーションがとりづらいんですよね。

他の車と、会話はもちろんできないし、表情も見えづらい。

 

だから、いかにも悪意があるように見えやすいんです。

 

 

 

だけど本当にそうなのかは、わからないんですよね。

 

 

乱暴な運転をしている人は、もしかしたら、

親の死に目に会えるかどうかの瀬戸際なのかもしれない、

初心者運転で、車線変更が下手くそなだけかもしれない(私も初心者のとき、安全確認が不十分とかウインカーの出し忘れとかでクラクションを鳴らされたことあります・汗)

 

悪意以外のやむを得ない事情があったのかもしれないのです。

 

 

かといって危険運転してもいいという話ではないのですが、悪気はないのかもと思えたら、少なくともそこでまんまと「あおり」に乗っかって、さらなるトラブルに発展することは防げます。

 

 

あおり運転が話題になっているとき、ワイドショーにコメンテーターとして出ていた芸人さんが、強引な割りこみなどに遭ったときは、

 

「こいつはうこ漏れそうなんだな」

 

と思って気を沈めるようにしているとおっしゃっていました。

 

 

すばらしい方法ですね!!!

「そういう事情でしたらどうぞどうぞ」と、花道を作って、みんなで応援してあげたくなります()

 

 

 

そういう事情がお互いにわかれば、トラブルはもう少し減ると思うのです。

安全な運転にも、コミュニケーションと想像力って大事なんですね。

 

 

 

で、運転される方はご存知だと思いますが、車社会にもコミュニケーションツールはあるんですよね。

 

 

普通に手をあげて会釈することもありますが、車線変更の時に入れてもらったら、ハザードランプをつけて感謝を表したり、クラクションをピッと短く鳴らしたり(これは鳴らし具合が難しく、大きい音はびっくりさせるので私はあまり使いませんが)、ブレーキランプを5回踏んでアイシテルとサインを送ったり()

 

 

運転しだして初めてこの車社会のルールを知ったときは、スマートにそんなふうにお礼を伝えあったりするのがめちゃくちゃかっこいいと感激しました。

(初心者は、運転しながらハザードを押す余裕もなかったりするんですけど・笑)

 

 

 

ちなみに、電子メールが使われだしたとき、画面上の文字によるやりとりでのトラブルを防ぐために、顔文字が考えられたと聞いたことがあります。

 

会話だと、ことば以外にも、表情や声色でニュアンスが伝わりますが、文字だとそういうノンバーバルな部分がないので、きつい印象を与えてしまい、トラブルになりやすくなります。

 

そこで、顔文字が考えられたそうです。

 

 

「電話ください。」

 

     と

 

「電話ください(^ ^)

 

 

ではずいぶん印象が違いますよね。

 

 

絵文字はかわいいだけじゃないのです、ちゃんと大役があったのです、飾りじゃないのよ絵文字はハッハーです。

 

(ちゃんと調べ直していない情報ですが。笑)

 

 

 

とにかく、車でもメールでも、相手の言動を勝手に悪意と取らないことが、トラブル回避の要点です。

 

 

そのために、コミュニケーションと想像力。

 

 

 

 

そしてもいっちょ大事なこと。

 

 

なんだと思います?

 

 

 

 

 

自己肯定感。

 

 

 

 

だと私は思います。

 

 

 

「私はバカにされる存在だ」

 

そんなふうに自分を否定する思いが心の奥にあると、人のちょっとした言動が、自分に悪意を向けられているように感じられやすくなってしまい、必要以上に悲しくなったり怒ったりしやすくなるのです。

 

 

 

 

今日も昨日も、自己肯定感。

 

 

ふう。 

 

 

だけどやっぱりきっと、コレに尽きるんです。